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2021-06-07 令和3年第3回定例会(1日目) 本文
2021-06-07 令和3年第3回定例会(1日目) 名簿

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  1. 荒尾市議会 2021-06-07
    2021-06-07 令和3年第3回定例会(1日目) 本文


    取得元: 荒尾市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-08
    2021-06-07:令和3年第3回定例会(1日目) 本文 (文書 31 発言中)0 発言ヒット ▼最初のヒットへ(全 0 か所)/ 表示中の内容をダウンロード 1:◯議長(安田康則君)                         午前10時01分 開会 ◯議長(安田康則君) これより、令和3年第3回荒尾市議会(定例会)を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きますが、まず、日程に入ります前に議長より申し上げます。  今定例会から冷房が入っているとはいえ、マスク着用のまま長時間にわたり発言を続けることは、熱中症など体調を崩す一因と考えられます。  よって、飛沫感染防止のために、議長席、壇上、質問席の3か所については飛沫感染防止シートを設置しておりますので、この3か所で発言する場合はマスクの着用を求めないものとしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、日程に従い会議を進めます。    ────────────────────────────────   日程第1 会議録署名議員の指名について 2:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  7番坂東俊子議員、8番木村誠一議員、以上、両名を指名いたします。    ────────────────────────────────   日程第2 会期の決定について 3:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から6月25日までの19日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 4:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 御異議なしと認めます。よって、会期は19日間と決定いたしました。    ────────────────────────────────   日程第3議第31号専決処分について(荒尾市税条例等の一部改正)から日   程第23報告第6号荒尾市土地開発公社の経営状況についてまで(提案理由   説明・質疑)
    5:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 日程第3、議第31号専決処分について(荒尾市税条例等の一部改正)から、日程第23、報告第6号荒尾市土地開発公社の経営状況についてまで、以上一括議題といたします。  議案の朗読は省略し、件名のみを事務局長をして朗読いたさせます。前田事務局長。   〔前田事務局長朗読〕 6:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) これより、上程議案についての提案理由及び議案内容の説明を求めます。浅田市長。   〔市長浅田敏彦君登壇〕 7:◯市長(浅田敏彦君) ◯市長(浅田敏彦君) 本日は、令和3年第3回市議会(定例会)を招集いたしましたところ、議員の皆様には大変御多忙の中、御出席をいただき誠にありがとうございます。  今年の九州北部地方は、5月15日に梅雨入りをし、早くも大雨への警戒が必要な時期となりました。  本市といたしましては、昨年7月の豪雨災害の教訓を踏まえ、万全の体制で災害対応ができるよう取り組んでいるところでございます。  さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、今年度に入り変異株による全国的な感染が拡大し、現在のところ、感染のピークからは減少傾向にあるものの、今もなお18の都道府県で緊急事態宣言または蔓延防止等重点措置が実施されております。  熊本県内におきましても、4月から感染者数の増加が顕著となり、特に、有明保健所管内における感染者の急増は極めて深刻なものとなりました。  このため、本市におきましても公共施設の休館、市民の皆様への不要不急な外出の自粛の要請、市役所における分散勤務などの対策を講じてきたところでございます。  また、熊本県内では5月16日から6月13日まで、蔓延防止等重点措置の実施期間となっており、荒尾市内の飲食店にも時短要請が行われている状況であります。  最近になり、ようやく新規感染者数の発生状況に落ち着きが見られてまいりましたので、市内公共施設のうち、屋外の運動施設等につきましては、一部を除き、6月1日から条件付きで利用を再開したところでございます。  そのような中、新型コロナウイルス感染症の収束に向けた切り札となりますワクチン接種につきましては、医療従事者に続き、本市でも5月11日から65歳以上の高齢者への集団接種を開始し、順調に接種が進んでおります。  また、医療機関での個別接種につきましても、6月3日から市内の29の医療機関において予約が始まりました。  現在は、接種のさらなる加速化を図るために、東大谷体育館を新たな集団接種の会場とし、6月26日から接種ができるよう準備を進めております。  さらに、64歳以下の方々につきましても、できるだけ早く接種が開始できるよう現在準備を進めているところでございます。  本市といたしましては、まだ多くの市民の皆様が先の見えない自粛生活の中、不安やストレスを抱えながらワクチンの接種をお待ちいただいている状況であり、新型コロナウイルス感染症による地域経済や家計への影響が長期化していることを踏まえ、去る5月24日、ワクチン接種のさらなる加速化に必要な環境整備と、低所得者の子育て世帯への支援を早急に行うため、令和3年度荒尾市一般会計補正予算(第2号)として専決処分を行い、今回議案として上程をいたしております。  また、今回の令和3年度荒尾市一般会計補正予算(第3号)におきましても、今後の本市のまちづくりにとって大変重要となります市立図書館の移転整備事業南新地地区ウェルネス拠点形成プロジェクトマネジメント事業など、総額約9億454万円を計上いたしております。  なお、本日上程いたします議案といたしましては、条例の制定2件、条例の一部改正4件、契約の締結1件、令和3年度補正予算7件、予算の繰越計算4件、専決処分が2件、土地開発公社の経営状況についてが1件、合計21件でございます。  各議案の内容につきましては、教育長、企業管理者及び担当部長から御説明いたしますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 8:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 石川総務部長。   〔総務部長石川陽一君登壇〕 9:◯総務部長(石川陽一君) ◯総務部長(石川陽一君) 私のほうからは、総務部所管の関連議案7件について御説明いたします。  まず最初に、議第32号令和3年度荒尾市一般会計補正予算(第2号)の専決処分についてでございます。  議案書1の15ページをお願いします。  本補正予算(第2号)について、地方自治法第179条第1項の規定に基づき別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものでございます。  17ページをお願いします。  令和3年5月24日付で歳入歳出予算の補正を専決処分したものです。新型コロナウイルス感染症対策事業として早期に予算化したもので、補正の内容につきましては議案資料で御説明しますので、議案資料の3ページをお開き願います。  まず、3款民生費の移動困難者ワクチン接種会場への輸送支援事業費は、要介護認定者、各障害手帳所持者、75歳以上の高齢者、65歳以上の免許返納者に対し、ワクチン接種会場との往来に要するタクシー料金初乗り相当額を助成するものです。  次の低所得の子育て世帯生活支援特別給付金事業費(その他世帯)は、低所得の子育て世帯として、令和3年度の住民税非課税世帯など、対象児童1人につき5万円の給付金を支給するものです。  次は4款、衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種事業費は、集団接種会場として東大谷体育館を1か所増設し、土曜・日曜に開設するもので、必要な医療従事者への報償費、会場運営等の委託料、備品等の経費を計上するものです。  第2号の補正額は1億3,252万9,000円の増となっております。  議第32号については、以上です。  続きまして、議第33号荒尾市ウェルネス拠点施設(仮称)PFI事業等審査委員会条例の制定についてでございます。  議案書1の33ページをお願いします。  提案理由といたしましては、荒尾市ウェルネス拠点施設(仮称)を官民連携手法により整備するに当たり、事業者選定に係る事項について調査審議を行うため、委員会を設置したいからでございます。  条例につきましては、同議案書の35ページから37ページに記載のとおりでして、内容については議案資料で御説明しますので、併せて議案資料4ページをお開き願います。  まず、制定の趣旨でございますが、道の駅あらお(仮称)及び荒尾市保健・福祉・子育て支援施設(仮称)をPFI手法等により整備することを想定しております。  そこで、PFI手法等による事業者選定に当たり、競争性及び公平性を確保し、客観的な審査及び評価を行うため、本審査委員会を設置するというものです。  概要としましては、委員会の所掌事務として第2条に事業者の募集、審査及び評価、選定などを規定し、委員会組織として第3条に委員の人数は10人以内とするほか、その構成について規定しております。  任期につきましては、委嘱または任命の日から、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律第11条第1項の規定による民間事業者の選定結果の公表の日までとし、その他必要事項を定め、附則において施行の期日は公布の日からとするものでございます。  議第33号につきましては、以上でございます。  続きまして、議第34号荒尾市指定管理候補者選定委員会条例の制定についてでございます。  議案書1の39ページをお願いします。  提案理由といたしましては、指定管理者制度に対する客観性及び公平性をより一層高めるため、条例により指定管理候補者の選定等に関する委員会を設置したいからでございます。  条例につきましては、同議案書41ページから42ページに記載しており、内容については議案資料で御説明しますので、併せて議案資料の5ページをお開き願います。  制定の趣旨ですが、選定委員会につきましては、これまでの設置要綱ではなく、新たに条例を制定することにより、地方自治法に基づく市長の附属機関として、指定管理者制度に対する客観性及び公平性をこれまで以上に担保するものでございます。  概要としましては、第2条に委員会の審議する所掌事務に関する事項を、第3条に委員会の組織は委員7名以内とし、その構成について規定しております。また、任期は3年とし、その他必要事項を定め、附則において施行期日は令和3年10月1日からとするものでございます。  議第34号については、以上です。  続きまして、議第35号荒尾市職員の服務の宣誓に関する条例及び荒尾市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてでございます。  議案書1の43ページをお願いします。  提案理由といたしましては、押印等の見直しに伴い、所要の改正を行いたいからでございます。  内容につきましては議案資料により御説明しますので、議案資料の6ページをお開き願います。  この新旧対照表第1条の荒尾市職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正については、新たに職員となった者が任命権者に提出する宣誓書について、任命権者の面前における署名及び宣誓書への押印を不要とするものでございます。  第2条の荒尾市固定資産評価審査委員会条例の一部改正については、審査申出書への審査申出人の押印及び口述書への提出者の署名、押印を不要とするものです。  なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行することとしております。  議第35号については、以上です。  続きまして、議第36号荒尾市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてでございます。  議案書1の47ページをお開き願います。  提案理由は、公務災害補償等認定委員会委員の構成について、現状に即した所要の改正を行いたいからでございます。  内容につきましては議案資料により御説明いたしますので、議案資料の8ページをお開き願います。  新旧対照表でございますが、公務災害補償等認定委員会の委員について、現状に即し学識経験を有する者のほか、市長が適当と認める者も任命することができるよう改めるものです。  なお、附則といたしまして、この条例は公布の日から施行することとしておりますが、施行の際に現に委員となっている者につきましては、改正後の規定により委嘱され、または任命された委員とみなし、その任期は現在の委員の残任期間と同一の期間とする旨の経過措置を設けております。  議第36号については、以上です。  続きまして、議第40号令和3年度荒尾市一般会計補正予算(第3号)についてでございます。  議案書2の1ページをお願いいたします。  本補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ9億454万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ243億3,828万3,000円とすること、債務負担行為及び地方債の補正でございます。  補正内容につきましては、議案資料で御説明いたしますので、議案資料の12ページをお開き願います。  主なものをかいつまんで御説明いたします。  まず、総務費の1番目、一般管理費は、ベルト型汚泥ろ過濃縮機発明に係る実施補償金でございますが、特許に関しての補償料1,309万円の歳入がございます。  総務費2番目の基金費は、昨年度に荒尾子ども未来基金に対して39件、1,427万7,000円の寄附がありましたので、マッチング・ギフト方式により倍額の2,855万4,000円を基金に積み立てるものです。  次の地域公共交通活性化事業費は、おもやいタクシーの利用データを活用した検証、あらお健康手帳の普及や公共交通利用促進などを図るものです。  その三つ下、市内高校活性化事業費は、FMたんとで市内の二つの高校の情報発信を実施するものです。  その下の南新地地区ウェルネス拠点形成プロジェクトマネジメント事業費は、道の駅及び保健・福祉・子育て支援施設の整備に向けたPFI事業等審査委員会の開催に要する経費となります。  次のページ、4款衛生費の2番目、ラムサール湿地荒尾干潟啓発事業費は、協議会に直接交付される県補助金を活用して、長洲町と連携したウォーキングコースの整備を行うものです。  14ページをお願いします。  6款農林水産業費ですが、上から2番目の農水産物販路拡大推進事業費は、荒尾梨の販路拡大のため、マーケティング戦略の構築やブランド開発を行うものです。  次の7款商工費2番目の新型コロナウイルス対策事業費は、県の時短要請に協力した店舗に対する協力金の本市負担分となり、対象期間は5月6日から6月13日までとなっております。  その下の万田坑ステーションリニューアル事業費は、採炭場所までの坑道を移動する疑似体験ができるVR等を導入するものです。  一番下の炭鉱電車保存整備事業費は、炭鉱電車の寄贈を受け、静態保存するための調査設計費用となります。  次のページ、8款土木費ですが、上から3番目の土地区画整理事業費は、南新地地区内の都市計画道路の施工に伴い、国道の交差点改良工事となります。  次の9款消防費消防団員費は、長年、荒尾市消防団員として活躍され、令和2年度で退団された方々に対する退職報償金でございます。  10款教育費の一番下、青少年国際交流推進事業費は、直接シンガポールに赴いての交流が困難となり、本年度はオンラインでの交流の実施を予定するものです。  16ページをお願いします。  一番上の市立図書館移転整備事業費は、内装工事に係る負担金のほか、図書館運営に必要となる備品や移転準備に係る経費等を計上しております。  主なものを申し上げましたが、各款職員等人件費補正を勘案した第3号の合計補正額は9億454万5,000円の増となっております。  次に、債務負担行為の補正でございます。  再度、議案書2の5ページをお開き願います。  南新地におけるPFI事業事業者選定に係るアドバイザリー業務の委託料、新図書館に設置するセキュリティゲート自動貸し出し用の機器等の借上料及びその保守料などでございます。  議第40号については、以上でございます。  最後に、報告第2号繰越明許費の繰越計算について(一般会計)でございます。  議案書2の145ページをお開き願います。  令和2年度荒尾市一般会計繰越明許費の繰越計算は、別紙のとおりであるから、地方自治法施行令第146条第2項の規定により議会に報告するというものでございます。  令和2年度予算において措置しておりました繰越明許費について、その限度額の範囲内で令和3年度へ繰り越す額を報告するものでございます。  実際の繰越額及び財源内訳を、同147ページから148ページに掲載いたしておりますので、御参照願います。  報告第2号については、以上でございます。  以上で、総務部所管の関連議案の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 10:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 松村市民環境部長。   〔市民環境部長松村英信君登壇〕
    11:◯市民環境部長(松村英信君) ◯市民環境部長(松村英信君) 私のほうからは、市民環境部所管の議案2件につきまして、御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書1の1ページをお開き願います。  議第31号専決処分について(荒尾市税条例等の一部改正)でございます。  荒尾市税条例等の一部を改正する条例について、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により議会に報告し、承認を求めるものでございます。  次のページをお開きください。  荒尾市税条例等の一部を改正する条例の専決処分については、地方税法等の一部を改正する法律が令和3年3月31日に公布され、同年4月1日に施行となりましたので、荒尾市税条例について所要の改正が必要となりましたので、専決処分を行ったものでございます。  内容につきましては議案資料で御説明いたしますので、議案資料の1ページをお開き願います。  主な改正内容を表にして、2ページにわたり4項目上げております。表は、左から改正項目、改正内容の現行と改正後、改正の趣旨、市税条例の関係条項、それと適用時期をお示ししております。  改正の1項目目は、固定資産税負担調整措置でございます。負担調整措置とは、地価の上昇により土地の評価額が急激に上昇した場合でも、税額の上昇が緩やかになるよう、課税標準額を段階的に引き上げていく仕組みでございます。現行の平成30年度から令和2年度までを、令和3年度から令和5年度までと、3年間延長して適用するというものでございます。  また、ただし書にありますように、令和3年度に限っては固定資産税の税額が増加する土地について、地目の変更等を除いては前年度の税額に据え置き、減税となる土地についてはそのまま引き下げるというものでございます。  改正の趣旨は、新型コロナウイルス感染症による社会経済活動や生活全般の環境の変化による納税者の負担感に配慮するためでございます。  改正の適用は、令和3年度からとなります。  次に、改正の2項目目は、軽自動車税環境性能割税率区分見直し及び臨時的軽減措置でございます。  自家用自動車軽自動車税環境性能割について、新燃費基準の基で税率区分を見直し、臨時的軽減税率1%分の軽減の適用期限を9か月延長し、令和3年12月31日までとするものでございます。  改正の趣旨は、地方税法により定められております環境性能割税率区分の2年ごとの見直しと、新型コロナウイルス感染症の状況や社会経済の動向が、環境インセンティブ機能に与える影響を勘案し、適用期間を延長するためでございます。  適用は、令和3年4月1日からでございます。  次に、3項目目の軽自動車税の種別割のグリーン化特例でございます。  軽自動車税の種別割において講じられている燃費性能の優れた軽自動車を取得した日の属する年度の翌年度分の税率を軽減する特例制度について、環境性能の高い自動車への重点化及び新燃費基準への切り替えを行い、令和3年4月1日から令和5年3月31日までと、適用期限を2年間延長するものでございます。  常用自家用の区分につきましては、令和元年度に改正をしておりまして、適用を令和3年度からとしております。  貨物用の区分につきまして、今回の改正により電気自動車及び天然ガス自動車に限った措置となります。  適用は、令和3年4月1日からでございます。  2ページをお願いいたします。  改正の4項目目は、住宅借入金等特別税額控除の特例でございます。  住宅ローン控除において、所得税額から控除しきれない額を控除限度額の範囲内で個人住民税から控除するものでございます。控除期間を13年間とする住宅ローン控除の特例の延長措置に関しまして、1)の一定の期日までに契約が行われていることと、2)の入居期間が令和3年1月1日から令和4年12月31日までであることの両方を満たすものについて、対象となる期間を令和17年度まで延長するものでございます。  改正の趣旨につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、所得税における住宅借入金等特別控除の適用要件が延長されるためでございます。  適用は、令和3年度からでございます。  議第31号専決処分につきましては、以上でございます。  続きまして、議案書1の51ページをお開き願います。  議第37号荒尾市手数料条例の一部改正についてでございます。  提案理由といたしましては、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い、個人番号カードの再交付手数料を廃止するものでございます。  改正の趣旨としましては、法律が改正されたことに伴い、地方公共団体情報システム機構通称J-LISが、個人番号カードの発行に関し手数料を徴収することとなり、その徴収事務を市町村長に委託することとなるため、本市の手数料条例について改正を行うものでございます。  議案資料の9ページに新旧対照表を掲載しておりますので、後ほど御参照をお願いいたします。  なお、附則といたしまして、この条例は令和3年9月1日から施行することといたしております。  市民環境部所管の議案2件につきましては、以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 12:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 片山保健福祉部長。   〔保健福祉部長片山貴友君登壇〕 13:◯保健福祉部長(片山貴友君) ◯保健福祉部長(片山貴友君) 保健福祉部所管の議案4件について、御説明をいたします。  最初に、条例の一部改正について御説明をいたします。  議案書1の55ページをお開き願います。  議第38号荒尾市国民健康保険条例の一部改正についてです。  提案理由といたしましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い、所要の改正を行うものでございます。  議案資料の10ページをお開き願います。  このたびの感染症法の改正により、新型コロナウイルス感染症が新型インフルエンザ等感染症として位置づけられたことから、本市の国民健康保険条例においても所要の改正を行うというものでございます。  施行期日は、公布の日でございます。  議第38号につきましては、以上でございます。  続きまして、特別会計補正予算3件について御説明をいたします。  今回の補正は、3件とも4月の人事異動に伴う人件費の増減が主な内容でございますことから、詳細な説明は省略させていただきます。  それでは、議案資料の17ページをお開き願います。  議第41号令和3年度荒尾市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)です。  補正内容は、予算の総額から306万円を減額し、補正後の予算総額を70億8,757万2,000円とするものでございます。  議第41号につきましては、以上でございます。  次に、同じく議案資料の18ページをお願いいたします。  議第42号令和3年度荒尾市介護保険特別会計補正予算(第1号)です。  補正内容は、予算の総額に112万3,000円を追加し、介護サービス事業勘定まで含めた補正後の予算総額を、ページの最下段に記載しておりますとおり60億2,710万円とするものでございます。  財源については、法定負担割合に応じて積算し、歳入に計上いたしております。  議第42号は、以上でございます。  次に、同じく議案資料の19ページをお願いいたします。  議第43号令和3年度荒尾市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)です。  補正内容は、予算の総額に12万5,000円を追加し、補正後の予算総額を8億4,413万9,000円とするものでございます。  上段、歳入6款諸収入の雑入1万7,000円については、熊本県後期高齢者医療広域連合へ派遣している職員に係る分でございます。  議第43号につきましては、以上でございます。  以上で、保健福祉部所管の議案4件の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 14:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 北原産業建設部長。   〔産業建設部長北原伸二君登壇〕 15:◯産業建設部長(北原伸二君) ◯産業建設部長(北原伸二君) 私のほうからは、産業建設部所管の議案1件、報告2件について御説明いたします。  初めに、議第44号令和3年度荒尾市南新地土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書2の117ページをお開き願います。  今回の補正予算は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ31万円を追加し、歳入歳出予算の総額を10億5,541万3,000円とするものでございます。  このページから128ページまでが、補正予算の説明となっております。  内容につきましては、議案資料により御説明いたしますので、恐れ入りますが議案資料の20ページ、最後のページをお開き願います。  まず、下段の歳出から御説明いたします。  1行目の1款総務費の一般管理費の補正額31万円は、職員手当等の変更に伴う増額でございます。  上段の歳入につきましては、歳出の人件費補正額と同額の31万円を、5款繰入金の一般会計繰入金を増額するものでございます。  議第44号につきましては、以上でございます。  続きまして、報告第3号繰越明許費の繰越計算について御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書2の149ページをお開き願います。  令和2年度荒尾市南新地土地区画整理事業特別会計繰越明許費の繰越計算は、別紙のとおりであるから、地方自治法施行令第146条第2項の規定により議会に報告するというものでございます。  内容につきましては、151ページに記載をしております。  令和2年度予算において措置しておりました繰越明許費について、その限度額の範囲内で令和3年度へ繰り越す額を報告するものでございます。実際の繰越額及び財源の内訳を記載しております。  報告第3号につきましては、以上でございます。  続きまして、報告第6号荒尾市土地開発公社の経営状況について、御説明いたします。  議案書2の161ページをお開き願います。  提案理由としましては、地方自治法第243条の3第2項の規定により、荒尾市土地開発公社の経営状況を議会へ提出するものでございます。  内容につきましては、1、令和2年度荒尾市土地開発公社事業報告書、2、令和2年度荒尾市土地開発公社決算報告書、3、令和3年度荒尾市土地開発公社予算となっております。  主な内容につきまして御説明しますので、163ページをお開き願います。  令和2年度荒尾市土地開発公社事業報告書でございます。  概況としまして、緑ケ丘リニューアルタウンの最後の1区画でありました戸建て用地の販売が完了いたしました。  それに伴いまして、(1)土地造成事業といたしまして、販売宅地への進入車両築造費として266万9,700円、(2)土地処分といたしまして、土地販売金988万2,000円を計上しております。  次のページ、164ページをお開き願います。  このページから165ページにかけまして、令和2年度荒尾市土地開発公社決算報告書となっております。  内容につきましては、決算額で御説明いたします。  1、収益的収入及び支出の収入につきましては、戸建て用地販売の事業収益及び事業外収益といたしまして、預貯金利息や雑収入で、収入合計は992万7,051円となっております。  支出につきましては、事業原価及び一般管理費といたしまして、支出合計が1,088万1,378円でございます。  詳細につきましては、175ページから177ページの収入支出決算明細表に記載をしておりますので、後ほど御参照いただきますようお願いいたします。  お戻りいただきまして、166ページをお開き願います。  2、資本的収入及び支出につきましては、このページから167ページにわたって記載しております。  先ほど申し上げましたが、販売宅地への進入車両築造費といたしまして、266万9,700円を支出しております。  次の168ページから178ページにかけましては、損益計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書、財産目録、各種明細表及び決算監査意見を記載しておりますので、後ほど御参照いただきますようお願いいたします。  続きまして、179ページをお開き願います。  令和3年度荒尾市土地開発公社予算でございます。
     第2条の収益的収入及び支出につきましては、予定額といたしまして収入合計を4万1,000円、支出合計を214万1,000円としております。  詳細につきましては181ページ、182ページの令和3年度荒尾市土地開発公社予算実施計画に掲載しておりますので、後ほど御参照いただきますようお願いいたします。  お戻りいただきまして、180ページをお開き願います。  第3条の資本的収入及び支出につきましては、収入合計が1,000円、支出合計を2,000円と定め、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額を、当年度分損益勘定留保資金から補填するものとしております。  詳細につきましては183ページに記載しておりますので、後ほど御参照いただきますようお願いいたします。  続きまして、184ページをお開き願います。  このページから186ページにかけましては、令和3年度における資金計画、予定損益計算書、予定貸借対照表を記載しておりますので、後ほど御参照いただきますようお願いいたします。  以上で、産業建設部所管の議案説明と報告を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 16:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 浦部教育長。   〔教育長浦部 眞君登壇〕 17:◯教育長(浦部 眞君) ◯教育長(浦部 眞君) 私のほうからは、教育委員会所管の議案1件について御説明をいたします。  議案書1の59ページをお開き願います。  議第39号(仮称)荒尾市・長洲町学校給食センター厨房機器製造請負契約の締結についてでございます。  学校給食センターの建設における厨房機器の製造請負契約を締結することにつきまして、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものでございます。  また、提案理由といたしましては、本契約が1億5,000万円以上の製造の請負に該当しますことから、荒尾市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を必要とするからでございます。  製造請負契約の内容につきましては議案資料で御説明いたしますので、恐れ入りますが議案資料の11ページをお開き願います。  1から4に、業務名から履行場所、履行期間、施行理由を記載しております。  事業概要といたしましては、5に記載の厨房機器をはじめとする全ての給食センターの厨房機器製造でございます。  契約につきましては、その内容から公募型プロポーザル方式とし、設計のスケジュールの都合により契約相手方選定の審査を令和2年6月に行っており、株式会社中西製作所熊本営業所としております。  また、仮契約を令和3年5月19日に締結をし、契約金額を4億2,503万3,620円としております。  議第39号につきましては、以上でございます。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。 18:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 宮崎企業管理者。   〔企業管理者宮崎隆生君登壇〕 19:◯企業管理者(宮崎隆生君) ◯企業管理者(宮崎隆生君) 私のほうから、企業局所管の議案1件、報告2件について御説明いたします。  恐れ入りますが、議案書2の129ページをお開き願います。  初めに、議第45号令和3年度荒尾市下水道事業会計補正予算(第1号)について御説明をいたします。  第1条では、総則としまして補正予算を定め、第2条では予算で定めた収益的収入及び支出の予定額を補正するものでございます。  この補正内容につきましては、収入では第1款下水道事業収益において、第1項の営業収益に7万9,000円、第2項の営業外収益に23万4,000円を追加し、補正後を15億674万2,000円に改めるものでございます。  また支出では、第1款の下水道事業費用において、第1項の営業費用に67万8,000円を追加し、補正後を14億4,733万1,000円に改めるものでございます。  これに伴い、第3条では、予算第9条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、職員給与費の額を9,930万5,000円に改め、また、第4条におきましては、予算第10条の他会計からの補助金の額を4億5,320万5,000円に改めるものでございます。  令和3年度荒尾市下水道事業会計補正予算(第1号)についての説明は、以上でございます。  次に、予算の繰越し2件について説明をいたします。  恐れ入りますが、同じ議案書2の153ページをお開き願います。  初めに、報告第4号の令和2年度荒尾市水道事業会計予算の繰越計算について御説明いたします。  この予算の繰越しにつきましては、地方公営企業法第26条第3項の規定により、議会へ報告するものでございます。  内容について御説明いたしますので、恐れ入りますが155ページをお開き願います。  水道事業の建設改良費において、表中の翌年度繰越額と、説明にお示ししていますように、災害用応急給水車導入におきまして、特殊車両のため製作に約1年の期間を要することから、購入費の1,831万5,000円を繰り越すものでございます。  次に、報告第5号の令和2年度荒尾市下水道事業会計予算の繰越しについて御説明をいたしますので、恐れ入りますが157ページをお開き願います。  水道事業同様に、議会へ報告するものでございます。  内容について説明をいたしますので、159ページをお開き願います。  下水道事業の建設改良費において、表中の翌年度繰越額と説明にお示ししておりますように、工事及び委託について1億9,651万9,188円を繰り越すものでございます。  この繰越しの主な要因は、工事では関連事業との調整で工期の延長が必要となったことや、委託では調査範囲の拡大や国・県との協議に予定以上に時間を費やしていること、また、国の補正予算の前倒しによるものが主な原因となっております。  企業局所管の議案の説明は、以上でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 20:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 上田市民病院事務部長。   〔市民病院事務部長上田雅敏君登壇〕 21:◯市民病院事務部長(上田雅敏君) ◯市民病院事務部長(上田雅敏君) 市民病院からの上程議案について、私のほうから御説明させていただきます。  議第46号令和3年度荒尾市病院事業会計補正予算(第1号)についてでございます。  議案書2の139ページをお開き願います。  こちらは実施計画となります。こちらを御覧ください。  まず、下段の支出から御説明をいたします。  資本的支出におきまして、建設改良費、器械備品購入費として4,100万円を補正計上いたしております。  内容といたしましては、2点ございます。  1点目は、新型コロナウイルス変異株検出検査システムの1,133万円でございます。  当院におきましても新型コロナウイルス変異株が増加し、多数を占めるようになってきていることから、新型コロナウイルス変異株検出検査システムの購入を計画したものでございます。  2点目は、腹腔鏡下4K ICGカメラシステムの2,967万円となります。  こちらにつきましては、従来の機器が老朽化したことにより更新するものとなります。  以上2点で、補正額合計4,100万円となります。  それでは、上段の収入を御覧ください。  資本的収入につきましては、4,100万円全額を企業債にて増額補正するものであります。  お手数ですが、137ページをお開き願います。  重要な資産の取得に関しては、第4条に取得する資産として、腹腔鏡下4K ICGカメラシステムを追加いたしております。  議案の説明は、以上でございます。御審議のほどよろしくお願いをいたします。 22:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 以上で、上程議案の説明は終了いたしました。  暫時休憩いたします。                         午前10時58分 休憩    ────────────────────────────────                         午前11時05分 再開 23:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、上程議案に対する質疑を行いますが、この際、議長より申し上げます。  質疑をされる議員は、質問席にて発言されるようお願いいたします。  なお、答弁される理事者は自席から発言されるよう、お願いいたします。  また、議事の進行に当たっては、一括議題となっておりますので、通告をされている全ての議案を一括して質疑を行い、一括して答弁されるようお願いいたします。  なお、発言は会議規則第54条の規定により、簡明にするとともに、議題外にわたらないようお願いいたします。  それでは、質疑の通告がありますので、発言を許します。3番北園敏光議員。 24:◯北園敏光君 ◯北園敏光君 今回は、議案1件のみ質疑を行いたいと思います。  この議案に関連しては、11日の財務常任委員会で集中的に審議を予定しておられます。それで、大枠について簡単に質疑したいと思います。  議第33号荒尾市ウェルネス拠点整備施設(仮称)PFI事業等審査委員会条例の制定について質疑を行います。  最初に、この計画では道の駅あらお(仮称)及び荒尾市保健・福祉・子育て支援施設(仮称)を複合化した荒尾市ウェルネス拠点施設(仮称)を対象とするようになっています。  競馬場跡地には、今後それ以外の施設誘致の計画がありますが、今後はそれらも将来的に複合化していくという構想を描いているのでしょうか。これが1点目です。  2点目です。荒尾市保健・福祉・子育て支援施設(仮称)は、現在、老朽化している施設の中にあるすこやか未来課などの機能を移転させることなどに伴い、市の福祉や保健機能などを付加する構想になっていますが、そもそも行政の機能を発揮する施設であり、道の駅のように収益確保が求められる施設ではないものを、無理に道の駅と複合化させるように捉えられますが、道の駅とは独立した行政施設の一つとして機能化させようという検討はされなかったのでしょうか。  3番目、今回計画されているPFIの事業類型は、サービス購入型または独立採算型のどちらになるのでしょうか。  4番目です。PFI事業については、これまで説明がされてまいりました。ただ、債務不履行が発生したり、財務状況が悪化し、公共施設を十分利用できない状態が継続しているものがあったなどの指摘があります。そのような説明が全くなされておりませんでしたが、その点はどのように把握をされているのでしょうか。  最初に以上4点をお伺いしたいと思います。 25:◯総務部長(石川陽一君) ◯総務部長(石川陽一君) 議員の御質疑にお答えします。  まず──「仮称」は省きます──施設誘致との関係ですけれども、荒尾市ウェルネス拠点施設、こちらは南新地地区に市が整備する予定の二つの公共施設、道の駅あらお及び荒尾市保健・福祉・子育て支援施設の複合施設としております。  企業誘致をすることといたしております温浴とか宿泊の施設、そういった民間の施設と建物を複合化することは、まずは考えていないということでございます。  それと、南新地ウェルネス拠点基本構想にもお示ししておりますが、民間施設と公共施設がそれぞれ機能を連携し、エリア全体の一体感を創出することで、相乗効果として市民や来訪者への利便性、魅力を向上させるということを目指すものでございます。  2点目でございますが、両施設を複合化させることについてですが、保健・福祉・子育て支援施設は、行政のそういった支援機能を集約し、行政サービスを提供するだけではなく、民間事業者と連携して新たな価値を提供すること、それによりまして利便性と魅力を向上させる目的で整備するものでもございます。  例えば食育、食生活改善とか、あるいは運動面、健康づくり、こういったものにおきましても、複合化によるメリットを最大限生かし、効率的な運営に対する民間事業者からの新たなサービスの提案をいただくことなどを想定しております。  また、両施設の構想等の策定委員会からも、複合化への後押しとなるような御意見もいただいておりますし、調査事業では単体で公共による施設整備による場合よりも、複合化しPFI手法による整備のほうが財政効果が高いという評価が分かりました。  これらのことを踏まえまして、二つの施設をそれぞれ整備するのではなく、複合化するという方針に至ったものでございます。  3点目、事業類型についてですけれども、本件条例案が御承認いただけましたならば、今後、審査委員会において具体的にPFI事業の類型などについても御審議いただくということを予定しております。そのため、現時点で施設の事業の類型が確定しているわけではございませんけれども、民間提案をどのような範囲で求めていくか、その具体的な内容は、条例案に規定いたします委員の皆様からの御意見をいただきながら、要求水準書を作成する中で形づくってまいりたいというふうに考えております。  最後に、4点目ですけれども、PFI事業の今の御指摘についてですけれども、本市といたしましては、直営する場合に比べて、むしろPFI事業によるほうが財務面でのリスクが少ないというふうに判断を今のところしております。  また、そのような不測の事態に陥らないためにも、提案内容を勘案した上で財務や経営管理の面を含めて、最も優れた事業者を選定することになるものというふうに考えております。  さらに、PFI事業につきましては、民間事業者が自己の責任で金融機関から資金を調達する、金融機関が収支を初めとした事業計画の事業性を評価するということ、そういったことに加えて、経営に対しても金融機関がある程度関与し、継続してモニタリングしますので、より具体的に経営リスクが低減できるものというふうに考えております。 26:◯北園敏光君 ◯北園敏光君 今のは4番までいったんですかね。  では、ちょっと2番目ですけれども、最初に、この保健・福祉・子育て支援施設です。これがまだ、すこやか未来課以外文書を読むと福祉課とか、いろいろ書いてあるんですけれども、具体的に、例えば子育て支援課とか保険介護課の一部の機能とか、どういう部分が移転するようになっているかというのを最初にお伺いしたいと思うんですね。  それと、実は、今日はこのPFIの事業類型を確かめたいと思ったんですけれども、一般質問ではないので、ちょっと突っ込んだことは聞けませんけれども、これが決まっていないということでしたね。しかし、基本計画には予算もあるし、説明の中には一定、投資した分を均等に返していくとかということになっているので、この事業類型は一定、想定しないと、そこまでいかないと思うんですけれども、その辺はどういうふうな想定で今の基本計画の経営数値とかというのが出てきたのか、それをお伺いしたいと思います。  それと、今日一番お伺いしたいのは、このPFI事業の条例が制定されるとなると、これが具体的には12月に債務負担行為、一応16億円ぐらいのものが提案をされて進んでいくというスタートになると思うんですよね。それで、この事業者が決まったらおおよそは現在の図面、設備投資額、大体その枠でほぼ業者が手を挙げたら具体的に進んでいくというのが当然でしょうから、恐らくそのようになると思うんですけれども、そうなっていくのか。再度ちょっと確認をしたいと思います。
     それから、2番目の最後に、素人考えでは、なかなか道の駅というのはどこも非常に厳しいので、私は果たして事業者が手を挙げるところがあるのかなと思いますけれども、その辺の事業者の応募の見通しとかは、ある程度状況把握はされているのかどうか、その辺だけ2番目にお伺いしたいと思います。 27:◯総務部長(石川陽一君) ◯総務部長(石川陽一君) 何点かございましたので、的を得た回答になるかどうかがちょっと不安なところはありますけれども、まずは、保健・福祉・子育て支援施設の内容関係から、今、議員のほうからいろいろおっしゃっていただいたところでございますが、保健・福祉・子育て支援施設基本構想が終わって、今、基本計画を策定の段階でございまして、具体的にはその中で今、検討を重ねているというような段階でございます。  それと2点目ですけれども、あらかじめ類型はということの質疑でございますけれども、これから審議会を設置していく、そうした中で詰めてアドバイザリー契約とか、そういった中での議論を進めていく必要があるかとは思いますが、現在のところ少なくとも道の駅については、従来から独立のそういった採算という部分もあったかと思いますし、いろんな事業提案をいただく中で、ミックス型、両方を兼ね備えたような形のものということも含めて想定をしているところでございます。  それから3点目は、金額設定についてということで、事業者との関係ですけれども、今後、そういった事業者決定をしていきますけれども、そうした中で、平準化した中での債務負担行為あたりも設定をしていく必要があるかなというふうに考えております。  それと4点目ですけれども、ある程度、事業者の出店の意向というか、そういったものについてのことだと思いますけれども、あらかじめサウンディングあたりの調査もやっておりまして、複数のある程度前向きな回答をいただいているというような段階でございます。正式な形ではございませんけれども、一応、今のところはそういった段階でございます。 28:◯北園敏光君 ◯北園敏光君 はい、ありがとうございました。  それでは、最後のあれですね。このマスタースケジュール案では、地元事業者の参画可能性について調査するというふうになっていますね。それで、今、二つの事業者が手を挙げているということですけれども、この参画の仕方は、例えば、SPCでやるということですから、建設とか維持管理とか運営をまとめて特別目的会社をつくるという構想のようですが、例えば、手を挙げるところが、今、荒尾市内で建設をやるところが何か見つかりそうとか、地元企業で現段階でそういうところが、見通しが一定、これから調査されるのかもしれませんけれども、見通しが出ていれば御報告いただけないかと思いますね。  あとは、大体概要はもうお話しいただきましたけれども、補正予算には4,000万円を超えるアドバイザリー契約の委託料にかかる債務負担行為が提案されていますよね。だから今回、この条例案と補正予算が通れば、自動的にもう進んでいくというふうになると思うんですよ。  ところが、そうやってまだ肝心なPFIの類型もちょっと定かでない中で、そういうのが提案されているのかなと思いましたが、とにかくそういうふうに今回、条例案と補正予算が提案されておりますので、それがここで議決されると一応スケジュールどおりに12月までは推進されるということを確認したいのですが、その辺は、そういう計画でしょうか。 29:◯総務部長(石川陽一君) ◯総務部長(石川陽一君) 事業参入の見通しということでございますが、地元のそういった部分というものについても、そういった事業者のほうからも問い合わせがあっているというふうな現状はございます。  ただ、具体的な部分についてはまだ、議員さんがおっしゃるようなところまではちょっといってないのかなというようなところもございます。  あとは予定スケジュールなんですけれども、スケジュールにつきましては、一応こういった、今、お示ししているようなマスタースケジュールの予定で進めさせていただき、適宜、必要に応じて議員の皆様にはまた御報告とか御説明をさせていただきたいというふうに考えております。 30:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 以上で、質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議第31号から議第46号までの議案16件、そして、今定例会において審査を予定している請願は、お手元に配付しております議案付託表及び請願一覧表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。    ──────────────────────────────── 31:◯議長(安田康則君) ◯議長(安田康則君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  この際、議長より申し上げます。一般質問を希望される方は、本日午後5時までに、その要旨を文書で通告されるよう望みます。  本日は、これにて散会いたします。                         午前11時21分 散会...