高知市議会 2020-12-14 12月14日-03号
この質問の内容としましては,津波から避難する際に自然地形の高台がある地域として,この現地ですけれども,ノツゴ山を事例として示されておりましたが,里山保全地区に指定して,津波避難路や避難場所の整備を行うこととなれば,里山保全協定では期間が限られており,里山の地主や社会経済の変化により,保全協定が更新できないケースが出てくることを危惧されておりました。
この質問の内容としましては,津波から避難する際に自然地形の高台がある地域として,この現地ですけれども,ノツゴ山を事例として示されておりましたが,里山保全地区に指定して,津波避難路や避難場所の整備を行うこととなれば,里山保全協定では期間が限られており,里山の地主や社会経済の変化により,保全協定が更新できないケースが出てくることを危惧されておりました。
また,自然豊かなまちづくりでは,秦山,ノツゴ山における里山保全協定を締結するなど里山保全事業に取り組みました。 公共下水道事業では,各処理区の面的整備の拡大に努め,下水道普及率は平成25年度末で56.4%になりました。また,雨水整備では,北江ノ口排水分区の浸水対策として,江ノ口雨水貯留管築造工事を進めたほか,中部排水区の幹線管渠の耐震化工事を行いました。
しかしながら,里山保全協定は期間が限られており,未来永劫とまではいかなくても,スムーズに更新でき,その地域の避難場所として保てるかを心配しております。
当初,里山の候補地として12カ所の調査を行い,そのうちの秦山については平成13年9月に地区指定し,平成16年4月には里山保全協定を締結いたしました。また,葛島山については,地域からの申し出により,平成13年9月に地区指定し,平成15年4月に里山保全協定を締結いたしております。
また,同条例第19条に,「里山保全地区の指定又は里山保全協定の締結をしたときは,当該里山保全地区若しくは里山保全協定に係る協定区域又はこれらに近接する場所に,その旨を示す標識を設置する」と規定されておりますが,これも見当たりません。なぜでしょうか,お聞きしたいと思います。
指定を行いました2カ所につきましては,里山保全の実効性を高めるために,里山保全協定の締結に向けた取り組みを進めてまいりますとともに,残り9カ所の候補地の中から,優先度の高い箇所に対し,土地所有者等関係者の御意見を聞くなど,指定に向けての働きかけを行ってまいりたいと考えています。
今後は,里山保全協定の締結をお願いしながら,実効性のある里山保全に努めてまいりますとともに,新たな里山保全地区の指定につきましても土地所有者の御理解を得ながら,進めてまいりたいと考えます。 次に,納涼花火大会とよさこい祭りについて申し上げます。
そこで,お尋ねしますが,里山保全条例では,防災機能の確保,潤いと安らぎのある都市環境の形成,健全な生態系の保持,人と自然の豊かな触れ合いの確保,歴史及び文化の伝承のために保全することが必要な里山と5つの項目に該当する里山を里山保全地区に指定し,里山保全協定を結んで保全する流れとなっております。
その後,土地所有者との間に里山保全協定を締結することで,期間を定めて開発行為を制限する,とした指定先行型の条例を制定し,自然の喪失や土砂災害の発生など,都市構造のひずみに起因した都市問題へ対処していくものであります。 本案に対し質疑終了後行われた討論において,各会派よりそれぞれ次のような意見が述べられました。
なお,里山保全地区に指定しました里山では,土地所有者などの御協力のもとに,里山保全協定を締結し,市が土地所有者などに保全に関し必要な助言,指導及び助成などを行うこととしております。
次に,里山保全地区での開発行為につきましては,里山保全地区のうち,土地所有者などの御理解をいただいた区域につきましては,里山保全協定を結び,里山を保全していくこととしております。さらに,土地所有者などとの契約により,市民の里山として開放することを目指しております。
里山保全地区の指定につきましては,里山保全審議会への諮問など,指定までの手続を条例に明記し,指定後は土地所有者の協力が得られた地区につきまして,里山を保全するための里山保全協定を締結し,期間を定めて開発行為を制限するとともに,土地所有者に一定の助成を行ってまいりたいと考えております。