大阪市議会 1971-11-05 11月05日-01号
すでに前にも申しましたとおり、本市は苦しい財政運営のうちにあって、なおつとめて積極方針で、人間性の回復を目ざした健康な環境づくりをはかり、老人と子供を大切にする福祉市政を推進するとともに、都市機能の向上をはかるため、長期総合計画のもとに都市再開発を推し進めてまいったのでありますが、まず、道路、橋梁の整備につきましては、特に周辺地区の道路整備、歩行者対策及び立体化の推進等を重点に事業を進め、都市計画街路事業
すでに前にも申しましたとおり、本市は苦しい財政運営のうちにあって、なおつとめて積極方針で、人間性の回復を目ざした健康な環境づくりをはかり、老人と子供を大切にする福祉市政を推進するとともに、都市機能の向上をはかるため、長期総合計画のもとに都市再開発を推し進めてまいったのでありますが、まず、道路、橋梁の整備につきましては、特に周辺地区の道路整備、歩行者対策及び立体化の推進等を重点に事業を進め、都市計画街路事業
まず民生局関係におきましては、老齢人口の増加並びに核家族化による孤独老人の増加等の実情から見て、老人福祉対策はますます重要な社会問題になってきている現状にかんかみ、市長が重点施策とされている本市の老人福祉施策についてただされたのであります。
次に、老人福祉については、46年度予算では、弘済院並びに信太山老人ホームの増築、老人福祉センター2カ所の建設を考えておられるのですが、それでもなお65歳以上の老人に対して、わずか2.5%、1,841名しか収容できないのが現状であります。これも欧州諸国、フランスでは65%の収容率を誇っております。
老人福祉法には、社会の進展に寄与してきたものとして敬愛され、かつ健全で安らかな生活を保障するものとすると定めており、市長もまた予算編成の第2の柱に、お年寄りと子供を大切にし、福祉市政を推進して、老人ホームの増設、入院老人の医療費の軽減助成策等、かなり積極的施策を講ぜられているようでありますが、老人人口の増加、家族制度の崩壊、さらにまた目まぐるしい社会環境の変化等によって、老人の多くは貧乏と孤独に追いやられ
さらに公害対策の研究を充実するために、衛生研究所の移転改築をはかるとともに、北市民病院の増築にとりかかることといたしましたほか、15歳以下の子供と65歳以上の老人に対し、日本脳災、インフルエンザ予防接種の無料化を実施することといたしたのであります。
老人の福祉対策には、6億8,500万円を支出いたしまして、前年度着手いたしました城東老人福祉センターを完成いたしますとともに、養護老人ホームの建設及び老人いこいの家設置に対し助成を行ないましたほか、新たに寝た切り老人に対する訪問健康診査、特殊ベッド貸与等、老人福祉の充実をはかったのであります。
社会党市会議員団は、先般、身体障害者福祉センターをはじめとして、中央授産場、中央児童相談所、母子通園訓練センター、信太山老人ホーム、阿武山学園、弘済院、各保育所を調査、点検し、これを総括の上、市長に改善要望書を提出しているところでありますが、福祉六法による40種類にわたる福祉事業施策の中でも、いまだ設置をみない施設もあるが、総じて要員の不足が目立ち、設備の貧弱と造営費の不足が痛感されました。
しかしホームの混雑が心配されますので、ホームの点も私どもは検討してみたのであります。ただ、時間的なずれが、何とかしてできるようにというように、輸送計画の配慮をすべきではないかと思っておるわけでありまして、これらの点は、担当の専門家からお答えしたほうが適当かと思います。
老人の福祉対策には、5億2,300万円を支出いたしまして、弘済院付属病院を改築するとともに、城東老人福祉センターの建設に着手いたしましたほか、軽費老人ホーム及び老人いこいの家の設置助成、老人就労あっせんの積極化、老人家庭奉仕員制度の充実につとめたのであります。
まず、民生局関係では、老人福祉問題が取り上げられたのであります。すなわち、市長の重点施策の一つとされている老人対策が、真に名実ともに充実されたものでなければならないという観点に立ちまして、本市における老人ホーム施設の充実と、在宅老人に対する福祉施策についてただされたのであります。
市長は、常々お年寄りと子供を大切にを合ことばのように言い、何か特別に大阪市政が老人と子供を大切にしているかのような印象を受けるが、具体的に見ると、今年度予算では14万5,000人の老人に対し、老人福祉法で定められた老人検診すらやっと1万人分しか組んでおりません。寝た切り老人の訪問健康診断の予算は、1人年間1,080円であります。
民社党議員団は、昭和44年度予算編成に関する要望書をあらかじめ市長に提出いたしまして、その善処方を求めたわけでございますが、その内容は、1、公害防止対策の強化、推進、2、下水道事業の促進、3、道路整備の促進、4、交通災害対策の強化、5、計画公園の早期完成と市内小公園の整備並びに児童の遊び場の建設促進、6、保育所の増設、7、老人福祉対策の強化、イ、老人福祉センターの増設、ロ、老人ホームの増設、ハ、看護人
またお年寄りと子供を大切にする施策といたしましては、老人福祉センターの建設、老人ホーム及び老人いこいの家の設置、助成を行なうほか、寝た切り老人に対する訪問健康診断や家庭奉仕員の派遣等を実施、また特に市民、なかんずく働く婦人の要望の強い保育所の建設は、本年度はさらにふやして12カ所とし、また児童公園51カ所の建設や民間学童保育の設置並びに運営の補助を行なうほか、生活保護家庭の小中学校児童、生徒に対して
老人の福祉対策には、5億1,000万円を支出いたしました。敬老金は、その支給範囲をさらに80歳まで拡大いたしました。新たに施設収容老人のうち、福祉年金の受給年齢に達しない方には、小づかい銭を贈りましたほか、弘済院養護老人ホームは第2期工事を完成、さらに付属病院の改築に着手いたしました。また、生野老人福祉センターの完成を見ましたほか、老人いこいの家の増設助成をいたしたのであります。
中馬市長は老人と子供を大切にすることを強調しているが、本予算案を見ると、老人いこいの家は2カ所、保育所も2カ所ふやしただけであります。老人は今日、都市集中による狭い住宅の中に閉じ込められ、その中で老人はますます疎外されつつあつて、生活、職業、医療などの不安がふえ、老人ホームへの入所希望者がふえているが、老人ホームは一つも建てられず、老人を大切にする市政とはことばだけに終わつています。
次に第5の問題として、これも市長が市政の3目標の一つにあげておられる、お年寄りと子供を大切に、すみずみまで日の当たる市政の内容として、青年、婦人、老人、身障者対策について質問いたします。まず青年対策について申しますと、いま多くの勤労青少年の望んでいるのは、仕事が終わつたあと、集会する場所であります。
次に、老人と子供を大切にする施策には、引き続き特に意を用いまして、本年度はさらに保育所10カ所の建設をはかりますとともに、一万数千人の公私立施設保育児童の給食内容の向上に配慮して、給食費を充実することとし、また児童公園や遊園など子供の遊び場の大幅増設につとめますほか、できるだけ学校校庭の開放を行なうこととしたのであります。
次に、社会福祉対策といたしましては、まず生活保護及び失業対策に66億6,600万円を支出しまして保護基準の引き上げ等とともに、弘済院更生ホームの建設を完了し、また、年間延べ107万人の失業者の就労を実施いたしました。
次に、老人と子供を大切にする市政として、敬老金の支給を始めまして以来、年々支給範囲を拡大してまいりましたが、本年度はさらに80歳までに広げ、要保護家庭の児童と施設収容の老人、児童に対する援護の拡充並びに民間施設職員の処遇改善をはかるとともに、母子家庭に対する緊急貸付資金を新たに設けますほか、保育所、老人福祉センター、養護老人ホーム及び児童公園など子供の遊び場の増設、老人・母子住宅の建設並びにかぎつ子対策