潮来市議会 > 2022-06-08 >
06月08日-02号

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  1. 潮来市議会 2022-06-08
    06月08日-02号


    取得元: 潮来市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-26
    令和 4年  6月 定例会(第2回)     令和4年第2回潮来市議会定例会議事日程(第2号)                        令和4年6月8日(水)                        午前10時開議日程第1 市政一般に関する通告質問-----------------------------------出席議員(15名) 議長15番   箕輪 昇君   副議長 6番   小峰 進君    1番   佐々木 徹君      2番   志村 一君    3番   石田裕二君       4番   阿部慶介君    5番   兼平直紀君       7番   飯田幸弘君    8番   平田健三君       9番   飯島康弘君   10番   田崎 清君      11番   笠間丈夫君   12番   藤崎忠徳君      13番   薄井征記君   14番   今泉利拓君欠席議員(なし)-----------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長        原 浩道君   副市長       庄司敦子君   教育長       横田直樹君   市長公室長兼総務部長                               額賀 浩君   市民福祉部長兼福祉事務所長     建設部長      常井俊宏君             茂木 衛君   環境経済部長    榊原 徹君   教育部長      塙 誠一君   建設技監兼都市建設課長       環境経済部参事併任農業委員会事務局長             吉川秀樹君             若槇和昭君   財政課長      小沼 豊君   企画調整課長    草野吉広君   総務課長      村田政子君   上下水道課長    森内 浩君   観光商工課長    河瀬由香君   環境課長      安藤正幸君   高齢福祉課長    杉山英之君   社会福祉課長    沼田武男君   子育て支援課長   実川治子君   市民課長      打越桂子君   学校教育課長    村田慎一郎君  生涯学習課長    吉川増夫君-----------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長    打越伸是君   局長補佐      山田晴美君   書記        小林 肇君   書記        大塚麻菜美君----------------------------------- △開議の宣告 ○議長(箕輪昇君) 皆さん、大変ご苦労さまです。 これから本日の会議を開きます。 本日の会議におきましては、3密回避のため、途中で適宜休憩を挟み行いますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ご報告いたします。本日、説明のため出席した執行部の職員は、原市長以下、ただいま着席のとおりです。 なお、説明のため途中で執行部職員が入れ替わります。                         (午前10時00分)----------------------------------- △市政一般に関する通告質問 ○議長(箕輪昇君) これより議事日程に入ります。 日程第1、市政一般に関する通告質問を行います。 通告質問については、質問事項ごとに初めの質問は大項目で一括で質問し、一括で答弁願います。 再質問がある場合は、項目ごとに一問一答方式により行います。また、質問については、議会会議規則を遵守の上、質問願います。 参考までに申し上げます。質問は簡明に行い、議題の範囲を超えてはならないこと。また、同一議題については3回までとする。ただし、答弁の内容によっては、これを超えて認める場合もある。 質問は、市民の立場に立ち的確に、答弁は、簡単明瞭に的を射てお願いいたします。 傍聴されている皆様に申し上げます。潮来市議会傍聴規則を遵守の上、私語または談笑はしないようお願い申し上げます。----------------------------------- △今泉利拓君 ○議長(箕輪昇君) それでは、14番、今泉利拓議員の質問を許可します。 なお、今泉議員から体調上の理由から議席において着座での質問を行いたいとの申出がありましたので、これを許可いたしますので、議員は議席から一般質問をお願いします。 ◆14番(今泉利拓君) 私の質問に当たりまして、箕輪議長からいろいろとご配慮をいただきましてありがとうございます。よろしくお願いをいたします。 それでは、通告に従いまして質問をいたします。 大項目1番であります。 日本一の水路のまち整備事業についてであります。 令和4年4月14日発行の広報いたこに令和4年度の新規主要事業として、日本一の水路のまち整備事業が紹介されていました。 そこで、市民の一人として、いろいろ見解を述べさせていただきながら、この事業について質問をいたします。ただ、スタートしたばかりの事業についての質問でありますので、今の段階で答えられる範囲の答弁で結構でありますので、念のため申し上げておきます。 質問1、日本一の水路のまちの範囲は市内のどこからどこまでか、総延長はどれぐらいになりますか、お尋ねをいたします。 2番目の質問といたしまして、日本一の水路のまちと事業名がついていますが、日本一と呼ぶからには国土交通省かどこからか、日本一についてお墨つきをもらっているのかどうか、お伺いをいたします。よろしくお願いをいたします。 ○議長(箕輪昇君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目の、範囲は市内のどこからどこまでかと、総延長はどれぐらいになるかというようなご質問でございます。答弁をさせていただきます。 本計画では、対象の区域を潮来大橋から米島閘門までの北利根川左岸潮来側ですね。前川及び南幹線用水路を第1層としてございます。次に、潮来全域としている霞ヶ浦の西浦、北浦、北利根川、鰐川、外浪逆浦を第2層としてございます。 そして、広域水路網としている霞ヶ浦、北浦、北利根川、鰐川、外浪逆浦により縁取られる潮来全域と、鹿嶋や香取など、近隣との連携を踏まえた、より広域な水路網の3層で捉えておるところでございます。 本計画の中核となし、重点的に事業を進める区域となります第1層の潮来大橋から米島閘門までの前川及び南幹線用水路につきましては、潮来大橋から前川水門までの北利根川区域が約500メートル、前川水門から大洲閘門までの前川区域が約3,000メートル、大洲閘門から米島閘門までの南幹線用水路区域が約4,000メートルの3区分で構成してございます。総延長は約7,500メートルでございます。 次に、2点目でございます。 日本一についてお墨つきをもらっているのかというご質問にお答えをさせていただきます。 国や外部機関からお墨つきをいただいているものではございません。日本一の水路のまち基本計画では、基本理念といたしまして、水郷の歴史を継承しながら、大水面、河川で繰り広げられる人々の活動を担い、市民と育む日本一の水路のまちを掲げているところでございます。本は、周囲の三方を囲む湖沼・河川が同一の水面を構成してございまして、1つの水面の中に3つの湖沼、霞ヶ浦、北浦、外浪逆浦と2つの河川、北利根川、鰐川を有し、まちの中心に前川を擁しているところです。 これらをさらに詳しくご説明させていただきますと、まずは水郷の定義で申しますと、広辞苑による水郷は、水辺にある里、沼沢、河川の美によって有名な地に加え、利根川下流、潮来を中心する千葉・茨城両県にまたがる水辺の地域の称と記されているところでございます。また、日本三大水郷は、福岡県柳川、滋賀県近江八幡、そして私ども茨城県潮来と呼ばれているところでございます。 そして、日本全国の湖沼面積上位を見ますと、第1位が琵琶湖、第2位が霞ヶ浦、西浦でございます。北浦が第15位、外浪逆浦は第36位となっておるところでございます。潮来は霞ヶ浦、西浦ですね、北浦、外浪逆浦のいずれもの周辺市町村でございまして、なおかつ河川に囲まれた市町村は多数見られますが、湖沼と河川に囲まれた例は全国的にも極めて珍しく、水郷と呼ばれる市町村では潮来のみとなっておるところでございます。加えて、日本一という言葉に突出して捉えさせていただければ、この低湿地は日本一広く平たんであることは揺るぎないというところを計画に挙げさせていただいております。 このことから、のどかで穏やかな平たんな過ごしやすい街の風景を持つ本市・潮来を日本一の水路のまちとして位置づけ、市内の前川や南幹線用水路の活性化を図り、さらに周辺の河川・湖沼を活用した広域的なまちづくりに取り組むものとしているところでございます。 以上でございます。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 ◆14番(今泉利拓君) 結構でございます。すばらしい水郷、潮来をアピールするには、いまだかつてない計画だなというふうに受け止めております。 それでは、2項目めに入ります。 日本一の水路のまちと事業名がついておりますが、日本一というからには国土交通省かどこからか、日本一についてお墨つきをもらっているのかどうかお伺いをいたします。 ○議長(箕輪昇君) 今泉議員、この(2)については先ほど答弁に入っています。 14番、今泉議員。 ◆14番(今泉利拓君) 2番目について私の意見を申し上げます。 日本一と呼ぶからについては、どこからかお墨つきをもらっているのかなということで質問をいたしたわけでございますが、今のところはどこからもお墨つきはいただいていない。ようやく机上プランから実施に移されたものでありますから、無理からぬところでありますが、私としてはやはり日本一というからには権威のある第三者機関からのお墨つきというものが欲しいということであります。これから先、この計画の中核をなす前川、南部幹線用水路を中心にして、地道な整備をしていただきまして、日本一の水路のまちとしての潮来が名実ともに日本一というお墨つきがもらえるような体制で頑張っていただきたいと思いますが、執行部の考えはいかがなものでしょうか、再質問をいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質、額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) ただいま再質問をいただいたところでございます。再質問の中でお話をいただけた内容をぜひとも私どものこの策定した計画、これらの計画の事業を進める中で、日本一の水郷といえるようなそのようなお話を皆様からいただけるような、議員からお話もいただけたような、そのような事業の推進を進めてまいりたいと考えております。ありがとうございます。 ○議長(箕輪昇君) 14番、今泉議員。 ◆14番(今泉利拓君) 2番、3番に進んでいくわけでございますが、これからの質問につきましては、私らの意見を述べさせていただきながら、質問をさせていただきますので、よろしくお願いをしたいと思います。 日本一の水路のまちの事業を進めていくに当たりましては、基本姿勢を持っていただきたいと思っております。基本姿勢といたしましては、できるだけ自然の保護に努力すると。水路の整備に合わせて水路の水質の浄化に努めていただく。この2点は大事な重点事項と考えますが、いかがなものでしょうか。 次の質問に答えていただきたいと思います。 質問の1番目、水質の浄化のためには、水路の水を動かす、流れをつくる。そのためには水路の水を動かす作業力が必要になります。揚排水機場を持ち、管理する国や地元の土地改良区の協力を仰ぐ必要があると考えます。執行部の努力が必要になるのはどんなものでしょうか、お伺いをいたします。 ○議長(箕輪昇君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、大きな2つ目でございます。水質の浄化についてのご質問でございます。答弁させていただきます。 水質の浄化の取組につきましては、日本一の水路のまち基本計画において、水質浄化の方法なども記載しているところでございます。議員ご提案のものも含め、処理方法の選定に当たっては、前川や南幹線用水路の特性等に応じた効果的なものを研究してまいりたいと考えております。また、河川や水路管理者の皆様に対しても協力を求めてまいりたいと考えているところでございます。 以上です。
    ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 ◆14番(今泉利拓君) 再質問はありません。 大項目3番に移ります。 水路の整備に合わせて、水路の堤を含めた周辺にめり張りのついた自然保護と環境整備についてであります。 前川と南幹線用水路は、今回の整備事業の中核をなす水路と位置づけていると考えております。前川を整備するに当たっては、前川を須賀・大洲間にかかる旧水郷有料道路の橋の辺りで、潮来ホテル側市民プール側に分け、潮来ホテル側は観光の川(水路)、市民プール側は、執行部の皆さんが考えておられるカヌー体験用などのスポーツレジャーの基地にする。この地域一帯の自然保護には特段の配慮が必要と考えます。 質問1でありますが、市民プールから道の駅間の南幹線用水路の堤には、潮来の木「ポプラ」を植え、ポプラ並木をつくってはどうかと考えていますが、どうでしょうか。 2番目の質問といたしまして、道の駅から米島橋にかけて、南幹線用水路の水路沿いの堤にできるだけ自然を残し、釣り客など遠来の人たちに潮来の自然を満喫してもらう。潮来の鳥「ヨシキリ」のさえずりが聞こえるかもしれません。水路の整備に合わせて水路の堤とその周辺の景観に配慮を執行部に求めますけれども、いかがなものでしょうか、質問をいたします。 ○議長(箕輪昇君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、まず1点目でございます。ポプラ並木を造ってはどうかというご質問にお答えをさせていただきます。 前川右岸側の曲松下地区には、既存のポプラ並木が広がっておりまして、穏やかな水面のある風景を享受できる観光スポットとなってございます。日本一の水路のまち基本計画では、このような水辺の景観づくりについて、市民の皆様とともに取り組むことを位置づけておるところでございます。 ご提案いただいた箇所は、南幹線用水路にかかる管理用地でもございますから、ポプラなど植栽の際には協議が必要と考えます。今後、水路管理者のご意見をいただきながら、水辺の景観づくりの具体化につなげてまいりたいと考えているところでございます。 次に、2点目でございます。 水路の堤とその周辺の景観に配慮をというご質問でございます。 道の駅いたこから米島橋にかけて、北側は農地の緑が広がっており、南側はササ竹が繁茂し、自然堤防の名残を残しているところでございます。水郷潮来の原風景の残る場所でもございます。計画におきましても、自然堤防や屋敷林の水際の風情といった水郷潮来の原風景の継承を掲げているところでございます。用水路沿いの自然を生かした魅力づくりを研究し、水辺の景観づくりの具体化につなげてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 今泉議員。 ◆14番(今泉利拓君) 再質問を1番目についていたします。 ポプラ並木につきましては、執行部の皆さんのご賛同を大いに期待したいと思っております。私は、ポプラ並木の空間に花を咲かせる、執行部の皆さんの草花を植える案に賛成であります。花の中でも自分の力で花を咲かせることができる花を選んだらどうかと思います。例えば、スイセン、ナノハナ、レンゲ、ヒガンバナ、カキツバタなど幅広く考えていただきたいと思いますが、いかがなものでしょうか伺います。 ○議長(箕輪昇君) 再質に答弁願います。 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 再質問をいただきました。ポプラ並木につきましては、先ほども答弁させていただきましたが、水路管理者のご意見をいただきながら考えてまいりたいというところでございまして。また、花の植栽についてのご提案をいただいたところでございます。ご提案いただきました内容も踏まえながら、専門家のご意見もお伺いしながら、市民協働の中で進めてまいれればというところで研究をさせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(箕輪昇君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 私のほうから議員のご質問にお答え申します。 議員がおっしゃるとおり、ポプラという木で、潮来の木ですので進めたいなという気持ちはございますけれども、ポプラがどうしても大きくなってくると倒れやすい木になってしまいまして、あの一体が風が強いものですから、今、ポプラにもいろいろ雄とか雌とか、ポプラ自体も横に伸びる品種とかいろいろなものを研究して、できるだけポプラにしていきたい考えでいるんですけれども、どういうものがあるのか、しっかり研究していくとともに、一度植えるともうこれ変えられませんので、これは議員の皆様お一人お一人の意見も拝聴して、市民の方々にも特にあの地域、周りに住んでいる方々の意見もしっかりと聞いた上で進めないといけないことだろうと思っております。花のほうも議員のご指摘のとおり、そのような形で進めたいなという考えでおりますけれども、これもやっぱり一度、景観形成を図っていくと、次、種類を変えていくというのはなかなか難しいものですから、やはりきちっとご意見をしっかりまとめて、そして決定した後に進めていくと。 ただし、本年度中に植える植栽のどういう形というものをつけないと、どんどん遅れてしまいますので、本年度中にしっかりと選定をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解とご提案のほうをよろしくお願い申し上げます。 私からは以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 今泉議員。 ◆14番(今泉利拓君) 2番について再質問ではありませんけれども、私の考え方を述べさせていただきたいと思います。 日本一の水路のまち整備事業については、この中にある「日本一」という文字、3つの文字でありますが、大変に貴重なものだと思います。潮来から堂々と日本一の水路のまちと発信ができるように、執行部の皆さん方には頑張っていただきたいと思っております。 水郷潮来のPRにはかつてない大きな夢のある構想ではあります。これが実を結ぶかどうか、大きな、これから潮来にとっては試練となるような構想でありますので、成功に向けて執行部の皆さんにはお骨折りいただきたいものだと考えているところであります。 以上、水路のまちについての質問は終わりまして、次に移りたいと思います。 大項目4番、北浦の水質についてであります。 1つ目といたしまして、ここ3年間の北浦と西浦(霞ヶ浦)の水の汚染度はどうなっているでしょうか。 2番目といたしまして、北浦の水質に影響すると思われる水原・新宮地区の公共下水道事業、工事の進み具合は順調かどうかお伺いをいたします。 3番目といたしまして、工事の済んだ地区の汚水は、日の出の処理場で処理され始めているのかどうか伺います。よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、ここ3年間の北浦と西浦(霞ヶ浦)の水の汚染度についてご答弁申し上げます。 茨城県から公表されております北浦、西浦(霞ヶ浦)でございますが、その水質概況によりますと、平成30年度から令和2年度までの直近3年間の推移としましては、基本的には横ばいの状況となっています。過去の状況と比較しますと、霞ヶ浦全体としては改善の方向との見解を示しておりますが、北浦に注目しますと汚れの指標であるCODは6.7ミリグラムパーリットルが8.7ミリグラムパーリットル、窒素は0.82ミリグラムパーリットルが1.3グラムミリパーリットル、そして、リンでございますけれども0.092ミリグラムパーリットルが0.13ミリグラムパーリットルに、全て西浦より高い数値となってございます。 ○議長(箕輪昇君) 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 2点目、工事の進み具合についてお答えいたします。 水原・新宮地区の下水道工事につきましては、平成28年度より下流側の新宮地区から順次進めております。平成30年度からは水原地区も併せて工事を進めているところでございます。工事の進捗といたしましては、令和3年度末時点で新宮地区が約90%、水原地区が約74%、全体で水原・新宮地区合わせまして約8割が完了となっております。また、今年度の工事予定箇所を含めますと、新宮地区が約94%、水原地区が約86%、全体、水原・新宮地区合わせまして約9割が完了する見込みとなってございます。早期完成が図られるよう、工事を進めてまいります。 続きまして、3点目の工事完了地区の汚染の処理状況についてお答えいたします。 下水道に接続された各家庭から流れる汚水につきましては、全て日の出地区にある潮来浄化センターで処理されております。新宮地区に関しましては平成30年5月から、水原地区につきましては令和3年5月から順次供用開始しておりまして、その水は全て潮来浄化センターにて処理されております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 ◆14番(今泉利拓君) 1番目は再質問はありません。 2番目でございますが、工事は順調だということですけれども、水原地区・新宮地区の一般家庭及び事業所などの公共下水道事業への接続率、これがどれぐらいになっているか、これが再質問でお答えをいただきたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 常井部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 再質問にお答えします。 水原・新宮地区の接続率に関しましては、先ほど答弁しましたように、新宮地区が平成30年5月で、水原地区が令和3年5月からということもありまして、供用後間もないということもございまして、令和3年度末時点で約24%、ちょっと低い数字となってございます。 したがいまして、この接続率を向上させるために、としては年収等の制限はありますが、最大38万円の補助となる茨城県湖沼水質浄化下水道接続支援事業を最大限に活用しながら、ダイレクトメール送付、戸別訪問、下水道キャンペーン等の周知活動を行いまして、今後は接続率の向上に努めてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 再質問の答弁が終わりました。 ◆14番(今泉利拓君) 以上をもちまして、私の質問は終わらせていただきます。 いろいろご配慮いただきまして議長に感謝申し上げます。ありがとうございました。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、14番、今泉利拓議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 10時40分再開をいたします。                         (午前10時32分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開いたします。                         (午前10時40分)----------------------------------- △志村一君 ○議長(箕輪昇君) 2番、志村一議員の質問を許可します。 議員は質問席に移動願います。 志村議員。     (2番 志村 一君 登壇) ◆2番(志村一君) 2番、志村一でございます。 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問をさせていただきます。 それでは、まず初めに質問事項の大項目1番、潮来の定住促進について(令和2年国勢調査の結果~旧牛堀町は過疎地域に)について質問をさせていただきます。 質問の趣旨でございますが、令和2年の国勢調査によると、旧牛堀町は平成7年から令和2年までの人口減少率は25.5%となり、過疎地域とみなされました。また、旧潮来町は人口減少率は11.3%でした。潮来全体としての人口減少率は14.1%でした。これは、潮来にとって大きな課題でもございます。 この課題を少しでも解決するために、定住促進に取り組むことが急務と考えます。 そこで、以下の4点についてまとめてお伺いいたします。 まず、1点目に過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の過疎対策事業債を具体的にどのように活用し、進めていくのかお伺いいたします。 2点目に、過去3年間での潮来への新しい定住者は何人いたのかお伺いいたします。 3点目に、定住者を増やすためにも、市営の定住促進住宅(賃貸住宅)の建設・整備が必要と思われますが、この点についてお伺いいたします。 4点目に、住みたいまち潮来をテーマとした潮来への定住促進PR活動、住む・育てる・働く・のPRなど潮来の魅力満載のホームページや動画・リーフレットの作成など、全国的に広めてはどうか、この点についてお伺いいたします。 以上、4点よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目でございます。 過疎対策の事業債を具体的にどのように活用して進めていくのかというご質問にお答えをさせていただきます。 令和4年4月1日付で、旧牛堀町区域が過疎地域の指定を受けたことを踏まえまして、過疎債等の財政支援措置活用に向けて、現在、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づき、潮来過疎地域持続的発展計画の素案策定に向けた事業の洗い出しなど、庁内の調整を図っているところでございます。 計画の策定につきましては、計画案を6月10日の潮来市議会全員協議会で提案をさせていただき、その後、パブリックコメントの実施を予定しているところでございます。また、茨城県との協議を踏まえまして、9月の定例会にて市議会での議決をお諮りしたいと考えているところでもございます。過疎債の具体的な活用につきましては、計画の策定を踏まえまして、事業を精査した上で起債、協議へと進んでまいりたいと考えているところでございます。 続きまして、2点目でございます。 過去3年間での潮来への新しい定住者は何人いたのかというご質問でございます。 住民基本台帳による転入者数で申しますと、令和元年度が776人、令和2年度が625人、令和3年度が657人となってございます。また、若年世帯定住促進事業の実績で申しますと、市外からの転入者は令和元年度は54人、14世帯、令和2年度は49人、14世帯、令和3年度は39人、12世帯でございまして、3年間で142人、40世帯が定住されてございます。 潮来通勤高速バス定期券等購入費助成事業の実績で申しますと、令和元年度から令和3年度まで継続してご利用されている方は6人となってございます。 ○議長(箕輪昇君) 常井建設部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 3点目の市営の定住促進住宅の建設、整備についてお答えいたします。 本市の公営住宅の状況につきましては、市営・県営住宅を合わせまして526戸となり、鹿行5で比較いたしますと潮来が最も多く、次に神栖の346戸、最も少ないのが鉾田の82戸となります。本は鉾田の6倍以上の公営住宅を有している状況でございます。 また、本市の市営住宅につきましては、将来、人口減少が進むことが予想されますことから、潮来公共施設等総合管理計画におきまして、公営住宅を集約し、民家の空き家を活用するなどして、効率的・効果的な住宅供給を図ることとしております。今年度は、老朽化した市営横須賀住宅の解体工事を実施する予定となっております。 このような状況の中、議員ご案内の市営の定住促進住宅の建設整備に関しましては、将来人口、公営住宅や民間住宅、アパートの空き状況、利用意向などを調査しながら、慎重に考えていく必要があると思慮しているところでございます。 まずは、過疎対策事業債を活用いたしまして、水郷北斎公園やかすみの郷公園などの施設改修を進めまして、旧牛堀町地域の魅力度を高めてまいりたいと考えているところでございます。 それと同時に、年間約70件の実績があり問合せも多い若年世帯を対象に、市内への定住を目的とした潮来若年世帯定住促進助成事業をより一層広く事業を周知することで、定住者の増加につなげてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 4点目でございます。 定住促進PR活動など、潮来の魅力を全国に広めてはどうかというご質問でございます。答弁させていただきます。 現在、潮来では若年世帯定住促進事業をはじめとした定住促進策を展開しております。また、移住・定住ホームページとして、潮来暮らしを設置し、当市の魅力や移住者の声などを発信しているところでございます。 ご提案いただきましたとおり、今後はさらにPRを進めさせていただくとともに、移住・定住を促進する上で、ターゲットを見定め、地域の魅力を再認識し、シティプロモーションを実施する必要があるものと考えているところでございます。 また、移住者が地域に溶け込めず孤立してしまうことがないよう、移住者の受入れ態勢の整備や地区住民の意識の醸成も含め研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) それでは、2点目の過去3年間での潮来への新しい定住者数について再質問をさせていただきます。 定住者数は142人ということでございますが、令和元年度の人口動態の一部を取り上げさせていただきますと、潮来の出生数は141人、死亡数は377人、マイナス236人、かなりの人口減少でございますが、近年ほぼこのような状況が続いているのかお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質に答弁願います。 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 2点目の再質問でございます。答弁させていただきます。 議員から出生者数、死亡数、差引きの人数ということで、その中で近年の状況をというようなご質問でございます。これまでも議会において議論をさせていただきましたが、人口の変化についてお話もさせていただいたところでございます。 潮来の人口ビジョン総合戦略による議論の中で、私どもといたしましては、人口減少を緩やかにしていきたいというお話もこれまでさせていただいておるところでございます。そういった中で、人口減少が事実あるということはこれは否めないところでございますが、先ほど申しましたが、人口減少を緩やかにしていくと。その中には持続性のある子育ての支援やら様々な人々が交流する場所や機会の創出であり、さらには高齢者に対応できる街、さらには水資源と共生する環境の創出や観光交流の推進等と、これらの取組を継続して進めながら、人口減少を緩やかに進めてまいりたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) ただいまの答弁でも感じることでございますが、当然、少子化のあおりは大きいと思います。幾らかでも緩やかな人口減少にとどめるためにも、若年世帯の定住がますます重要になってくると痛感いたしました。 続きまして、質問事項3点目の定住者を増やすためにも、市営の定住促進住宅の建設、整備の必要性について再質問をさせていただきます。 市営住宅は市内12か所ございますが、分かる範囲で結構でございますので、市営住宅の入居状況、これをお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 常井部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 再質問にお答えします。 市営の入居状況についてお答えいたします。 現在、全12団地182戸ございまして、そのうち入居者数は105、空き家が77となってございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) それでは、ただいまの件に関しまして再質問をさせていただきます。 ホームページの市営住宅一覧表にただし書として、「現在入居者の募集はしておりません」とありますが、ただいまの答弁の中で空き家が77という答弁でございます。空き家が77に対して、入居者の募集はしていませんというホームページのただし書、これについてお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 常井部長。 ◎建設部長(常井俊宏君) 再質問にお答えいたします。 市営の空き状況77とあるんですけれども、先ほど答弁しましたように、市営住宅を集約していこうという方向で動いてます。今のところの考えですが、一応5年間で50戸を減らしていこうと考えております。77につきましては、その50戸を減らすために今いる人を移設するとか、移転してもらうというためのストックと考えておりますので、現在その募集をしていないと。連絡があった方には、当然していないよというわけじゃなくて、県営住宅のほうにご案内を差し上げている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 続きまして、質問事項4点目の潮来への定住促進PR活動についてですが、具体的に1つ提案をさせていただきます。 定住促進PR活動の一部に含まれる潮来若年世帯定住促進助成金事業について、事例2つを申し上げます。 1つ目の事例は、神栖のハウスメーカーに依頼し、新築住宅が今年5月に完成した方は、潮来若年世帯定住促進助成金事業について知らなかった。2つ目の事例は、鹿嶋のハウスメーカーに依頼し、今年12月に新築住宅完成予定の方は、鹿嶋のハウスメーカーから潮来若年世帯定住促進助成金事業について説明があった。そこで提案でございますが、近隣市内のハウスメーカーや不動産業者に、潮来若年世帯定住促進助成金事業のパンフレットを配布し、この事業の魅力をPRしてはどうかご提案いたします。この点についてお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 暫時休憩をします。                         (午前10時59分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 休憩前に引き続き再開いたします。                         (午前11時01分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、4点目で再質問をいただいた点についてお答えをさせていただきます。 先ほども答弁させていただきましたが、今後はさらにPRを進めさせていただくという答弁をさせていただいたところです。それらにさらに議員から若年世帯の定住促進事業において、利用者のみならず事業者にも周知をというようなお話でございます。 今、建設部ともお話をさせていただいた中で、その辺も踏まえた中で、さらにPRを進めることができるよう研究してまいりたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) それでは、再々質問をさせていただきます。 こちらが先ほどのパンフレットでございます。これホームページから落としたものでございます。小さくて申し訳ございません。 定住促進PR活動の一つの目玉でもございます潮来若年世帯定住促進助成金事業のパンフレット、この中身についてでございますが、ただし書で「受付期間中でも予算に達し次第、受付終了となります」と明記されておりますが、活用したい方の不安をあおったり、早い者勝ちという不平等感を感じる方もおられると思います。予算オーバーしても潮来人口増のため、うれしい悲鳴と捉えて、この文言を削除してはいかがでしょうか、この点についてお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 吉川建設技監。 ◎建設技監兼都市建設課長(吉川秀樹君) ただいまのご質問に対してお答えさせていただきます。 定員になり次第というような、そういう文言があるというようなことなんですけれども。この事業は、補助金等で賄っておりまして、その補助金の枠がいっぱいになると締め切っているというような、今現状でございます。ただし、今年度、その枠に入らなくても来年度であっても応募ができるというようなことも説明を、問合せ等の中ではさせていただいておりますので、そういった方についてはまた来年というようなことで継続をさせていただいて受付をしているというようなこともございますので、その辺もご理解いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 続きまして、質問事項の大項目2番、令和4年度に撤去される予定であった牛堀町民プールについて質問をさせていただきます。 質問の趣旨でございますが、認定かすみ保育園や牛堀公民館に隣接する牛堀町民プールは、使用されなくなり20年以上も経過したままでございます。現状、ガラス窓は破損、植木や雑草は伸び放題、外灯は50センチ四方もあるガラスカバーは破損したまま、落下したら大きな事故にもなりかねません。2年前には屋根やといが今にも落下しそうで大変危険であったので、台風前日に撤去していただきました。物理的にも防犯上の観点からも危険な建物になっているのが現状でございます。昨年度の一般質問において、牛堀町民プールは、令和4年度に撤去する予定であるとの答弁をいただきました。しかし、本年度は牛堀町民プールは撤去しないとのことです。 そこで、以下の3点についてまとめてお伺いをさせていただきます。 まず1点目に、令和4年度に撤去される予定の牛堀町民プールを本年度撤去しない理由についてお伺いいたします。 2点目に、今後の牛堀町民プール撤去についてどのように考えているのか、お伺いいたします。 3点目に、牛堀町民プール撤去までの建物管理(植木の剪定、除草など)はどのようにしていくのか、お伺いいたします。 以上、3点よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目のご質問でございます。 町民プールを本年度撤去しない理由について伺うというご質問でございます。答弁させていただきます。 昨年度から牛堀出張所跡地と旧牛堀町民プールを一体的に捉え、水辺スポーツの拠点として活用の研究をしているところでございます。これらが過疎債を利用した利活用が行えないかどうか検討をさせていただきたいことから撤去を見合わせたところでございます。 次に、2点目でございます。 今後の牛堀町民プール撤去についてどのように考えているのかというご質問でございます。 過疎債等による利用も含め検討をさせていただき、プールを利活用する見込みがない場合には撤去させていただきたいと考えているところでございます。 続いて、3点目でございます。 町民プール撤去までの建物管理はどのようにしていくのかというご質問でございます。 牛堀町民プールの建物管理につきましては、月に1回程度見回りを行ったり、地域の方々から木の枝が張り出ているや、ネットフェンスに穴があるなど連絡をいただいて、枝を切り落としたり、ネットフェンスの補修等を行ってまいりました。また、周辺の警戒時や防犯・防災の観点からも解体するまでは引き続き見回り等を行うとともに、草刈り等をはじめとする維持管理に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) それでは、質問事項1点目の牛堀町民プールを本年度撤去しない理由について、再質問させていただきます。 ただいま答弁の中に牛堀庁舎跡地とプール、これを一体化して水辺スポーツ、これを進めていきたいというようなお話、答弁がございましたけれども、再利用の計画というようなことで、分かる範囲で結構でございます。具体的にどのように進めていくかお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 草野企画調整課長。 ◎企画調整課長(草野吉広君) 牛堀庁舎を含め、水辺のウオータースポーツの拠点整備ということで、それについてどのように考えているかでございます。 こちらなんですけれども、平成30年度に開催されました潮来牛堀市街地活性化検討委員会におきまして協議された経過がございます。民間事業者様と旧牛堀庁舎跡地を活用しましたウオータースポーツ拠点の整備と併せまして、旧牛堀町のプール跡地を利用しましたケーブルパークの提案を受けたものがございます。 その内容につきましては、ウェイクボードやウェイクサーフィン、ケーブルパーク、ケーブルスキーの施設のところでございます。 こちらに関しまして受けましたので、そちらを検討していきたいという考えをさせていただいております。 以上であります。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 再々質問をさせていただきます。 再利用、これは確定しているのでしょうか。それとも案として保留状態なのでしょうか。もし確定していれば、完成予定はいつ頃を見込んでいるのか、お伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 1点目の再々質問にお答えをさせていただきます。 最初の答弁でもお話をさせていただいたところでございますが、過疎債を利用した利活用が行えないか検討をさせていただきたいことから、撤去を見合わせたというような答弁をさせていただきました。先ほども過疎債等々につきましては、6月10日の市議会の全員協議会で提案をさせていただきたいというお話もさせていただいたところでございます。 そのような中で、今そのウオータースポーツ等々の考えが、完成はいつ頃かというところではなくて、まずは過疎債に係る計画を策定して、そこに組み入れながら、そして、その計画の1つの事業として過疎債が該当になるかどうか、その辺の手続を経ながらの事業を考えておるところでございます。ご理解のほどをよろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 続きまして、3点目の牛堀町民プール撤去までの建物管理について再質問をさせていただきます。 先ほど答弁の中に、月1回見回りをしているという報告がございましたけれども、その割にはあまりにも草ぼうぼうで植木の剪定も、私は一番びっくりしたのは外灯、外灯の上50センチ平方もあるカバーのガラスの一部が、破片が落ちています。そして、上はもうひびが入っています。隣にかすみ認定保育園がございます。保育園の子供たち、あそこを通ります。非常に風が吹いたときに、もし落下したらと思うと、大変これは重要なことではないのかなと捉えています。 使われなくなって20年以上もたつ牛堀町民プールですが、そのプールを目の前にして生活している市民の方々が見るに見かねて、のほうでもう少し管理してくれたらと耳にしましたが、その方々が20年以上もプール周りの除草をしてくださっていること、これを最後にご報告させていただきます。 続きまして、質問事項の大項目3番、新たな潮来公共交通計画の策定による高齢者タクシーの利便性について、質問をさせていただきます。 質問の趣旨でございますが、まず高齢者タクシーの利用率でございますが、令和元年度は37.7%、令和2年度は35.9%、令和3年度は33.7%と、過去3年間を見ると利用率は年約2%ずつ減少しております。本来なら、免許を持たない75歳以上の利用者にとって、この高齢者タクシーは大変ありがたい事業であるはず。この数値は決して高い数値とは言えないと捉えております。 そこで、本年度から新たな潮来公共交通計画の策定によって、高齢者タクシーの利便性はどのように向上したのか、高齢者タクシー利用者の目線に立って、以下の2点、まとめてお伺いいたします。 1点目に、新たな潮来公共交通計画の策定によって、高齢者タクシー利用の利便性について何がどのように変わったのか、具体的にお伺いいたします。 2点目に、利便性の向上を図るためにも、高齢者タクシー利用者のニーズを生かし、年度ごとに改善すべき点は改善してはどうか、この点についてお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目の高齢者タクシー利用の利便性について、何がどのように変わったのかというご質問にお答えをさせていただきます。 これまで高齢者タクシー利用料金助成事業の利用者に対するアンケートを実施してきた中で、助成金額が少ないとの声をいただいておりました。今回、4月から1回の乗車の助成を500円から初乗り料金の740円に拡大いたしました。免許証をお持ちでない75歳以上の高齢者の方の金銭的負担の軽減や家族送迎等のご負担の軽減などにつながるものと考えております。 ○議長(箕輪昇君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、2点目のご質問の年度ごとの改善すべき点は改善してはどうかについてご答弁させていただきます。 利用者の利便性を考慮し、改善すべき点は改善していく考えでございます。令和4年度は利用者の方々からいただいたご意見や、昨年ですね、12月定例会の一般通告質問において志村議員からのご提案などを参考にさせていただき改善した点がございます。 今年度改善した点は、助成券の裏面の利用者記載欄を大きくし、見やすさと書きやすさを向上させていただきました。また助成券裏面の利用上の注意事項の文字を少なくし、分かりやすい表現にしました。高齢者タクシー利用の手引につきましては、利用者の利用状況に合わせて、継続用と初めて用に分けて説明文の強弱やイラストを使用して分かりやすく改善いたしました。 今後も、利用される方が高齢者ですので、高齢者タクシー利用者の目線に立って、助成券や利用の手続などを改善できるところから改善してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) それでは、1点目の新たな潮来公共交通計画の策定により、高齢者タクシー利用の利便性について、何がどのように変わったかについて再質問をさせていただきます。 高齢者タクシーの助成券が500円から740円に引き上げられました。これは改善された1つとして大変大きな一歩であり、大変すばらしいことと受け止めております。しかし、初乗り運賃740円では2キロメートルしか進めません。最寄りの広域路線バスのバス停まで5キロメートルも離れている利用者は、初乗り運賃740円で2キロメートル、277メートル進むごとに料金は90円加算されます。5キロメートル離れたバス停までのタクシー料金は約1,715円かかります。そのうち、タクシー助成券を利用したとして、個人負担額は約975円、往復で個人負担額は1,950円になります。これでは免許を持たない高齢者の足になるのでしょうか。 そこで一つ提案をさせていただきます。高齢者タクシー助成券2枚まで使用できるようにする、または100円単位の高齢者タクシー回数券にしてはどうか、このことをご提案させていただきます。 提案理由の1つとしては、バス停まで遠い方は助成券を2枚使用できれば、自己負担額も少なくて済みます。また、100円単位の回数券を利用するとなれば、必要なときに必要な分だけ使える回数券であれば、こんなに使い勝手のよい高齢者タクシーはないと思います。 提案理由の2つ目といたしまして、当然、高齢者タクシーの利用率が上がれば、広域路線バスの利用率も上がるし、地元タクシー会社の利益にもつながります。この相乗効果が提案理由でございます。 以上、この提案についてお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) ただいま再質問をいただきました。その再質問の中で議員からご提案をいただけたところでございます。 いただきましたご提案につきましては、私どもといたしましてはよくその提案内容について分析やら研究をまずさせていただきたいなというふうに思います。 そして、策定をいたしました潮来地域公共交通計画は、地域の状況や社会情勢に変化した場合においては見直すというような記述もございます。このような記述もございますが、まずはご提案いただきました内容につきまして研究をさせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 続きまして、2点目の利便性を図るためにも、高齢者タクシー利用者のニーズを生かし、年度ごとに改善すべき点は改善してはどうか、この点について再質問をさせていただきます。 地域公共交通協議会は年何回ほど開催されているのでしょうか。また、地域公共交通協議会では、高齢者タクシーの利用者のニーズをどのように取り上げてきているのかお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 再質問に答弁願います。 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、2点目の再質問でございます。 再質問2つございまして、1点目のほうを私のほうから答弁をさせていただきたいと思います。 潮来地域公共交通計画の策定に当たりまして、公共交通活性化協議会は年にどのぐらい開催するのかというような再質問でございます。 計画策定の際には年6回ほど開催してございます。令和4年度、本年度でございますが、本年度につきましては、こちらの公共交通利用ガイドの見直しを予定してございます。このガイドの見直しを予定してございます関係で、年4回ほど開催をする予定でございます。このように見直しがある年度、ない年度につきましても、最低2回は開催をしておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 茂木部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、再質問の高齢者のニーズの把握でございますが、これまでも実施しております継続的に利用されている方のアンケート調査を毎年実施してございます。また、地域包括支援センター高齢者総合相談センターと、高齢者に関わる関係機関と情報を共有して、高齢者のニーズの把握を努めているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 志村議員。 ◆2番(志村一君) 潮来公共交通の概要がこれにもございますように、高齢者タクシー利用申請者は、補助の対象者の約30%、この数字を引き上げるためにも、安心して高齢者の方々が運転免許を返納できる魅力ある高齢者タクシーにご尽力を賜りますようお願い申し上げまして、2番、志村一の質問を終了させていただきます。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、2番、志村一議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は11時40分でございます。                         (午前11時29分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。                         (午前11時40分)----------------------------------- △平田健三君 ○議長(箕輪昇君) 8番、平田健三議員の質問を許可します。 議員は質問席に移動願います。 平田議員。     (8番 平田健三君 登壇) ◆8番(平田健三君) 8番、平田健三です。 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問をいたします。 大きな項目1番でございます。若年世代の移住・定住促進事業についてでございます。 本市では、定住人口の増加及び地域の活性化並びに住環境の改善を図るため、若年世帯定住促進育成事業があります。また、移住体験ツアー等の継続事業もあります。今後、人口減少対策で移住・定住の促進に向け強化が求められると思っております。 そこで、2点お伺いいたします。 1点目、本年度の移住体験ツアー、就労支援サイトの活用等の具体的な取組をお伺いします。 2点目、移住・定住の推進で、相談窓口や助成金、就職、企業、創業支援のワンストップセンターの設置をしたらどうか、お伺いいたします。2点お願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁願います。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、1点目の本年度の移住体験ツアーに係る取組について答弁をさせていただきます。 本年度の移住体験ツアーは、日帰りの体験ツアーとして予定をしてございまして、現在、ツアーの内容を含め、業者の選定の検討を行っているところでございます。 ○議長(箕輪昇君) 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) 私のほうからは、就労支援サイトの活用についてご答弁を申し上げます。 就労支援サイトにつきましては、お仕事マッチングサイトITAKO働きナビとネーミングいたしまして、市内で働く場所を探している方と新規採用を考えている企業とをマッチングさせ、雇用促進を図ることを目的としたウェブサイトとして運用を開始しております。運用に当たりましては、掲載企業の魅力をPRする記事を取材を通して作成するなどして、より魅力ある就職支援サイトとなるよう工夫をしながら取り組んでいるところでございます。 今後も雇用促進と併せて、移住・定住に役立てられるよう情報を収集し、内容の充実を図ってまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 2点目のご質問でございます。 ワンストップセンターの設置をしたらどうかというご質問にお答えをさせていただきます。 移住相談窓口につきましては、現在、市長公室企画調整課で行っておりまして、ワンストップの形で対応をしておるところでございます。 ワンストップセンターの設置につきましては、今後、問合せ状況を踏まえながら研究をさせていただきたいと考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 1番目の再質問でございます。 本格的に移住・定住促進の事業について、数年前から事業が継続しておりますけれども、なかなか目に見えて具体的な取組がちょっと弱いかなと思います。そういう意味で、これまでの移住体験ツアー等でいろんな課題とか問題点とかを含めての今年の取組だと思いますけれども、今までの反省・問題点を含めてのツアーについて、どのように今年は進めるのかお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 1点目の再質問をいただいたところでございまして、これまでの状況、課題等のご質問でございます。 これまでもお話をさせていただいておるところでございますが、移住体験ツアー等、なかなかこのコロナ禍の中で思ったとおりの体験ツアーが開催できていないというところもございます。ウェブ等で体験ツアーの催しをしておる事業所の皆さんとお話をさせていただく機会においても、なかなかウェブ等、コロナ禍で実施できない中で率直な感想が伺えないというところもございます。 つきましては、本年度の事業でこの辺のご質問をいただきました課題等につきまして、よく調査をさせていただきたいなというところでございます。よろしくお願いします。
    ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 今の答弁でなかなか具体的な取組ということで、ちょっと答弁いただけなかったんですけれども、本当に目に見える形でしっかり取り組まないと、ただの移住・定住促進事業ということで、本当に定住に結びつかないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、2点目でございます。 このワンストップセンターでございますけれども、現在、企業調整課においては先ほどあった移住相談窓口、あとは移住体験ツアー、地域おこし協力隊、就労支援サイトITAKO働きナビ、あと高速バス通勤通学定期券購入助成事業、また都市建設課では若年世帯定住促進助成事業、商工観光についてはコワーキングスペースの活用等ということで、大きく3課にまたがった事業を展開しているということであります。 前からも私もいろいろと提案をさせていただくんですけれども、全国の自治体でやっぱりワンストップセンターをつくって、例えば移住・定住促進課とか、そういう見える形でしっかりとした体制をつくって、本腰を入れてやっている自治体がいっぱいございます。そういう意味で、今回このワンストップセンターの設置を提案したことであります。 市長がかねがね言っています。魅力と活力あふれた住みたいまち、住んでみたい潮来、行ってみたい魅力のあるまちづくり、この実現のためにはやっぱり具体的に見える形で、そういう強化が必要だと思いますけれども、市長の考え方をお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) お答え申し上げます。 議員のおっしゃるとおりに、1つの項目を目的を達成するために組織をつくるということは大変重要なことだろうと思いますが、これにはやっぱり機構改革をしていかなくちゃなりません。全体の部署の仕事の役割分担を明確にして、どこに人材を集中させるのか、こういったことも検討しなくちゃなりませんので、移住・定住が大切な部署でございますので、しっかりと部内調整を図って、効率的な組織体制をつくってまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 今の答弁にありましたように、しっかり具体的に前に進めるようにお願いいたします。 それでは、大きな項目の2番に移ります。 インボイス制度の導入におけるシルバー人材センターの特例措置についてでございます。 2023年10月にインボイス制度が導入される予定となっております。消費税制度においては、小規模事業者への配慮として年間課税売上高が1,000万円以下の事業所は消費税のシルバー会員は免税の個人事業者に当たります。しかし、インボイス制度が導入されると、免税事業者であるセンターの会員はインボイスを発行することができないことから、センターは仕入税額控除ができなくなり、新たに預かり消費税分を納税する必要が生じることになります。しかし、公益法人であるセンターの新たな財源がないセンターにとっては、運営上の大きな課題となっております。このような状況から、特例措置を求める要望書が出されています。 そこで、2点お伺いいたします。 1点目、要望書の内容をお伺いします。2点目、どのような支援・対応を検討しているのか、お伺いします。 以上、2点お願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、1点目のご質問の要望書の内容について答弁させていただきます。 要望書は令和3年10月25日付、公益財団法人茨城県シルバー人材センター連合会長と、公益財団法人潮来シルバー人材センター理事長の連名により、超高齢化社会にチャレンジするシルバー人材センターの決意と支援の要望として出されております。 その中で、インボイス制度については、令和5年10月に導入予定の消費税における適格請求書等保存方式、インボイス制度について、シルバー人材センター事業に及ぼす影響が極めて大きいことから、安定的な事業運営が可能となる措置を要望いたしますという内容でございます。 続きまして、2点目の支援対応の検討について答弁させていただきます。 潮来シルバー人材センターでは、潮来をはじめ、各方面に対しインボイス制度に対する要望をしており、今後の動向を注視しながら進めていくことになるというように聞いております。 インボイス制度導入に対するの支援につきましては、高齢者の多様な就労機会の確保が図られるように、潮来シルバー人材センターと連携し、情報を共有しながら支援の内容等について検討してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) このインボイス制度についてでございますけれども、昨年より全国的に各自治体または議会等によって様々な特例措置の意見書や、様々な要望書が全国的になっております。そういう意味では、特にシルバー人材センター、高齢者の働き方について、本当に大きな問題となっております。 そういう意味で、1番目の内容については先ほどのとおりでございます。 2番目の支援の対応なんですけれども、これについて潮来で具体的に、今後どのようなスケジュールで考えているのかお伺いいたします。支援といっても様々な支援があるかと思いますけれども、ちょっとスケジュール的なもの、もう1年になりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 茂木部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、再質問、どのようなスケジュールで支援を進めていくかについて答弁させていただきます。 現時点では具体的なスケジュールはまだ決まってございません。また、今回のインボイス制度の導入に当たりまして、実施後6年間の仕入額相当額の一定割合の控除が可能となる経過措置がございます。こういったことも踏まえまして、今後シルバー人材センターと調整しながらスケジュール等も含めて検討してまいりたいと考えてございます。あと当面できるものとして進めていきたいと考えてございますのが、広報紙等を活用しながら新規会員の加入促進をするなど、PR活動を進めてまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 今、答弁ありましたように、特例措置も平成29年9月までが特例措置ということで考えているようであります。そういう意味では、今後、具体的にスケジュールを立てて支援をお願いしたいなと思っていますので、よろしくお願いいたします。 次、いいですか。 ○議長(箕輪昇君) 平田議員、途中なんですけれども、ちょっと時間が来ていますので、ここで暫時休憩といたします。 再開は午後1時30分。                         (午前11時56分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。                          (午後1時30分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) ご報告いたします。 12番、藤崎議員、14番、今泉議員から、会議規則第2条により欠席の届出がありましたので、ご報告いたします。 それでは、平田議員、質問を再開してください。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 自治会の活動についてでございます。 地域住民が自主的に活動する支援の団体として、自治会は会員の親睦と助け合いの大切な場であります。また、共助としての日常の声かけや見守り、高齢者や障害者の支援、災害時の無事確認など行っております。よって、地域コミュニティに不可欠な存在であります。しかし、様々な課題も多くあることは事実でございます。 そこで、4点お伺いいたします。 1点目、ごみ集積所のカラスのごみ散乱防止対策で、折り畳み式ごみ集積ボックスや、ごみ収納庫等の取組について指定しておる自治会もありますけれども、それに対して補助してはどうかお伺いいたします、今後も含めて。 2点目、集合住宅ごとの集積所の新設と、英語圏以外の外国人のチラシ等作成してはどうかをお伺いいたします。 3点目、大規模な地震等で断水や停電時、非常用の発電機の貸与、井戸のある個人宅と協定を結び対応してはどうかをお伺いいたします。 4点目、区長会からも強い要望がありますからの各団体への区加入者のみの負担金をなくしてはどうかをお伺いいたします。 以上4点、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 答弁を求めます。 榊原環境経済部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、まず1点目でございます。 ごみ集積所のカラスの対策で補助をしてはというようなご質問にお答えを申し上げます。 市内には約1,330か所の集積所があり、各集積所の利用者の方々で維持管理、そして、清掃等を行っていただいているところでございます。集積所におけるカラスや猫などによるごみの散乱防止のご相談につきましては、市販されております鳥獣よけの黄色ネット、これを貸出ししているところでございます。貸し出したネットでの効果検証等が済んだ後、返却をしていただき、集積所利用者自ら同様のネットを購入するというスタイルで対応をお願いしているところでございます。 ごみ集積ボックス、収納庫などの購入補助につきましては、近隣の市町村の状況を含め研究をさせていただきたいと考えているところでございます。 2つ目でございます。 集合住宅ごとの集積所の新設、また、英語圏以外のチラシの作成についてご答弁申し上げます。 集積所の新設につきましては、集合住宅やアパート等を含めおおむね10軒10世帯を基準とし、敷地内の集積所の設置場所や配置、また、ごみ集積作業時の道路状況、道路幅員などを確認した上で、その設置を認めているところでございます。 集積所1か所当たりの世帯数につきまして、鹿行5の集積所の設置状況を調査した結果をご報告いたしますが、潮来は1か所当たり8.1世帯、行方は1か所当たり23世帯、鉾田は1か所当たり15.4世帯、鹿嶋は1か所当たり16.1世帯、神栖は1か所当たり9.4世帯、これは令和4年3月でのデータでございます。このように当の1か所当たり8.1世帯というのは、鹿行5を全部平均いたしましても約14.4世帯というような結果になりますので、きめ細やかな対応ができているというものと考えているところでございます。 同時に、人口減少に反して、集積所は増加する傾向にございます。そのことから、ごみ収集には時間と労力を要する実態というようなことになっているところです。 また、現在、家庭ごみの分別方法のチラシ、ポスターの英語版を作成し、必要とされる方にお渡しをしております。これまでに英語圏以外の他の言語でのポスター作成の要請はございませんでした。理由としましては、母国語以外の第2言語として英語を理解される方が多いこと、また、イラストや絵、色分けなどによる説明が理解につながっているものというように考えているところでございます。 今後に向けましては、先行事例などを研究しながら、さらに分かりやすい利用者本位のポスターやチラシの作成、これらに努めてまいりたいというように考えているところでございます。 ○議長(箕輪昇君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 3点目でございます。 非常用の発電機貸与、井戸のある個人宅と協定を結び対応してはどうかというご質問にお答えをさせていただきます。 現在、で備蓄をしております発電機につきましては23台ございます。この発電機に関しましては、避難所用の発電機として使用するため、井戸のある個人宅への非常用の発電機の貸与につきましては行っておりません。また、井戸のある個人宅につきましては、井戸水を下水道へ接続し、下水道料金を頂いているお宅は確認できますが、飲料用などの用途については把握しておりません。このような状況の中ですので、今回ご提案いただきました協定につきましては、今後研究をしてまいりたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、4点目のご質問の各団体への区加入者のみの負担金をなくしてはどうかについて答弁させていただきます。 現在、から各自治会の皆様へお願いしている負担金は、日本赤十字社社資及び社会福祉協議会会費となります。共助の精神から、住民の皆様に社資や会費の協力をお願いしておりますが、社資、会費とも全国的に自治会、町内会、区等を通じて協力をいただいておりまして、また、鹿行地区他4も本と同様に各区のご協力をいただき、集めさせていただいているところでございます。 自治会は、地域住民の皆様を代表する団体でございます。自主防災組織も兼ねておりますので、災害援護活動や地域福祉の向上のために一緒に活動を進めていくことが最も効果的であるものと考えます。各区の役員の方々にはお手数をおかけすることとなりますが、引き続きご協力をいただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 1番目については、先ほど答弁ありましたように、潮来では取組の状況が他より優れているということで理解をいたしました。 この集積所について、いろんな各自治体の取組がございますけれども、そういう積極的に折り畳みの収納ボックス、また収納庫、やっぱり自治体が負担するとかなりの負担になりますので、ある意味では、先ほど言ったように事業化して、そういう積極的に取り組んでいる自治体に対して補助ができないものかということで、今回質問させていただきました。 そういう意味で研究ということですけれども、ほかの鹿行5の状況、分かればちょっと教えていただきたいんですけれども。 ○議長(箕輪昇君) 安藤環境課長。 ◎環境課長(安藤正幸君) ただいまの質問にお答えいたします。 近隣市町村の補助の状況なんですけれども、行方につきましては、ネット、収納ボックス等に上限5万円の補助をしております。鹿嶋につきましては補助はありません。神栖につきましては、集積ボックス等に2分の1、上限5万円の補助をいたしております。ネット無料は、貸出しを行っております。鉾田につきましては補助はありません。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 今の答弁でよく5の取組は分かりましたので、行方、また神栖等で補助事業ということでやっていますので、よく検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 大きな2番目でございます。 英語圏以外の外国人についてはどのくらい把握しているか、もし分かれば教えてください。 ○議長(箕輪昇君) 安藤課長。 ◎環境課長(安藤正幸君) 潮来市内の外国人の国別はということでよろしいでしょうか。 ただいま潮来では、22か国の外国の方が登録されております。令和4年3月31日現在です。出身国が多い順に申し上げますと、1番目がタイです。2番目がベトナム、3番目がスリランカ、4番目がフィリピン、5番目が中国、このうち英語圏なんですけれども、スリランカとフィリピンが英語圏に属しております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 今の答弁でありましたように、タイとベトナム、中国、この方が順番的に多いということなんで、多分知らないで、英語が理解できない、なかなか絵を見てもできないという方が多分いらっしゃると思いますので、今後検討してもらいたいと思いますので、よろしくお願いします。 あと、3番目については、先ほどの答弁でありましたように、発電機については各避難所にありますと。また、停電時には非常用の、災害用の貯水槽が小学校、中学校にあります。今後、大規模な災害が起きた場合、これだけでは、多分飲料水が不足すると思います。そういう意味では、ちょっと文書で舌足らずだったんですけれども、各地区にそういう大規模なときに井戸が使えるかどうか確認をして、ある意味では各地区に発電機を貸与して、何台か出して、協定をある程度で結んでおいて、その大規模なときに何日かしのぐ程度で結構だと思いますけれども、そういう民間の井戸水を使えば、ある意味ではそういうこともできれば、災害対応ができるのかなと思って質問したんですけれども、その点はどうでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 3点目の再質問をいただいたところでございます。 先ほども答弁させていただいたところでございますが、発電機につきましては、避難所用の発電機として使用をしているところでございます。 また、飲料水のお話もいただいたところでございます。お話をいただいた中で、小・中学校の、ある意味大規模の飲料水の貯水槽が設置されておるところでございます。避難の際には、そちらとあと備蓄の飲料水も用意をしているところでございます。そのようにある程度の備蓄や備えは用意をしているという考えも持っておるところでございますが、議員からご提案をいただいたところでございます。先ほども答弁させていただきましたが、今後研究をさせていただきたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) それでは、4番目の再質をいたします。 区長会からの要望ということなんですけれども、今、各区で日赤、また社協以外に共同募金、また歳末助け合い運動の募金も一緒にのほうしていると思います。多分のほうからは「お願い」ということではしていると思うんですけれども、現実的は、区のほうでは所帯につき幾らということで、ある意味では集めているというのが実態だと思います。 そういう意味では、この募金については、でイベントとか、いろんなのありますので、その辺でうまく活用できれば、要は区に加入している人だけが負担しているという不公平さが出ています。そういう意味での区長会からの要望だと思うんです。 そういう意味では、どうしても加入1世帯幾らということで各区は集めている、ある意味では強制的に集めているというのが現状だと思います。この辺はどうでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 茂木部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、再質問に答弁させていただきます。 議員のおっしゃるとおり、自治会に加入している、区に加入している方のみが負担しているという感じが取られていると思います。 そういう点につきましても、自治会未加入者の方に対してもご協力いただけるように、日赤も社協も個人寄附を募ったり、あと、また市内の事業所等のご協力もいただきながら、訪問しながら、ご協力いただきながら、社資、会費のほうを集めているところでございます。 今後、不公平感解消に向けて、日赤の社資、社会福祉協議会の会費には使い道等を十分理解いただけるよう広報を強化しながら進めていくとともに、引き続き日赤と社会福祉協議会の社資、会費も日赤と社会協議会と今後も協議しながら、未加入者も加入者も不公平感のないような集め方をさらに研究してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 今の答弁があったんですけれども、いわゆる区に加入する人が年々減っていっていることが現状であります。そういう意味では、どうしてもお金が絡んできて、本来区の活動としてやるべきものと、この募金というものはある程度分けなければ、多分、幾らそういう趣旨を説明しても、結局は区に加入している人が負担するという構図には変わらない。 そういう意味では、何とかここは区長会からの要望もありますので、今後しっかり区長会と検討してはどうかと、ちょっとこのように思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) 再々質問の中で、区長会等と検討してはどうかというようなご質問かと思います。 議員からご質問いただきましたお話は、潮来区長会の役員会の中でも実際に出されたものでございます。そのような中でも答弁させていただいた内容でございますが、引き続きご協力をいただける方にお願いをさせていただきたいというようなお話もさせていただいたところでございます。 そういった中で、区長会の役員会の中では、引き続きの案件事項というような考え方で、すぐに区長会の皆様も私ども執行部といたしましてもなかなか、全国的に見ても自治体の中でご協力をいただいておる事例もございます。先ほど言いました不公平感というような考えの中では、あやめまつり等々の諸行事の中で、未加入の方にもご協力をいただけるような、そういうようなものも考えていく。これまでも進めてきたところもございますが、さらには、社会福祉協議会のほうでも、今、市民福祉部長の答弁もありましたけれども、そのような試みもさせていただきながら、そのような、この本会議でお話があった内容を次回の区長会の役員会でも総務課のほうから、区長会の役員会の皆さんにご報告をさせていただきながら、引き続き一つ一つ解決できるような方策を見いだしていきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 平田議員。 ◆8番(平田健三君) それでは、よろしくお願いいたします。 それでは、最後、4番目になります。 認知症対策の強化についてでございます。 の広報紙「おしえて!!認知症」1回目の「認知症カフェって何?」、これから始まって、現在この今6月になりますけれども、毎月情報を掲載しておいて、ある意味では地域の方から大変役立っていると、こういう声も聞いております。3回目の掲載で、認知症に関する相談が年々増え続けているということも記されております。今後さらに強化が必要だろうというふうに考えます。 そこで、3点お伺いいたします。 1点目、認知症に関する相談の現況と認知症カフェの取組についてお伺いいたします。 2点目、一人歩き等で行方不明者の早期保護の対策をお伺いいたします。 3点目、消費者安全確保地域協議会の設置の検討をしてはどうかについてお伺いいたします。 以上3点、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、まず1点目の認知症に関する相談の現状と認知症カフェの取組について答弁をさせていただきます。 認知症に関する相談状況でございますが、地域包括支援センターで相談業務を実施しております。令和3年度の相談件数でございますが1,148件、そのうち認知症に関する相談は142件でございました。主な相談内容でございますが、夜間徘回、車に乗って帰宅が困難、財布を盗まれたという被害妄想、銀行で払戻しができない、免許更新時に認知機能検査に引っかかってしまったがどうしたらいいかなどでございます。 次に、認知症カフェの取組でございますが、認知症になっても住み慣れた地域で安心して尊厳のあるその人らしい生活を継続するため、また、認知症の方の家族の介護負担の軽減を図るため、認知症の方とその家族、地域住民、専門職等の誰もが参加、集うことができる認知症カフェいたこハートカフェを令和3年10月から開設しております。 次に、2点目のご質問の行方不明者の早期保護の対策について答弁いたします。 潮来では、徘回の見られる高齢者を介護している家族に対し、行方不明時に早期発見するため、潮来徘回高齢者家族支援サービス事業として、徘回探知機GPSの貸出しを行っております。また、認知症高齢者などの一時的行方不明者等を早期発見し、保護することができるよう対象者の事前登録と協力機関によるSOSネットワークを構築し、捜索、支援するため潮来高齢者等SOSネットワーク事業を実施しております。行方不明者が発生した場合には、防災無線により広く市民へ呼びかけ、協力をいただくとともに、警察や福祉サービス事業所など関係機関と連携しながら、早期保護に努めております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 榊原経済環境部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) それでは、私からは3点目のご質問でございますが、消費者安全確保地域協議会の設置の検討についてご答弁申し上げます。 消費者安全確保地域協議会につきましては、2014年の消費者安全法の改正によりまして、消費者安全法第11条の3第1項の規定に基づき消費者安全の確保のため、地方公共団体に設置できるとされた見守りのためのネットワークと認識しております。 当市におきましては、現在のところ設置に至ってはおりません。認知症に関する相談が年々増え続けるなど、高齢者や障害者の判断力の低下などを背景とした消費者被害のさらなる増加が懸念されることから、今後さらなる対策強化が必要となるものと考えております。今後につきましては、既に設置をされている自治体などの先行事例などを参考にさせていただきながら、調査研究を進めてまいりたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) まず、1点目でございますけれども、認知症に関する相談が142件ということで、かなりの相談件数かなと思います。 今、認知症に関して、今2022年ですけれども、2025年には65歳以上の方で5人に1人が認知症になるんじゃないか。また、85歳以上についてはもう3人に1人ぐらいということです。こういう報道もされているところであります。そういう意味では、この認知症カフェの取組等なんですけれども、国のほうも厚労省のほうからも、今年からしっかりこの認知症の人と、あと家族一体での支援ということで乗り出すような施策を今進めております。 そういう意味では、今の認知症カフェについては、何か国とか県の補助とか、そういうことはあるんでしょうか。また、今後何か活用できるものがあれば教えてください。 ○議長(箕輪昇君) 杉山高齢福祉課長。 ◎高齢福祉課長(杉山英之君) 再質問の認知症カフェに関する国・県の補助ということにつきましてお答えさせていただきたいと思います。 この認知症カフェにつきましては、認知症施策の事業といたしまして、地域支援事業という事業の中での補助が国・県とともにあります。そっちの予算を活用させていただきまして、事業のほうを進めさせていただいているところであります。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 今現在の認知症カフェは1か所だと認識していますけれども、今後、こういう国のほうも前向きに事業を進めるということですので、これから今後カフェをまた増やすとか、そういう計画とかがあれば教えてください。 ○議長(箕輪昇君) 杉山課長。 ◎高齢福祉課長(杉山英之君) 再々質問の認知症カフェの今後の取組ということにつきましてお答えさせていただきたいと思います。 現在、認知症カフェいたこハートカフェにつきましては、潮来日の出にありますグループホームこころさんに併設されております場所を会場にして、毎月第2水曜日午後2時から行っております。この認知症につきましては、今市内1か所ではありますが、今後身近なところに認知症の方、また、認知症の家族の方が負担の軽減が図られるような取組を進めていければというふうに思っております。今後、市内の中でも広げていきながら、進めていければというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) それでは、2番目の再質問に移ります。 この行方不明者の早期保護ということで、先ほどGPSの機能があるものを貸出しをしているということであります。これについては、多分貸出し無料だと思うんですけれども1つ提案をしたいんですけれども、今、各全国の自治体で見守りシールというのを本人のかばんとかのところに貼って、それを二次元コードになっていまして、それをスマホで誰かが読み取ると、すぐさまその家族に連絡先が読み取れて、それで、連絡がすぐできるという二次元コード付の見守りシールが今全国的に進められていると聞いています。 先日もある方から、自分の奥さんがちょっといなくなりましたと。二、三時間たってやっと、何かかばんに住所があったものですから、そこに連絡をしていただいて、やっと本人に来たという、やっぱり時間がたっちゃうんですね。ある意味では、これがすごく即効性のある取組かなと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 杉山課長。 ◎高齢福祉課長(杉山英之君) 再質問の二次元コード付の見守り事業についてのお答えをさせていただきたいと思います。 平田議員のほうからご提案ありましたQRコード付の見守事業ということで、県内でも幾つかの自治体で取り組んでいるのを確認しております。 このQR付の見守り事業につきましては、まち中で不安になっている高齢者の方が、そういったQRコードをついているものを市民の方が見つけたときに、そのQRコードを読み取ることで、コールセンターにつなぎ、コールセンターから家族や緊急連絡先に届くというようなものなのかなというふうに思っております。 潮来のほうでは、SOSネットワーク事業ということで、認知症の方を事前に登録していただくことで、反射付のシールを配らせていただき、それを日頃履く靴であったり、つえであったり、そういったものに取り付けていただいている事業があります。 こちらの事業につきましては、、また包括支援センター、あと警察のほうにも情報提供させていただきまして、市内で不安な方がいらっしゃった場合には、そういった番号を伝えることでその方の特定ができ、緊急連絡先のほうへつなぐようなシステムになっております。 二次元コード付の見守り活動事業と今行っておりますSOSネットワーク事業のそれぞれ調査をさせていただきながら、今後研究してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) それでは、今の2点目についてはよく検討していただきたいと思います。 あと、最後の3点目の消費者安全確保地域協議会の件ですけれども、先ほど答弁がありましたように、既存の福祉ネットワークのほかに消費者センター、または消費者団体の関係者を追加をして、未然に防止をするという、本当に高齢者が安全・安心で見守ってできる、そういうサービスの協議会であります。 ちょっと調べてみたら、茨城県内では、笠間、取手、水戸とこうちょっと載っていたんですけれども、ほかの県を見たら、町単位で結構取り組んでいるところが多数いっぱいありました。5万人未満の自治体が1,204あるんですけれども、全国で。そのうちの186、もう1割以上のところがこの協議会を設置しているという、こういうデータもちょっと調べて分かりました。 そういう意味では、今後、悪質な消費トラブルになる訪問とか、また、今後も高齢者が増えることによってかなり増えるんじゃないかと思いますので、より充実したそういう高齢者の安全・安心のために、この協議会を本当に早急に検討してはどうかと思ったんですけれども、再度ちょっと答弁いただいて、終わりにしたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) 今、議員おっしゃられたように、茨城県内での設置はなかなか数が少ないというような実態を私どものほうでもつかんでいるところでございます。 今後、県などとも、なぜそういうような全国的なばらつきが出てきているのかというようなことも問合せをしながら、今後、県や近隣市町村、あるいはこの市内の各種団体との連携をどのように図っていって、本来のこの認知症の方々の消費者問題の対策をどういうふうに有機的に有効な体制で守っていくことができる、そういうような体制をつくり上げることができるのかというような点からも調査をさせていただいて、必要に応じて関係機関などとの協議も重ねていければなというように考えているところです。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 平田議員。 ◆8番(平田健三君) 以上で、8番、平田健三の質問を終わります。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、8番、平田健三議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は2時15分といたします。                          (午後2時08分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。                          (午後2時15分)----------------------------------- △阿部慶介君 ○議長(箕輪昇君) 4番、阿部慶介議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 阿部議員。     (4番 阿部慶介君 登壇) ◆4番(阿部慶介君) 4番、阿部慶介です。ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問していきたいと思います。 1、市内のAEDに三角巾を設置、女性のプライバシー保護について。 AEDは、倒れている傷病者に電気ショックを与え、拍動を回復させる小型の機械、救急車が到着する前の処置として効果が高いことで知られ、各団体や学校などで使用方法の講習会が開催されています。だが、胸をはだけて、電極パットを肌に直接貼るため、傷病者が女性の場合、使用をためらう人も多いことが課題になっております。 そこで、質問させていただきます。 ①潮来市内でAED設置後に使用されたとの報告はありますか。 ②市内のAEDの中に三角巾とリーフレットは収納されていますか。 ③収納されていないならば、収納を提案しますが、いかがですか。 以上3点、よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、まず1点目でございます。 AED設置後に使用されたとの報告はありますかというご質問にお答えをさせていただきます。 潮来市内の公共施設におけるAEDの設置状況は30か所、41台が設置されております。使用状況について調査をしましたところ、ヘルスランドさくらにおいて1度使用されておりました。 2点目でございます。 AEDの中に三角巾とリーフレットを収納されていますかというご質問でございます。答弁させていただきます。 現在、公共施設に設置しているAEDにつきましては、三角巾、リーフレットとも収納してございません。 次に、3点目でございます。 収納を提案しますがいかがですかというご質問でございます。答弁させていただきます。 AEDを使用する状況では、命が最優先され、女性のプライバシーの保護という観点は考慮されていない状況を改めて認識をさせていただいておるところでございます。プライバシー保護という点では処置テントなどの製品もあるようですが、三角巾を使用すれば、収納スペースも取らず安価に配備できます。現在設置しておりますAEDに収納スペースがあるかどうかを確認するなど、検討してまいりたいと考えます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) それでは、①の再質です。 一度ヘルスランドさくらで使用したことがあるということなんですけれども、このときはやっぱり男性か女性だったか、どちらだったんですか。 ○議長(箕輪昇君) 村田総務課長。 ◎総務課長(村田政子君) それでは、ただいまの再質問にお答えいたします。 そのときは男性の方に使用いたしました。 ○議長(箕輪昇君) 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) なるべく使用しないほうがいい。でも、準備はしておかなきゃいけないというのがAEDだと思います。男性だったということで、三角巾とかそういうのがなくても処置はできたんだと思います。 ②のほうの再質ですけれども、近隣でもし分かればなんですけれども、三角巾などを収容しているがあれば、教えてください。 ○議長(箕輪昇君) 村田課長。 ◎総務課長(村田政子君) ただいまの再質問にお答えいたします。 私どものほうで調べましたところ、茨城県内では取手において三角巾を整備しているということでございました。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 今の答弁で、取手、茨城県だということで、取手も実は僕も調べたんですけれども、取手の近隣で開かれたマラソン大会で参加者の女性の方が倒れて、そのときAEDを使われなかったらしいんですね。やっぱり理由が、ちょっと肌を出さなきゃいけないということで、ためらってしまったということがあって、それから、取手のほうではAEDの箱の中にリーフレットと三角巾を入れるようになったというのを僕も聞きまして、やっぱり潮来にもこれは必要だなと思いまして、今回一般質問させていただきました。 三角巾は、プライバシーの保護もありますが、止血や患部を固定するという使い方もございますので、ぜひ収納スペースがあるのであれば、三角巾自体そんなに高いものではございませんので、ぜひ検討していただければと思います。 1番のほうはこれで終わりにしたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) 私のほうからお答え申し上げます。 できるだけ早く収納スペースの確認をして、整備してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(箕輪昇君) 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 市長からも前向きな答弁いただきましたので、安心いたしました。 それでは、2番の前川運動公園サッカー場について質問したいと思います。 前川運動公園サッカー場は、3月にスポ少の子供たちのために行った練習試合、また、4月29日に竣工記念式典とアントラーズ潮来カップに盛大に行いました。そこで、質問させていただきます。 ①今後サッカーを通して市内、市外の方との交流拠点の場となると思うがいかがですか。 ②スポーツツーリズムと市民の方々の利用状況はどうですか。 以上2点、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁願います。 塙教育部長。 ◎教育部長(塙誠一君) それでは、今後サッカー場を通して、市内外の方との交流拠点の場になるかというご質問に答弁させていただきます。 県内外から24チームの参加をいただきました前川運動公園サッカー場竣工記念大会、アントラーズ潮来カップをアントラーズホームタウンDMOなどのご協力をいただき開催することができました。 ほかにもスポーツ少年団や中学校の地区リーグ、高校サッカーの関東大会予選、インターハイ県予選、県社会人サッカーリーグなどの公式戦を誘致させていただきました。選手をはじめ応援に駆けつけた保護者等で活気を呈している状況にございます。また、この後、6月11日には、茨城県の高校サッカーインターハイ茨城県予選の準々決勝の会場にも選定をしていただきました。全国大会予選の準々決勝でご利用いただけることは大変光栄なことでもございます。選手第一、プレイヤーズ・ファーストのサッカー場として認識をいただいたものと考えてございます。 夜間におきましても照明を使用して、幅広い年代でご利用をいただいておりまして、毎週金曜日に開校してございますアントラーズのサッカースクールには、市内のキッズ、年中、年長、小学生を中心に市内外から100名を超える子供たちが通っておりまして、県内外に21校ありますアントラーズのサッカースクールの規模としても有数であるとお聞きしてございます。 オープンしてから2か月ではございますが、サッカーを通した交流拠点として、市内外の多くの方々にご利用いただいておりまして、交流人口の増加、地域の活性化につながっているものと考えてございます。 続きまして、2点目、スポーツツーリズムと市民の方々の利用状況につきましてご答弁をさせていただきます。 スポーツツーリズムの利用でございますが、4月29、30日に竣工記念として開催をしましたアントラーズ潮来カップでは、県内6チーム、県外18チームの合計24チームが参加し、参加者数は394名、宿泊者数は273名となってございます。 また、利用状況につきましては、4月の団体利用が延べで39団体、延べ利用人数2,493人、うち市民の利用が1,086人、市外の利用が1,407人、利用日数においてのグラウンドの稼働率は85%となっております。なお、4月の一般利用は4月11日からでございまして、20日間の利用についての実績となっております。 次に、5月についてでございますが、団体利用が延べで58団体、延べ利用人数が2,720人、うち市民の利用が1,284人、市外の利用が1,436人、稼働率は90.3%となっております。 4月、5月ともかなり高い稼働率になっておりまして、大雨、大風によるキャンセルがなければ稼働率100%に迫る状況にございます。 今後もスポーツツーリズムでは、アントラーズホームタウンDMOなどと連携を図るとともに、市民利用のバランスを取りながら、サッカー場の有効活用を進めてまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) オープンして2か月の間にスポ少の地区リーグだとか、社会人の公式戦、また、6月11日にはインターハイの準々決勝茨城県大会にも選定されたと、すごいロケットスタートと言ってもいいんじゃないかと思うぐらいすばらしいスタート、これも執行部の皆さん、関係の方々のご努力のおかげだと思います。 ①のほうで再質させていただきたいんですけれども、今後はこのサッカー場をどのように活用されていくのか。また、活用の仕方次第でレベルの高い大会を開くことができて、その参加した方とか、来られた方々、潮来の地名度も上がると思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 塙部長。 ◎教育部長(塙誠一君) それでは、今後の活用方針というような再質かなと思います。 引き続き市民の日常的なスポーツ、レクリエーションの場、生きがいづくりの場、健康づくりの場というのをこれからも、そういった形で活用をしていただきたいというふうに考えてございます。 また、スポーツツーリズムというような考え方の中で、今現在、高校サッカーなどの主要大会を数多く誘致をさせていただきました。サッカー場を知っていただくことが潮来を知っていただくというようなところでは、知名度の向上というところにつながるものというふうに考えてございます。 また、高校サッカー、社会人サッカー、そういった高いレベルの試合を子供たちが間近で見られる機会がかなりできます。もう既にできております。そういった中で、子供たちの技術の向上にもつながっていくんではないかなというふうに考えていますし、期待をしているところでございます。 また、各種大会には、応援に来る保護者をはじめ、関係者の方々がかなりいらっしゃいます。そういった中で、例えばこの時期ですと、あやめまつりにその後見に行っていただいたり、道の駅いたこでお買物をしていただくというようなところで、人の流れというところも、新たな流れができているからだと思います。大体毎週土日については、何か大会があったりということで、それなりに保護者の方を筆頭に多くの方々いただいておりますので、そういった新たな人流をつくっていきたいというふうにも考えてございます。 市内での飲食、できれば宿泊とか、経済効果にも寄与できるものと考えておりますので、今後も交流拠点としての機能を最大限に発揮できるように取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 今お話を聞く限り、市民の皆さんのレクリエーション、生きがい、健康の場だけじゃなくて、本当にスポーツツーリズムということで、交流の拠点ということですごく稼働しているのかなという印象を受けました。 子供たちにレベルの高い試合を見せるというのは、これ、本当にいいことだなと思います。やっぱりプロの方と一緒にいたら、その子供たちもプロに近いレベルになるというのはどのスポーツでもあるとは思うので、それで、②のほうの再質なんですけれども、先ほどレベルの高い試合等をちょっと誘致しているというお話だったんですれども、今後のスポーツツーリズムの各種大会の予定とか、もし分かれば教えていただきたいんですけれども。 ○議長(箕輪昇君) 塙部長。 ◎教育部長(塙誠一君) 今後のスポーツツーリズム各種大会の利用状況、開催状況につきまして答弁させていただきます。 これまで茨城県サッカー協会の参加団体に数多く各カテゴリーがあるんですけれども、案内パンフ等も送付させていただくなどして、あとは口コミ、各カテゴリーの協会の役員さんにぜひとも潮来で大会をというようなお願いをしてまいりました。そういった中で、数多くの大会がもう既に開催されておりまして、今後も、先ほど申しましたインターハイの準々決勝が11日に行われるというようなところもあります。 それと、また、うちのほうでは、長期休業期間、夏休み等についてできる限り合宿であったり、大会を誘致したいということで、それも投げかけさせていただいておりまして、8月初旬から中旬にかけて、鹿嶋が主催します全国の強豪チームが参加します鹿嶋サッカーフェスティバルユースの部というのがございます。それについては、参加チームが30チームを超えるというようなものでございまして、潮来前川運動公園サッカー場、そして、市内の宿泊施設もご利用いただくということで調整がされてございます。 また、8月に入りまして、県立高校、県西のほうの高校でありますけれども、サッカー部の合宿、また、県外の、これは、Jリーグ関係のチームで行われます大会が潮来で開催されると、前川サッカー場も利用して、200人規模の大会であるというふうに聞いております。 そういった中で、いろいろやはりあのグラウンドを造ったおかげで、潮来で大会ということで、目に見えた、そういったご利用の意向もいただいているというような状況にございます。 また、今後、秋から来春に向けてのそういった誘致に関しても進めてまいりたいというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。
    ◆4番(阿部慶介君) 8月の鹿嶋サッカーの大会でもユースの30チームの中で、宿泊施設も利用してもらえるとか、まさにスポーツツーリズムだなと、本当につくづく感じさせられました。 ただ、これだけいろいろな方がいっぱい来てくれて、スポーツツーリズムを活用して、この潮来のサッカー場を活用していただいているんですけれども、今正直生涯学習課さんが担当になっていますが、これ、提案なんですけれども、スポーツツーリズムを担当する部署というか、所管みたいなのをつくられてはどうでしょうかと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問の答弁求めます。 塙部長。 ◎教育部長(塙誠一君) スポーツツーリズムの所管をつくってはどうかというところでございます。 このスポーツツーリズムにつきましては、の観光振興計画、そのほかの計画にもスポーツツーリズムの推進というのを掲げてございます。そういった中で、今現在生涯学習課と観光商工課でそれぞれの役割分担の基を、連携を図って進めているというようなところでございまして、正直言いまして、スポーツツーリズムもスタートしたところでございまして、この1年どういうような流れでいくのか、しっかり把握をさせていただいた上で、そういった組織的なところはまた今後研究していくところかなというふうに考えてございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 榊原部長。 ◎環境経済部長(榊原徹君) ただいまの塙教育部長の答弁と多少重複するかもしれませんけれども、塙部長が答弁しましたように、これまでもその役割分担に応じて連携をしながらこのスポーツツーリズムというものを進めてきたというように考えているところでございます。観光商工課では、アントラーズホームタウンDMO、こちらの発足の準備の段階から観光商工課のほうでその担当として進めてきたというような形でございます。 今回の議員のご質問にありますように、この人工芝の立派な施設にしていただくことができました。今日のご質問にもありますように、市民の生涯スポーツの施設でもあり、そういうような性格も持っていますので、そういうような施設をこの観光の側面での利用、それと、生涯スポーツの場としての利用という点では、塙部長の答弁にもありますように、観光商工課であったり、生涯学習課であったり、また、先ほどもご紹介いただきましたけれども、現在観光振興計画は進めているところですけれども、その中でもスポーツ観光の推進というものが位置づけられているところでございます。 その中には、株式会社いたこの道の駅いたこでのグラウンドゴルフもその一つになろうかなと。あるいは霞ヶ浦りんりんロード、こういったものを利用したもの、これもスポーツツーリズムの一つであろうというように思っています。 さらには、この間も開催されましたトライアスロン大会であったり、また、この9月に開催を予定されている市町村レガッタであったり、こういったもの全てをスポーツツーリズムというような形で捉えていくと、横断的な連携の中で進めていくというようなことが必要になってくるかなというように思っておりますので、今後も市民の方々、また、スポーツ選手の方々本当に来てよかったなと思えるようなこの潮来でのスポーツの実施に向けて、連携をさらに強化をしてまいりたいというように考えています。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) つくる段階からいろいろ役割分担しながら連携されているというお話をいただきましたので、トライアスロンだとか市町村レガッタ、グラウンドゴルフなど、そういうのを含めてスポーツツーリズムとしてやっていきたいということで、ぜひよろしくお願いいたします。我々潮来もアントラーズと共にやっていきたいと思っておりますので、2の質問を終わりにしたいと思います。 3の質問に入りたいと思います。 潮来の子供たち全員が話せる環境について。 日本では、平成23年度より小学校において新学習指導要領が全面実施され、第5、第6学年で年間35単位時間の外国語活動が必修化されました。外国語活動においては、音声を中心に外国語になれ親しませる活動を通じて、言語や文化について体験的に理解を深めるとともに、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成し、コミュニケーション能力の素地を養うことを目標として、様々な活動を行っています。 この先、日本ではさらなるグローバル化が進み、英語という点においては、そう遠くない将来には、ほぼみんなが話せるようになると言われています。他のアジアの国を見てみれば、マレーシアやインドネシア等で学力の高い人のほとんどの若者が英語を話します。それは、英語を話せなければ生活していく上で困ることを知っているからであり、未来がないことを分かっているからと思います。 日本では今はまだ必要ないかもしれませんが、ここ10年における日本での状況の変化を考えれば、子供の20年後、30年後、40年後の世界では英語が必要になる可能性は大きいと思います。10年、20年後に、国内労働人口の49%に当たる職業について人工知能やロボットで代替される可能性が高いと言われているので。 そこで、質問させていただきます。 ①英語の習得は早ければ早いほどよいと言われているが、潮来の見解を伺います。 ②潮来の子供が英語を話せるようになるといろいろなメリットがあると思いますが、いかがですか。 ③3歳から5歳のプリスクール(主に英語で保育を行う施設)が潮来にも必要だと思いますが、いかがですか。 以上3点、よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 塙教育部長。 ◎教育部長(塙誠一君) それでは、英語の習得は早ければ早いほどよいと言われているが、潮来の見解をというご質問に答弁させていただきます。 小学校低学年におきまして、英語に親しみ楽しく活動することで、児童・生徒の今後の学習意欲の向上や、苦手意識の克服、そして、英語を話すことの恥ずかしさの軽減につながります。また、児童・生徒の英語に関する興味・関心を高め、英語による実践的コミュニケーション能力の向上及び国際理解教育などの推進の観点からも重要であると考えてございます。 続きまして、2点目でございます。 英語が話せるようになるといろいろなメリットがあるが、いかがでしょうかの質問につきまして答弁させていただきます。 社会のグローバル化が進展する中、外国語によるコミュニケーション能力は、これまでのように一部の業種や職種だけでなく、子供たちが生涯にわたる様々な場面で必要になるものと考えてございます。また、将来を担う子供たちの個々の可能性の幅を広げるためにも、世界の共通語でございます英語力の向上は必要であるものと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、3点目のご質問の3歳から5歳の児童に対するプリスクールの必要性について答弁させていただきます。 プリスクールとは、保育所や幼稚園等と異なり、日常的なコミュニケーションツールとして英語で未就学児の保育を行う施設でございます。そのため施設内では保育士や英語教諭、児童等は朝の挨拶から帰りまで全て英語での生活となります。コミュニケーションのメインは英語のため、英語に関する専門的な知識やスキルを持った先生が配置され、保育プログラムも英語に特化した内容となっています。 幼児期から英語に触れることは特に発音やイントネーションを認識でき、児童が英語に慣れ親しむきっかけになるものと考えますが、保育時間を全て英語で過ごすプリスクールは認定こども園や保育所等と違った保育施設ですので、今後その必要性等について調査研究してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) それでは、①のほうの再質に伺いたいと思います。 小学校の低学年において、学習意欲の向上など英語の恥ずかしさ、実践的なコミュニケーション、国際教育上とても重要だというご答弁なんですけれども、潮来の現在の英語教育の現状というのはどういう感じですか。よろしくお願いします。 ○議長(箕輪昇君) 塙部長。 ◎教育部長(塙誠一君) 潮来の英語教育の現状につきましてご答弁させていただきます。 の英語教育の現状につきましては、小学校1、2年生で簡単な挨拶や歌、ゲームなど楽しく英語に触れ、ALTとの身近なコミュニケーションが図られるよう行っております。 小学校3年生以降は学習指導要領に基づきまして、外国語のカリキュラムを実施し、小学校3、4年生では日常生活の中で使用する会話や単語などを話すこと、聞くことなどを通して英語に慣れ親しむよう取り組んでおります。 小学校5、6年生では外国語科となり、外国語の音声や文字など日本語と外国語の違いに気づかせ、これらの知識を理解するとともに、読むこと、書くことになれ親しみ、実際のコミュニケーションにおいて活用できる基礎的な技能を身につけるようにすることを重視した取組を行っております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 1、2年生が挨拶だけ、3年生から外国語につながるカリキュラム、5、6年生から音声、文字の違いなど認識して、なるべく話せるようにというお話ですけれども、正直決まった時間の中でどうしてもやっていかなければいけないとは思うんですけれども、できればもう少しなるべく英語に触れられる時間というか、機会を増やしてはどうかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 再々質問に答弁願います。 村田教育課長。 ◎学校教育課長(村田慎一郎君) それでは、ただいまの再質問でございます。英語に触れる機会を増やせることはできないかというような内容でございます。 英語に触れる機会を増やすため、今年度から潮来では、各小学校に外国語授業支援アプリ導入を現在進めているところでございます。このアプリは、画面上のキャラクターとの会話というんですか、そういうのを通じてコミュニケーションを取れたという実感がその児童の学習意欲につながるように作られたものでございます。 また、ALTのもっとさらなる有効活用であるとか、あるいは実際茨城県内でも英語教育に力を入れていらっしゃる先進自治体等もございます。その辺につきまして、今後調査させていただいたり、研究させていただいたりしていきたいなというふう考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 今年度から小学校でアプリを利用してコミュニケーション、またALT有効活用、あと、茨城県でも英語に力を入れているところで研究してきたいということなんですけれども、過日、県内の自治体の中でも独自の行政運営を行っている境町さんに視察に行ってきました。正直僕だけではちょっと心もとなかったので、議運の委員長と所管の委員長さんに同行いただき、境町の議長、議運の委員長さんはじめ担当職員からお話をいただきました。 境町では、なるべく英検を受けやすくするために受検会場を登録して増やしたというお話をいただきました。そこで、②のほうの再質なんですけれども、現在潮来市内の子供が英検を受検するときは清真学園に行かなければなりません。市内の子供たちが受検しやすくなるように、潮来の学校を英検会場として登録してはいかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 村田課長。 ◎学校教育課長(村田慎一郎君) それでは、ただいまの再質問、英検の会場を潮来でもというようなところだったと思います。それについてご答弁させていただきたいと思います。 現在、議員が先ほどおっしゃられたとおり、茨城県内の英検の本会場ということで7か所設置されているようでございます。近隣では、今議員のご質問にありました鹿嶋のほうの会場が本会場としてやっているところでございます。 また、先ほど境町のお話等々されたと思うんですけれども、その辺、私の学校教育課のほうでも、有名なところなので、調査させていただいている中で、よその県内の自治体では準会場という形で、その独自に学校に会場を設けているというようなことも伺っております。 そういう事例を参考にさせていただきながら、今後研究させていただければというふう考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) ぜひご検討のほどよろしくお願いします。 再々質問なんですけれども、潮来で教育の第一人者と言えば横田教育長です。また、中学生の海外派遣事業と言えば、カナダ、サン・アントニオ、台湾などいろいろな国々、中学生と一緒にホームステイした経験を持つ村田課長だと思います。 そこで、お2人にお聞きします。今までの経験を踏まえて、今後、潮来の子供たちが英語を話せるようになるにはどのように教育していくことが大事だとお考えか、ぜひお二方の見解をご答弁いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 横田教育長。 ◎教育長(横田直樹君) それでは、阿部議員のご質問にお答えさせていただきたいと思います。 各学校における英語教育、英語指導についてですが、まず、私どものほうが遵守していく部分としては、やはり国の学習指導要領というものがございます。それを遵守して、現在子供たちの指導に当たっているわけですが、現在、3、4年生が英語の最初のスタート。これが大体週1時間、年間35時間、そして、5、6年生が週2時間、70時間ということになります。 ここにつきましては、やはり小学校の場合に、英語の勉強もちろん先生ばかりではございませんので、ALTの採用をしまして、担任の先生とチームを組んで子供たちの指導に当たっております。子供たちもこの時間を非常に楽しみにして頑張ってくれている様子がうかがえます。 また、それ以外の部分でも、いろいろな交流の時間に時間割の中以外にALTが学校に訪問した日に子供たちと関わる、そして、一緒に遊んでくれるような時間も設けさせていただいています。できるだけ多くの時間、英語というものを子供たちの耳から、そして、子供たちの口から聞いたり、発したりできるチャンスを各学校の中に培っていきたいというのが、今、教育長として考えている部分でございます。 ○議長(箕輪昇君) 村田課長。 ◎学校教育課長(村田慎一郎君) 突然のご指名でございまして、少々困惑しているところもございますけれども、この場で私個人の意見を述べるというよりは、これまで先ほどご紹介いただきましたとおり、高校生であるとか、中学生を海外に派遣研修ということでやっていた経験なんか踏まえさせていただいて、ちょっとお話しさせていただければと思います。 私、これまで中学生、それから、高校生の海外派遣というものに役所に入って30年ちょっとたつんですけれども、携わってまいりました。高校生をカナダへ、それから、中学生はアメリカ合衆国、それから台湾など派遣事業を担当させていただきました。台湾なんかは隣にいる実川課長も立ち上げたスタッフでございます。 その事前事後の研修であるとか、あるいは研修にも私も随行させていただき、派遣生と同様に現地のご家庭にホームステイなんかさせていただいた経験もございます。 そういう中で、1週間とか10日ぐらいの短期の研修事業だったんですれども、その派遣生なり外国の家庭との交流の中で感じたことは、そういう若い世代は物すごく順応が早いなと。その外国での生活であるとか、例えば言葉での部分であるとか、私なんかとは比べものならないぐらいコミュニケーションが取れている感じを受けました、当時。 議員がおっしゃるとおり、例えば先ほどのご質問でもありました早ければ早いほどということは、先ほどの教育部長の答弁にもありましたけれども、そのとおりであり、重要であるというふうに考えているところでございます。 英語教育の充実ということにつきまして、今後調査研究をしっかりさせていただきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員、③の再質に移ってください。 ◆4番(阿部慶介君) ③のほうの再質に移ります。 先日、境町の視察の前に、成田のほうにある民間のプリスクールさんのほうにも視察に行ってきました。そこは認可外なんですけれども、そこではやっぱり民間なので自由な感じで、いろいろ子供たちと接して、英語漬けの生活を送っていたんですけれども、僕は公と民の両方を見て、後出しじゃんけんじゃないですけれども、両方のいいところを併せて潮来の形というのをつくるのが一番かなと思います。 それで、3のほうのちょっと再質をさせていただきたいんですけれども、この幼児教育の中でも英語に触れられている時間というのはございますでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 実川子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(実川治子君) それでは、先ほどの英語に触れ合う幼児教育のほうで触れ合う機会はあるのかというところの再質問に答弁させていただきたいと思います。 私のほうからは、公立でありますあやめこども園についてお話しさせていただきたいと思います。あやめこども園におきましては、英語に触れ合う機会として、現在小・中学校に配置してありますALT、こちらを派遣していただいております。年中、年長、4歳と5歳、この子供たちを対象に英語でのコミュニケーション、こちらの時間を設けております。ALTの先生との交流を通して、英語の歌や英単語、また、季節によったイベントなどを体験しております。子供たちも大変異なる言語、また違う文化、そちらに興味を持ちまして、毎回楽しく過ごしております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 年長、年中さんでも小学校のALTさん派遣していただいて、歌や単語、言語や文化などを触れられているということで安心いたしました。 再々なんですけれども、せっかくALTさんもおられるので、学童のほうでも英語に触れられるようにしてはどうでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 実川課長。 ◎子育て支援課長(実川治子君) それでは、今度は学童のほうではどうかというところですけれども、学童についてのほうの再々質問についてご答弁いたします。 現在、公立の学童クラブは民間事業者のほうへ運営のほうの委託をしています。学童クラブにつきましては、保護者が共働きで昼間家庭にいない児童、こちらを預かるということが主となっております。英語で触れ合う時間は特に設けてはいない状況にあります。 今後、子供たちが興味を持ち、楽しく英語に触れ合う時間、こちらのプログラム、または近隣自治体の状況を調査しまして、今度委託業務の更新のとき、こちらに向けて研究をしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) 今でも触れ合う時間をたくさんつくっていただいているというのがよく分かりました。 今後もぜひ調査研究していっていただければと思うんですけれども、ここで僕の思っていることをちょっとだけ話させていただきます。 言語の習得には臨界期があるため、英語の学習が遅くなればなるほど第2言語としての英語の習得は、皆さんご存じだと思うんですけれども、非常に難しくなると言われています。発音の聞き分けという点でいうと、例えばRとLの発音、子音で終わる単語の聞き分けといった日本人が慣れていない音に対しては、早期英語教育が大事になってきます。 よく6か月の赤ちゃんは既に外国語の音を学習する能力があり、早期英語教育に効果があると言われています。そもそも日本語と英語は使用する周波数帯が異なり、幼少期に英語に触れたことのない日本人にとっては英語の音を聞き分けことは非常に大変なのです。このように、英語を聞き分けることができる能力を大人になってから身につけるのは相当難しいそうです。アメリカ人がドイツ語を覚えるより、日本人が英語を覚えるのはおよそ6倍かかってしまうと言われています。この時点で、日本人が抱えるハンディーがどれだけ大きいかということがお分かりになると思います。 一方で、日本の通常の学校教育では、小・中・高・大学間で大体1,000時間にも達しないと言われています。日本人が英語を学ぶことも大変だということが言えるのであれば、小・中・高・大学での授業以外に単純計算で1,500時間ほど英語学習をさらに行わなければいけないというのが現状です。 日本の現行の教育制度でこの時間をどのようにして確保するのかという問題がありますが、この時間を確保するためにも、幼少期からの英語教育がすごく大事なんではないかと思います。プリスクール、英語漬けの教育、常に英語で触れ合う時間を多くすれば、いろいろやり方はありますけれども、小・中学校で20人もALTを雇うというそういったやり方もありますけれども、年小、年中、年長のクラス用に全体でそのネイティブの先生を3から4人ぐらい、例えばですけれども、増やすだけで英語漬けの生活が送れるのではないかと思います。 潮来のこども園に通わせるだけで、子供が英語を話せるようになるのはかなり魅力的だと思います。今後の潮来としても、他に負けない魅力を持つことが、先ほどほかの議員さんたちも言っていましたが、移住・定住につながると思います。 高齢者の方々の住みやすい環境ももちろん大事です。 ○議長(箕輪昇君) 阿部議員。 ◆4番(阿部慶介君) はい。 ○議長(箕輪昇君) もっと続けますか。 ◆4番(阿部慶介君) もう終わります。 ○議長(箕輪昇君) 簡潔にお願いします。 ◆4番(阿部慶介君) あと20秒ほど。 大事ですが、教育に特化し移住者がどこに住むか悩んだとき、誰が聞いても分かりやすい、例えば潮来に住めば、英語が話せるようになるなどのPRをすること、他に負けない魅力をつくることが必要になってくるのではないかと思います。 以上で、4番、阿部慶介の一般通告質問を終わりにしたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、4番、阿部慶介議員の質問が終わりました。 ここで暫時休憩といたします。 再開は3時15分といたします。                          (午後3時04分)----------------------------------- ○議長(箕輪昇君) それでは、休憩前に引き続き再開をいたします。                          (午後3時15分)----------------------------------- △飯島康弘君 ○議長(箕輪昇君) 9番、飯島康弘議員の質問を許可します。議員は質問席に移動願います。 飯島議員。     (9番 飯島康弘君 登壇) ◆9番(飯島康弘君) 9番、飯島康弘でございます。ただいま議長より発言の許可を頂戴いたしましたので、順次質問してまいります。市民の目線に立った質問を心がけてまいります。簡単明瞭に行いたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 1つ目の質問でございます。 過疎地域に対するの考えについてを伺います。 総務省によりますと、過疎地域に指定される自治体が全国の市町村の半分を超えるという報道がなされました。潮来においても一部過疎地域として牛堀地区が指定されております。本としてこの状況を、そして、今後をどのように考えていくのか伺います。 ①現状についてどのように把握されているかお伺いいたします。 ②現行の過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく本市の対策をお伺いいたします。 ③過疎地域持続的発展のための地方債(過疎対策事業債)、いわゆる過疎債についてはどのような考えを持っているのかお伺いいたします。 ④茨城県過疎地域持続的発展支援交付金の内容と利活用についての考えをお伺いいたします。 ⑤過疎債等を活用し、かすみの郷公園に照明環境の整備を行い、文字どおり地域を明るく新たな市民の交流の場、そして、市民の健康福祉の増進、そして考えられないか、以上5点、まずはお伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 質問が終わりました。 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、まず1点目の過疎地域の現状についてはどのように把握しているかというご質問にお答えさせていただきますが、これまでの答弁と一部重なる部分もございますので、ご理解をいただきたいと思います。 潮来では、令和2年国勢調査の結果を踏まえ、旧牛堀町地区が一部過疎地域として指定されたものでございます。全国的には、令和2年国勢調査の結果を踏まえた追加指定を含め、全国1,718の市町村のうち885の市町村が過疎地域の指定を受けており、全国の市町村の51.5%の割合に上っております。 近隣におきましては、昨年度旧麻生町地区が過疎地域指定を受けた行方と、旧桜川村地区が過疎地域指定を受けた稲敷が令和2年国勢調査の結果を踏まえ全部過疎となったとともに、千葉県香取においても旧佐原地区、旧栗源町地区、旧山田町地区が本と同様に令和4年4月1日から一部過疎地域として指定されております。 牛堀地区においては、人口要件において40年間、昭和55年から令和2年において人口減少率が30%以上の減少率、31.7%で要件に該当したものでございます。また、25年間、平成7年から令和2年において人口減少率が23%以上の減少率、減少率が25.5%で要件に該当しているところでございます。 このような指定をチャンスに変えるため、過疎債など有利な財政支援措置等を十分に活用し、持続可能なまちづくりを推進し、過疎地域を脱却できるよう進めてまいりたいと考えておるところでございます。 2点目でございます。 過疎地域持続的発展の支援に関する特別措置法に基づく本市の対策はというご質問にお答えをさせていただきます。 こちらもこれまでの答弁と同様となるものでございますが、令和4年4月1日付で旧牛堀町区域が過疎地域の指定を受けたことを踏まえまして、過疎債等の財政支援措置活用に向けて現在過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法に基づき、潮来過疎地域持続的発展計画の素案策定に向けた事業の洗い出しなど、庁内の調整を図っているところでございます。 計画の策定につきましては、計画案を6月10日の潮来市議会全員協議会へ提出させていただき、その後、パブリックコメントの実施を予定しているところでございます。 また、茨城県との協議を経まして、9月の定例会にて市議会の議決をお諮りしたいと考えております。過疎債の具体的な活用につきましては、計画の策定を踏まえ、事業を精査した上で、起債協議へと進んでまいりたいと考えておるところでございます。 3点目でございます。 地方債についてどのような考えを持っているかというところでございます。答弁させていただきます。 過疎債につきましては、充当率100%、元利償還金の70%が普通交付税で措置される地方債となっており、ハード事業、ソフト事業に活用可能となっております。大変有利な財政支援措置として活用してまいりたいと考えております。具体的な活用につきましては、現在進めている潮来過疎地域持続的発展計画の策定を踏まえ、活用事業を精査した上で、起債協議へと進んでまいりたいと考えているところでございます。 4点目でございます。 茨城県過疎地域持続的発展支援交付金の内容と利活用についての考えはというご質問でございます。答弁させていただきます。 茨城県過疎地域持続的発展支援交付金につきましては、茨城県の単独事業として、各市町が策定する過疎地域持続的発展計画に位置づけられた各種施策に対し、支援が行われるものとなっております。 内容としましては、市町が過疎債を財源に実施する事業につきまして、過疎地域指定を受けた1地域当たり300万円を上限として、市町の実負担の2分の1相当額が交付されることとなります。本交付金の活用に向けて、潮来過疎地域持続的発展計画を策定してまいるところでございます。 ○議長(箕輪昇君) 塙教育部長。 ◎教育部長(塙誠一君) 続きまして、5点目、かすみの郷公園への照明設備の整備につきまして答弁のほうさせていただきます。 かすみの郷公園は、スポーツ少年団の野球、サッカーをはじめ、高齢者クラブのグラウンドゴルフなど多くの市民の皆様に利用をいただいております。利用頻度も高い施設となってございます。市民の交流の場、健康増進の視点からも照明設備を整備することにより利活用の幅が広がるものと考えられます。今後、利用者のご意見等を伺いながら、照明設備の整備につきましては、当該公園の全体整備計画の中で検討してまいりたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 再質させていただきます。 ①、②、③への答弁によりまして、現状や考えが分かりました。過疎債については本にとって有利なもの、チャンスと捉えていると。その上で計画を策定して、6月10日には我々議会にも計画案を示していただけるということだったと思います。まずは、その計画案を精査してまいりたいと思います。 1点、再質問なんですけれども、今回この過疎債につきましては、我々議会でも同僚議員からも同じ質問、大変これから潮来に対しての大きな疑問であるということで、③に関して、同じ答弁で結構でございますが、いま一度お願いしたい。今回、今日、総務部長の登場が非常に多いところあれなんですが、再度、これに関しては執行部の皆さんは重々承知だと思いますけれども、改めて、いま一度先ほどの答弁を伺いたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、3点目の再質疑でございますが、いま一度過疎債についての説明をというご趣旨だろうと思います。ご説明をさせていただきます。 過疎債につきましては、充当率100%、元利償還金の70%が普通交付税で措置される地方債となっており、ハード事業、ソフト事業に活用可能となっております。大変有利な財政支援措置として活用してまいりたいと考えているところでございます。 具体的な活用につきましては、現在進めている潮来過疎地域持続的発展計画の策定を踏まえ、活用事業を精査した上で、起債協議へと進んでまいりたいと考えております。ありがとうございます。 ○議長(箕輪昇君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) こちらの答弁はこれからも幾度となくあるかと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。 ④の再質させていただきます。 こちら、県の単独事業と今ありましたけれども、具体的にこういったものに使えるというようなことは県から今現在示されているのか、伺いたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 草野企画調整課長。 ◎企画調整課長(草野吉広君) 具体的に示されているということでよろしいでしょうか。 再質問についてご答弁させていただきます。 こちらなんですけれども、過疎債を財源としまして実施する事業が対象になりまして、ハード事業とソフト事業の2つにちょっと大別させていただいております。 ハード事業につきましては、主に4つの区分に構成されておりまして、過疎地域に指定された区域内における観光、レクリエーション施設といった産業施設をはじめ、厚生施設、交通通信施設、教育文化施設に関わる整備事業が対象となります。 一方でございます。ソフト事業につきましては、特別措置法第14条第2項の規定により、住民が将来にわたる安全に安心にして暮らせることのできる地域社会の実現を図るための事業と定められております。 一例として申し上げさせていただきますけれども、農業の担い手づくり対策や企業誘致、雇用対策など産業振興につながる事業をはじめとしまして、その他にも高齢者支援、子育て応援、教育振興、伝統文化振興など自然エネルギー関係と防水対策なども関わる事業として対象となるところでございます。 具体的な活用事業については計画作成の中で精査してまいりますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 今、いろいろあるということが分かったんですけれども、300万でそんなにできるかなという印象だったんですけれども、全体の中でという、盛り込んでいくということで理解したいと思います。 それでは、⑤の再質いたします。 先ほど答弁で……     (発言する者あり) ◆9番(飯島康弘君) 300万はあれですよね、県のやつですよね。 よろしいですか。 ○議長(箕輪昇君) 続けてください。 ◆9番(飯島康弘君) ⑤の再質に入ります。 先ほど答弁で、照明施設も公園整備の全体計画の中に含めて考えていくよという答弁だったと思いますが、改めて伺いますが、こちらに関してもいわゆる過疎債の活用とか、そういうのを考えられているという理解でよろしいですか。 ○議長(箕輪昇君) 吉川課長。 ◎生涯学習課長(吉川増夫君) 照明設備に関して過疎債の活用ということで再質問をいただきました。お答えさせていただきます。 照明設備を整備するための有利な財源になるものと考えられますので、過疎地域持続的発展計画に盛り込んでまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(箕輪昇君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) かすみの郷公園は、先ほどもありましたけれども、多くの人に、多くの市民に愛されている公園であり、活用もお年寄りから若い人まで利用されている非常にいい公園であって、さらには県のほうで今、かすみの郷公園のすぐ脇を通る国道355牛堀・麻生バイパスというんですか、も整備がどんどん進められて今、国道51号から行けばもうすぐアクセスもよくなっている、そういう環境で、新たな地域振興になっていくんじゃないかなと、夢が広がっていくわけです。 先ほど私の前の質問の方がサッカーに触れておりました。前川がすごい状態であるということで、すごいとは大盛況という意味です、稼働率もすごいと。その一助になっているのもやっぱり照明設備も含まれているんじゃないかなとあります。 日の出にも照明はあるんですが、あっちは水銀灯ですぐつかなかったり、大変な状況で、30年近くはたっているんじゃないかなと思います。 その中で、この牛堀地区、過疎債を利用して新たな潮来の発展につながっていくんじゃないかとわくわくしております。ここで、言葉があれなんですけれども、サッカーは大変すばらしいです。サッカーはいい、あとほかはやってくれないとかというような市民に誤解を生じないように、潮来はサッカーだけじゃないよと。サッカーは始まりであって、ほかのスポーツも、ボート、野球、テニス、剣道、水泳と潮来の子供たちは非常に多彩に才能を広げようと努力しておりますので。 最後に、市長にお伺いしたいんですけれども、サッカーは始まりであって、こういった過疎債や有利なものを利用して、潮来を、そして、牛堀地区もどんどん盛り上げていくんだという理解をしたいし、私はそう願いたいと思っていますが、改めて市長としての見解を最後にお伺いしたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 原市長。 ◎市長(原浩道君) お答え申し上げます。 飯島議員がおっしゃるとおり、サッカーだけじゃなくて現在のスポーツ施設をリニューアルして、しっかりと利活用が図られるような施設にしていくということは当たり前のことだろうと思います。 牛堀の先ほど議員がご指摘されたように、355のバイパスが通りまして、非常に利便性が高くなりました。ここを最大限利用して、いわゆる照明設備を整備して、それから、ダッグアウトの部分の修繕だったり、あそこの全体の計画をしっかり見直して、しっかりした施設にしていきたいと考えております。 それには、過疎債を利活用するために、この計画の中に盛り込まないと過疎債利用できませんので、そういったことも進めていきたいと考えておりますし、スポーツだけじゃなくて、かすみの郷運動公園は本当に牛堀地区を象徴する施設であります。ここを最大限利活用できるようにするのには、文化的な価値も周りの環境もいいですから、島崎城だったり、それから、長山城だったり、その史跡があります。こういったところも利用できるような照明をつくって、あそこでお祭りをやったりとか、そうしたソフト事業もできるような全体整備を図ってまいりたいと考えておりますので、議員の皆様方にもご支援を賜りますようお願いを申し上げます。 私からは以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 市長に答弁いただきました。新たな人の交流であったり、流れであったり、新しい潮来の形が誕生するのかなと思いまして、今度の計画策定に大いに期待して、次の質問に移ります。 質問事項2としまして、マイナンバー制度についてを伺ってまいります。 マイナンバー制度につきましては、これまでも定期的に取り上げておりますが、全市民の皆さんが取得し、より便利に行政サービスを利活用できることを目指し、以下を伺ってまいります。 ①直近の潮来の交付率をお伺いいたします。 ②国・県、近隣自治体の交付率を伺ってまいります。 ③市民に取得いただくための取組と課題をお伺いいたします。 ④従来より国においてもカードの普及のため、さらには経済対策にも絡め、ポイント付与などを打ち出しておりますが、新年度になり、内容等もより具体的に示されてきたと思いますが、としてはどのように把握し、そして活用していくのか。 以上4点、お伺いいたします。 ○議長(箕輪昇君) 茂木市民福祉部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、1点目のご質問、潮来の現在の交付率について答弁させていただきます。 令和4年5月31日現在の交付率となりますが、46.8%となります。 次、2点目の国・県、近隣自治体の交付率でございますが、こちらも令和4年5月31日現在の交付率となります。まず、全国交付率でございますが44.7%でございます。続きまして、茨城県交付率でございますが、42.5%、次に、近隣自治体の鹿行4の交付率でございますが、鹿嶋44.9%、神栖41.7%、行方35.0%、鉾田32.2%、鹿行5の平均交付率は40.5%となります。 続きまして、3点目、取組と課題についてご答弁させていただきます。 マイナンバーカード取得のための取組といたしましては、市役所での申請サポート、出張申請サポートを実施しております。申請サポートにつきましては、ホームページ等で発信してございます。出張申請サポートの実施につきましては、乳幼児健診の会場となりますかすみ保健福祉センターなどで実施しております。 また、5月から9月までの第4日曜日には、商業施設ベイシアに仮設コーナーを設置させていただいております。さらに、地区公民館や、市内外の事業所及び高校に出張申請サポートを実施していきます。課題といたしましては、まだ5割弱の方が申請されていないこと、あと、6か月以上前に申請された方の受け取りが進んでいないことなどでございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 額賀総務部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、4点目でございます。 ポイントの付与など新年度になり、内容等もより具体的に示されてきたと思うが、としてどのように把握し、活用していくのかというようなご質問にお答えをさせていただきます。 マイナポイント第2弾としまして、健康保険証としての利用登録を行った方に7,500円相当のポイントが付与、さらに公金受け取り口座の登録を行った方に7,500円相当のポイントが付与、これらが6月30日木曜日から開始されるということを把握してございます。 これらの情報につきましては、総務省から発令された文書を窓口で市民と接する機会の多い市民課と共有をさせていただき、庁内の情報共有、ひいては市民への情報共有を行っているところでございます。 直近では、マイナンバーカードの健康保険証利用登録及び公金受け取り口座登録に係るポイント付与に関して、総務省から発令されたマイナポイント申込みの際の注意点等の窓口での配布を行ったほか、6月26日に発行されます広報「いたこ」情報版や7月14日発行の広報「いたこ」7月号でも案内をさせていただく予定としてございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 1、2の再質という形で、交付率、潮来46.8%とすばらしいと思います。ちなみに、これもいつも伺っているんですけれども、県内での潮来の順位、鹿行で1位なのはもう紛れもない事実で、重々承知しているんですが、県内での状況は、参考までに伺いたいと思います。 ○議長(箕輪昇君) 茂木部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、再質問に答弁させていただきます。 県内の順位でございますが、前回同様5番目でございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 答弁が終わりました。 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 県内5位をキープし続けている。こちらも参考までになりますが、潮来より高い市町村はどんなふうな感じか把握されていますか。 ○議長(箕輪昇君) 茂木部長。 ◎市民福祉部長兼福祉事務所長(茂木衛君) それでは、再々質問に答弁させていただきます。 潮来より高い市町村でございますが、まず、1番になっているのが五霞町でございます。ちなみに、交付率で言いますと63%です。2番目がつくばで49.9%、3番目が日立で48.8%、4番目が守谷で47.8%。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 五霞町は町なので、別にあれなんですけれども、で言えば4位とも取れるような順位でありまして、しかもネームバリューの高い大きな中で、つくば、日立、守谷、そこに潮来が入ってくるという感じで、何もしなければこういうことにはならないと思いますので、本当に熱心に頑張っているという現れだと思います、この数字は。引き続き頑張っていただきたいと思います。 その頑張っている中の③の再質をさせていただきます。 取組、出張申請をはじめ、途切れることなくこれまでもずっと行っていることが分かっております。 私のほうで聞き及んだことで、その中で、申請はやられているんですけれども、カードの交付自体も、交付は窓口でされていると思うんですけれども、市役所に来れない方に対しても新たに出張先でも交付してくれているというお話も聞きましたが、その辺、実情はどうなっていますでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 打越市民課長。 ◎市民課長(打越桂子君) では、出張申請でのマイナンバーカードの交付の状況について答弁させていただきます。 商業施設でのマイナンバーカードの受け取りの手続は、申請時にご本人様のご希望を承りまして、翌月の出張の際に交付をさせていただくという方法で、出張の際、出張で申請を受けた方を同じ場所で交付をするという形を取らせていただいております。 また、自宅への郵送という方法で交付もさせていただいておりまして、本人様の必要書類がそろっている場合には、本人限定郵便ということで、ご自宅で受け取りをしていただけるという形の交付も行っております。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 小さいことかもしれませんけれども、小さいと言ったら失礼ですけれども、こういう市民に寄り添ったサービス、まさに非常にありがたがられることだと思いますので、市民の立場に立った取組を今後も期待しております。ありがとうございます。 もう1点、再々ということで、先ほど部長の答弁の中に、5割弱の方が申請されていないとあったんですけれども、5割弱ですよね、言い換えれば要は5割強、5割を超える市民の方は申請されているよという理解をしたいんですけれども、そのあたりはどのように、先ほどまで交付を聞きましたが、申請に関しては、交付は46.8と言っていましたけれども、交付はそれより高いということで理解してよろしいですか。 ○議長(箕輪昇君) 打越課長。 ◎市民課長(打越桂子君) 申請率についてお答えさせていただきます。 交付に関しましては、先ほど部長のほうから46.8%ということで申し上げさせていただきました。申請のほうは、現在潮来のほうでは52.4%の方が既に申請をしていただいておりまして、交付のための準備をしているという状況でございます。 以上でございます。 ○議長(箕輪昇君) 飯島議員。 ◆9番(飯島康弘君) 52.4と、本当にすぐ直近で潮来市民は2人に1人がもう取得されているということが起きるということで、本当に職員の皆さんの努力のたまものだと思っておりますので、引き続きお願いしたいと思います。 それでは、最後に④の再質ということで、ようやく国のほうもちゃんとした、ちょっと大きくこんなふうになるよという案内はあったんですけれども、ようやく6月30日からポイント付与ができるよと、保険証7,500円、口座7,500円ということができるよということは今月ですよね、示されたということであります。 ただ国のことなのであれなんですけれども、そこから先はまだはっきりしていなかったら、また現場が困っちゃうなという心配もございますので、重ねてしまいますけれども、そういう情報、先に大きな金額がもらえるという感じで市民が来た場合にも、市民に混乱がないように、そして、直接接する窓口の職員さんにもしっかりとした情報共有をしていただいて、みんながよくなるようにしていただきたいなと思うんですけれども、その点に関してはいかがでしょうか。 ○議長(箕輪昇君) 額賀部長。 ◎市長公室長兼総務部長(額賀浩君) それでは、4点目の再質問でございますが、議員お話しいただきましたとおり、私どもいたしましても、携わる者においても情報を共有し、さらには答弁でお話をさせていただきましたが、の広報紙やらホームページ、SNS等でこちらのマイナポイントの第2弾の情報を広く周知させていただきたいと考えております。議員各位のご協力もよろしくお願いいたします。 ありがとうございます。 ○議長(箕輪昇君) 飯島議員。
    ◆9番(飯島康弘君) 市長をはじめ、執行部の皆様には引き続き市民のためにご尽力いただけるよう願いまして、9番、飯島康弘の質問を終了いたします。 ○議長(箕輪昇君) 以上で、9番、飯島康弘議員の質問が終わりました。 本日予定しておりました一般通告質問は以上です。----------------------------------- △散会の宣告 ○議長(箕輪昇君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 次回は、明日6月9日木曜日午前10時から本会議を開き、一般通告質問を行います。 本日はこれにて散会といたします。 大変ご苦労さまでした。                          (午後3時53分)...