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06月12日-01号

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  1. いの町議会 2017-06-12
    06月12日-01号


    取得元: いの町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    いの町議会 平成29年第2回( 6月)定例会          平成29年第2回いの町定例会会議録招集年月日  平成29年6月12日(月曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1番伊  東  尚  毅10番森  田  千 鶴 子2番久  武  啓  士11番岡  田  竜  平3番井  上  敏  雄12番山  崎  き  よ4番井  上  正  臣13番山  岡     勉5番藤  崎  憲  裕14番筒  井  公  二6番土  居  豊  榮15番浜  田  孝  男7番池  沢  紀  子16番森  本  節  子8番市  川  賢  仁17番筒  井  一  水9番森     幹  夫18番高  橋  幸 十 郎欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名                                                                                                    事務局職員出席者事務局長山  崎  豊  久書記山  崎  康  正説明のため出席した者町  長池  田  牧  子副 町 長久  松  隆  雄教 育 長藤  岡  孝  雄吾北総合支所長和  田  耕  明産業経済課長川  崎  信  一本川総合支所長天  野  浩  志環境課長田  岡  重  雄会計管理者山  中  貴  恵上下水道課長川  村  敏  之吾北総合支所次長門  脇  忠  久町民課長中  嶋  隆  司本川総合支所次長野  田  幸  稔ほけん福祉課長澁  谷  幸  代総務課長筒  井  誠  人森林政策課長野  村  考  宏管財契約課長岡  村  寛  水国土調査課長岡  林  將  夫土木課長水  田  正  孝偕楽荘所長吉  良  高  秀教育次長山  崎  泰  代仁淀病院事務長補佐池  田  俊  二        平成29年第2回定例会議事日程(第1号)        平成29年6月12日(月曜日)午前10時開議        第1 会議録署名議員の指名        第2 会 期 の 決 定           (議会運営委員会委員長報告)        第3 井上正臣君の議会運営委員会委員の辞任        追加日程第4 議会運営委員会委員の選任        第5 議案第46号から議案第60号まで一括上程           (町長提案理由の説明)        第6 発議第8号 公共施設等調査特別委員会の設置について        追加日程第7 公共施設等調査特別委員会委員の選任        追加日程第8 公共施設等調査特別委員会委員長並びに副委員長の互選      開会 10時0分 ○議長(高橋幸十郎君) ただいまから平成29年第2回いの町議会定例会を開催します。 本日の会議を開きます。 諸般の報告について、監査委員から定期監査並びに出納検査の報告並びに議員より議員派遣の件の報告があり、それぞれお手元にお配りしてありますので、ご了承願います。 次に、平成29年第1回いの町議会定例会において議決されました指定給水装置工事事業者制度に更新制の導入を求める意見書は、平成29年3月21日、関係大臣に送付しましたのでご報告します。 これより日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、2番、久武啓士君、17番、筒井一水君を指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第2、会期決定の件を議題にします。 本件について委員長の報告を求めます。議会運営委員会委員長、森幹夫君。9番。      〔議会運営委員長 森 幹夫君登壇〕 ◎議会運営委員長(森幹夫君) どうもおはようございます。 議会運営委員会委員長報告といたしまして、今期定例会の運営に関する議会運営委員会の協議結果についてご報告を申し上げます。 まず、会期日程でございます。今期6月定例会に上程されました議案は、いの町道路占用料条例の一部を改正する条例議案などの条例議案が1件、平成29年度一般会計、特別会計の補正予算2件、そして農業委員会委員の選任に関する議案12件、それぞれ提案されているわけでございますが、従前の議会運営委員会等を勘案いたしまして、お手元に配付されております会期日程のとおり、本日6月12日月曜日から6月21日水曜日までの10日間と決定をいたしました。 会期中の日程につきましてご説明いたしますと、本日開会日は会期の決定を行った後、続いて議案第46号から議案第60号までを一括上程して、町長より提案理由の説明を受け、開会日は休会といたします。 合同審査は、あす6月13日火曜日午前10時から終日の予定で行うことが確認されています。上程議案の合同審査は、議案概要説明を受けた後、各議員からの質問を受ける従前の方法で行う議事運営とする旨、議会運営委員会で確認、了承をされました。 なお、議会広報特別委員会委員長から、所管事項の事務調査のため、あす6月13日火曜日合同審査終了後、特別委員会を開催する旨の連絡がございましたのでお知らせをいたします。 次に、一般質問通告書に関する件でございますが、今議会の一般質問通告書の提出期限は6月13日火曜日午後5時までとなっています。 6月15日木曜日は会議を再開し、議案に対する質疑を行います。今議会の場合は、合同審査の翌日6月14日水曜日を議案精査のため休会とした議事日程で議案質疑を行うことといたしております。 また、これまでの議会で質疑メモを執行部にお回ししておりましたが、今議会でもこれまでの議会同様の取り扱いとするということが当委員会で申し合わせされました。様式は、本日お手元にお配りしておりますのでご確認してください。その質疑メモの提出期限は、議会事務局に6月13日火曜日午後5時までと議会運営委員会で協議、決定されました一般質問通告書の提出期限と同じとなっておりますので、ご留意を願います。 そして、一般質問通告書要点の訂正、削除は、6月15日木曜日、質疑終了後5分以内までにお願いすることといたしましたので、議員各位にはあわせてご承知おきをお願いします。 さらに、6月15日質疑の日は、質疑終了後、一般質問発言順番の決定等事前にご提案申し上げております各案件について、調整協議のため議会運営委員会を開催しますので、議会運営委員会の委員の方、各会派控室の皆様には、事前に提案申し上げております意見集約のご確認をお願いをいたします。 今定例会での付託予定議案審査のための委員会審査日程でございますが、会期日程資料にもご提示してありますとおり、建設産経常任委員会に付託する予定議案がございますので、委員並びに説明員として出席をしていただく執行部の皆様は、6月16日金曜日に開催される常任委員会開始時間等のご確認をお願いいたします。 次に、今議会での一般質問については、6月19日月曜日に会議を再開し、20日、21日の3日間の予定で一般質問を行います。 以上のことから、6月21日最終日は、議案第46号から議案第60号までの上程議案のうち、まずは付託を受けた建設産経常任委員会から付託議案に係る委員長報告を受け、委員長報告に対する質疑、討論、採決後、議案番号順に上程議案につき討論、採決を行います。最後に、意見書議案のほかあらかじめ提案申し上げております諸案件や議員派遣の件を議題とし、それぞれ討論、採決を行いまして、各常任委員会、各特別委員会並びに議会運営委員会の閉会中の審査、事務調査の件を議題とし、ご決定をいただき、閉会となります。 以上が議会運営委員会での協議結果概要であります。平成29年度いの町一般会計補正予算(第1号)議定に関する議案等々数多くの重要案件を審議いたしますこの定例会が円滑に運営されますよう、特別のご協力を賜りますよう心からお願いをいたしまして報告といたします。 そして、事務局からの事務連絡事項でありますが、毎議会ごとに会議録等々申し込みが各議員のお手元に配付されているところでありますので、期日までに議会事務局への提出をお願いをいたします。 また、委員長からお願いがありますが、今議会より議場に新しい議員、執行部の皆さんもおいでになりますが、議員各位並びに執行部の皆さんにあわせて要請する事項がありますが、この要請事項は、次期議会からは発言は省略いたしますのでご了承願います。 まず1つ目に、携帯電話の議場への持ち込み禁止、議会審議中に離席する場合は議長の許可を得てからなど、ご確認をお願いします。加えて、議席での発言の際は、議長の許可を得た後、議席のマイクが点灯してから発言を始められるようお願いをいたします。 2つ目は、議員各位には常々円滑な議会議事運営へのご協力をいただいているところでございまして、これまでの議会同様、質疑の場合に合同審査で行った質疑と重複する内容はこれを厳に慎み、異なった視点、観点の質疑に徹していただくことを、質問はその質問効果、目的向上を図るため、執行部に対し事前に聞き合わせなどをしてその精度を高めるよう委員長としてお願いいたします。 そして、3つ目は議会運営要請事項の件でございますが、議会運営委員会資料にもお示ししてあります議員発言に対する訂正、修正、削除方法の件に関する記述をご確認していただき、今後の議会運営への参考としていただきますようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から6月21日までの10日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から6月21日までの10日間に決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第3、井上正臣君の議会運営委員会委員の辞任を議題とします。 地方自治法第117条の規定により、井上正臣君の退場を求めます。      〔4番 井上正臣君退場〕 ○議長(高橋幸十郎君) 6月9日、井上正臣君から、一身上の都合の理由により議会運営委員会委員を辞任したいとの申し出があります。 お諮りします。本件は申し出のとおり辞任を許可することに異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、井上正臣君の議会運営委員会委員の辞任を許可することに決定いたしました。 井上正臣君の入場を認めます。      〔4番 井上正臣君入場〕 ○議長(高橋幸十郎君) 井上正臣君に申し上げます。 ただいま井上正臣君から出された議会運営委員会委員の辞任は許可されましたので、ご報告申し上げます。 議会運営委員会委員に1人の欠員が生じました。 お諮りします。議会運営委員会委員の選任を日程に追加し、追加日程第4として直ちに議題とすることにご異議ございませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、議会運営委員会委員の選任を日程に追加し、追加日程第4として直ちに議題とすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第4、議会運営委員会委員の選任を議題とします。 暫時休憩します。      休憩 10時16分      開議 10時27分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 欠員が生じました議会運営委員会委員については、委員会条例第8条第4項の規定により、井上敏雄君を指名したいと思います。これにご異議ございませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました井上敏雄君を議会運営委員会の委員に選任することに決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第5、議案第46号から議案第60号までを一括議題とします。職員に議案を朗読させます。 ◎書記(山崎康正君)   議案第46号  いの町道路占用料条例の一部を改正する条例議案  議案第47号  平成29年度いの町一般会計補正予算(第1号)議定に関する議案  議案第48号  平成29年度いの町介護保険特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案  議案第49号  農業委員会委員の選任に関する議案  議案第50号  農業委員会委員の選任に関する議案  議案第51号  農業委員会委員の選任に関する議案  議案第52号  農業委員会委員の選任に関する議案  議案第53号  農業委員会委員の選任に関する議案  議案第54号  農業委員会委員の選任に関する議案  議案第55号  農業委員会委員の選任に関する議案  議案第56号  農業委員会委員の選任に関する議案  議案第57号  農業委員会委員の選任に関する議案  議案第58号  農業委員会委員の選任に関する議案  議案第59号  農業委員会委員の選任に関する議案  議案第60号  農業委員会委員の選任に関する議案 以上でございます。 ○議長(高橋幸十郎君) 議案について提案理由の説明を求めます。池田町長。      〔町長 池田牧子君登壇〕 ◎町長(池田牧子君) 本日は平成29年第2回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方におかれましては、何かとご多用の中ご出席を賜り、本定例会が開催できますことを厚く御礼申し上げます。 今議会は、いの町道路占用料条例の一部を改正する条例議案や農業委員会委員の人事案件など15議案についてご提案させていただいております。 議案説明の前に行政報告をさせていただきます。 まず、伊野小学校改築工事についてでございます。 平成27年10月から本年7月31日を工期として実施しておりました伊野小学校改築工事は、5月末現在で実施出来高80%の進捗状況であり、順調に進んでいるところでございます。完成検査が完了し、引き渡しを受けましたら、夏季休業中に順次旧校舎からの引っ越し作業を行い、2学期からは新校舎での授業を実施いたします。 本年度におきましては、校舎改築工事完了後、校舎の解体工事、プール、体育館、給食センター建築工事の着手に取り組んでまいります。給食センターの建築につきましては、計画を始めました平成25年度からこれまでに保護者の皆様よりいただきましたご質問に対しますご説明及び施設内の設備や配置等につきまして、関係する各学校を巡回し、PTAの方々にご説明をさせていただきご理解をいただいているところでございます。今後におきましても、庁内での協議や議会へのご報告も随時行い、また学校長との協議、関係する学校のPTAの皆様や地域の皆様に丁寧な説明を行うことに努め、ご理解、ご協力をいただきながら、工事を安全かつ円滑に進めてまいりたいと考えております。 次に、高知広域連携中枢都市圏についてでございます。 高知広域連携中枢都市圏構想は、高知市の呼びかけにより、県内の全市町村が実務者レベルでタッグを組み、圏域全体の経済成長や都市機能の強化、生活関連機能サービスの向上を目指し、平成30年度から連携事業を実施しようとするものでございます。昨年度から有識者や県・市町村担当レベルで協議を行い、日曜市出店や広域観光、移住推進などさまざまな分野の事業を検討してまいりました。今後連携中枢都市圏のビジョンや連携事業についてさらに審議が深められ、本年9月には高知市長により連携中枢都市宣言が予定されると伺っております。この連携中枢都市圏は、隣接するいの町にとりましてはメリットが非常に大きいものと捉えております。ビジョンや連携事業につきまして、議員の皆様にも協議をさせていただき、いの町議会定例会等におきまして、連携協約や関連予算をご審議いただきたいと考えているところでございます。 次に、いの町の移住定住促進についてでございます。 産業経済課では、移住促進への取り組みといたしまして、相談受け付け業務空き家バンク、情報発信、移住フェアへの参加等の業務を、移住専門相談員2名・空き家調査員1名・担当職員1名の4名体制で行っております。また、区長連合会のご協力のもと、地区の空き家の情報、行事、慣習などを教えていただき、移住者が地区になじんでいけるよう取り組みを進めております。このような取り組みの結果、平成28年度の移住相談は253件、移住者は10組17名となっております。 また、本年5月からは産業経済課に新たに地域おこし協力隊員1名を迎え、先輩移住者として移住促進業務にも協力していただいております。さらに新たな取り組みといたしまして、お試し滞在施設の整備、近隣の土佐市、日高村と連携した移住フェアや移住者交流会、これは7月、10月、1月を企画しております。今後も引き続き、行政だけでなく地域と一体となった移住定住を促進してまいります。 次に、いの町の観光についてでございます。 高知県では、平成29年が大政奉還150年に当たることから、3月4日から「志国高知幕末維新博」が始まりました。メーン会場のほか、幕末維新の志士ゆかりの歴史文化施設など20か所が地域会場として指定されております。いの町では、紙の博物館が地域会場として指定されております。 いの町では、県や商工会、観光協会、手すき和紙協同組合などと観光クラスター協議会を立ち上げ、いの町の観光資源の磨き上げと歴史資源を生かした取り組みについて協議しております。平成28年度には、紙の博物館で売店のリニューアル、クレジット対応や屋外看板の改修、館内案内のチラシの多言語化、土佐和紙PR動画の作成に取り組み、インバウンドも含めた観光客の受け入れ体制を充実させました。また、紙の博物館と生姜焼き街道など、町内施設の相互割引券の発行、さらにはレンタサイクルをリニューアルし、新たに町内の道の駅と暮らしのかけ橋交流館なないろに設置することにより周遊を促しました。平成29年度は、町歩きガイドや山岳ガイドの備品整備、お湯めぐりの広報ツール作成、新たな地域グルメとして生姜焼き街道スイーツ版の開発などに取り組む予定でございます。今後も町内の関係団体と連携し、引き続き観光資源の磨き上げと歴史資源を生かした周遊促進に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、本庁舎サイン・総合案内についてでございます。 本庁舎サインにつきましては、現在2階に文字を大きくした誘導サインを試行的に追加し、来庁者の皆様の目線に入りやすいかどうかや、ご用件の場所の問い合わせ状況などを確認させていただいてるところでございます。また、1階玄関付近にあります案内サインを補正、補足しているところでございますが、特に南側にある既存サインは壁面にあり、わかりづらいという声が上がっておりますので、階段、エレベーター、トイレなどの案内サインにつきましては、大きなサイズにしたものを目立つところに設置しているところでございます。 今後につきましては、この試行的に修正、追加し、表示したものを統一的でよりわかりやすいものにするため、設置箇所、デザインや将来の課室設置の変遷に対応できるようにすることなど、専門家の意見を聞きながら進めていくとともに、サイン表示だけでは案内し切れないことも多いことから、1階中央階段付近への総合案内設置を検討協議しているところでございます。 次に、第10回高知国際版画トリエンナーレ展についてでございます。 紙の博物館では、10月7日から12月3日まで開催される「第10回高知国際版画トリエンナーレ展」に向けて、宮田速雄会長を初めとする土佐和紙国際化実行委員会とともに準備を進めております。国内外の同様の公募展が衰退していく中で、同展は地域の皆様方のご理解やご支援のもと、記念すべき第10回を迎えることとなり、日本では最も歴史のある、世界でも有数の国際公募版画展へと成長してまいりました。 今回は、日本を含め51の国と地域から、701人1,482点の応募があり、去る6月3日、4日の審査会におきまして、国際的に著名な作家で版画界の重鎮、京都精華大学芸術学部名誉教授の黒崎彰氏ほか2名の審査員によりまして、世界に誇る版画展にふさわしいレベルの高い入賞、入選作品168点が決定されました。審査会では、多くのボランティアスタッフにご協力をいただき、また買い上げ賞として町内外の17社の企業様にご協賛をいただいております。3年に1度の開催であるため、町民の皆様にはなじみが薄いことがありますが、「広報いの」や紙の博物館ホームページを活用し、継続的な周知を図るとともにこの世界的な版画展を紙のまちいの町から盛り上げ発信すべく、前回展同様に地域の皆様方との連携のもと、入場者数1万人を目標に取り組んでまいります。 続きまして、仁淀川床上浸水対策特別緊急事業(日下川)についてでございます。 日高村の日下川流域の浸水被害を軽減するため、国土交通省、県、日高村が連携して実施する内水対策のうち、国土交通省の事業として実施される日下川新規放水路事業について、放水路のルートが大内南の谷地区南側の山中を通るため、地元との協議が行われております。昨年7月に大内南の谷地区で、同じく8月に大内地区で地元住民による放水路対策協議会が発足し、事業に伴う影響対策や要望事項について協議が行われております。協議会の会議には、地元の対策協議会と日下川の床上浸水対策特別緊急事業の事業者である国土交通省、県、日高村、そして地元自治体であるいの町はオブザーバーとして出席いたしております。 なお、国土交通省による本体工事につきましては、呑口部の日高村側では本年度中に着手予定、はけ口部のいの町側では平成30年度に着手予定と伺っております。平成32年度末の日下川新規放水路完成を目指していると伺っているところでございます。 最後に、分水第一発電所改良工事に伴う残土処理終了後の整備についてでございます。 平成25年3月議会におきまして行政報告をさせていただいておりました分水第一発電所改良工事に伴う残土処理につきましては終了し、グリーン・パークほどの内に、整地面積約8,050平方メートルのうち約6,350平方メートルの駐車スペースが本年4月に整備されました。透水性アスファルト舗装で、普通自動車142台、大型バスなど4台の駐車区画、西側にはヘリポートが整備されております。また、残土運搬により損傷した町道及び林道の路面につきましては、舗装により修繕されました。今後はグリーン・パークほどのにおける各種イベントの駐車場として活用してまいりますとともに、災害を初めとする緊急時にはヘリコプターの離発着が可能となり、地域の防災力の向上が図られたところでございます。 以上が行政報告でございます。 次に、本日提案いたしております議案第46号から議案第60号につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。 議案第46号いの町道路占用料条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、道路法施行令が一部改正され、占用面積、長さの端数処理の方法が変更されましたので、いの町においても端数処理の方法を改正しようとするもの並びに国が管理する道路の占用料が改正されたことを受け、町道の道路占用料を国準拠の額へ改正しようとするものでございます。 議案第47号平成29年度いの町一般会計補正予算(第1号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ1億5,700万円を追加し、累計予算総額を140億1,850万円とするものでございます。 歳入の主なものは、地域少子化対策重点推進交付金等の国庫支出金を214万円減額し、施設等整備基金の繰入金を1,230万円、前年度からの繰越金を1,740万円、合併特例事業債等の町債を1億2,460万円それぞれ増額するものでございます。 歳出では、投資的経費は神谷保育園耐震補強改修工事等の普通建設事業費を1億4,081万7,000円増額し、その他の経費は、コミュニティ助成事業等の物件費を637万1,000円、新規就農研修支援事業等の補助費等を525万2,000円、介護保険特別会計への繰出金を270万円それぞれ増額するものでございます。 議案第48号平成29年度いの町介護保険特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ270万円を追加し、累計予算総額を28億21万2,000円とするものでございます。 歳入は、繰入金270万円を増額するものです。 歳出は、総務費270万円を増額するものでございます。 議案第49号から議案第60号までの農業委員会委員の選任に関する議案でございます。 議案第49号から議案第60号までは、平成29年3月1日から平成29年3月31日までの間に農業委員を募集したところ、応募者7名、被推薦者5名の計12名の応募があったので、平成29年4月10日に農業委員候補者評価委員会に諮り、町長が選任しましたので、農業委員会等に関する法律の規定に基づき議会の同意を求めるものでございます。 以上でございますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
    ○議長(高橋幸十郎君) これで提案理由の説明を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第6、発議第8号公共施設等調査特別委員会の設置についてを議題とします。 なお、補足説明をいたしますと、本発議議案は所定の要件を調えて6月7日議長に提出されたものです。 本件について提案の説明を求めます。11番、岡田竜平君。      〔11番 岡田竜平君登壇〕 ◆11番(岡田竜平君) それでは、公共施設等調査特別委員会の設置に関しまして提案理由の説明をさせていただきます。 町内の公共施設の適正な維持管理には、個々の施設に対し、これまでの考え方、誰のための施設なのか、何のための施設なのか、そのものをリセットし、新しい価値観に基づいた公共施設の方向性を示さなければならない場合がございます。 例えばでありますが、学校施設に関しましては、近年の少子化に伴う児童・生徒数の減少による学校統廃合の進展により、町内には休廃校施設が多く存在しています。地域住民にとって学校施設は最も身近な公共施設であることから、休廃校となった後も積極的に活用していくことが求められています。しかしながら、町内の現状としては、休校になってからの活用が小規模にとどまり、施設全体としては遊休施設となっているものが多くなっています。その理由としては、活用が検討されているものの地域等からの要望がない、活用方法がわからないといったことが上げられます。 次に、指定管理施設に関しましては、運営状況が良好とは言えない施設が存在し、今後のさらなる少子・高齢化や人口減少に伴い、将来の安定的経営が心配されています。 町財政面でも、地方公共団体はみずから財政規律の強化を積極的に図っていく必要があり、指定管理料なしでは続行不可能な施設、施設修繕や設備修繕等に膨大な費用負担を要する施設等の抜本的な改革が求められています。町内の公共施設の維持管理の課題は、今は痛みを感じなくても将来的にいの町を追い込むことになり、次世代に重い負担として残される時期がそう遠くないことが想像されます。まさに今、町民を含め、行政と議会が一層議論を深めることが重要であり、将来予測される厳しい財政局面に備え、町民の信託に応える町政を実現するための公共施設マネジメントの展開が強く期待されていることから、ここに公共施設等調査特別委員会の設置を提案いたします。 ○議長(高橋幸十郎君) これで提案理由の説明を終わります。 これから発議第8号の提案者に対する質疑を行います。質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 幾つか質問をさせていただきます。 まず初めに、今岡田議員のほうから公共施設等調査特別委員会の設置趣旨説明書に基づいた説明がありましたが、まず1つ目に、発議第8号の参考資料の中の説明書の中で、岡田議員も読まれましたが、中ほどから下、公共施設の維持管理の向上には個々の施設に対してこれまでの考え方、誰のための施設なのか、何のための施設なのか、そのものをリセットし、新しい価値観に基づいた公共施設の方向性も示さなければならないとあります。この新しい価値観に基づいた、この新しい価値観ということは具体にはどういう価値観ですか。まず1点お尋ねをいたします。 それと、この特別委員会を設置して、具体的にどのようなプロセスを踏んで設置して協議していって、最終的には着地点といいますか、どういう結論を導き出しますか。そのためにはどういった方策をとっていきますか。まさに今、町民を含め行政と議会が一層議論を深めることが重要であり、将来予測される厳しい財政局面に備え、町民の信託に応える町政を実現するための公共施設マネジメントの展開が強く期待されるとありますが、具体に特別委員会でどのようなプロセスをとってどのような着地点まで持っていこうとしているのか、特別委員会として。具体が見えてきませんが、どのように発議提案者として考えられているのかお尋ねをいたします。 それと、ちょうどこの公共施設等調査特別委員会の設置についてという発議第8号が提出されておりますけれども、きょう本日、いの町公共施設等総合管理計画、平成29年3月、高知県吾川郡いの町と、こういったものがつくられて議会の議員にも配付をされております。岡田議員がもちろんこれを早々に手に入れられ、これも熟読をされていると考えますが、これとの整合性、この町が、管財課ですかね、協議してつくったこの計画とこの特別委員会がどのように連携していくのかお尋ねします。その中で、例えばこの管理計画の49ページ、この管理計画で第5章では、施設類型ごとの管理に関する基本的な方針というのがあります。例えば、49ページでは社会教育系施設があって現状と方針が示され、方針の中には、図書館は安全・安心に利用できるよう適正に維持管理をするとともに大規模改修等の際は維持管理経費の縮減に努めるとか、公民館は安全・安心に利用できるよう適正に維持管理、更新し、老朽化や地域ニーズに対応するための大規模改修、更新の際は維持管理経費の縮減に努めるとともに、施設規模の適正化や複合集約化等の適正配置についても検討すると。そしてまた、88ページは土木系、97ページは病院とあります。これ、施設類型ごとにこういった基本的な方針、現状の方針があって、この施設類型ごとというのはいの町議会の各常任委員会並びに特別委員会で協議、事務調査ができます。そこで、各常任委員会特別委員会で協議検討、審査ができることについて、ここで提出者はまた新たに公共施設等調査特別委員会の設置をという発議を出しております。なぜなのか、ちょっと自分としてはその必要性はないんじゃないかと考えておりますが、岡田議員がその必要性を感じての発議とは思いますが、より具体的にどのように、だからプロセスでこの特別委員会をつくってどのようにしていくのかが見えてきません。重ねてお尋ねをします。 それと、議会は18人に定数が減りました、この5月の改選を終えて。それで、今議会18人は、常任委員会が総務文教常任委員会、民生環境常任委員会建設産経常任委員会と3つあり、議員が6人ずつ3つに分かれております。それプラスに議会運営委員会にも所属し、また特別委員会で、水資源対策特別委員会、高知西バイパス整備促進対策特別委員会、いの町議会広報特別委員会、仁淀病院運営特別委員会、さらに各組合等審議会議員があります。それが仁淀川下流衛生事務組合議会議員、仁淀消防組合議会議員、仁淀川広域市町村圏事務組合議会議員、高知中央西部焼却処理事務組合議会議員、いの町消防委員会委員と、これだけ多くの役割がいの町議会18人には課せられております。そういった中で私が考えますのに、各常任委員会並びに特別委員会の事務調査事項としてできる内容と考えますが、岡田議員は特別委員会を設置する発議を出されておりますが、どのように考えられておりますか。 それと、この公共施設等調査特別委員会設置趣旨説明の中で、これまでの議会における岡田議員の質問の中で指定管理について興味と関心を持たれてこの議場で質問されているということは承知しておりますが、指定管理施設に関してというのを、この指定管理施設というのをこの趣旨説明の中で大きく取り上げたのはどういった理由があるのか、指定管理についてもそれぞれの常任委員会建設産経常任委員会の中で議論を深めていくことが可能やと考えられますが、指定管理施設についての岡田議員の考えがあるんではないかと思いますんで、ここでお尋ねをしておきます。 ○議長(高橋幸十郎君) 提案者の答弁を求めます。 ◆11番(岡田竜平君) 先ほど5つのご質問が7番議員からあったと思っております。 まず1つ目、新しい価値観についてのお尋ねがあったと思います。 この説明書の中にも記してあるんですが、将来需要を見通したというふうな書き方もしておりますが、委員会が設置されましたら、その中で議論、検討する中で、現在行われている行政サービスの枠組みは広がる可能性が十分にあると考えておりますので、そのようなことをささせていただいております。 2つ目に、プロセスについてのお尋ねがあったと思います。 まず、いの町公共施設等総合管理計画で検討される個別施設計画が平成32年度をめどに打ち出されるということですので、そこがまず一つの節目になるものと考えています。ですが、その計画が打ち出された後も、指定管理者制度のあり方を含め適宜検討する必要があると思われますので、プロセスの中での目標の時期をこの場でお答えするのは難しいんじゃないかなと考えています。ですので、委員会が設置されましたら、そのプロセスや目標の時期を含め、委員会内でその部分の話も進めていくものと考えています。 3つ目に、町の公共施設等総合管理計画との整合性についてのお尋ねがあったと思います。 この計画がまず策定され、その後個別施設計画を策定するために公共施設等マネジメント庁内推進会議というのが設けられるようにお聞きしております。その中で、執行部のほうで個別施設計画の策定に関しまして議論がされるようですので、そこは執行部と議会の関係ということで、そこで話し、決められていく内容をチェックしながら、そこに議会の立場、特別委員会の中で要望、提案するような位置づけが特別委員会ができればという考えを持っております。 4つ目に、既に多くの委員会があるのに、なぜ新たに特別委員会が必要なのかという趣旨のご質問があったように思います。 町にとって、公共施設の維持管理というのは非常に重要な課題と考えています。いの町議会には現在3常任委員会、その他の委員会もございます。ですが、まずその3つの常任委員会全てにまたぐ事案でもありますし、特別委員会の設置によりまして専門的に調査、議論すべきと思い、特別委員会設置の発議を提案いたしました。 5つ目、指定管理施設が取り上げられているのはなぜかといったご質問があったと思います。 この中で2つ、学校施設と指定管理施設、この2つを例えとして出させていただいたんですけども、あくまで例えばということで出させていただいておりますので、実際この委員会の中で指定管理施設を取り上げるといったことも議論されるのではないかと考えておりますので、この中では説明ということで例として挙げさせていただいているということです。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 暫時休憩します。      休憩 11時7分      開議 11時24分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかに質疑はありませんか。17番、筒井一水君。 ◆17番(筒井一水君) 二、三点お聞きしたいんですが、先ほど池沢議員の質問の答えの中に、委員会には常任委員会が3つあります。その中で、この出されちゅう公共施設の建物とかという中には、各全部の常任委員会に含まれちゅう施設やと思うんですけど、言うたら学校施設にしたら総務、それから指定管理にしたら産経、それから病院も含むという文言がありますんで、ここは民生、また病院に関しましたら病院運営の特別委員会というのが、このいの町の議会では設置されていると思います。その中で、総務にしましたら学校関係の施設、そこの利活用に対しても、学校関係は総務のほうで議論ができると思います。自分の考えの中では、常任委員会特別委員会より上とは言われんけんど、全体的なことで上やないかと考えております。それで、その中で議論されたことと、もしこれが設置されて同じことが今度別の常任委員会で議論された、それならそれが全然違う方向にもし行ったときに、今度執行部がそれを考えないかんわけですが、そういったときはどういうふうに考えられてるんですか。言うたら、特別委員会が議論しました、けど総務でもそれはします、また産経でもします、そうなったときに、委員会が別々であった場合には考え方も個々に別々に結論が出る可能性もあります。そういったときはどのように考えていますか。自分の場合は、もう常任委員会のほうでできる話やないかなというふうには考えております、が1つ。 もう一つ、この委員の定数です。 今まで大体特別委員会というのは8名、これがなぜ8名かと言われたら答えようがないんですが、8名で今まではずっと自分が議員16年やらさせてもらって、その中ではずっと特別委員会というのは8名で議論されてきました。ここになって9名という数字が出ています。この間、提出者の岡田議員のほうからこういうのを出したいと、その中を見せてもらった中で、定数は8名でした。これが急遽提出のときには9名になりました。これはどうして9名にしたのかを、理由を聞かせてください。 それともう一つ、6番目にあります期間ですが、目的達成までとし、の目的とは、この特別委員会が目的達成ですので、どの時点が達成になると考えているか。 この案件は、先ほども言いましたように各常任委員会、いの町全体の公共施設になりますので、1つの学校施設の目的が達成されても、指定管理のほうの目的もあります。また、病院等もあります。岡田委員が考えている目的達成という、ここの達成までというのはどのように考えているのかをお聞きします。 それと、その後に続く、議会閉会中も活動することができる、当然議会閉会中も、議員ですのでいろんな面、活動できます。そして、議会閉会中でないと特別委員会は開かんと思いますが、岡田議員の議会、特別委員会は議会中に行うということですか。この文面では、議会中に特別委員会を開くものの閉会中もできますよという文面やと理解していますが、どのように考えておりますか。3点。 ○議長(高橋幸十郎君) 提案者。 ◆11番(岡田竜平君) 3点ということでしたけども、私の中で4点あったように思いますので、順番にお答えさせていただこうと思います。 まず1点目、常任委員会というのがあり、それがまずほかの委員会より上にあって、この今回提案させていただいております特別委員会は必要ないのではないかと、もろもろ議題がかぶってどうしょうもなくなるんではないかといった趣旨のご質問があったように思うのですが、私、今まで西バイパスの特別委員会、仁淀病院の特別委員会等ほかの特別委員会がありまして、それらも常任委員会でできるといえばできるんじゃないかという思いもあります。ですが、お一人目の議員の質問にも答えさせていただいたんですけども、公共施設の今後に対する議論というのは、大変いの町では重要な課題と思っておりますので、その点に関しましては西バイパスやほかの特別委員会とも同様と考えておりますので、この公共施設等調査特別委員会が特別必要ないというものになるような心配はしておりません。 2点目、定数9人の根拠という部分でのご質問があったように思います。 まず、私のほうで早目に議員の皆様にお知らせを、こういう考えを私が持ってるということでお知らせしたく、そのときにお配りした資料の中には定数8ということで記してあり、現在9人で提出をさせていただいておりますが、それに変更したという理由には、現在私2期目になるんですけども、今まで特別委員会は8、議運の委員も8ということでやっておりましたが、今議会から会派代表者会が9、議会運営委員会は条例改正も行われて9人へと定数の変更がされました。そのことを参考にさせていただきまして、私が提出した特別委員会設置の発議に関しましても9人が適当ではないかというふうに考えまして、9人に訂正をさせていただいたということでございます。 あと3つ目、目的とは曖昧ではないかといったようなご質問があったように考えておりますが、目的に関しましては、この部分、詳細を決めていくといったところは委員会が設置されましたら具体的に決めていく内容と思っておりますので、そのことが先ほど1回目の質問でお答えさせていただきましたプロセスなどと同様ではないかと考えております。 あと、次に4点目、議会閉会中も活動することができるということで、提出させていただきました資料の中に期間として載せさせていただいておりますが、この点に関しましてもその他特別委員会に関してもこのような形で運用されているということですので、その部分、私がわざわざそこを議会中云々とかということを記すことは控えさせていただいたということでございます。問題ないと考えております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑ありませんか。17番、筒井一水君。 ◆17番(筒井一水君) ありがとうございます。 1点目が常任委員会、自分が言うたのはその常任委員会の中で議論されると思うがです。先ほど言うた学校施設、廃校施設、休校施設、これをどう利活用するかということは、常任委員会の中では議論されます。それを議題として常任委員会が取り上げた場合には議論していきます。これはもう必ずそういう問題が起きたところ、産経でもそうです。そこが議論されゆう中で、特別委員会でもそれを議論したときに、違った方向に行くおそれもあるんじゃないですかというのでどう考えていますかということ。それに対して、執行部は両方の意見を聞き持って動かないかんと。もし特別委員会を設置するんであれば、問題が常任委員会の中でこれ以上はできません、問題が起きたときに特別委員会を設置すればそのことを集中的にできるんではないかと考えておりますが、どうですか。 ○議長(高橋幸十郎君) 提案者。 ◆11番(岡田竜平君) 1点のご質問があったと思います。 常任委員会で議論される場合もあるだろうと、そういうことがあった場合、二重に委員会で議論すると執行部に迷惑をかけてしまうんではないかといったような趣旨のご質問だったと思います。 この点に関しましても、同じ議会の議員で構成されてる常任委員会特別委員会でありますので、最低限その部分のマナーといいますか、議題のさび分けは、執行部も含め話はされると思っておりますので、ほかの西バイパスのことに関しても、じゃあ建設産経で話をするといったことは今までなかったと思います。逆に、西バイパスという特別委員会を例えで出させていただきますけども、その中で重要ということで専門的に調査検討、議論がされて、そこで話し合われたことを常任委員会に上げるというような流れができ上がっていると思いますので、その点に関しましても、この提案させていただきました公共施設等調査特別委員会でもまねをするといいますか、いい流れでできればいいんじゃないかと思っておりますので、心配はないと考えております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。17番、筒井一水君。 ◆17番(筒井一水君) 先ほどに聞きよったら、その常任委員会はこれが設置された場合、特別委員会が取り上げたことは常任委員会が、それならマナー的に取り上げんと、その結果を受けて常任委員会がやるという方向性を岡田君は考えているんかなと今想像しました。ちょっとおかしいんじゃないかとは思っております。それは質問じゃのうてええです。 もう一つ質問で、定数9名、この質問ですが、先ほどの岡田君の提出者の考えは、今回会派代表者9名、議運9名になりました。このこととこの特別委員会9名というのは、考え方一緒にすること自体がおかしいんじゃないかと思います。議運の考え方は、そういう意見で9名にしたんじゃないじゃないですか。会派が2名ずつが9組できた、その中で平等にいくために9人全員を議運のメンバーにしましょうという趣旨のためにやったんやないですか。それと同じようにこの特別委員会を9名にするんであれば、各会派から1名ずつ出しましょうってせんとおかしいことになりますよ、同じ考えであれば。ちょっとそこの考え方がおかしいんじゃないです、9名にした理由が。もっと9名にするならするなりの理由を立てんと、今まで8名できて8名で話し合いして、今までもずっと論議もしていました、ほかの特別委員会は。今回議運の関係とかそういうがで9名にする、ただ単にそんな単純な考え方はおかしいんじゃないですか。答弁お願いします。 ○議長(高橋幸十郎君) 提案者。 ◆11番(岡田竜平君) 1点、定数9の根拠についてご質問がありました。 この筒井議員のご質問に関しましては、考え方の相違ではないかと考えます。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) お一人目の議員の7番、池沢が質問をいたします。2回目です。 それで、幾つか質問を1回目でしましたが、前提として、私が質問をして岡田議員が答えてくる、それも岡田議員と私の意見の相違やと思いますが、あえて質問をさせていただきます。 新しい価値観に基づいたの新しい価値観とはどういったことですかと質問をいたしました。少し私も60を過ぎまして頭が十分に、聞き取りをようしなかったところがあって申しわけないですが、再度お尋ねをいたします。何かその中で、岡田議員が答えられた中に広がる可能性とか言われたんですけど、そのあたりが聞き取りと理解ができなかったんで、再度お尋ねをしておきます。新しい価値観に基づいた公共施設の方向性も示さなければならない、この公共施設等調査特別委員会を設置して、どのような新しい価値観に基づいた公共施設の方向性を示さなければならないと考えられているのか、新しい価値観の根拠、あなたが考えてる新しい価値観とは何か、それがなければこの発議にはなってないわけですから、再度お尋ねをいたします。 それと、この期間ですが、案として私たちにお示しをしたときには、筒井議員との質問とダブりますが、初めのときは、継続設置とし議会閉会中も活動することができる、今回きちんとした発議として出されたのは、期間は目的達成までとし議会閉会中も活動することができる。このことについても、17番の議員とは、岡田議員は見解の相違やと言われるでしょうが、私としては、議会閉会中も活動することができるというのは、毎議会議長が閉会間際に閉会中の事務調査について云々という発言があります。その前に、委員長は議長がその発言するに当たっての書類を、委員長はサインをしてつくります。そういったこともあるので、ここには私としては議会閉会中も活動することができるとあえて書く必要はないんじゃないかと考えます。岡田議員は見解の相違やと言われると思いますが、私は経験として、これは書く必要がなかったんじゃないかとは思います。私の考えです。 それともう一つ、お一人目の議員の私が1回目の質問をしましたが、答えが返ってきましたが、じゃあどのような事務調査をしていこうとしていますか。1回目の質問の2項目です。どのような事務調査をしていくと考えての発議ですか。 また、17番議員の質問に対しては、詳細は委員会設置後に決めていくということを言われましたが、その計画、プロセスについても、協議を、委員会設置後決めていく、何か4年前にあったような気がします。4年間かかって具体に何をするか、具体が出なかった、たしか特別委員会があったことを記憶してます。そういったことになってはいけませんので、私はあえて質問をし、また心配もしております。特別委員会を設置する発議を出すなら、それなりの計画性も持たないといけません。いの町議会は、町民のためにより効率的な運営もされなければいけません。これまでの議会の常任委員会ないし特別委員会が最善であったとは決して、最善であったとは言い切りませんが、よりこれから改革をして、より町民のために開かれた議会になっていく必要があると思いますが、その中で効率的というのも考えていかなければならないと思ってます。発議者はどのように考えられているのかをお尋ねをします。 ○議長(高橋幸十郎君) 提案者。 ◆11番(岡田竜平君) 先ほど3点のご質問があったと思います。 まず1点目が、新しい価値観についての再度のご質問がありました。 私の思う新しい価値観、どういう思いでこの文言を使用したかということですが、私の社会経験も含め、一般論も織りまぜながらこのような文言を使用しました。世代間で全ての世代が全く同じ価値観を共有しているというふうには考えられていないと思っております。私の経験でも、同じ価値観を持った別の世代の方は正直いらっしゃいますが、一般論を織りまぜてここでは使用したとお考えください。 2点目、議会閉会中も活動する、これは質問だったかというとこもあれですけども、ご指摘をいただきましたのでお答えをさせていただきます。 書く必要がなかったんじゃないかということでしたので、今後そのことも含めまして、もう少し勉強させていただいて次にいかさせていただきたいと思います。 3点目、どのような事務調査の流れで行うか、そこを具体的に決めてないと失敗するんではないかといったようなご質問だったと感じておりますが、まず私が大ざっぱに、細かいところは委員会が設置されましたらその中で議論すべきと、私が提案したから全てをこうやるべきだろうと勝手に言ってしまうのはいかがなもんかと思いますので差し控えたいと思うのですが、大ざっぱなざっくりとしたイメージだけをご説明させていただきますと、まずはいの町に公共施設等総合管理計画というのができたということですので、ぜひ執行部の方に計画の詳細についてご説明をいただきたいというふうには思っております。これも委員会で計画書があるからええわよというふうになれば必要ないんではないかとも思います。その後、いろんな意見を集めるといったことも必要とは思っています。ほかの委員会でも街頭アンケートをとったというような経験もございますので、もしかしたらそういうのも必要なのかとも思います。これも委員会内で、要らんということであればやるにようばんような内容ではないでしょうか。 そしてあと、この公共施設に関するこういった委員会というのは、既に先進例は多くありまして、そういうよその自治体の議会というところにお伺いをしていろんなお話を聞くということも、可能性としてあり得るのではないかというふうなことも考えております。大ざっぱになりますが、このようなことを含め、いろんなこと、私より経験豊富な先輩方がこの議会にはいらっしゃいますので、そのような方と委員会が設置できましたら、ぜひともその委員会内で、私も委員会に入ることができれば入り、議論ができたらいいんではないかというふうに考えております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。7番、池沢紀子君。 ◆7番(池沢紀子君) 3回目です、7番。 提出者の岡田議員は、答えを答弁したり、それから提案されたりする文章とか言葉を聞いたり読まさせていただきますと、感情論での発言とか文章があるんじゃないかと思います。失敗って言われましたが、失敗とかそういうことで私は質問をしているのではありません。議会が町民のためにより開かれたものとなるように、また議会運営も一つの意味で効率的な要素も含まれると、それとより専門的と言われましたね。それと、このいの町公共施設等総合管理計画、これを執行部から説明をしてもらいと言われましたね、特別委員会ができたら。各常任委員会も事務調査としてこれが入っております。当然各常任委員会も、このいの町公共施設等総合管理計画について常任委員会ごとに説明を求め、またともに協議、事務調査をしていきます。それを、特別委員会を設置してそれができないと、そういうふうなことにはならないと思います。そこでダブっていくのではないですかと。より専門的なと言われましたが、じゃあ常任委員会がより専門的な議論、事務調査ができていなかったか、これからできないか。特別委員会になればより専門的なことができる、しかし議会の議員は同じです、18人は。各18人の議員が、それぞれの常任委員会特別委員会に割り振られてるわけです。このより専門的なというところが少し理解に苦しむところがあります。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 提案者。 ◆11番(岡田竜平君) 先ほど、ご質問3点あったように思います。 私の発言の中で、感情論、失敗というような発言があったということで、ちょっとそれは違うんじゃないかというようなご意見のような質問がございましたが、そういったこともあるように思いますので、失敗というような言葉はできるだけ控えないといけないなとも思いますし、今後の参考にさせていただきたいと思います。 2点目、計画の説明を執行部にしていただくということでのご質問、今議場にも配られてますので、全議員が見ることができるようになっており、常任委員会でもその説明が必要となってくる場合もあるのではないかといった趣旨だったと思います。 この計画の説明に関しての私の発言は、取り消させてください。私としても、絶対にせないかんというふうに思っての発言ではございませんでしたので、取り消しをお願いいたします。 3点目、専門的なという文言についてのご指摘の質問がありました。 専門的というとすごく難しくお考えになる場合が多くあろうとも思いますが、一つのテーマをもって集中的にやるという意味合いで専門的というような文言を使いましたので、ほかの特別委員会同様重要な課題ということで、公共施設に関しましても十分な調査、検討、議論ができればと考えております。今のところ、お二人の議員の方からのご質問を3度ずついただいたんですけども、さまざまなご意見があり、考え方の違い等々、私の文言の使用の仕方等でご心配をかけるところもあるとも思いますが、全般的にはいの町公共施設等総合管理計画、その支援等々を含めまして、議会は議会として特別委員会を設置いたしまして総合的に調査検討をしてまいりたいとの趣旨でございますので、ご理解をお願いしたいと思っております。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで発議第8号の質疑を終わります。 発議第8号の討論を行います。討論はありませんか。      〔「討論なし」「討論あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 討論がありますので、まず原案に反対者の発言を許します。7番、池沢紀子君。      〔7番 池沢紀子君登壇〕 ◆7番(池沢紀子君) 発議第8号いの町公共施設等調査特別委員会設置の発議に対して反対をいたします。 理由は、特別委員会の設置によらず、常任委員会、そしてこれまでの特別委員会で対応ができると考えております。そして、その議会と執行部は、住民の行政サービスの向上のためにあるべきですよね。それで、議会も開かれた議会となるように、議会の組織がどうあるべきかを常に考えていかなければならないと思います。時には行政と執行部と議会が議論を闘わせ、また情報共有をしながら町民のために議会と執行部がともに切磋琢磨していく必要があると考えております。 このいの町公共施設等特別委員会設置に当たりましては、いの町公共施設等総合管理計画が平成29年3月にできております。発議者におかれましても、これを基本に特別委員会を設置してやっていくような、そういったご提案ではなかったかと思いますが、その点におきましては、これまでの常任委員会特別委員会で十分対応できると考えます。あえてここで新しい特別委員会を設置する必要はないと考えております。そして、議会は数、数で全てが解決されます。多数の力によって必要でないと私は考える、この委員会を可決するかどうかはわかりませんが、数の力によってではなく真に本当に開かれた議会、行政となるべく、議会がどういうふうな組織として住民の行政サービスの向上のために執行部と一丸となってこれから議会を、今後の4年間を議会として歩んでいくのかという、そういったことを真剣に皆さん考えられて、この発議に賛成か反対かを表明していただきたい。私は反対です。 以上です。 ○議長(高橋幸十郎君) 次に、原案に賛成者の発言を許します。2番、久武啓士君。      〔2番 久武啓士君登壇〕 ◆2番(久武啓士君) 発議第8号公共施設等調査特別委員会の設置につきまして、賛成の立場から討論を行います。 先ほど反対意見の中で質疑等でも出ておりましたけども、特別委員会を設置しなくとも、常任委員会がそれぞれの所管部門を調査研究しているわけですからという意見がありましたけども、私は特別委員会、今回の設置について一番大事なことは、それぞれの所管部門、常任委員会というのはそれぞれの所管部門の調査研究ですよね。この特別委員会については公共施設と、だから3つの常任委員会で個別にやってるものを、もっと横断的に横のつながりをもって調査研究できるんではないか、非常に有効な手段の一つではないかなと考えるわけでございます。 また、各年代によってもいろんな考え方があってええと思います。それぞれの意見、8名、9名については、今回9名で出てるわけですけど、それについても僕は、ほかの委員会もそうですけど、できるだけ多くの方の意見を交えて集約をしていくということが大事じゃないかなと考えますので、今回の委員会の設置につきましては賛成をいたします。どうぞよろしくお願いします。 ○議長(高橋幸十郎君) ほかに討論はありませんか。      〔「討論なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) これで発議第8号の討論を終わります。 これから発議第8号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のために申し上げます。この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 本案に賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(高橋幸十郎君) 起立多数です。したがって、発議第8号公共施設等調査特別委員会の設置については、原案のとおり可決されました。 昼食のため休憩をいたします。午後1時から再開します。      休憩 12時1分      開議 12時58分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りします。ただいま設置が可決されました公共施設等調査特別委員会の委員の選任及び公共施設等調査特別委員会委員長並びに副委員長の互選を追加日程第7並びに追加日程第8として日程に追加し、直ちに議題にしたいと思います。ご異議ございませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、公共施設等調査特別委員会委員の選任及び公共施設等特別調査委員会委員長並びに副委員長の互選を追加日程第7並びに追加日程第8として日程に追加し、直ちに議題とすることに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第7、公共施設等調査特別委員会委員の選任を議題とします。 暫時休憩します。      休憩 13時0分      開議 13時42分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りします。ただいま設置されました公共施設等調査特別委員会委員の選任については、委員会条例第8条第4項の規定により、伊東尚毅君、岡田竜平君、森田千鶴子君、井上正臣君、久武啓士君、山岡勉君、井上敏雄君、森幹夫君、山崎きよ君、以上9名を指名したいと思います。ご異議はありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました諸君を公共施設等調査特別委員会委員に選任することに決定しました。 暫時休憩します。      休憩 13時43分      開議 13時52分 ○議長(高橋幸十郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(高橋幸十郎君) 日程第8、公共施設等調査特別委員会委員長並びに副委員長の互選を議題とします。 ご報告します。公共施設等調査特別委員会から委員長及び副委員長を互選した旨の通知がありました。公共施設等調査特別委員会委員長に岡田竜平君、副委員長に森幹夫君、以上であります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。6月13日は合同審査のため、6月14日は議案精査研究のため休会とし、6月15日再開したいと思います。ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(高橋幸十郎君) 異議なしと認めます。したがって、6月13日から6月14日まで休会とし、6月15日午前10時に再開することに決定しました。 本日はこれで散会します。      散会 13時54分...