4
◯尾崎委員長 それでは、経済局と
農業委員会の
所管事務調査を行いますが、説明に入る前に、まず、
自己紹介をお願いします。
〔
当局自己紹介〕
5
◯尾崎委員長 次に、
局機構図の説明及び
所管事務の説明について、順次説明願います。
〔
当局説明〕
6
◯尾崎委員長 これより質疑に入りますが、
委員会記録作成の関係から、発言の際は必ずマイクを使用して発言されるようお願いします。
それでは、ただいまの説明に対して、質疑はありませんか。
7
◯堀委員 海洋文化都市推進本部の
主要事業の
みなとオアシスの運営について伺います。昨日、
市内視察で昼食時に河岸の市に行った際に、
尾崎委員長と少し施設内を回ったんですが、以前、
情報発信のブースがあった場所に寄ったんですけれども、ドアが閉まっていて開きませんでした。以前もあの場所に行ったときに鍵が閉まっていて開かなかったんですけど、あそこはもう閉鎖されてしまったんでしょうか。
8
◯久保田みなと振興・
色彩担当課長 まぐろの
まち清水の
PRブースのことについて御説明いたします。
今現在、議員の御指摘のとおり、1階の部分につきましては、
PRブースとしては使っておりませんで、その理由としましては、駐車場の陰になってしまうですとか、当初、
情報発信としてということでの活用を考えたんですけれども、人通りとか人の寄りがなかなか確保できなかったものですから、今現在としましては、
まぐろ館の2階にあります一画を
PRブースということで、
情報発信をさせていただいているような状況になります。
9
◯堀委員 2階の一画がブースになっているということですけれども、外側からそこのドアの横に
みなとオアシスという看板というか、ステッカーが貼ったままになっていて、もう少し
みなとオアシスとして、うまく発信できたらいいんじゃないかなと思うのと、
みなとオアシスの役割として、地域の交流とかそういったことも含まれていると思うので、もう少しそういったところにも力を入れてほしいなと思います。
せっかく3年前に華々しく認証式も行われて、
望月義夫先生も御尽力されて国交省の
港湾局長も来賓として来られたという、そういったものですので、もっと
みなとオアシスを生かしていってもらいたいと思います。
意見・要望でした。
10
◯久保田みなと振興・
色彩担当課長 委員から御指摘があったとおりですけれども、やはり今、1階の部分に掲示してあるものですから、
案内ブースが2階にありますよですとか、
あとPRについては指定されている施設が河岸の市全体になりますので、
ソフト事業、
マグロまつりですとか、まぐろの
まち静岡ということをいろいろな機会においてPRしていきたいと考えておりまして、実際に
マグロまつりの企画への参画ですとか、河岸の市を使った
イベントなんかも数多く検討されているものですから、そのように御理解いただけたらと思います。
11
◯高木委員 産業政策課の
商工業企画事業の2)、2ページです。
清水港後背地における
地域経済の
活性化検討事業につきまして、この名称から何か事業のイメージが湧いてこないですけれども、
事業内容と想定されるエリアがございましたら教えていただきたいと思います。
12
◯金丸産業政策課長 今の
清水港後背地における
地域経済活性化の
検討事業ということで、令和元年度から
調査研究を進めているものでございますけれども、一番の目的は
中部横断道の開通であるとか清水港の整備に合わせてそういったインフラの進展に合わせて、
地域経済の活性化を図っていこうと。要は清水港の利活用を高めたりですとか、
市内企業の発展につなげたりとか、そういったものにどうやってつなげていくかといったところが主眼になってございます。そこで今調査の中身としましては、地域の経済の活性化、それを物流の面であるとか、
あと農林水産物の
取扱い増、あとは
観光交流であるとか、そういった側面でそれぞれどういった機能をつくっていくことが必要かというような
調査検討を進めているところでございます。
令和元年度に行った調査の中では、そういった3分野の中で、それぞれこちらのエリアの特性を生かすとなると、高効率の物流拠点であったり、
ストックヤード、
あと地域農産物の食体験ですとかPRできるような施設、あとは仕入れとかを行うような
地域商社の機能、そういったものを検討していくことが必要じゃないかというようなところが示されておりますので、今後、そういったものの実現に向けた課題を整理したり、民間投資をどうやったら呼び込んでいけるか。そういったものをしっかり検討していく取組を進めていきたいと思っています。
今、おっしゃったエリアはどこなんだというところについては、いわゆる
中部横断自動車道、
あと東名、
新東名プラス清水港周辺、そういった結節点にアクセスがしやすいエリア全体というような捉え方をしてございますので、今、特定のエリアを絞ってというところの検討にはなっていない状況でございます。
13
◯高木委員 大体分かりました。もう3年目ということになりますので、そろそろ形が見える形で、この
検討事業が進んでいくといいなと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
引き続き、もう1点お伺いします。
海洋文化都市政策課の2ページ目の現在の
懸案事項または今後の課題の中に、
みなとまちづくり公民連携協議会についての記載がございます。今年の4月28日に
シンポジウムが開かれまして、その中でこの協議会が一つは法人化されたというような話がございました。ということになると、かなり具体的に事業が展開されるのかなと想像されるんですけれども、ここには市からの
公民連携協議会の活用という考え方が書いてあるんですが、
公民連携協議会自体がどんな活動をされているのかが分かりましたらお願いしたいと思います。
14
◯谷川原海洋文化都市政策課長 高木委員からお話がありましたように、
シンポジウムの中でも報告があったんですけれども、これまで任意団体としてこの
まちづくり公民連携協議会のほうでは、主に目指す姿である
グランドデザイン、そちらの検討、提案、それからその実現に向けた各地区の
実行プランの作成ですとか、あとはマーケティング、ブランディング、そういったものを活動として行ってきましたが、今回の法人化、
一般社団法人への移行に伴いまして、機能を組織的に広げまして4つ掲げています。
1つ目が
シンクタンク機能。
グランドデザインに基づいて各地区で
リーディングプロジェクトを推進していくということ。それから、2つ目に
プラットフォーム機能として、
みなとまちづくりに係る
情報発信。関係する県内外、国内外の企業との交流、さらには市民の方との交流を広げていくということ。そして3つ目が
エンパワーメント機能。港湾は広くて調整に長い時間がかかりますけれども、社会実験、
イベント、
土地利活用などの
企画支援、そうしたものを通して動きをつくってきます。
最後に、4つ目としましては、
デザインセンター機能。これは
みなとまちづくりは防潮堤であったり道路であったり、いろいろな事業が時間差で起こってきますので、
公民連携協議会では俯瞰する立場で
プロジェクトマネジメントを行ってまいります。
実際に、これから
グランドデザインの中で各地区の
リーディングプロジェクトの
ガイドプランというのもつくってまいります。特に先行してやっていくのが日の出、
巴川河口地区。それから、清水駅
東口江尻地区。これらもそれぞれ
ガイドプランの策定に向けた
情報収集、課題整理に今年度取り組んでいくところでございます。
それに対して市も構成に入っておりますので、市としても積極的に関わってやっていきたいと考えております。
15
◯白鳥委員 1点、お願いいたします。
海洋文化都市推進部ですけれども、懸案になっています
海洋文化施設についてお伺いさせていただきたいと思いますが、昨年度から議会でもいろいろな質問も行われて、課題が浮き彫りになってきているわけですが、現在、事業者との聞き取り等、あるいは東海大学とか、あるいはJAMSTECとの
意見交換等について、どんなような内容で今進捗しているのか、その辺のところについてお聞かせいただけますでしょうか。
16
◯谷川原海洋文化都市政策課長 現在の進捗状況ですけれども、昨年度一旦公募を停止したときから、様々な事業者の方にヒアリングを行いまして、今年度に入りましてから
PFI事業の再開準備ということで、委託にも出しまして、その中でまたさらに事業者の方の意見を聞いて、現在、
要求水準書等の見直しを図っているところです。
ただ、コロナのこういった状況が続いておりますので、なかなか対面でやっていく機会が取れない状況にあります。その辺りは今年度に引き続き、委託業務の支援を通じて情報を収集して見直しを図っていきたいところでございます。
17
◯白鳥委員 今年度はこの問題に対して、どのような形でもってこの委員会に付託されてくるのかなということを知りたいですけれども、現時点での状況ですと、なかなか聞き取り自体も難しい状況もあるというお話でありますので、今年度、何らかの形でもってこの
海洋文化施設について、この委員会で協議するような今年度の見通しが現時点で見えるのかについて、今分かる範囲で教えていただければと思います。
18
◯谷川原海洋文化都市政策課長 現在、やっぱりコロナの影響による不安、これからその事業が成り立っていくのかとか、そういった事業者からの声もありますので、参加できる企業さん、しっかり手を挙げていただけるようなことで、例えば
事業期間ですとか需要予測、それから、
指定管理者制度の検討とかを今、進めているところです。今年度中には一旦、何らかの形でお示しできればいいかなと考えております。
19
◯山梨委員 1点、伺いたいのですが、
産業政策課に伺いたいと思います。
昨年度コロナの関係で、
商業者中心に様々な補助金や
消費喚起キャンペーンを補正予算でたくさん打ってやってきたわけですけれども、実際、この1年間を振り返ってみまして、どのような効果が実際あったのか、
政策ごとに、どんな状況であったのか、教えていただきたいと思います。
20
◯金丸産業政策課長 コロナの対策、昨年から委員会でも御議論いただきまして、いろいろな場面での対策をさせていただきました。
まずは、緊急的な対策として、
時短要請に係る対応の部分の協力金ですとか、あとは事業者さんの活動を支援させていただくような
経営基盤の強化であるとか、今おっしゃっていただいた
消費喚起であるとか雇用の対策。個々の施策となりますと、かなりいろいろな形、数がございますので、個々の御説明にはならないですけれど、大きくそういった
場面場面での対策、
消費喚起であるとか
経営基盤強化、そういったことについては個々の政策として、例えば
消費喚起の部分では
ポイント付与という形で、それをテコにしてお買物の効果を高めた形で取り組ませていただいたんですけれども、それについてはざっくり言いますと、例えば2.3億円の
ポイント付与で約20億円ぐらいのお買物効果という形でありますとか、あとは
商業者関係のほうで行った、商業者が主体的に取り組むような事業を支援させていただくようなものも、いろいろバラエティーに富んだ取組が生まれまして、個々のそういった支援につながったであるとか。それはちょっとお答えになっていないですけれども、今年度も引き続きそういった検討は必要になってくると思いますので、前年度の対策や成果、課題を踏まえて、しっかり対策の検討につなげていきたいと考えています。
失礼しました。協力金の対応は、
時短要請ではなくて
休業要請に対する協力金でございます。
21
◯山梨委員 一言だけ。たくさんいろいろなものをやっていただいたわけですけれども、やはり継続して今年も対策をしていかなければいけないと。しっかり
アンテナを高くしていただきながらお願いしたいなと思います。
ちょっと全然違う角度ですけれども、最近、
ウッドショックという非常に厳しい状況が、特に
住宅産業の中であるよと。ある
プレカット事業者さんの声を聞くと、結構厳しいという声を伺っていて、やはり建築業界は裾野の広いところですので、かなり大きな影響が出てくるのかなと。
一方、転じて中
山間地振興課さん中心に市産材のこともいろいろ取り組んでいただいていますので、ピンチをチャンスにしていくというか、そういった視点に取り組む時なのかなとも今、思いますし、一方で支援もしっかりしていただき、
アンテナを高く掲げて取り組んでいただきたいなと思います。
22 ◯宮城島委員
産業政策課に「ま・あ・る」
こどもクリエイティブタウンについてお伺いします。昨日、河岸の市のほうへ行って、あの辺は非常に
コロナ禍でも結構な
にぎわいを見せておって、その中で
商業労政課の商店街の
にぎわいという中で、
清水駅前銀座、
清水銀座、
あと次郎長通りというところがあるんですが、そこだけではないですが、商店街が非常に今、疲弊しております。
ある意味、
日の出地区とかは結構な
にぎわいを見せているんですが、そういった例えば「ま・あ・る」なんかとの関連性があまり感じられないんですよ。多分しっかりやられているんだろうと思いますけど、あるところは1か所だけにぎわっている。商店街のほうは非常に閑散として、特にこの
コロナ禍で
イベント、
七夕まつり等が中止になって、非常にお客が来ないという声を商店街の皆さんから聞いております。
それでも、そこの中で今、教育旅行では山梨、長野のほうからたくさんの
子供たちが、実は清水に来ている。そこで、商店街とかそういうものに
子供たちを誘導するような仕組みや、お考えは何かあるのか。
まず、「ま・あ・る」と商店街の関係について、教えてください。
23
◯金丸産業政策課長 コロナ禍ではありますけれども、「ま・あ・る」
こどもクリエイティブタウンは、対策を取って運営をしているところでございますので、おっしゃるようにそういった利活用をもっともっと高めていきたいなと。市内だけでなく県内、県外からの利用というのも工夫していきたいなと思っています。
やはり、あそこの立地として駅前、商店街に近接してという立地でございますので、既に今の事業の中でも、例えば
子供店長さん、
子供バザール、そういった事業の中で、実際の商店街のお店とコラボさせてもらって、お
仕事体験をしていただく等の展開もしてはおりますけれども、やはりPRをもっともっと効果的にという課題はあると思いますので、そういった工夫もしっかりしていきたいと思っています。
24 ◯宮城島委員 同じ「ま・あ・る」について、利用者はどの辺の範囲までなのか、県外、市外の
子供たちも利用できるのか、それとも、対象は主に
市内全域の小学生ですか。
25
◯金丸産業政策課長 市内に限らず、全ての
子供たちに体験、利用していただく施設となっております。
26 ◯宮城島委員 ありがとうございます。
27
◯尾崎委員長 ほかに質疑はございませんか。
〔「ありません」〕
28
◯尾崎委員長 それでは、質疑を打ち切ります。
ここで、
当局説明員の交代もありますので、暫時休憩します。
〔
説明員交代〕
午後2時18分休憩
──────────────────────────────
午後2時30分再開
29
◯尾崎委員長 それでは、休憩前に引き続き委員会を再開します。
会議に先立ち、当局の皆さんに申し上げますが、
新型コロナウイルス感染症予防のため、発言の際は
マスク着用のままでお願いします。
次に、
観光交流文化局の
所管事務について説明をお願いしますが、説明に入る前に当局の職員の
自己紹介をお願いします。
〔
当局自己紹介〕
30
◯尾崎委員長 それでは、
局機構図の説明、
所管事務の説明について、順次説明をお願いします。
〔
当局説明〕
31
◯尾崎委員長 これより質疑に入りますが、
委員会記録作成の関係から、発言の際は必ずマイクを使用して発言されるようお願いします。
それでは、ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。
32
◯高木委員 まず最初に、局長の言われました交流人口の増加により地域の活性化を目指すという言葉がありましたけれども、これは本当に目指してほしいなということで、局一体となってやってほしいなと思います。
その中で、具体的な話になりますけれども、観光・MICE推進課の2ページ目、(3)観光宣伝事業、1)観光宣伝・観光客の誘致事業についてでございますけれども、今、
中部横断自動車道がこの9月にも山梨まで開通するという情報が入っております。となりますと、おそらく山梨、長野、新潟も含めて、多くの人が静岡市に来る状況が整ってくるということになります。そういういい状況が来るときに、より積極的にこれらを生かしていくという発想が必要かなと思いますけれども、
中部横断道を生かした誘客の戦略的な取組を何かお考えかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
33 ◯福地観光・MICE推進課長 山梨、長野に向けた戦略的な集客、誘客ということですけれども、
中部横断道全面開通を見据えた取組として、当然、山梨、それから長野両県の来訪者に対して、戦略的なPRを検討しております。
まずは、どんな内容で遡及していくのかというところになりますけれども、これは旅行事業者などからの聞き取りによって、大きくは
中部横断道を通って来られる両県の方たちにとっても玄関口となる清水区のエリア、こういったところのマリンスポーツの体験ですとか、それから日本平からの富士山、それから駿河湾とか伊豆半島、こういったところを一望できる景観、こういったものの遡及力が非常に高いことが分かってきておりますので、こういったものを積極的にPRしたいと考えております。
それから、それをどのように発信していくのかですけれども、こちらにつきましては、するが企画観光局とも連携して、まずは現地の山梨、長野等での集客力のある商業施設等での観光物産展などに出店していくとか、あとは多様なメディアを活用したいなと考えております。その辺は地元のテレビ局ですとか新聞とかSNS、そういったものの活用を考えております。
あと、ここのところ成果の出ている取組としては、教育旅行の誘致がございます。これにつきましては、もともと横浜ですとか八王子をターゲットにやってきておりましたが、
コロナ禍において修学旅行のコース変更等で山梨の方が東京を避けて静岡に来ることが増えているようですので、その辺の山梨、長野の教育委員会等に積極的なアプローチをかけつつ、教育旅行のモニターツアーを積極的に行っていきたいと考えております。
34
◯高木委員 ぜひ積極的にお願いしたいなと思いますし、加えて例えば道の駅みたいなものも、例えば休憩施設が山梨から清水の間というのはほとんどない状況なんです。増穂以降がない状況になりますと、やっぱり清水辺りに道の駅が何かあったりすると、結構喜ぶのかなということもありますので、直接の所管じゃないかもしれませんけれども、そういうのを含めてトータルとで、よその局と連携した取組なんかも、ぜひやってほしいなと思います。
もう1点、スポーツ交流課にお願いしたいと思います。
25ページですけれども、まず、分掌事務にスポーツによる交流人口の増加の推進に関することがございまして、その下の
主要事業の中に、2)3)全国少年少女草サッカー大会、あるいは静岡マラソンの記載がございますけれども、これらは非常にお客さんが静岡に来てかつ宿泊をして、多くの旅館とかホテルがにぎわうという状況があります。まさに
コロナ禍で疲弊している旅館、ホテル、あるいは土産物屋さんに対して、宿泊型スポーツ大会というのはかなり高い効果があるなという感じがしております。
そこで、新たな大会とかの記載はないですけれども、アフターコロナをにらんで、特に高齢者を対象にした全国的なスポーツ大会というのは、地域に対する波及効果も結構高いものがあると。多くの土産物を買ったり、飲食したりということが考えられます。こういうものを新たに検討していくということは考えておらえるかどうか、お願いしたいと思います。
35 ◯長澤スポーツ交流課長 今、
高木委員がおっしゃったように、草サッカーとマラソンというのは本当にスポーツツーリズムの典型的な成功事例じゃないですけれども、宿泊を伴って多くの方が、例えば草サッカーで言っても参加者の7割8割が市外、県外からということで、マラソンも同じように県外からの参加者が多いというようなことで、宿泊を伴ったスポーツ大会ということでは本当に経済の活性化に資する大事な大会だなと思っております。ただ、今年度は、まずこの2つの大会については、この
コロナ禍の中で本当に開催できるんであろうかというところを今、実行委員会の事務局とともに検討しているところで、本当にこの緊急事態宣言が長引いている中で、どうなるのかなというところで、非常に難しい決断をしなきゃいけないのかなという状況のところがあります。
今、委員がおっしゃったような高齢者を対象にした全国大会というのも検討しているかというお話でありますけれども、それについては現時点では、我々スポーツ交流課としては、そういった検討はないのが現状でございます。
36
◯高木委員 現在、検討していないということですけれども、ぜひ検討して、例えば毎週のように高齢者のいろいろな大会がこのまちで開かれているという状況になると、相当ホテル、旅館関係業界も喜ぶんじゃないのかなという感じがしますので、ぜひ御検討だけでもお願いできればと思います。
37 ◯浜田委員
創生静岡の
浜田佑介です。
2つあります。
まず1つ、8ページ目の歴史文化課のところですけど、(4)徳川家康公顕彰事業とありますが、徳川みらい学会についての背景はどのようなものがあったか。また、さらに組織はどのようなものがあったか、御説明をいただきたいと思います。
あと、もう1つ、それを踏まえまして、徳川みらい学会をはじめとする徳川家康公顕彰事業というのは、この
コロナ禍において、今後どのような御予定になっているのか、御説明をいただきたいと思います。
38 ◯中川歴史文化課長 徳川みらい学会でございますけれども、こちらの団体につきましては、平成25年4月に静岡商工会議所を事務局として設立された団体でございます。
徳川時代が軍縮革命を実現した平和国家、それから、究極の循環型社会、そして、高度で洗練された文化の成熟期であることを改めて研究する、その知恵や歴史的意義を広く発信することを目的とした組織でございます。
組織の役員をまず紹介させていただきたいと思いますが、名誉会長が徳川恒孝氏、徳川宗家18代当主でございます。そして、会長が静岡大学名誉教授の小和田哲男氏、そして、副会長が商工会議所会頭の酒井公夫氏、そして、理事が静岡大学名誉教授の本多先生ほか20名、そして、顧問としては静岡県知事、静岡市長など5名の役員でございます。
顕彰事業につきましては、著名な講師を招いて、年6回講演会を開催しております。そのうちの2回を静岡市と共催事業ということで開催をさせていただいております。また、講師を交えての視察を行ったり、家康公の作文コンクール、こちらにつきましては徳川記念財団との共催事業ではございますが、作文コンクール等を行っているというものでございます。
39 ◯浜田委員 ありがとうございます。では、もう1つお願いいたします。
今度は3ページ目、全体のところになります。(6)MICE誘致推進事業のところですけど、今
コロナ禍により国際的にも人の交流、また、人の誘致が難しい状況下にあります。国際会議誘致ということで、
コロナ禍においてどういった対策を考えているのか。また、さらに今後、もし開催するのであれば、どのような形の対策をしていくのか。その辺について、教えていただきたいと思っております。
40 ◯福地観光・MICE推進課長
コロナ禍における国際会議等の誘致ということでございますけれども、御指摘のとおり、大規模な会議というのは、実際に昨年度行われておりません。ただ、私どもは全国大会開催補助金という制度を持っておりますのでコロナの状況を見ながら事業をやっていただける団体もある中で、大規模な
イベントは避けながら、小規模な
イベント、それが全国規模でなくてもブロック単位の開催ですとか、そういう小規模なものをやっていただきながら、そういったものを支援できるように、全国大会補助金の要綱を改正しまして、要件を緩和して小規模な
イベントにも補助できるような対応をさせていただいております。
41
◯白鳥委員 まず、まちは劇場についてお聞かせてください。
14ページに、
イベント開催支援ということで示されておりますけれども、今のお話にもつながるんですが、
コロナ禍ということで各実行委員会の皆さんも開催についても現在非常に検討されているところ、あるいは懸念を抱いているところ、また、中止を決定したところ、幾つかいろいろとあるわけですけれども、この中で示されている丸で書かれた奇数の事業、静岡まつりをはじめとする奇数の部分でいいですから、全部説明しろというと大変だと思いますので、奇数の部分だけ現状、どんなような検討が行われているのか、あるいは開催中止等、決定した状況があるのか、その辺のところについてお示しいただければありがたいです。
42 ◯鈴木まちは劇場推進課長 ただいまの
イベント開催支援の中に表示しております奇数の部分の事業についての現状でございますが、1)静岡まつりについては4月当初、開催をいたしました。これは縮小開催を既に実施済みでございます。
3)安倍川花火大会は現在どのような規模でできるのか、実行委員会において検討中でございます。
5)大道芸ワールドカップについても同じ状況でございまして、どんな形でできるのか、また開催時期が11月ですので、11月の開催に向けて今、検討中でございます。
7)高等学校応援団フェスティバルでございますけれども、こちらは6月の開催でございますが、今、縮小開催、ふだんよりも規模は小さくなりますけれども、開催をするということで報告を受けております。
9)シズオカ・サンバカーニバルは、当初ゴールデンウイークで開催していた
イベントでございますが、これは秋の開催に変更いたしまして、またそのときの状況によってどのように行うかというのは検討中でございます。
43
◯白鳥委員 縮小開催ということで決定しているところもあるということですが、ウィズコロナ、あるいはアフターコロナということで、フェスティバルシティということで考えると、そろそろいろいろなことで動き出していきたいなとは思っているところですが、そういったコロナ対策についても、実行委員会のほうでは費用負担等も含めて、課題としてはあるのではないかなと推測するんですけれども、コロナ対策について、そういった事業が展開されるときには、どのような対応を考えているのか。その辺のところについてお聞かせいただければと思います。
44 ◯鈴木まちは劇場推進課長 ただいまの
コロナ禍において実施される
イベントに対するコロナ対策の支援ということでございますけれども、通常開催する補助金に加えて、こちらの15ページの上段、11)にあります
賑わい創出イベント感染症対策事業補助金を今年度は5000万円予算づけしておりまして、各事業にこの補助金、支出の要綱に見合った額、それぞれの
イベントにコロナ対策として行われたものに対して補助していく予定でございます。
また、どのようなコロナ対策がいいのかというのは、その
イベントの規模にもよりますが、一つ例を挙げますと静岡まつりの場合はあれだけの大きな
イベントでございまして、期間中29万人の来場者があったということですけれども、入り口で検温、それから消毒などを行いました。それから、各店舗におけるディスタンスの確保、そして各店舗でも消毒等を呼びかけ、さらには混み合ってきたときには市の職員が応急的にプラカードを持って
マスク着用を促すとか、マスクを外して会食などをされている方に、少し控えてくださいとか、そういうような呼びかけをいたしました。この静岡まつりのところを基準といたしまして、各
イベントの規模に応じた対応といったものを、これから相談とか支援をしていきたいと思います。
45
◯白鳥委員 ぜひ開催を決定する事業につきましては、そういったノウハウを市のほうで積み重ねてきていることであろうかと思いますので、ぜひそういったものを実行委員会のほうにも反映していただくように、強い支援をお願いしたいなと思います。