安曇野市議会 > 2019-05-28 >
06月04日-01号

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  1. 安曇野市議会 2019-05-28
    06月04日-01号


    取得元: 安曇野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-06
    令和 1年  6月 定例会安曇野市告示第28号令和元年安曇野市議会6月定例会を、次のとおり招集する。   令和元年5月28日                      安曇野市長 宮澤宗弘1 期日  令和元年6月4日(火)2 場所  安曇野市議場          ◯応招・不応招議員応招議員(21名)  1番  小林陽子       2番  臼井泰彦  3番  遠藤武文       4番  林 孝彦  5番  坂内不二男      6番  井出勝正  8番  一志信一郎      9番  松枝 功 10番  増田望三郎     11番  中村今朝子 12番  竹内秀太郎     13番  平林 明 14番  藤原陽子      15番  猪狩久美子 16番  小松芳樹      17番  召田義人 18番  宮下明博      19番  平林德子 20番  小林純子      21番  内川集雄 22番  小松洋一郎不応招議員(なし)          令和元年安曇野市議会6月定例会議事日程(第1号)                   令和元年6月4日(火曜日)午前10時開議第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 諸般の報告第4 報告第1号 平成30年度安曇野市一般会計繰越明許費繰越計算書について   報告第2号 平成30年度安曇野市一般会計事故繰越し繰越計算書について   報告第3号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(公用車事故に関すること)   報告第4号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(道路事故に関すること)   報告第5号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(アルプス公園内で発生した事故に関すること)   報告第6号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(公用車事故に関すること)   報告第7号 債権放棄の報告について(高額療養費資金貸付金に係る債権)   報告第8号 債権放棄の報告について(水道料金に係る債権)第5 報告第9号 専決処分の承認を求めることについて(安曇野市税条例等の一部を改正する条例)   報告第10号 専決処分の承認を求めることについて(安曇野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)   報告第11号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市一般会計補正予算(専決第1号))   報告第12号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(専決第1号))   報告第13号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市後期高齢者医療特別会計補正予算(専決第1号))   報告第14号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(専決第1号))   報告第15号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市産業団地造成事業特別会計補正予算(専決第1号))   報告第16号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市観光宿泊施設特別会計補正予算(専決第1号))第6 議案第1号 公の施設条例の見直しに伴う関連条例の整備に関する条例   議案第2号 安曇野市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例   議案第3号 安曇野市児童館条例の一部を改正する条例   議案第4号 安曇野市介護保険条例の一部を改正する条例   議案第5号 安曇野市森林環境譲与税基金条例   議案第6号 令和元年度安曇野市一般会計補正予算(第1号)   議案第7号 令和元年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(第1号)第7 穂高広域施設組合議会議員補欠選挙---------------------------------------出席議員(21名)   1番  小林陽子       2番  臼井泰彦   3番  遠藤武文       4番  林 孝彦   5番  坂内不二男      6番  井出勝正   8番  一志信一郎      9番  松枝 功  10番  増田望三郎     11番  中村今朝子  12番  竹内秀太郎     13番  平林 明  14番  藤原陽子      15番  猪狩久美子  16番  小松芳樹      17番  召田義人  18番  宮下明博      19番  平林德子  20番  小林純子      21番  内川集雄  22番  小松洋一郎欠席議員(なし)---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  市長     宮澤宗弘     副市長    中山栄樹  教育長    橋渡勝也     総務部長   金井恒人  政策部長   上條芳敬     財政部長   百瀬秀樹  市民生活         宮澤万茂留    福祉部長   野本岳洋  部長  保健医療         髙橋正子     農林部長   高嶋雅俊  部長  商工観光            都市建設         鎌﨑孝善            西沢 剛  部長              部長  上下水道         久保田剛生    教育部長   西村康正  部長                  政策経営  総務課長   関 欣一            野口武史                  課長---------------------------------------事務局職員出席者  事務局長   望月利彦     次長     細田昌伸  次長補佐兼         青木規素  議事係長--------------------------------------- △開会及び開議の宣告 ○議長(小松洋一郎) 開会に当たり御報告申し上げます。 今定例会の議場内における上着の着用は、適宜対応をお願いいたします。 これより令和元年安曇野市議会6月定例会を開会いたします。 ただいまの出席議員数は21名で、定足数に達しております。 よって、直ちに本日の会議を開きます。                             (午前10時00分)--------------------------------------- ○議長(小松洋一郎) ここで、御報告いたします。 議会運営委員会委員の欠員1名について、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において、藤原陽子議員議会運営委員に指名しました。--------------------------------------- △議事日程の報告 ○議長(小松洋一郎) 続きまして、本日の議事日程の報告を申し上げます。 本日は、市長より報告16件、議案7件が提出されております。あらかじめ皆様に御配付申し上げてあるとおりでございます。 本日の議事は、お手元の議事日程第1号により進めてまいります。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(小松洋一郎) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員には、会議規則第81条の規定により、9番、松枝 功議員、10番、増田望三郎議員、11番、中村今朝子議員を指名いたします。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(小松洋一郎) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から6月28日までの25日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から6月28日までの25日間と決定いたしました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(小松洋一郎) 日程第3、諸般の報告をいたします。 諸般の報告については、市長から、地方自治法第243条の3第2項の規定により、平成30年度安曇野市土地開発公社事業会計決算書、平成30年度公益財団法人安曇野文化財団事業報告及び決算資料がそれぞれ議会に提出されております。また、監査委員から、地方自治法第199条第9項の規定により、平成30年度財政援助団体等監査報告書及び地方自治法第235条の2第3項の規定により、例月現金出納検査報告書が議会に提出されております。 なお、議長の諸会議等出席状況は、お手元に御配付申し上げてあるとおりでございます。御承知願いたいと思います。--------------------------------------- △市長挨拶 ○議長(小松洋一郎) ここで、市長から発言を求められております。これを許します。 市長。     (市長 宮澤宗弘 登壇) ◎市長(宮澤宗弘) 皆様、おはようございます。 本定例会の開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 本日、令和元年安曇野市議会6月定例会を招集をさせていただきましたところ、議員各位におかれましてはお忙しい中、御出席を賜り、御礼を申し上げる次第でございます。 新天皇が即位をされ、令和元年の新時代が幕開けをしました。5月1日、日本国中が祝賀ムードに包まれる中、安曇野市においては、婚姻及び出生の届け出をされた皆様に、植物苗に私のメッセージを添えてお渡しをいたしました。39件もの届け出があり、新時代のスタートとともに大変喜ばしい限りでございます。 また、令和になって初めてとなる第5回信州安曇野ハーフマラソンが一昨日開催をされましたが、天候にも恵まれ、遠くは北海道、沖縄から、ハーフマラソンの部5,224名、ファミリーランの部316組680名の総勢5,904名、このうち完走者は5,734名で、多くの方々が初夏の安曇野を駆けめぐり、楽しんでいただけたことと思います。実行委員会を初め750名を超えるボランティアや、応援いただきました全ての関係者の皆様方に心より感謝を申し上げます。 この第5回記念ハーフマラソンにあわせまして、関連イベント「中村勘九郎さんと有森裕子さんのトークショー」には550名の皆さんが来場され、盛大に開催することができました。 加えまして、現在、第36回全国都市緑化信州フェアが開催をされています。 4月28日には、サテライト会場の三郷文化公園で、ガーデンデザイナーの吉谷桂子さんやオリンピック柔道銀メダリストの篠原信一さんらをお招きをし、「信州花フェスタ2019記念シンポジウムin信州安曇野」を開催いたしました。定員を超す350名が来場されました。 また、サブ会場の国営アルプスあづみの公園には、10連休となったゴールデンウイーク中に、前年対比150%となる9万3,000人が来園をされたとお聞きをいたしております。 また、5月4日には、第15回あづみの公園早春賦音楽祭も行われ、花壇や関連イベントなどを大いに楽しんでいただけたことと思います。 5月20日には、秋篠宮家の長女、眞子さまが全国都市緑化祭の出席にあわせて安曇野市を訪れ、国営アルプスあづみの公園と市の天蚕センターなどを御視察されました。 5月26日には、メイン会場とサブ会場を合わせた来場者数が50万人を超え、当初の目標を達成し、50万人目の来場者に花束と安曇野産VAIOのパソコンを記念品として贈呈をしました。 バラの開花時期を迎え、本庁舎周辺の会場にも多くの皆様に御来場いただいており、16日の閉幕まであとわずかとなりましたが、十分に御堪能いただきたいと思います。 これらのイベントに関係された皆様方の心からのおもてなしと御協力に改めて感謝を申し上げるものであります。 さて、議会の開会に当たり、市政の取り組み状況について、主要施策を中心にその概略を報告させていただきます。 本年度は、実施計画などで積極的に強化すべき12施策と最適化に向けて見直すべき3施策を重点化施策として位置づけております。 まず、健康づくりの推進についてです。 自転車を日常活動の移動手段として活用することにより、どの程度健康増進に寄与するのか検証する自転車活用による健康づくり実証実験が4月から始まりました。初回は24名の方が参加をされ、松本大学の協力のもと、活動量計などを用いた基礎体力測定や栄養指導などを行いました。 今後、3年間の予定で実証実験を行ってまいりますが、本年度は10月まで、元オリンピック選手の小林可奈子さんによる安全指導やツーリングなども行い、効能を確認し、成果をもとに全市的に自転車を活用した健康増進を推進してまいります。さらに、サイクリングコースの設定やサイクリング教室の開催など各事業と並行させながら、多くの市民の皆様方に自転車に親しんでいただけるように取り組んでまいります。 次に、高齢者福祉の充実についてです。 元気な高齢者をふやすために、昨年度に新設したアクティブシニアがんばろう事業について、平成30年度は72団体、約1,500名の皆さんがかかわりながら事業を実施いたしました。このうち新たに32団体が補助金を申請されました。本年度の申請受け付けも始まっており、多くの団体に補助金を活用していただき、地域で活発な高齢者活動が展開されていくことを期待しております。 次に、出産・子育て支援の充実についてであります。 4月から産婦健康診査が開始されました。この事業は産後2週間と1カ月の出産後間もない時期の産婦に対して、健康診査に係る費用を助成するものです。 また、この健診により、支援が必要な方が産後のケアを利用しやすくするために、宿泊型の産後ケアについては、利用期間を、出産による入院終了後30日から120日間へ拡大し、母乳相談については有効期限を産後6カ月未満から1年未満に拡大いたしました。産後支援の強化により、産後鬱の予防につなげるとともに、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を目指してまいります。 次に、認定こども園、幼稚園遊戯室への空調機の設置工事についてです。 平成30年度事業として、南穂高、三郷東部、アルプス、堀金の各認定こども園の空調機の設置が完了いたしました。残り10園については施工中であります。いずれの園も6月末までに工事を完了し、この夏に備えてまいります。 次に、明科南認定こども園の新築工事は、4月に基礎工事が完了し、5月から本体の鉄骨工事に着手をいたしました。現在、鉄骨組み上げ工事がほぼ完了し、建物の全体が見えてきております。今後も安全を第一に施工を進め、12月末の完成を目指してまいります。 次に、安曇野ブランド発信の強化についてです。 信州安曇野田んぼアートが、この2日から9月29日まで開催されております。図柄は、NHK大河ドラマ「いだてん」をテーマとしており、ハーフマラソンの開催に合わせて、中村勘九郎さんと有森裕子さんほか、子供たちによる田植えイベントなども行われました。 展望台からの観覧は6月15日から9月28日まで3カ月半の長期間となりますが、安曇野市に新たな観光スポットが加わったことで、多くの方々に御来場いただき、全国に向けて安曇野を発信してまいります。 次に、景観の保全と育成の推進についてです。 合併前に各町村が設置をした観光・公共施設の案内板などの表示内容やデザイン、設置方法を統一するため、昨年度にサインガイドラインを策定いたしました。ユニバーサルデザインを採用し、多言語表記として、インバウンドへの対応が可能となり、案内不足が解消されるほか、都市景観の質的向上に効果が期待できます。 昨年度から順次整備を進めておりますが、本年度は都市再生整備計画事業により、主に明科駅周辺地区の駅前広場などサイン整備の必要箇所等の洗い出しと設置計画案を策定してまいります。 次に、水環境の保全・強化・活用についてであります。 松本盆地の貴重な地下水源を保全するため、関係市町村及び長野県で構成をするアルプス地域地下水保全対策協議会では、昨年度、地下水保全・涵養に関する5つの指針を策定いたしました。広域的な連携を図り、地下水資源の保全・涵養、水質の保全などの取り組みを進めてまいります。 次に、良質な住環境の整備についてであります。 安曇野市耐震改修促進計画の取り組みの一つとして、住宅の耐震性能を確保するため、耐震診断及びその結果に基づく耐震改修の促進を図っています。多くの皆様から耐震診断や耐震改修工事などの申し込みをいただいており、昨年度は耐震診断300件、耐震改修または建てかえ工事の補助25件を実施いたしました。安全確保に向けて、補助制度を大いに利用いただきますようお願いいたします。 市では、申し込みのあった耐震診断などを、建築士事務所協会と連携し、できる限り早期に完了するように取り組んでまいります。 次に、移住・定住の促進についてであります。 本年度、空き家所有者に対して意向調査を実施いたします。この結果に基づき、空き家バンクの登録物件の増加を図り、移住希望者への住宅供給に取り組んでまいります。今後、空き家の利活用に向けて、仲介事業者を対象とした勉強会を開催してまいります。 このほか、地域未来投資促進法を活用したあづみ野産業団地北側の用地拡大につきましては、国からの重点促進区域の指定同意を受けたことから、令和4年度の完成を目指して関係者と調整を進めてまいります。市内での産業振興と就労確保の充実を図ってまいります。 また、過度な東京圏等の一極集中の是正と地方の担い手不足を解消するため、一定要件の備わった移住者の就業に対して助成金を交付するUIJターン就業移住事業の関係費用として本定例会の補正予算に計上をさせていただきました。この事業は地方創生推進交付金を活用し、取り組んでまいります。 次に、学校教育の充実についてであります。 世界で活躍できる人材の輩出を目的とした中学生海外ホームステイ交流派遣事業では、中学生14名を3月に10日間の日程でオーストラリア・メルボルン市へ派遣いたしました。先日の帰国報告会では、派遣先での貴重な体験とともに、生徒が決めた自身の課題への取り組みの様子を発表していただきました。 5年間で派遣をした中学生は延べ70名に達しております。この経験が糧となり、おのおのの目標の実現に向けて研さんに励まれることを大いに期待をしており、本年度も引き続き事業を実施をしてまいります。 さらに、市内小学校普通教室へのエアコン整備事業につきましては、全ての小学校において工事に着手し、本年度中の竣工を目指しております。 なお、中学校へのエアコン設置につきましては、現在設計を行っており、来年度の当初予算に事業費を計上させていただきたいと考えております。 次に、生涯学習の推進についてです。 生涯学習の推進の一環として、4月に生涯学習情報「Link(リンク)」を発刊いたしました。この情報誌は、公民館や体育施設、交流学習センターなど生涯学習施設の案内や、市民サークル、団体の紹介、リーダーバンクの情報などを掲載した冊子であり、市民が生涯学習情報を一括して入手できるようになっております。第2次安曇野市生涯学習推進計画基本理念「~ふるさと安曇野をまるごと学びの場にして生きる~」につながる"学びのきっかけ"づくりに役立てていただきたいと考えております。 次に、スポーツ活動の充実についてであります。 信州安曇野ハーフマラソンが第5回の記念大会を迎えるに当たり、オリンピックメダリスト安曇野市スポーツ大使の有森裕子さんを講師に招き、4月28日、ランニングクリニック堀金小学校体育館及び校庭で開催いたしました。120名の方が受講され、有森裕子スポーツ大使から、走るための基礎知識や大会に向けてのトレーニング方法、ウオーミングアップやランニングフォームなどを幅広く学んでいただいたところであります。 また、かねてより要望してまいりました聖火リレーにつきましては、東京2020オリンピック聖火リレーの長野県ルートが6月1日に発表され、安曇野市は2020年4月3日金曜日、県内2日目に、6番目の市町村として聖火が通過することとなりました。県内77市町村の中で、安曇野市が聖火リレー実施14市町村の中に選ばれたことは大変光栄に思っているところでございます。 市内ルートの詳細は検討中ですが、オリンピックの機運を盛り上げるために、実行委員会を立ち上げ、なるべく多くの方々に参加をしていただき、安曇野を感じていただけるようなコース設定を行い、安曇野市を全国、世界にPRをしていきたいと考えております。 聖火リレーの実施につきましては、今後、組織委員会、県の実行委員会、警察、周辺住民の方々等との調整が必要でありますが、オリンピック・パラリンピックの機運と地域を盛り上げるためにも、議会を初め市民の皆様方の御協力をお願いいたします。 次に、新総合体育館の建設につきましては、5月7日に入札公告を行い、総合評価落札方式による一般競争入札での施工者決定に向けて作業を進めております。現在は、入札参加資格の確認がなされた事業者によって、技術提案書などの作成が進められているところであります。 今後、6月24日から技術提案書などの受け付けを開始し、総合評価審査委員会の審査を経て、9月上旬には落札候補者を決定してまいります。 また、新総合体育館の事業にあわせて、周辺の道路整備を進めております。今年度は、昨年度に引き続き用地補償を進め、道路工事に着手する予定であります。 次に、交流活動の推進についてです。 4月1日、安曇野市市民活動サポートセンターが本庁舎内に移転をいたしました。本年度から始まる第2次安曇野市協働まちづくり推進基本方針及び行動計画の具現化に向け、情報の収集・提供、相談、コーディネートなどの事業に取り組んでまいります。協働のまちづくり推進のため、多くの皆様方の御利用をお願いいたします。 次に、防災体制の充実についてであります。 災害時の避難所運営を円滑に行うことを目的として、指定避難所運営マニュアルを本年3月に策定いたしました。大規模災害が発生した場合、家屋の損壊やライフラインの途絶等により自宅での生活が困難となり、多くの方々が避難所での共同生活を余儀なくされます。 市災害対策本部は、災害の状況を判断した後、指定避難所の開設を決定し、避難生活が開始できる準備を整えますが、ここでの生活は避難者同士が協力して行っていただく必要があります。今後、各地区で実施をされる防災訓練の際に、避難所の運営訓練を取り入れていただきたいと考えております。 次に、農林業の振興についてです。 市では、畑作園芸振興として、機械化による栽培ができ、稲作にかわる収益性の高い土地利用型作物としてタマネギを重点作物に位置づけています。本年度の作付面積は、前年対比120%、54ヘクタールと目標値を上回っており、今後も生産拡大を図ってまいります。 また、消費者に向けて地産地消をアピールし、生産者との結びつきを強めるために、「玉ねぎ祭り」が6月15日と16日、市内19カ所の圃場で開催されます。本年度は参加団体が2団体ふえまして、収穫体験と20キログラムネット袋詰めを2,000円で直売しますので、多くの皆さん方に御来場いただきたいと思います。 次に、地域ぐるみで行う水路清掃、農道補修、農村環境保全のための植栽、水路の長寿命化工事などに対して、国・県・市が支援をする多面的機能支払交付金制度は、本年度2期目を迎えることになります。市内の56団体が制度を活用し、集落内の農用地、水路、農道などの保全管理活動などを行っています。 現在、事務負担の軽減、合理化に向けて組織の広域化に取り組んでおります。本年度は34団体が5地域で広域協定を結ぶこととなりました。4月には穂高有明地域において4団体が広域組織を立ち上げ、残る豊科、三郷、穂高、明科地域でも広域協定が結ばれ、6月中に広域組織設立総会が開催される予定であります。 次に、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律が本年3月の国会で可決され、4月1日から施行されています。安曇野市においても秋以降にこの森林環境譲与税が配分される予定でございます。 この使途については、昨年5月に成立をした森林経営管理法により、市町村主導による未整備森林の解消を目指すため、市が所有者にかわって行う森林整備や、所有者の経営意向調査、境界画定、人材育成や担い手確保、また木材利用の促進や普及啓発の財源として充てられるものであります。 譲与税につきましては、基金を設けて適切に管理をしてまいります。 次に、観光の振興についてであります。 ゴールデンウイークの観光客の入り込み状況は、おおむね好天に恵まれ、大勢の観光客らでにぎわいました。 市内の主な観光地であります大王わさび農場を中心とした安曇野わさび田湧水群一帯は、前年対比114%となる約10万4,000人が訪れました。また、山岳観光におきましては、山小屋での宿泊数は前年対比145%、約2,800人と好調であると報告を受けております。 また、観光客が市内を周遊しやすくし、滞在時間をふやしていただくため、観光協会が主体となり、シェアサイクルシステムを4月から稼働をさせています。開始1カ月間で、前年対比の2倍を超える106件の利用がありました。 本年度は自転車25台を追加し、総台数を50台とし、サイクルステーションを市内16カ所に設けて運用していく予定であります。観光客がより利用しやすくなるものと考えております。 今後は、松本市などとの広域連携、相互乗り入れ等について検討をしてまいります。 次に、その他の事項として報告を申し上げます。 池袋、大津市での自動車事故や川崎市の殺傷事件など、とうとい命が失われる事件や事故が多発しており、心より犠牲者の皆様方の御冥福をお祈り申し上げるものであります。 高齢者の運転免許の返納が大きな社会問題となっている中で、市内においては、今年になって例年を上回るペースで交通事故が発生し、既に3名がとうとい命を失っております。このような状況から、市といたしましても警察、交通安全協会など関係機関や団体との連携を一層深め、安全で安心な市民生活のための各種対策を強化してまいります。 また、高齢者の特殊詐欺被害が相次ぎ、1,000万円余りの被害が生じるなどの事件が発生していることから、4月から、特殊詐欺など被害防止対策機能のある固定電話機や、電話機に接続をして用いる機器を購入した65歳以上の方に対して、購入額の2分の1、上限5,000円を補助する制度を設けさせていただきました。 既に申請受け付けを開始しており、被害を未然に防ぐため、大勢の皆様に御利用、御活用をいただけるよう努めてまいります。 続きまして、穂高広域施設組合の新ごみ処理施設の建設工事の進捗状況でありますが、3月から5月末にかけて地盤改良工事を実施し、現在基礎工事に入っております。地盤改良工事は大小合わせて212カ所で実施をしましたが、心配をしておりました湧水は工事に支障がなく、順調に進んでいます。7月末までの予定で基礎工事を行った後、8月中旬ころから鉄骨の搬入が始まる見込みで、今後も事故のないように進めてまいります。 次に、地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」についてであります。 昨年度、課題の共有、必要性の確認、複数ルート案の比較評価など5つの段階を踏んで、地域の理解が得られるルートを選定していくとの県から新たな進め方が示されました。 第1段階としまして、6月9日、市役所において、市民の皆様、関係者を対象に県と市が合同で、事業の進め方、必要性、整備効果などについて説明会を行うこととなっております。 市といたしましても、引き続き議会の皆さんと連携を図りながら、事業促進に努めてまいります。 次に、梓橋の改修につきましては、約2万人の署名を添えて、平成26年12月定例会に「改修を求める請願書」が安曇野市議会に提出されました。これを受けまして、市では交通量調査、梓橋を通過する車両の起終点調査を行い、調査結果を梓橋の管理者である松本建設事務所に情報提供をしたところであります。 県は、この調査結果を参考に、梓橋周辺の渋滞対策を検討したところ、完全3車線化は渋滞対策として一定の効果があると判断をし、昨年度に国土交通省河川管理者との協議を行い、本年度、県事業として梓橋の完全3車線化が事業化となりました。一日も早い完成を期待するものでございます。 次に、水道事業については、施設の老朽化対策、耐震化などを計画的に進めており、豊科・明科地域整備事業は継続して実施をさせていただきます。また、有収率の向上を図るため、堀金地域において漏水調査を実施してまいります。 下水道事業は、計画をした管渠整備が昨年度で終了し、今後は施設の維持管理が主体となります。引き続き下水道接続促進補助金制度を未接続の皆様方に活用していただき、水洗化の向上に努めてまいります。 また、市内に設置をしてあります下水道マンホールのふたは、旧町村で制作したものを使用しており、更新時期を迎えていることから、6月7日までふたのデザインを募集をしております。新たなデザインマンホールにより下水道事業に関心を持っていただくとともに、安曇野の魅力を発信してまいります。 次に、平成30年7月、健康増進法の一部を改正する法律が成立をし、望まない受動喫煙を防止をするための取り組みがマナーからルールへと変わります。これを受けまして、既に敷地内禁煙となっている学校、認定こども園に加え、7月1日からは市役所本庁舎、児童館、各支所、保健センターなどを敷地内禁煙とさせていただきます。 既に広報、ホームページなどでお知らせをいたしておりますが、これに加え、各施設の掲示等でもお知らせをいたします。 なお、公民館や体育館、美術館などの施設の取り扱いは来年4月からとなりますので、それぞれ皆様方の御協力をお願いいたします。 以上、重点化施策などの取り組み状況について報告をさせていただきましたが、諸事業の財源となるふるさと納税制度について若干述べさせていただきます。 全国から多くの、そして貴重な御寄附をいただいた結果、昨年度は寄附件数2,964件、寄附総額は6億1,399万3,000円に上りました。前年対比では、件数で1,358件の減、寄附額では2億7,476万2,000円の減額となりました。 今後も多くの寄附をいただけるように、魅力的な地場産品を取りそろえ、いろいろ知恵を出して、安曇野市を全国に発信をするとともに、地域産業の活性化にもつなげてまいりたいというように考えております。 また、頂戴いたしました貴重な浄財は、寄附をされた方々の思いを受けとめ、本市の目指すべき将来都市像「北アルプスに育まれ 共に響き合う 田園産業都市 安曇野」を実現をするために、重点事業などに活用をさせていただきます。 なお、30年度は、当初予算計上分として2億円を公共交通事業や子育て応援手当給付事業を初め16事業に充当をしたほか、補正予算対応分として8億268万5,000円をふるさと寄附基金から繰り入れて、認定こども園、幼稚園のエアコン設置に活用をさせていただきました。今後も小・中学校へのエアコン設置に活用をさせていただく予定であります。 さて、本定例会に付議を予定をしております案件は、報告事項16件、議案7件となります。議案につきましては、条例関係5件、補正予算2件であります。条例は、安曇野市森林環境譲与税基金条例などが主なものであります。また、補正予算のうち一般会計補正予算につきましては、1億3,900万円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ412億8,900万円とするものであります。主な内容につきましては、都市計画道路・吉野線にかかわる街路整備事業費、明科南認定こども園の駐車場整備費の追加などによるものでございます。 以上、よろしく御審議をいただくようお願い申し上げます。--------------------------------------- △報告第1号から報告第8号の一括上程、説明、質疑 ○議長(小松洋一郎) それでは、直ちに議事に入ります。 日程第4、報告第1号から報告第8号までの以上8件の報告を一括議題といたします。 最初に、報告第1号 平成30年度安曇野市一般会計繰越明許費繰越計算書について、報告第2号 平成30年度安曇野市一般会計事故繰越し繰越計算書についての以上2件について、所管の部長より説明を求めます。 財政部長。 ◎財政部長(百瀬秀樹) 報告第1号 平成30年度安曇野市一般会計繰越明許費繰越計算書について。 本件について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、次のとおり報告する。 本日提出、市長名であります。 この繰越計算書でございますが、平成30年度安曇野市一般会計補正予算(第5号)及び(第6号)に定めるところにより、地方自治法第213条第1項の規定に基づき、繰越明許費の議決があったものを、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づき、繰越計算書を議会へ報告するものです。 内容につきまして、繰越明許費繰越計算書で説明いたします。 3款民生費の介護保険施設整備等補助事務は、国の地域介護・福祉空間整備等施設整備交付金を活用し実施する事業ですが、6号補正で認知症対応型通所介護施設の改修が追加となり、年度内の事業完了が困難となったため、明許繰越をするものです。 6款農林水産業費の農業用機械施設整備事業は、国の補正予算により実施する事業であり、年度内の事業完了が困難であるため、明許繰越をするものです。 7款商工費の観光案内看板整備事業は、穂高駅前から大王わさび農場までの区間について観光案内板を整備するに当たり、土地関係者との調整に不測の日数を要したことから、年度内の工事完了が困難となったため、明許繰越をするものです。 8款土木費の市道新設改良事業(合併特例債)は、工事等の発注に向けた関係機関等との調整に不測の日数を要し、年度内の工事完了が困難となったため、明許繰越をするものです。 同じく土木費の市道新設改良事業(交付金)は、国の補正予算による社会資本整備総合交付金の追加交付があり、また、関係機関等との調整に不測の日数を要したことから、年度内の工事完了が困難となり、明許繰越をするものです。 同じく土木費の道路橋梁修繕事業(交付金)は、工事等の発注に向けた関係機関との調整に不測の日数を要し、年度内の工事完了が困難となったため、明許繰越をするものです。 同じく土木費の都市再生整備計画事業(交付金)は、穂高の市街地に観光誘導を目的とした案内板を整備するに当たり、関係機関との調整に不測の日数を要したことから、年度内の工事完了が困難となり、明許繰越をするものです。 同じく土木費の都市再生整備計画事業(明科駅周辺)は、明科駅周辺道路整備に伴う買収地について、関係者との調整に不測の日数を要したこと、また、明科駅前広場の整備に伴う買収地について、地図訂正等境界確定に不測の日数を要し、年度内の工事完了が困難となり、明許繰越をするものです。 同じく土木費の新総合体育館建設事業は、事業用地の取得について不測の日数を要し、年度内の事業完了が困難であることから、明許繰越をするものです。 続きまして、10款教育費の小学校冷房設備等整備事業は、工事の施工に伴う冷房機器の配置計画の決定等、不測の日数を要し、年度内の事業完了が困難となったことから、明許繰越をするものです。 11款災害復旧費の耕地施設災害復旧事業は、国の災害復旧事業の認定を受けて進めている熊倉堰堤の復旧工事ですが、国との河川協議や工事用資材運搬路の選定、また、資材調達に不測の日数を要し、年度内の事業完了が困難となったことから、明許繰越をするものです。 以上、11事業、12億2,634万7,860円を明許繰越するものであります。 続きまして、報告第2号 平成30年度安曇野市一般会計事故繰越し繰越計算書について。 本件について、地方自治法施行令第150条第3項の規定により、次のとおり報告する。 本日提出、市長名であります。 地方自治法第220条第3項ただし書きの規定により、翌年度へ繰り越した金額、いわゆる事故繰越を、地方自治法施行令第146条第2項及び第150条第3項の規定に基づき、繰越計算書を議会へ報告するものです。 内容につきまして、事故繰越し繰越計算書で説明いたします。 2款総務費の市有財産管理費は、市有地の境界確認において、関係地権者との調整に不測の日数を要したため、事故繰越をするものです。 8款土木費の市道新設改良事業(市単独)は、市道豊科4067号線の拡幅工事において、事業用地の引き渡しに当たり、地図訂正が必要となったこと及び市道明科2級5号線の地すべり対策工事において、3月の連続降雨により、のり面上部に地すべりの兆候として地割れが発生し、工事中断をしたことで不測の日数を要したため、事故繰越をするものです。 同じく土木費の情報案内板整備は、情報案内板の製造に必要な資材が年度末の繁忙期により間に合わないことが判明し、年度内での事業完了が困難となったため、事故繰越をするものです。 以上3事業、1,663万466円を事故繰越するものであります。 説明は以上であります。 ○議長(小松洋一郎) これより、2件一括して質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり)
    ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 次に、報告第3号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(公用車事故に関すること)、報告第4号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(道路事故に関すること)、報告第5号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(アルプス公園内で発生した事故に関すること)、以上3件について、所管の部長より説明を求めます。 都市建設部長。 ◎都市建設部長(西沢剛) 報告第3号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について。 別紙をお願いいたします。 専決処分書。 安曇野市三郷温5535番地2先における事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。 平成31年4月10日、市長名でございます。 1、事故の概要。平成31年2月28日、公用車が、市道交差点に一時停止して進入したところ、確認が不十分で、左側より直進してきた相手車両と衝突したものである。 2、和解及び損害賠償の相手方。安曇野市在住者であります。 3、和解の内容及び損害賠償の額。本事故の原因は、当市運転者の不注意であるが、相手運転者の過失も認められるため、安曇野市の過失を80%とする。 よって、安曇野市は損害を受けた被害者である相手方に対し、物損損害賠償金として12万8,000円を支払う。 なお、本件に関し、安曇野市及び相手方との間には、損害賠償金以外に何らの債権債務がないことを相互に確認する。 以上でございます。 続きまして、報告第4号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について。 別紙をお願いいたします。 専決処分書。 安曇野市豊科5586番地33先の市道豊科1103号線における事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。 平成31年4月10日、市長名でございます。 1、事故の概要。平成31年2月28日、損害賠償請求者の運転する車両が、市道に設置された側溝上を走行中、経年劣化で不安定になっていた側溝のグレーチング上を車両前輪タイヤが通過した際、グレーチングが跳ね上がり、車両マフラーに接触し、マフラーが破損した。 2、和解及び損害賠償の相手方。安曇野市在住者であります。 3、和解の内容及び損害賠償の額。本事故の原因は、道路管理者の安全管理不備によるところの安曇野市の過失を50%とし、損害賠償請求者は、事故を予見できる状況にあったことから過失を50%とする。 よって、安曇野市は損害賠償請求者に対し、損害の解決金として9万320円を賠償するものとする。 なお、本件示談に関し、安曇野市と損害賠償請求者との間には、損害賠償金以外に何らの債権債務がないことを相互に確認する。 以上でございます。 続きまして、報告第5号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について。 別紙をお願いいたします。 専決処分書。 安曇野市豊科高家3760番地47のアルプス公園内で発生した事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。 平成31年4月12日、市長名でございます。 1、事故の概要。平成29年4月22日、公園南側にある桜の木と公園周囲のフェンス及び物置をつなぐ有刺鉄線に当事者が接触し、左眼上のまぶたに約2.5センチの傷を生じさせた。 2、和解及び損害賠償の相手方。安曇野市在住者であります。 3、和解の内容及び損害賠償の額。本事故の原因は、公園管理者の安全管理不備によるところの安曇野市の過失を100%とし、当事者の過失をゼロ%とする。 よって、安曇野市は損害賠償請求者に対し、損害の解決金として34万6,410円を賠償するものとする。 なお、本件示談に関し、安曇野市と損害賠償請求者との間には、損害賠償金以外に何らの債権債務がないことを相互に確認する。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) これより3件一括して質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 次に、報告第6号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について(公用車事故に関すること)について、所管の部長より説明を求めます。 教育部長。 ◎教育部長(西村康正) 報告第6号 地方自治法第180条の規定による専決処分の報告について。 別紙をお願いいたします。 専決処分書。 安曇野市穂高5611-1先路上における事故に係る和解について、地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。 平成31年3月29日、市長名でございます。 1、事故の概要。平成31年3月5日、安曇野市穂高5611-1先路上において、公用車と相手方車両が接触したことによる自動車事故。 2、和解の相手方。所有者及び運転者。安曇野市内在住者。 3、和解の内容。本事故の原因は、相手方の運転者が後退してきたことによる接触事故であるが、相手方は公用車も前進してきたとの主張である。 車両の損害が双方ともに小さいため、損害額を各自それぞれ負担することとし、和解とする。 なお、本件事故に関し、安曇野市及び相手方との間には、何らの債権債務がないことを相互に確認する。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 次に、報告第7号 債権放棄の報告について(高額療養費資金貸付金に係る債権)について、所管の部長より説明を求めます。 保健医療部長。 ◎保健医療部長(髙橋正子) 報告第7号 債権放棄の報告について。 安曇野市債権管理条例第6条第1項第1号の規定により、高額療養費資金貸付金に係る債権を放棄したので、同条例第7条の規定により報告する。 本日提出、市長名であります。 それでは、内容について御説明いたします。 別紙様式をごらんください。 1、放棄した債権の名称。高額療養費資金貸付金。 2、債権を放棄した日。平成31年3月13日。 3、債権を放棄した事由、件数、額等でございます。 放棄した事由は、安曇野市債権管理条例第6条第1項第1号に該当するものであり、平成18年度発生しました4件、債権額は34万2,000円であります。 4、時効の根拠及び時効期間は、民法第167条第1項の規定により、10年間であります。 続きまして、内容を御説明いたします。 まず、高額療養費資金貸付金について御説明します。 入院などにより医療費が高額となり、支払いが困難な場合において、高額療養費に相当する額の8割分の資金を貸し付ける制度です。その貸し付けた資金につきましては、高額療養費の支給時に返済をしていただくものです。今回、債権放棄しました4件、債務者は2名でありますが、債務者が死亡し、相続人が所在不明であり、返済能力がないため、これらの理由により、安曇野市債権管理条例に基づき債権放棄を行ったものでございます。 なお、平成19年度以降、現在まで高額療養費資金貸付金の未収金はありませんが、今後このようなことのないように努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 次に、報告第8号 債権放棄の報告について(水道料金に係る債権)について、所管の部長より説明を求めます。 上下水道部長。 ◎上下水道部長(久保田剛生) 報告第8号 債権放棄の報告について(水道料金に係る債権)。 安曇野市債権管理条例第6条第1項の規定により、水道料金に係る債権を放棄したので、同条例第7条の規定により報告する。 本日提出、市長名でございます。 次のページ、別紙様式をお願いいたします。 1、放棄した債権の名称。水道料金。 2、債権を放棄した日。平成31年3月13日。 3、債権を放棄した事由、件数、額等について御説明いたします。 安曇野市債権管理条例の第6条第1項第1号に該当する債権は、表の1行目から7行目まで、発生年度は平成22年度から28年度で、内容は、法人が事業を停止し、再開の見込みがないもの等、徴収が著しく困難または不適当と認めたものとし、徴収を停止とした債権であります。 条例第6条第1項第2号に該当する債権は、表の8行目、発生年度は平成25年度、内容は、債務者が死亡し、限定承認があったが、負の財産のほうが多かったものであります。 条例第6条第1項第3号に該当する債権は、表の9行目から12行目まで、発生年度は平成22年度、23年度、28年度、29年度で、裁判所から免責決定を受けたものであります。 条例第6条第1項第4号に該当する債権は、13行目より21行目まで、発生年度は平成15年度から17年度、23年度から28年度、所在不明者、失踪者に係るものであります。 条例第6条第1項第5号に該当する債権は、22行目から最終23行目まで、発生年度は平成25年度、26年度で、配当要求を行ったものの配当がなく、換価価値のある財産のない者に係るものであります。 合計で180件、134万4,220円の債権放棄でございます。 4、時効の根拠及び時効期間は、民法第173条第1号の短期消滅時効に基づき、2年でございます。 本報告は、安曇野市債権管理条例第6条により、破産法人や債務者死亡、所在不明などによって徴収が著しく困難となった債権を放棄したものでございます。水道料金が債権放棄とならないよう徴収に努めておりますが、年月が経過するほど徴収が困難となることから、まずは現年度分から未納とならないよう、委託業者とも綿密な連絡をとりながら、適正な徴収業務を行い、未収額の削減、また収納率の向上に努力してまいります。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) それでは、質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております報告8件は、これをもって終結いたします。--------------------------------------- △報告第9号から報告第16号の一括上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(小松洋一郎) 日程第5、報告第9号から報告第16号までの以上8件の報告を一括議題といたします。 この際、お諮りいたします。ただいま議題となっております報告第9号から報告第16号については、議会運営委員会の決定のとおり、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御異議なしと認めます。 よって、報告第9号から報告第16号については、委員会付託を省略することに決しました。 最初に、報告第9号 専決処分の承認を求めることについて(安曇野市税条例等の一部を改正する条例)について、所管の部長より説明を求めます。 財政部長。 ◎財政部長(百瀬秀樹) 報告第9号 専決処分の承認を求めることについて。 別紙専決処分書をお願いいたします。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。 平成31年3月29日、市長名でございます。 安曇野市税条例等の一部を改正する条例について御説明いたします。 平成31年度税制改正により、地方税法等の一部を改正する法律、同法施行令の一部を改正する政令、同法施行規則の一部を改正する省令が平成31年3月29日付で公布されたため、同日付で専決処分を行ったものでございます。 主な改正内容は2点でございます。 まず、1点目ですが、個人住民税の特例控除、いわゆるふるさと納税に関する規定の見直しでございます。この6月1日から総務大臣が指定した地方団体への寄附金だけが特例控除の対象となりました。 2点目は、軽自動車税の見直しでございます。軽自動車税につきましては、本年10月から、その取得価格に対し、燃費基準の達成度等に応じて課税する環境性能割が導入され、これに伴い、現行の軽自動車税は同税の種別割となりますが、10月の消費税率引き上げに伴いまして、10月1日から1年間に限り、この環境性能割の税率を1%軽減するものでございます。 また、令和3年4月からは、種別割に係るグリーン化特例による軽減対象を電気自動車等に限定するという内容でございます。 以上2点のほか、所要の規定の整備と関係法令等の条項等のずれによる改正でございます。 改正条例を御説明いたします。 まず、第1条改正でございます。 初めに、第34条の7でございます。ふるさと納税制度の見直しが行われたことによりまして、所要の規定を整備するものでございます。 次に、第51条第2項から第139条の3第2項までの改正は、各税の減免申請書の提出期限を1週間延ばしまして、納期限と同日とするための改正でございます。 第143条は、法律改正による条ずれでございます。 附則第7条の3の2でございます。住宅借入金特別控除、いわゆる住宅ローン控除でございますが、この期間を2年間延長することに伴う改正でございます。 附則第7条の4、第9条及び第9条の2でございます。いわゆるふるさと納税制度の見直しに伴う法律改正により、規定を整備するものでございます。 附則第10条の2は、法律改正にあわせまして、引用条文の条項を整備するものです。 附則第10条の3の改正は、新築住宅等に対する固定資産税の減額に関しまして、法律改正にあわせて改正するものです。 附則第10条の4は、法律改正にあわせまして規定を整備するものです。 附則第16条及び第16条の2でございますが、こちらは軽自動車税のグリーン化特例等に関しまして、2年間延長するとともに、令和3年度からは電気自動車等のみが特例対象になるというものでございます。 続きまして、第2条改正でございます。 初めに、第36条の2の改正でございますが、法律改正により、住民税申告書の記載事項が簡素化されたことを規定するものでございます。 第36条の3の2及び第36条の3の3でございますが、扶養親族申告書記載事項に単身児童扶養者を追加する改正でございます。子供の貧困に対応するため、児童扶養手当の支給を受けており、前年度の合計所得が135万円以下であるひとり親に対し、住民税を非課税とするものでございます。 次に、第36条の4でございますが、第36条の2の改正に伴いまして、規定の整備を行うものであります。 附則第15条の2でございますが、軽自動車税環境性能割を臨時的に軽減、非課税とする規定を加えるものです。 附則第15条の2の2は、新たに附則第15条の2を新設するための改正でございます。 附則第15条の6につきましては、軽自動車税環境性能割の税率を1%減ずる臨時的規定を新設するものでございます。 附則第16条及び第16条の2に関しましては、軽自動車税種別割の賦課徴収の特例を3段階に分けて実施するための改正でございます。 続きまして、第3条に規定する改正でございますが、まず、第24条につきましては、単身児童扶養者の非課税措置を追加するものであります。 附則第16条でございますが、これにつきましては、令和4年と5年の軽減対象を電気自動車等に限った上で新設するものでございます。 次に、第4条による改正でございますが、平成29年の税条例の一部を改正する条例の一部を今回の法律改正にあわせて改正するものでございまして、第81条の2以下、軽自動車税に係る規定を改めるものでございます。 次に、第5条改正でございます。こちらは、平成30年の税条例の一部を改正する条例におきまして、今回の法律改正により改正の必要が生じましたので、当該部分を改正するものでございます。 最後に、附則でございます。 施行期日は、平成31年4月1日でございます。ただし、第1号から第5号までにつきましては、それぞれ施行期日を定めたものでございます。 また、附則第2条から第8条までは、それぞれ条例施行に必要な経過措置を定めてございます。 説明は以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) それでは、これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより、報告第9号 専決処分の承認を求めることについて(安曇野市税条例等の一部を改正する条例)を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御異議なしと認めます。 よって、報告第9号は原案のとおり承認することに決しました。 次に、報告第10号 専決処分の承認を求めることについて(安曇野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)について、所管の部長より説明を求めます。 保健医療部長。 ◎保健医療部長(髙橋正子) 報告第10号 専決処分の承認を求めることについて。 別紙専決処分書をお願いいたします。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分する。 平成31年3月29日、市長名であります。 この関係につきましては、安曇野市国民健康保険税条例の一部を改正するものでございます。 この一部改正でありますが、地方税法の施行令の一部を改正する政令が平成31年3月29日に公布され、4月1日から施行されることに伴い、市の国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分いたしたものであります。 改正内容でございます。国保税の負担軽減措置について、物価上昇にかかわらず、低所得者層世帯が継続して軽減が受けられるように、判定基準となる額の引き上げを行うものであります。 では、改正条項の内容について御説明いたします。 第2条第2項ただし書き中、また、第19条中、「58万円」を「61万円」に改めるものでありますが、これは基礎課税額の課税限度額の引き上げでございます。 続きまして、第19条第2号及び第3号で規定をしております国保税の軽減の対象となる所得の基準について、5割軽減の対象となる判定基準を、現行の「27万5,000円」から「28万円」に、また、2割軽減の判定基準を、現行の「50万円」から「51万円」に引き上げるものであります。 続きまして、第21条第2項中、「前7日」を削ることによって、国保税の減免申請を行うことができる期限を緩和するものであります。 続きまして、第21条第1項第5号について、本来2年間と規定されていた減免期間を、附則第21項によって当面の間ということで延長されていたものを、所得割を除いて廃止をするというものであります。 附則でありますが、1項で平成31年4月1日からの施行と、また、2項では経過措置として、改正後の規定を平成31年度からの適用とするものであります。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) それでは、これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより、報告第10号 専決処分の承認を求めることについて(安曇野市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御異議なしと認めます。 よって、報告第10号は原案のとおり承認することに決しました。 次に、報告第11号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市一般会計補正予算(専決第1号))について、所管の部長より説明を求めます。 財政部長。 ◎財政部長(百瀬秀樹) 報告第11号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名であります。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、平成30年度安曇野市一般会計補正予算(専決第1号)について、別紙のとおり専決処分する。 平成31年3月27日、市長名であります。 一般会計補正予算(専決第1号)は、交付金や国・県補助金など歳入各科目について、決算を踏まえての増減補正、また、歳出面では30年度事業の完了に伴う予算不用額の減額が主な内容でございます。また、歳出事業費が確定したことによる市債発行の補正を行いました。 それでは、別紙をお願いいたします。 平成30年度安曇野市の一般会計補正予算(専決第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6億4,500万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ409億4,500万円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。 それでは、2ページをお願いいたします。 予算額の増減につきまして、その主な内容を「第1表 歳入歳出予算補正」にて御説明いたします。 また、事項別明細書は12ページからであります。 まず、歳入であります。 2款地方譲与税、補正額は613万8,000円の増額であります。 1項地方揮発油譲与税は1,263万4,000円の減額、2項自動車重量譲与税は1,877万2,000円の増額であります。譲与税額の確定によるものであります。 3款1項利子割交付金は674万2,000円の増額、4款1項配当割交付金は335万5,000円の増額、5款1項株式等譲渡所得割交付金は2,488万2,000円の増額、6款1項地方消費税交付金は1億763万3,000円の増額、それぞれ交付金の確定に伴うものであります。 事項別明細書は14ページからとなります。 7款1項ゴルフ場利用税交付金は325万3,000円の増額、8款1項自動車取得税交付金は1,393万6,000円の減額、それぞれ交付金の確定に伴うものであります。 10款1項地方交付税は5,326万2,000円の増額で、普通交付税の調整額の確定及び特別交付税の交付額の確定によるものであります。 12款分担金及び負担金、補正額は299万1,000円の減額であります。 1項分担金は12万2,000円の減額、土地改良事業地元分担金の減であります。2項負担金は286万9,000円の減額で、保育児童保育料や障がい者入所措置個人負担金等の減額によるものであります。 事項別明細書は16ページからとなります。 13款使用料及び手数料、補正額は627万2,000円の減額であります。 1項使用料は144万2,000円の増額で、都市公園使用料や豊科、あるいは穂高の交流学習センターの使用料などの増額が主なものであります。 2項手数料は771万4,000円の減額で、動物死骸処理手数料や木くず受け入れ処理手数料などの減額が主なものであります。 事項別明細書は18ページからとなります。 14款国庫支出金、補正額は1,189万1,000円の減額であります。 1項国庫負担金は33万8,000円の減額、児童手当国庫負担金については増額となっておりますが、母子生活支援施設入所国庫負担金等が減額となっております。 2項国庫補助金は396万円の減額。特別支援教育就学奨励費補助金やブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金等が増額となっておりますが、個人番号カード交付事務費補助金や養育医療国庫補助金などの減額によるものであります。 事項別明細書は20ページからとなります。 3項国庫委託金は759万3,000円の減額。国民年金事務委託金や国道19号明科駅前歩道整備事業用地事務委託金などの減額が主なものであります。 15款県支出金、補正額は5,772万8,000円の減額であります。 1項県負担金は778万8,000円の減額。自立支援給付費負担金等が増額となっておりますが、子どものための教育・保育給付費負担金などの減額が主なものであります。 2項県補助金は3,667万9,000円の減額。事項別明細書は22ページからとなりますが、福祉医療給付費事業補助金等が増額となっておりますが、農業次世代投資資金(経営開始型)、耕地施設災害復旧事業補助金などの減額が主なものであります。 3項県委託金は1,326万1,000円の減額。県民税徴収事務委託金等が増額となっておりますが、県議会議員一般選挙委託金や県知事選挙委託金などの減額が主な内容であります。 16款財産収入、補正額は8,751万1,000円の増額であります。 1項財産運用収入は60万円の増額で、主に財政調整基金の利子確定による増額。 2項財産売払収入は8,691万1,000円の増額で、豊科デイサービスセンター売却に伴う不動産売払収入の増額によるものであります。 17款1項寄附金は8,467万3,000円の増額で、ふるさと寄附金などの増額によるものであります。 18款繰入金、2項基金繰入金は8億44万2,000円の減額。事項別明細書は26ページからとなりますが、地方交付税等財源が確保できたことによる公共施設整備基金繰入金の減額や、入学準備金貸付基金など特定目的基金の充当先事業費の確定による減額であります。 20款諸収入、補正額は421万1,000円の増額であります。 2項預金利子は15万6,000円の増額で、市歳計現金預金利子の増額であります。 3項貸付金元利収入は75万2,000円の減額で、生活保護支援貸付金元金収入の減額が主なものであります。 4項受託事業収入は5万7,000円の減額で、JR乗車券類等発売業務に係る減額であります。 事項別明細書は28ページからとなります。 5項雑入は486万4,000円の増額。 節毎に概要を御説明いたします。 1節総務費雑入は、交流事業参加負担金などが減額、派遣職員給与費負担金や職員駐車場利用料などが増額です。 2節民生費雑入は、配食サービス利用料や一時的保育料などが減額、自立支援給付費精算金(過年度精算分)、地域生活支援事業返還金過年度分などが増額となっております。 3節衛生費雑入は、再商品化合理化拠出金配分金などの減額。 4節農林水産業費雑入は、林業費雑入が増額の一方、農業新聞購読料などが減額となっております。 5節商工費雑入は、制度資金保証料補給金返還金の減額。 事項別明細書では30ページからとなります。 6節土木費雑入は、有料道路割引回数通行券販売代などの減額。 7節消防費雑入は、消防団員等公務災害補償給付金などの減額。 8節教育費雑入は、美術館グッズ等販売や、明科子どもと大人の交流学習施設利用料などの減額が主な内容であります。 21款1項市債は1億3,340万円の減額であります。充当先事業費の確定により発行額を減額するものであります。 旧合併特例事業債は、公立認定こども園整備事業や市道新設改良事業など1億90万円の減額、施設整備事業債は、公立認定こども園整備事業で2,620万円の減額、公共事業等債は、都市再生整備計画事業などで560万円の減額などとなっております。 以上が歳入補正の概要であります。 続きまして、議案の4ページをお願いいたします。 歳出であります。 事項別明細書は32ページからで、主なものに限り御説明いたしますのでお願いいたします。 1款1項議会費は570万9,000円の減額であります。議員視察研修関連経費、会議録調製業務委託料などの減額であります。 事項別明細書は34ページからとなります。 2款総務費、補正額は3,969万1,000円の減額であります。 1項総務管理費は777万円の増額。ふるさと寄附金の確定によるふるさと寄附積立金8,399万3,000円が増額となる一方、一般職の給料や職員手当等職員人件費や、ふるさと寄附のお礼品、本庁舎管理費、公用車管理費、ページをおめくりいただきまして、各支所費、またページをおめくりいただきまして、公共交通事業、電算管理費など、事業費の確定による減額となっております。 事項別明細書は40ページからとなります。 2項徴税費は2,603万1,000円の減額で、税務総務費、収納費の減額であります。 事項別明細書は42ページからとなります。 3項戸籍住民基本台帳費は434万9,000円の減額。個人番号カード等関連委任事務交付金の確定などによる減額であります。 4項選挙費は1,639万3,000円の減額。県知事選挙費、ページをおめくりいただきまして44ページですが、県議会議員選挙費などの選挙経費確定による減額であります。 事項別明細書は46ページからとなります。 5項統計調査費は68万8,000円の減額。住宅・土地統計調査費などの統計調査経費の確定による減額であります。 事項別明細書は48ページからとなります。 3款民生費、補正額は2億8,770万3,000円の減額であります。 1項社会福祉費は1億4,824万円の減額。障がい者支援事業、地域生活支援事業、おめくりいただきまして50ページとなりますが、国保会計繰出金、老人福祉総務費、またおめくりいただきまして52ページとなりますが、介護保険対策費、後期高齢者医療事業など、事業経費の確定による減額が主なものであります。 事項別明細書は54ページからとなります。 2項児童福祉費は9,513万2,000円の減額であります。公立認定こども園整備費や、おめくりをいただき56ページですが、保育政策費、認定こども園管理費など、事業経費の確定による減額が主なものであります。 事項別明細書は58ページからとなります。 3項生活保護費は4,433万1,000円の減額であります。生活保護総務費の生活保護扶助費の確定による減額であります。 事項別明細書は60ページからとなります。 4款衛生費、補正額は5,389万5,000円の減額であります。 1項保健衛生費は3,061万1,000円の減額。予防接種事業、妊婦・乳児一般健康診査事業、おめくりをいただき62ページですが、環境基本計画推進事業などの減額が主なものであります。 なお、不妊・不育症治療費助成事業は助成費の確定により増額となっております。 事項別明細書は64ページからとなります。 2項清掃費は2,328万4,000円の減額。清掃費のごみ等の収集委託料、雑排水処理事業などの事業経費確定による減額であります。 事項別明細書は66ページからとなります。 6款農林水産業費、補正額は3,944万円の減額であります。 1項農業費は3,091万1,000円の減額。農業総務費、農業生産振興費、おめくりをいただき68ページですが、安曇野の里運営事業、担い手支援事業、後継者対策事業など、事業費の確定による減額であります。 事項別明細書は70ページからとなります。 2項林業費は666万6,000円の減額。松くい虫防除対策補助金の確定などによる減額であります。 事項別明細書は72ページからとなります。 3項耕地費は186万3,000円の減額。団体営土地改良事業の中沢堰落差工改修事業における建設負担金の増額の一方で、市単土地改良事業、多面的機能支払交付金事業は事業費の確定により減額であります。 事項別明細書は74ページからとなります。 7款1項商工費は2,854万7,000円の減額。工業振興事業、市制度資金貸付事業、しごと創出事業、おめくりをいただきまして76ページですが、施設管理整備事業の観光宿泊施設特別会計繰出金など、事業費の確定により減額であります。 事項別明細書78ページからとなります。 8款土木費、補正額は7,681万4,000円の減額であります。 1項土木管理費は、補正額に増減はありませんが、国庫支出金等の減額に伴う財源振替であります。 2項道路橋梁費は6,135万7,000円の減額。除雪対策費、県営新設改良事業、おめくりをいただきまして80ページからとなりますが、市道新設改良事業、社会資本整備総合交付金事業など、事業費の確定による減額であります。 3項河川費は142万5,000円の減額で、河川総務費の内水対策案検討業務委託料が確定したことによる減額であります。 事項別明細書は82ページからとなります。 4項都市計画費は1,403万2,000円の減額。災害危険住宅移転事業、都市再生整備計画事業(都市整備分)、84ページからとなりますが、新総合体育館建設事業などの事業費確定による減額であります。 事項別明細書は86ページからとなります。 9款1項消防費は702万9,000円の減額であります。非常備消防費の消防団出動報償費、災害対策費の職員手当等の確定による減額であります。 事項別明細書は88ページからとなります。 10款教育費、補正額は7,300万4,000円の減額であります。 1項教育総務費は3,651万7,000円の減額。事務局費の高校・大学等入学準備貸付、学校バス運行事業の学校行事用バス、スクールバスの運行委託料の確定による減額が主であります。 2項小学校費は905万9,000円の減額。小学校総務管理費、おめくりをいただきまして90ページですが、小学校教育振興費、小学校施設維持修繕事業など、事業費の確定による減額であります。 3項中学校費は1,055万4,000円の減額。中学校総務管理費、おめくりをいただき92ページですが、中学校教育振興費、中学校施設維持修繕事業の事業費確定による減額であります。 4項幼稚園費は415万8,000円の減額。穂高幼稚園運営費での非常勤教諭などの賃金確定による減額であります。 事項別明細書は94ページからとなります。 5項社会教育費は1,120万8,000円の減額で、文化振興費、交流学習センター等管理費、おめくりをいただきまして、埋蔵文化財発掘調査事業、豊科公民館管理費の事業費確定による減額であります。 6項保健体育費は150万8,000円の減額。社会体育施設整備費の三郷文化公園体育館の管理委託料が確定したことによる減額であります。 事項別明細書は98ページからとなります。 11款災害復旧費、補正額は200万円の減額であります。 1項土木施設災害復旧費は200万円の減額で、道路災害復旧工事が発生しなかったことによる減額であります。 2項農林水産施設災害復旧費は、補正額に増減はありませんが、熊倉堰導水路復旧工事に係る県支出金の減額に伴う財源振替となっております。 事項別明細書は100ページからとなります。 12款1項公債費は3,116万8,000円の減額であります。長期借入金償還元金及び利子の不用額が確定したことによる減額であります。 続きまして、議案の6ページ、「第2表 地方債補正」であります。 地方債の借入限度額について、事業費の確定を受け、変更を行うものであります。 旧合併特例事業債としては、民生債の保育所建設事業、商工債のしゃくなげの湯整備事業、土木債の市道新設改良事業、体育施設整備事業、また、施設整備事業債では、民生債の施設整備事業、公共事業等債では、土木債の道路整備事業、街路事業、都市再生整備計画事業、緊急防災・減災事業債では、消防債のJ-アラート新型受信機導入事業、学校教育施設等整備事業債では、教育債の学校施設改修事業について限度額の変更を行うものであります。 地方債の限度額は1億3,340万円の減額となり、補正後の限度額を44億3,860万2,000円に変更するものであります。 説明は以上であります。 ○議長(小松洋一郎) これより質疑に入りますが、報告第11号については御配付いたしました質疑区分に従い行います。質疑される方は、区分ごとにまとめた中で一括して発言をお願いいたします。 最初に、「第2表 地方債補正」から歳入全般までについて、質疑のある方の発言を許します。ありませんか。 小松芳樹議員。 ◆16番(小松芳樹) 16番、小松芳樹です。 歳入の事項別明細、27ページについて、一点だけお伺いします。 一番上の公共施設整備基金の繰入金で7億4,000万円のマイナスとなっております。先ほどの説明の中では、社会資本整備総合交付金、そこからの充当とかという話があったんですが、具体的に、これ公共施設となっているので、具体的な部分、教えていただきたいんですが。具体的な事業です。 ○議長(小松洋一郎) 財政部長。 ◎財政部長(百瀬秀樹) 手元に具体的に当初予算ベースで充当した事業一覧等がございませんので、詳細は現時点では御説明しかねる部分もございますけれども、公共施設整備基金につきましては、基金の設置目的から、公共施設補助事業、単独事業合わせまして充当するということで、30年度当初予算の段階では8億5,000万円充当しておりました。そのうち、今回決算を見据える中で、公共施設整備基金を充てていた部分につきましては、一般財源の確保ができたという中で、公共施設整備基金からの繰入金を減じまして、その分、決算上は一般財源を充てたということになっております。 詳細につきましては確認をさせていただきたいと思いますので、少々お時間をいただければと思います。 ○議長(小松洋一郎) 小松芳樹議員。 ◆16番(小松芳樹) 一般財源ということだったんですけれども、要するに、お聞きしたいのは、全て内容を教えてほしいということではなくて、主な事業で大きく、例えば国からの補助金があったとか、そういう部分というのは今わからないですか。所管でわかる部長がおられたら、そちらで結構ですけれども。 ○議長(小松洋一郎) 財政部長。 ◎財政部長(百瀬秀樹) すみません、ただいま手元に、具体的に当初予算ないしは決算見込みベースでの充当事業一覧というものを用意したいと思いますので、少々お時間をいただきたいと思います。申しわけございません。 ○議長(小松洋一郎) 後ほどで、わかり次第ということで御了解願いたいと思います。 ほかにございますか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 次に、歳出の1款議会費から3款民生費までについて、質疑のある方の発言を許します。ありませんでしょうか。 井出議員。 ◆6番(井出勝正) 6番、井出です。 事項別明細書のページに沿って3点質問いたします。 1番目は、市民課のところですけれども、43ページ…… ○議長(小松洋一郎) 井出議員、マイクを上げて、最初からやり直してください。 ◆6番(井出勝正) すみませんでした。 6番、井出です。 事項別明細書の43ページ、19節個人番号カード等関連委任事務、これ負担金の補助、交付金ということですけれども、これが減額になっていますが、実績の状況、こういうものを教えていただきたいということです。 それから、2つ目が55ページ、子ども支援課のところにかかわりまして、17節公有財産購入費、これが2,800万円ほど減額になっております。実は令和元年の補正予算にもかかわるものですから、ちょっと確かめたいと思いまして質問させてください。 元年の補正予算では1,982万円というふうに、新たに購入するお金となっております。そうすると差額が880万円ほどになるわけなんですが、こういうことはどうして起きるのかということでお尋ねいたします。 それから、3つ目が生活保護に関しまして、59ページ、20節の扶助費です。生活保護総務費、実績に基づいてという説明がありましたけれども、4,433万円という減になります。この実態というものを教えていただければと思います。 以上3点、お願いします。 ○議長(小松洋一郎) 市民生活部長。 ◎市民生活部長(宮澤万茂留) 個人番号カード等関連委任事務交付金334万9,000円の減額ということでありますが、地方公共団体情報システム機構J-LISに支払うものでありますが、平成30年度、通知カード、個人番号カード関連事務委任に係る交付金の請求額が確定したことによります不用額の減額でありまして、この委任事務交付金につきましては、通知カード、個人番号カードの作成等を委任していますJ-LISへ市町村が支払う交付金ということで、機構からの請求額が765万600円と確定したことによりまして、334万9,000円の減額があるものであります。 現状、安曇野市の交付率を申し上げます。直近でいきますと、平成31年4月30日現在でありますが、個人番号カードの申請者であります。1万3,776人。同日の住民基本台帳の人口比でいきますと14.11%であります。また、個人番号カードの交付者でありますが、1万2,278人、同率でありますが、12.58%ということになっております。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) 野本部長。 ◎福祉部長(野本岳洋) それでは、まず、減額のほうですね、保育園のほうからお答えいたします。 明科南認定こども園の新築工事に伴いまして、駐車場の整備をしております。30年度予算におきまして予算を計上いたしましたけれども、地権者の都合によりまして、31年度の減額をさせていただき、令和元年度の今回の補正予算に上げ直すということでありますが、差額につきましては、平成30年度中に確定測量をいたしまして、面積が若干減ったこと、それから不動産鑑定を入れまして、単価を調整し決定いたしまして、単価が減額になったことが主な減額の理由ということになります。 それから、生活保護の総務費のほうでございます。生活保護扶助費でございますが、これは当然生活費、あるいは医療費などについての扶助費ということになりますが、被保護者の世帯でございます。平成30年度の当初、341世帯でしたけれども、31年3月末では333世帯ということで、若干減ってございます。それから、被保護者の人員でございますが、平成30年4月では400人でしたものが、平成31年3月末では398人ということで、それほど減ってはございませんが、年度の途中で当然増減がございます。 減の主な理由といたしましては、高齢者の方がお亡くなりになってしまうこと、それから、就労、仕事につくことができまして、保護のほうが廃止になるという例が多かったこと、以上が減額の理由でございます。 以上です。 ○議長(小松洋一郎) 井出議員。 ◆6番(井出勝正) 6番、井出です。 2点追加お願いします。 まず、駐車場購入費のところなんですけれども、面積をはかったら、それから不動産鑑定を入れたら、これだけの減額になると。では、どうして平成30年度のときにそういう徹底したことがなされなかったのかということでお尋ねします。 もう1点、生活保護費のところですけれども、世帯数が減ったと。だけれども人数はさほど減っていない。途中で就労されたということがありましたので、就労された方々はどのくらいいて、どうだったのかということを再度質問いたします。 ○議長(小松洋一郎) 福祉部長。 ◎福祉部長(野本岳洋) 面積の減と単価の減についてですけれども、30年度の当初予算につきましては、当然公図に基づいて面積は出します。それが確定測量、測量をしっかりやることによりまして、面積が少し減るということがあり得るかと思います。 それから、単価につきましても、周辺の例によりまして予算を見積もるわけですけれども、その中で不動産鑑定を入れることで確定をしたということでございます。 それから、生活保護のほうに関してですが、就労に結びついた人員ということですが、ちょっと手元にはっきりした数字がございませんが、私の聞いた中では十数名というふうに聞いております。 以上です。 ○議長(小松洋一郎) 井出議員、よろしいですか。 ほかに質問ございますか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) それでは、ないようですので、今、財政部長から、先ほどの質問の件についての答弁、用意ができたそうです。 財政部長。 ◎財政部長(百瀬秀樹) 先ほどの小松議員からの御質問に対するお答えでございます。 まず、当初予算段階では、公共施設整備基金8億5,000万円を充当する予定で事業を計画したところでございます。その具体的な事業につきましては、道路橋梁維持事業、市道新設改良事業等全8事業予定がございました。そのうち最終的に決算の見込みの中では、道路橋梁維持事業及び三郷文化公園体育館大規模改修事業の2事業に充当するということで、それ以外の事業につきましては、全て特定財源と一般財源で充てるという形になっております。 具体的に申し上げますと、道路橋梁維持事業におきましては、最終的に公共施設整備基金を1億円、それから、三郷文化公園体育館大規模改修事業においては1,000万円充当したという決算見込みとなっております。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) よろしいですね。 それでは、1款から3款までの質問のある方ということでございますが、よろしいですね。ないようでございますので、ここで、昼食のため暫時休憩をしたいと思います。 再開時間は、午後1時からといたします。                             (午前11時56分)--------------------------------------- ○議長(小松洋一郎) 休憩前に引き続き、会議を開きます。                              (午後1時00分)--------------------------------------- ○議長(小松洋一郎) それでは、次に、歳出の4款衛生費から7款商工費までについて、質疑のある方の発言を許します。 井出議員。 ◆6番(井出勝正) 6番、井出です。 事項別明細書、63ページの衛生費の中で、特に少子化対策にもかかわると自分は考えているんですけれども、そこの不妊・不育症治療費助成230万円というふうに予定よりもふえました。ここでの成果だというふうに考えるわけなんですけれども、実態はどのようなものなのか、それから、少子化に対してこの予算、助成によって子供さんがどのくらいふえていたのかというようなことを、わかりましたら教えていただければと思います。 ○議長(小松洋一郎) 保健医療部長。 ◎保健医療部長(髙橋正子) そうしましたら、不妊・不育症の治療費の助成の増額についてお答えさせていただきます。 件数そのものは例年130件前後で推移しておりますので、特に件数がふえたというものではありません。ただ、1人当たりの治療費につきましては、ここ数年見たときに増加傾向にありますので、そういったこともございまして、見込みより上回ったための増額補正であります。 この成果ということでございますけれども、ちょっと手元に詳細な数値がなくて大変申しわけありませんが、実際妊娠に至った方も3割以上はいらっしゃるということで、成果があると当課で見込んでおります。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) ほかにありますか。 猪狩議員。 ◆15番(猪狩久美子) 15番、猪狩です。 75ページの工業振興事業、企業等支援助成事業で1,987万7,000円の減になっていますけれども、これは何か生産設備取得事業の新規雇用要件を緩和してということが予算の段階ではありましたけれども、この事業の助成の実績というか、それはどんなような状況になっているのか、見込みより少なかったということなのでしょうか。そのことをお伺いします。 もう1点ですけれども、77ページの消費生活相談員の124万3,000円の減についても詳しい内容を教えてください。 以上2点、お願いいたします。 ○議長(小松洋一郎) 商工観光部長。 ◎商工観光部長(鎌﨑孝善) それでは、企業支援の補助の減額についてでございますけれども、設備投資等を当初計画していたところであった企業が年度内の投資に至らなかったということが主な原因でございます。 以上であります。 ○議長(小松洋一郎) よろしいですか。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(宮澤万茂留) 消費生活相談員でございますが、昨年の予算といたしまして、10月より2人体制ということでお願いをしてまいりました。現状、1人相談員として活動していただいているんですが、年齢的にも何年間もやっていただいておりますので、次の新しい方ということも視野に入れながら2人体制ということをやっていたんですが、この有資格者につきましては、国の国家試験に合格した者、あるいはそれに同等とみなされる方という条件がついておりまして、なかなか確保するのが難しいということで、昨年度につきましては1人体制のままでございました。新たにこの4月からやっともう一人確保ができまして、今は2人体制ということになります。 以上であります。 ○議長(小松洋一郎) よろしいですね。 ほかにございますか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 次に、歳出の8款土木費以降について、質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより、報告第11号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市一般会計補正予算(専決第1号))を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御異議なしと認めます。 よって、報告第11号は原案のとおり承認することに決しました。 次に、報告第12号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(専決第1号))について、所管の部長より説明を求めます。 保健医療部長。 ◎保健医療部長(髙橋正子) 報告第12号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名であります。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、平成30年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(専決第1号)について、別紙のとおり専決処分する。 平成31年3月27日、市長名でございます。 内容について御説明いたします。 歳入につきましては、主に国保税の収入見込み、県の交付決定に基づく補正といたしました。また、歳出につきましては、支払いをいたします負担額等の確定並びに不用額の整理を基本としております。 それでは、別紙1ページをお願いいたします。 平成30年度安曇野市の国民健康保険特別会計補正予算(専決第1号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億6,918万2,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ102億9,366万7,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 2ページをごらんください。 「第1表 歳入歳出予算補正」の歳入から主なものについて御説明をいたします。 事項別明細書は10ページからとなります。 1款1項の国民健康保険税は490万円の減額であります。退職被保険者の国民健康保険税につきまして、それぞれ最終的な収納見込みにより補正をするものであります。 続きまして、3款県支出金、1項の県補助金は1億9,857万6,000円の減額で、交付決定によるものでございます。 5款繰入金、1項の他会計繰入金は1,210万3,000円の減額であります。それぞれ対象となる科目の実績に対して一般会計から繰り入れるものです。主な内訳は、出産育児一時金繰入金が473万6,000円の減のほか、事務費繰入金が647万2,000円の減であります。 12ページをお願いいたします。 同じく2項基金繰入金は4,924万4,000円の減。財源の一部が確保されたことに伴う減額補正であります。 7款諸収入、3項の貸付金元利収入は199万円の減。実績に基づく減額であります。 4項の受託事業収入は、後期高齢者健診に対して交付される受託料でございますが、102万1,000円の減。 5項の特定健診等個人負担金は119万4,000円の減で、それぞれ健診受診実績に基づく減額であります。 続きまして、歳出について御説明いたします。 議案書では3ページ、事項別明細書は16ページからとなります。 1款総務費、1項の総務管理費は119万6,000円の減、2項の賦課徴収費は100万円の減、3項の運営協議会費は7万4,000円の減で、事務費等の不用額であります。 18ページをお願いいたします。 同じく4項の趣旨普及費は、県からの調整交付金の一部を充当したことによる財源変更であります。 続きまして、2款保険給付費、1項の療養諸費は9,089万1,000円の減。主なものは療養給付費の減額でありまして、一般被保険者分は6,393万4,000円の減、退職被保険者分は1,966万2,000円の減であります。 20ページをお願いいたします。 同じく2項、高額療養費は1億1,456万4,000円の減であります。自己負担限度額を超えた支払いに対する給付でありまして、主なものは一般被保険者分の減額であります。 22ページをお願いいたします。 同じく4項の出産育児諸費は710万8,000円の減、5項の葬祭諸費は60万円の減でございます。 24ページとなりますが、6項の精神諸費は8万1,000円の減で、それぞれ給付実績に応じた減額でございます。 続きまして、3款国民健康保険事業費納付金、1項の医療給付費分は、県からの調整交付金を充当し、財源変更するものであります。 4款1項の保健事業費は、高額療養費貸付金などの減により505万円の減額であります。 26ページをお願いいたします。 同じく2項の特定健康診査等事業費は、特定健診実績、人間ドック等助成の委託料などの減により1,641万2,000円の減額であります。 7款諸支出金、1項の償還金利子及び還付加算金は373万5,000円の減で、主に前年度にさかのぼって国保資格を喪失した場合に国保税をお返しするものですが、実績による減額でございます。 28ページをお願いいたします。 8款1項の予備費は、歳入歳出の調整といたしまして2,797万1,000円を減額するものであります。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。 猪狩議員。 ◆15番(猪狩久美子) 15番、猪狩です。 21ページの一般被保険者高額療養費のこの高額療養費1億1,102万円という結構大きな金額が不用になったということなんですけれども、これの詳しい内容についてお伺いいたします。 あと、27ページの高額療養費貸付金の200万円の減ですけれども、これの内容についてもお伺いいたします。 ○議長(小松洋一郎) 保健医療部長。 ◎保健医療部長(髙橋正子) 最初に、まず高額療養費の減額についてお答えさせていただきます。 こちらは全体として被保険者が減っていますので、保険給付そのものが抑えられたというところもありますけれども、それ以上にやはり高額な医療が必要な疾患、例えば人工透析等の減少もございまして、最終的に減少したための減額というような状況でございます。 続きまして、資金貸付金についてでございます。 こちらにつきましては、限度額を超えた部分についての資金を貸し付けるという制度でございますが、近年では限度額認定証を事前に申請いただくことによって、御自身の負担がなく支払いをすることができます。 こちらにつきましては、この制度そのものが非常に周知されてきたこともありますし、あと医療機関でも、御本人に一旦立てかえという負担を少なくすることもありまして、事前に申請をするようにというようなことで指導をいただいていることもありまして、昨年度もそうでしたけれども、高額の資金貸し付けを御利用された方はいらっしゃらないと、そのようなことによる減額でございます。 以上であります。 ○議長(小松洋一郎) 猪狩議員。 ◆15番(猪狩久美子) 15番、猪狩です。 最初の高額療養費、人工透析とか結構金額がかかる内容のものが減っているというふうにおっしゃったんですけれども、その減っている理由というか、それをお伺いしたいと思います。 ○議長(小松洋一郎) 保健医療部長。 ◎保健医療部長(髙橋正子) 減少した理由についてですけれども、予防可能な疾患によって減少してきたというところもあろうかとも思いますが、もう一つには薬価の関係で、非常に高価な薬価の改定もあったというところもありますので、全てについて詳細な分析をしているわけではありませんけれども、そのような状況もございまして減額に転じたと、そのように思っているところであります。 以上です。 ○議長(小松洋一郎) いいですか。 ほかにございますか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより、報告第12号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市国民健康保険特別会計補正予算(専決第1号))を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御異議なしと認めます。 よって、報告第12号は原案のとおり承認することに決しました。 次に、報告第13号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市後期高齢者医療特別会計補正予算(専決第1号))について、所管の部長より説明を求めます。 保健医療部長。 ◎保健医療部長(髙橋正子) 報告第13号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名であります。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、平成30年度安曇野市後期高齢者医療特別会計補正予算(専決第1号)について、別紙のとおり専決処分する。 平成31年3月27日、市長名であります。 内容について御説明いたします。 歳入につきましては、保険料の収納見込み額の増額補正をし、歳出は不用額の整理をしたものでございます。 別紙1ページをお願いいたします。 平成30年度安曇野市の後期高齢者医療特別会計補正予算(専決第1号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ317万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億6,942万8,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 2ページをお願いいたします。 「第1表 歳入歳出予算補正」の歳入から御説明いたします。 なお、事項別明細書につきましては10ページからとなります。 1款1項の後期高齢者医療保険料は56万2,000円の増。内訳につきましては、滞納繰越分普通徴収保険料で、収入実績に基づく増額であります。 4款繰入金、1項の一般会計繰入金は372万円の減。特別会計の事務費及び保険基盤安定繰入金の実績に基づく不用額を減額するものであります。 続きまして、歳出をお願いいたします。 事項別明細書は12ページからになります。 1款総務費は財源変更でございます。 2款1項の後期高齢者医療広域連合納付金は、補正額1,470万円の減。確定見込みによる減額であります。 4款1項の予備費は1,152万4,000円の増額補正となります。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありますか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより、報告第13号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市後期高齢者医療特別会計補正予算(専決第1号))を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御異議なしと認めます。 よって、報告第13号は原案のとおり承認することに決しました。 次に、報告第14号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(専決第1号))について、所管の部長より説明を求めます。 保健医療部長。 ◎保健医療部長(髙橋正子) 報告第14号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名であります。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、平成30年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(専決第1号)について、別紙のとおり専決処分する。 平成31年3月27日、市長名であります。 内容について御説明申し上げます。 歳入につきましては、国・県等の交付決定等に基づく補正といたしました。また、歳出につきましては、実績によります不用額の整理を中心に補正をしてございます。 別紙1ページをお願いいたします。 平成30年度安曇野市の介護保険特別会計補正予算(専決第1号)は、次に定めるところによる。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2億8,214万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ90億9,653万8,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 それでは、議案書の2ページ、「第1表 歳入歳出予算補正」の歳入から主なものについて説明をいたします。 事項別明細書は10ページからであります。 1款1項介護保険料は7,742万7,000円の増。最終見込みによる補正であります。 3款国庫支出金は、それぞれ交付決定によるものでありまして、1項国庫負担金は979万7,000円の減、同じく2項国庫補助金は1,474万8,000円の減。主に調整交付金、地域支援事業交付金を減額するものであります。 4款1項支払基金交付金は1億3,282万3,000円の減額。これは、2号被保険者分の支払基金からの交付金であり、交付額決定によるものであります。 12ページからとなります。 5款県支出金、1項県負担金は6,597万5,000円の減。これは、介護給付費負担金の減額によるものでございます。 同じく2項県補助金は154万1,000円の減。実績に基づき、地域支援事業交付金を減額するものであります。 6款サービス収入、1項介護予防給付費収入は232万9,000円の増。介護予防サービス計画費収入の実績による増額であります。 8款繰入金、1項一般会計繰入金は7,201万4,000円の減。介護給付費及び事務費、地域支援事業費等の実績による減額であります。 14ページからとなります。 同じく2項基金繰入金は6,617万3,000円の減。介護給付費が当初の見込みを下回ったため、基金繰り入れが不用となったことによる減額でございます。 10款諸収入は、それぞれ実績によりまして、2項雑入は109万1,000円の増。主に第3者納付金であります。 続きまして、歳出について御説明いたします。 議案書は3ページ、事項別明細書は16ページからとなります。 1款総務費、1項の総務管理費は287万1,000円の減。主に通信運搬費の減額であります。 18ページをお願いいたします。 同じく3項介護認定審査会費は688万1,000円の減。認定調査員の賃金や主治医意見書手数料の実績によるものでございます。 2款保険給付費、1項介護サービス等諸費は3億8,209万7,000円の減。主に給付費の実績により減額をしたものであります。 続きまして、20ページからとなりますが、2項その他諸費は103万円の減。審査支払手数料であります。 3項高額介護サービス等費は1,189万6,000円の減、4項特定入所者介護サービス等費は4,866万1,000円の減、5項高額医療合算介護サービス等費は2,503万9,000円の減額であります。3項から5項につきましては、それぞれ実績に基づきまして減額をするものであります。 22ページをお願いいたします。 3款地域支援事業、1項介護予防事業は79万7,000円の減。介護予防教室の謝礼等の減額です。 同じく2項包括的支援事業・任意事業費は305万9,000円の減、包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費は103万7,000円の減額で、地域包括支援センター業務に係る経費等でございます。 続きまして、24ページをお願いいたします。 任意事業費は126万1,000円の減。主なものは、扶助費の介護用品購入助成の減額等であります。地域包括ケア推進事業は76万1,000円の減。主なものは、認知症カフェ運営事業補助金の減額でございます。 26ページからとなります。 同じく3項介護予防・日常生活支援総合事業は927万4,000円の減。主に基準が緩和された訪問介護相当サービス、通所介護相当サービスの減額であります。 同じく4項その他諸費は32万9,000円の減。総合事業の高額サービス費と審査支払手数料の減額でございます。 28ページからとなりますが、4款介護サービス事業費、1項の介護予防支援事業は14万1,000円の減額。要支援者に対するケアプラン作成費等に関する費用であります。 30ページをお願いいたします。 8款1項予備費は2億1,025万8,000円の増額であります。国や支払基金から概算交付をされている負担金や交付金にかかわる返還金、介護保険料の増額分を考慮いたしまして、翌年度精算に向けて増額をするものであります。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんでしょうか。 猪狩議員。 ◆15番(猪狩久美子) 15番、猪狩です。 19ページの下の段の介護サービス等諸費、これ合計で金額が大きな金額になっています。3億8,209万7,000円。その中でも、地域密着型介護サービス給付費、これが1億7,555万2,000円というふうな減額になっていますが、これは施設整備にかかわっての内容のものでしょうか。 それと、もう一つは居宅介護サービス給付費、これも金額的に大きな金額になっています。1億565万2,000円。 この2点についてお伺いします。 ○議長(小松洋一郎) 保健医療部長。 ◎保健医療部長(髙橋正子) まず最初に、地域密着型介護サービス給付費について御説明をいたします。 こちらにつきましては、地域密着型の施設整備でございますけれども、当初見込みよりも開設が若干おくれたこともございまして、利用が下回ったための減額というような状況でございます。 それから、もう1点、居宅介護サービス給付費の減額についてというお問い合わせでございますけれども、こちらにつきましては、一つには、介護給付費そのものが、重度の方が抑えられていて、軽度の方は上昇しているというような状況がございます。認定者はほぼ横ばいというようなことであります。軽度の方は要支援の方もふえておりますので、一部は総合事業に移行したことがございます。そのため、こちらのほうの主に通所介護、それから訪問介護等が減少しておりますので、それにより減額というような状況でございます。 以上であります。 ○議長(小松洋一郎) よろしいですか。 ほかにございますか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより、報告第14号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(専決第1号))を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御異議なしと認めます。 よって、報告第14号は原案のとおり承認することに決しました。 それでは、次に、報告第15号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市産業団地造成事業特別会計補正予算(専決第1号))について、所管の部長より説明を求めます。 商工観光部長。 ◎商工観光部長(鎌﨑孝善) それでは、お願いします。 報告第15号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名でございます。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、平成30年度安曇野市産業団地造成事業特別会計補正予算(専決第1号)について、別紙のとおり専決処分する。 平成31年3月27日、市長名でございます。 次ページ、別紙をお願いします。 平成30年度安曇野市の産業団地造成事業特別会計補正予算(専決第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ55万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ60万2,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 今回の補正につきましては、決算を踏まえました歳入の整理並びに歳出不執行額の整理をするものでございます。 事項別明細書の10ページをお願いします。 まず、歳入でございますが、2款1項1目1節の一般会計繰入金を55万1,000円減額するものでございます。 次に、12、13ページの歳出をお願いします。 歳出、1款1項1目産業団地事業費より、不用額55万1,000円を減額するものでございます。主なものとしましては、産業団地周辺の公共用地管理委託料32万6,000円の減額及び安曇野産業団地拡張に伴います土地鑑定料の委託費の不用額22万5,000円の減額をお願いするものでございます。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) それでは、質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。 井出議員。 ◆6番(井出勝正) 6番、井出です。 今の説明書の13ページのところでお願いします。 委託料、予算では34万円組まれていました。それから、産業団地候補地土地鑑定料、これも55万5,000円でしたが、執行されなかったというのがちょっと残念に思うわけですけれども、そこら辺、何か特別な事情があるのでしょうか。 きょうの市長挨拶の中でも造成、団地拡張というようなことでお話があったので、十分30年度使われたんじゃないかと思ったものですから、質問させていただきました。 ○議長(小松洋一郎) 商工観光部長。 ◎商工観光部長(鎌﨑孝善) それでは、お答えします。 産業団地の緑地の管理でございますけれども、団地内の企業の皆様の御協力等によりまして整備が進んだということで委託料が減額になったというものでございます。 もう1点、不動産鑑定の関係でございますけれども、安曇野産業団地拡張予定の不動産鑑定を実施しましたが、買収を本年度と予定しておりますことから、今回の鑑定につきましては、今後の予算建ての参考にするために、不動産鑑定書ではなく、不動産報告書ということで提出をいただいておりますので、その分の減額でございます。 以上であります。
    ○議長(小松洋一郎) いいですね。 ほかにございますか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより、報告第15号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市産業団地造成事業特別会計補正予算(専決第1号))を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御異議なしと認めます。 よって、報告第15号は原案のとおり承認することに決しました。 次に、報告第16号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市観光宿泊施設特別会計補正予算(専決第1号))について、所管の部長より説明を求めます。 商工観光部長。 ◎商工観光部長(鎌﨑孝善) 報告第16号 専決処分の承認を求めることについて。 地方自治法第179条第1項の規定により、次のとおり専決処分したので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求める。 本日提出、市長名でございます。 専決処分書。 地方自治法第179条第1項の規定により、平成30年度安曇野市観光宿泊施設特別会計補正予算(専決第1号)について、別紙のとおり専決処分する。 平成31年3月27日、市長名でございます。 次ページ、別紙をお願いします。 平成30年度安曇野市の観光宿泊施設特別会計補正予算(専決第1号)は、次に定めるところによる。 第1条 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ187万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,891万2,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 今回の補正につきましては、決算を踏まえまして歳入の整理及び歳出不執行額の整理をするものでございます。 事項別明細書10ページをお願いいたします。 まず、歳入でございますが、1款1項1目1節の一般会計繰入金を187万4,000円減額するものでございます。 次に、12、13ページの歳出をお願いします。 歳出、1款1項1目観光宿泊施設事業費の不用額187万4,000円を減額するものでございます。主なものとしましては、有明荘エアコン購入の入札差金38万円の減額などをお願いするものでございます。 以上であります。 ○議長(小松洋一郎) これより質疑に入ります。 質疑のある方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 まず、原案に反対の方の発言を許します。ありませんか。     (「なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより、報告第16号 専決処分の承認を求めることについて(平成30年度安曇野市観光宿泊施設特別会計補正予算(専決第1号))を採決いたします。 お諮りいたします。本案を原案のとおり承認することに御異議ございませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御異議なしと認めます。 よって、報告第16号は原案のとおり承認することに決しました。--------------------------------------- △議案第1号から議案第7号の一括上程、説明 ○議長(小松洋一郎) 日程第6、議案第1号から議案第7号までの以上7件の議案を一括議題といたします。 これより、議案7件について提案説明に入ります。 最初に、議案第1号 公の施設条例の見直しに伴う関連条例の整備に関する条例について、提案理由の説明を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(金井恒人) 議案第1号 公の施設条例の見直しに伴う関連条例の整備に関する条例。 提案理由から説明させていただきます。 公の施設条例のうち、単独施設を規定した条例において、施設名称が第1条と第2条で重複していることから、第1条では施設の役割と名称を、第2条で施設の位置を規定する条文構成に改めるため、45本の条例を一括して整備条例として提案するものでございます。 改正内容でございます。 第1条、安曇野市穂高地域福祉センター条例から、6ページの上段にございます第34条、安曇野市明科子どもと大人の交流学習センター条例の一部改正までは、第2条を位置のみとする改正でございます。 第1条で御説明します。 安曇野市穂高地域福祉センター条例の一部を次のように改正する。 第2条の見出し中、「名称及び」を削り、同条中、「名称及び」を削り、「次のとおり」を「安曇野市穂高5808番地1」に改め、同条の表を削る。 以下、同様の形の改正でございます。 次に、第35条、臼井吉見文学館条例から第45条、安曇野市文書館条例の一部改正までは、「趣旨」としている第1条を「設置」に改め、施設の設置根拠と役割、そして名称を規定するものであります。 第35条で説明いたします。 臼井吉見文学館条例の一部を次のように改正する。 第1条の見出しを「(設置)」に改め、同条中「この条例は」を「地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき」に改め、本文中の「地方自治法第244条の2第1項の規定に基づき」を削り、「の設置及び管理について必要な事項を定めるものと」を「を設置」に改める。 第2条の見出し中「名称及び」を削り、同条中「名称及び」を削り、「次のとおり」を「安曇野市堀金烏川2701番地」に改め、同条の表を削るとするものでございます。 また、今回の改正にあわせまして、字句等の修正を行うものでございます。 附則でございます。 この条例は公布の日から施行する。 本日提出、市長名でございます。 以上です。 ○議長(小松洋一郎) 次に、議案第2号 安曇野市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例、議案第3号 安曇野市児童館条例の一部を改正する条例の以上2件について、一括して提案理由の説明を求めます。 福祉部長。 ◎福祉部長(野本岳洋) それでは、議案第2号 安曇野市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例について御説明をいたします。 提案理由でございますが、本条例の改正は、この条例の上位法であります災害弔慰金の支給等に関する法律及び同法律施行令が一部改正されたことに伴う改正と、あわせて条文の一部を見直しするものであります。 主な内容ですが、この条例の目的の一部であります大規模災害が発生した場合の災害援護資金の貸し付けに係る運用を近年の社会情勢を踏まえて改善し、被災者支援の充実を図るもので、内容は、連帯保証人の必置義務の撤廃、資金の利率を一律年3%から、保証人を立てる場合は無利子、立てない場合は年1.5%とすること及び償還方法に月賦償還を追加することなどが主なものでございます。 それでは、条文の説明をさせていただきます。 第1条の改正でございますが、字句の表現を整理したもので、国の法律及び政令に基づく事務と市の独自事業であります火災弔慰金や見舞金の支給に整理をし、表現順を変えたものでございます。 第2条の改正ですが、条文の表記で、国の法律の条文を引用する方法と法律に書かれている内容を重ねて表記する方法とが混在していたため、法律の条文を引用する方法に表現を統一したもので、第2条のほかに第6条、第8条の改正も同様の趣旨となります。 第3条の改正でございますが、もとの法律のみを引用する部分と政令の条文を引用する部分とが混在していたため、もとの法律のみを引用する記載に統一したことによる改正で、このほか第6条も同様の改正でございます。 次に、改正前の第6条ですが、改正後の第8条に移したため、削除し、死亡の推定のほか、譲渡等の禁止、課税についても同じ条文に盛り込んで、第8条に定めるものでございます。 第11条、第15条は、先ほどの改正による条ずれの改正をするものでございます。 第17条第3号の改正は、改正前の内容にそごがあったために、それぞれの場合ごとに読みかえる金額を定めるよう改正をするものでございます。 第18条第1項の改正は、改正前の施行令では、災害援助資金の貸し付けにおいて、保証人が必須となっておりましたが、政令の改正により保証人については任意となったことに伴い、保証人の条件を定めるものでございます。 第18条第2項の改正は、貸し付けの利率について、改正前は一律年3%としていたところを、保証人を立てる場合には無利子、立てない場合は1.5%と改正をするものでございます。 なお、据え置き期間中の無利子の制度につきましては、国の法律で定められておりますので、市の条例からは削除させていただいております。 また、第3項は、新たに今回保証人についての規定をすることから、連帯債務について定めたものであります。 第19条につきましては、災害援護資金の取り扱いについて、改正後の法及び政令に定められたものを準用することを定めるものでございますが、具体的な内容としては、償還方法について月賦払いが加わったこと、償還が滞ったことに対する違約金の利率が年10.75%から年5%になったことでございます。 なお、この条例は公布の日から施行することといたしますが、改正後の第18条及び第19条は、平成31年4月1日以後に発生した災害に係るものから適用することとさせていただきます。 本日付提出、市長名でございます。 続きまして、議案第3号 安曇野市児童館条例の一部を改正する条例について御説明をいたします。 提案理由でございますが、本条例の改正は、南穂高児童館を貸館により利用する場合の利用料金について、本年10月に予定されている消費税改正に伴い見直すこと及び貸館により利用できる範囲を設置の目的に沿ったものに整理するもの、利用の制限の規定を再構成し、利用関係を明確にするものが主な内容となっております。 それでは、条文の説明をいたします。 第1条でございますが、児童の範囲を「幼児又は少年」という表記から、明確に対象者をあらわすために改正をするものでございます。 第4条ですが、指定管理者の行う業務の範囲として、施設設備等の利用許可に関することを明記するための改正でございます。 第5条は、児童館の事業のうち、放課後児童クラブの事業を行うに当たり、対象者を明確にするために改正をするものでございます。 第6条、第7条は表記の整理をするものでございます。 第8条は、南穂高児童館を貸館により利用できる範囲を第1条で定める目的に合ったものとするよう改正をするものでございます。今までは、条例により目的外のものも利用することになっておりましたが、行政財産の目的外利用の許可は指定管理者に委託できないことになっていることから、第2項を削除し、本来の目的の範囲で利用するという構成とするものでございます。 第9条、第10条は、利用の制限について、運用が判然としていなかったことから、許可をしないことができる条文と利用の許可を取り消すことのできる条文を明記するものでございます。 第11条、第12条は表記の整理をするものでございます。 現行の第13条は、禁止行為について定めたものでございましたが、改正案の第10条で利用の取り消しについて明記したことから削除し、以降、条文を1条ずつ繰り上げるものでございます。 別表につきましては、本年10月に予定されている消費税改正に伴い、利用料金を見直すものでございます。 この条例は公布の日から施行することといたしますが、別表の改正規定は本年10月1日からとさせていただきます。 本日付提出、市長名でございます。 以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(小松洋一郎) 次に、議案第4号 安曇野市介護保険条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を求めます。 保健医療部長。 ◎保健医療部長(髙橋正子) 議案第4号 安曇野市介護保険条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 今回の改正は、元号改正と、3月下旬に国から示された政令を受け、所要の改正を行うものであります。 本年10月からの消費税増税に伴い、さらなる低所得者への介護保険料軽減強化がされたことにより、介護保険料の段階区分、第1段階から第3段階に該当する被保険者の負担軽減を図るものでございます。 なお、今回の介護保険料軽減強化は令和2年度までの2年間の措置とされております。 では、改正条項の内容について御説明いたします。 第2条第2項につきましては、第1段階に該当する被保険者の保険料を3万780円から2万5,650円に改めます。 同条第3項では、第2段階に該当する被保険者は4万4,460円を3万9,330円とし、第4項では、第3段階に該当する被保険者は5万1,300円を4万9,590円に改正するものです。 附則、この条例は公布日から施行する。 経過措置として、この条例による改正後の第2条第2項から第4項までの規定は、令和元年度以後の年度の保険料率について適用し、平成30年度分までの保険料率については、なお従前の例による。 本日提出、市長名であります。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) 次に、議案第5号 安曇野市森林環境譲与税基金条例について、提案理由の説明を求めます。 農林部長。 ◎農林部長(高嶋雅俊) 議案第5号 安曇野市森林環境譲与税基金条例について御説明申し上げます。 まず、設置の目的及び制定理由です。 森林経営管理法が平成31年4月1日に施行されたことにより、森林管理が行われていない森林について、市町村が仲介役となり、森林所有者と森林経営者をつないで森林整備を行う制度が開始されております。この制度を進めるための財源として、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律に基づいて、市町村等に森林環境譲与税が本年度から交付されることになります。 仲介を行う前段として、森林所有者への意向調査を行うこととなりますが、その調査を今年度中に広域的、または市単独で行う予定としております。また、制度の運用実行は令和2年度以降を予定をしております。 このため、交付される森林環境譲与税を基金に積み立て、調査方法が決定したり、また実施事業が具体化した時点で、その経費分の基金を取り崩して使用するため、当該基金条例を制定するものでございます。 内容の説明にまいります。 条例第2条では、基金として積み立てる額は一般会計歳入歳出予算で定めるとしております。 第3条は基金の管理、第4条は基金運用の処理を規定をしております。 また、第5条では、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律第34条第1項で定めるところの森林の整備に関する施策などに要する費用に充てる場合に限り、基金の一部または全部を処分することができるとしております。 附則として、この条例は令和元年7月1日とするものです。 以上、本日提出、市長名でございます。 ○議長(小松洋一郎) 次に、議案第6号 令和元年度安曇野市一般会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明を求めます。 財政部長。 ◎財政部長(百瀬秀樹) 議案第6号 令和元年度安曇野市一般会計補正予算(第1号)について御説明いたします。 まず初めに、予算の元号表示ですが、国の方針に倣い、平成31年度当初予算を含め、予算全体における元号の表示を令和に統一し、令和元年度一般会計予算と称することといたしますので、よろしくお願いいたします。 今回の補正予算は、本年度予算の執行開始後間もないことから、急を要するもの、国・県支出金の交付決定に伴うもの、法改正があったもの等、当初予算編成時以降に諸条件が整った事業について、特定財源の追加や財源調整を行ったものであります。 それでは、議案書により御説明いたします。 令和元年度安曇野市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 なお、平成31年度予算全体における元号の表示については、令和に統一するものとする。 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億3,900万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ412億8,900万円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 第2条 債務負担行為の補正の追加は、「第2表 債務負担行為補正」による。 第3条 地方債の変更は、「第3表 地方債補正」による。 それでは、2ページをお願いいたします。 予算額の増減につきまして、その主な内容を「第1表 歳入歳出予算補正」で御説明いたします。 事項別明細書は12ページからであります。 まず、歳入であります。 1款市税、3項軽自動車税は300万円の増額であります。税制改正のため、本年10月1日より軽自動車税環境性能割が新設されることにより増額となっております。 2款地方譲与税、3項森林環境譲与税は826万5,000円の増額であります。税制改正のため、本年4月1日より森林環境譲与税が新設されたことにより増額となっております。 15款国庫支出金、2項国庫補助金は5,161万3,000円の増額であります。国による補助金名称の決定により、金額に変更はありませんが、地域活性化・経済危機対策臨時交付金をプレミアム付商品券事務費補助金に変更いたしますとともに、幼児教育、保育の無償化に伴う事務経費を国が補助するものとした子ども・子育て支援事業補助金を1,102万4,000円、また、社会資本整備総合交付金(街路分)の内示額の確定増により4,058万9,000円をそれぞれ増額するものであります。 16款県支出金、2項県補助金は328万7,000円の増額であります。集落協定に基づく農業生産活動等の取り組みを支援する中山間地域等直接支払交付金が46万2,000円、災害に対する農業用ハウスの強靭化を図る農業用ハウス強靭化緊急対策事業補助金が132万5,000円、都市部から市内への移住、就業を支援するUIJターン就業移住事業補助金が150万円、それぞれ増額するものであります。 19款繰入金、2項基金繰入金は2,413万5,000円の増額であります。今回の補正を行うに当たり財源調整を行った結果、財政調整基金繰入金を増額するものであります。 事項別明細書は14ページからとなります。 22款1項市債は4,870万円の増額であります。民生債では、明科南認定こども園整備費の変更により旧合併特例事業債を1,880万円増額し、また、土木債では、社会資本整備総合交付金(街路分)の交付決定により公共事業等債を2,990万円増額するものであります。 以上が歳入の概要であります。 続きまして、議案の3ページをお願いいたします。 歳出であります。 事項別明細書は16ページからであります。 2款総務費、補正額は17万1,000円の減額であります。 1項総務管理費は71万1,000円の減額。主なものとして、ふるさと寄附事務の外部委託の中止により674万8,000円の減額。一方、ふるさと寄附事務処理システム導入費158万8,000円の増額、入札事務で必要な電子入札連携サーバーの借上料39万7,000円の増額、水資源対策協議会が地下水の湧水域を調査研究するために必要となる経費の負担金として150万8,000円を増額するものであります。 2項徴税費は、固定資産の評価がえに向けた鑑定評価経費を54万円増額するものであります。 事項別明細書は18ページからとなります。 3款民生費、補正額は5,160万6,000円の増額であります。 1項社会福祉費は630万8,000円の増額。明科デイサービスセンターの車椅子型入浴リフトの取りかえ費用494万7,000円、また、介護報酬改定に伴うシステム改修のための特別会計事務費繰出金を136万1,000円増額するものであります。 2項児童福祉費は4,529万8,000円の増額。明科南認定こども園の駐車場整備費を3,427万4,000円増額、また、幼児教育、保育の無償化に対応するためのシステム改修等のため1,102万4,000円を増額するものであります。 事項別明細書は20ページからとなります。 6款農林水産業費、補正額は1,176万6,000円の増額であります。 1項農業費は350万1,000円の増額。農業用ハウスの強靭化補助金が132万5,000円の増額、ビレッジ安曇野における消防用施設の緊急修繕のための経費が144万5,000円の増額、また、中山間地域等直接支払交付金が豊里北集落の協定面積が追加となったことにより69万5,000円の増額などとなっております。 2項林業費は826万5,000円の増額。森林環境譲与税の新設に伴う基金積立金の計上により増額するものであります。 事項別明細書は22ページからとなります。 7款1項商工費は200万円の増額。しごと創出事業において、都市部から市内への移住、就業を支援するための補助金を増額するものであります。 事項別明細書は24ページからとなります。 8款土木費、4項都市計画費は7,379万9,000円の増額。街路整備事業において、都市計画道路である吉野線を整備するに当たり、国庫支出金である社会資本整備総合交付金(街路分)の内示額が確定したことにより増額するものであります。 以上が歳出の概要であります。 続きまして、議案の4ページ、「第2表 債務負担行為補正」であります。 2事業を追加設定するものであります。 本庁舎総合管理業務は、既に契約している本庁舎管理業務委託において、令和2年度の消費税増税分を追加設定するもの、また、認定こども園給食調理業務については、来年度業務に係る契約のため、追加設定するものであります。 期間と限度額はそれぞれ表のとおりでございます。 続きまして、議案の5ページの「第3表 地方債補正」であります。 市債の借入限度額の変更をお願いするものであります。 旧合併特例事業債(民生債)は、明科南認定こども園整備費の増額変更に伴うものであり、1,880万円を増額し、限度額を4億8,570万円とするもの、また、公共事業等債(土木債)は、社会資本整備総合交付金(街路分)の内示額決定に伴う吉野線の整備によるものであり、2,990万円増額し、限度額を2億8,300万円とするものであります。 以上により、市債の補正額は4,870万円の増額となり、補正後の発行予定額は56億6,570万円となります。 以上が令和元年度一般会計補正予算(第1号)の概要であります。 説明は以上であります。 ○議長(小松洋一郎) 次に、議案第7号 令和元年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明を求めます。 保健医療部長。 ◎保健医療部長(髙橋正子) 議案第7号 令和元年度安曇野市介護保険特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。 令和元年度安曇野市の介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 なお、平成31年度予算全体における元号の表示については、「令和」に統一するものとする。 (歳入歳出予算の補正) 第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ673万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ93億6,130万4,000円とする。 2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。 本日提出、市長名であります。 議案書の2ページ、「第1表 歳入歳出予算補正」、歳入を御説明いたします。 事項別明細書は10ページであります。 8款繰入金、1項一般会計繰入金は136万1,000円の増額。事務費繰入金であります。 9款1項繰越金は537万5,000円の増額。平成30年度決算見込みによる地域支援事業分の繰越金であります。 続きまして、議案書の3ページ、歳出であります。 事項別明細書は12ページからとなります。 1款総務費、1項の総務管理費は136万1,000円の増。介護保険報酬改定等に伴うシステム改修による委託料を増額するものであります。 7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金は537万5,000円の増。地域支援事業国庫負担金等、平成30年度精算分の返還金として増額をするものであります。 説明は以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) 以上で議案第1号から議案第7号までの説明は終わりました。---------------------------------------穂高広域施設組合議会議員の補欠選挙 ○議長(小松洋一郎) 日程第7 穂高広域施設組合議会議員の補欠選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御異議なしと認めます。 よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御異議なしと認めます。 よって、議長において指名することに決しました。 なお、選挙は議事に含まれないことから、地方自治法第117条の規定よる議員の除斥は適用されませんので、御承知おきください。 それでは、議会事務局長から報告をさせます。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(望月利彦) それでは、御報告いたします。 穂高広域施設組合議会議員の補欠議員候補者は増田望三郎議員です。 以上でございます。 ○議長(小松洋一郎) お諮りいたします。ただいま議会事務局長から報告した者を穂高広域施設組合議会議員の補欠選挙の当選人と定めることに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) ○議長(小松洋一郎) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま指名いたしました者が穂高広域施設組合議会議員の補欠選挙に当選されました。--------------------------------------- △散会の宣告 ○議長(小松洋一郎) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。 ここで、今後の日程につきまして御報告申し上げます。 あす6月5日から16日までは議案調査等のため、本会議を休会いたします。 6月17日は一般質問を行います。午前10時までに御参集ください。 なお、一般質問をされる方は、所定の通告書に記載の上、あす6月5日の正午までに、また、議案に対して質疑をされる方は、所定の通告書に記載の上、6月6日の午後5時までに提出願います。 本日はこれをもって散会いたします。 御苦労さまでございました。                              (午後2時15分)...