宇和島市議会 > 2022-09-16 >
09月16日-04号

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  1. 宇和島市議会 2022-09-16
    09月16日-04号


    取得元: 宇和島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-01
    令和 4年  9月 定例会令和4年9月宇和島市議会定例会議事日程第4号令和4年9月16日(金)午前10時開議会議録署名人指名一般質問議案第57号 宇和島市議会議員及び宇和島市長の選挙における選挙運動経費の公費負担に関する条例の一部を改正する条例議案第58号 宇和島市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例議案第59号 宇和島市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例議案第60号 宇和島市奨学資金に関する条例の一部を改正する条例議案第61号 宇和島市特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例議案第62号 宇和島市建築関係手数料条例の一部を改正する条例議案第63号 宇和島市下水道条例の一部を改正する条例議案第64号 宇和島市病院局企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例議案第65号 令和4年度宇和島市一般会計補正予算(第4号)議案第66号 令和4年度宇和島市介護保険特別会計補正予算(第1号)議案第67号 令和4年度宇和島市病院事業会計補正予算(第2号)議案第68号 令和3年度宇和島市水道事業会計その他未処分利益剰余金変動額の処分について議案第69号 財産の取得について議案第70号 工事請負契約の変更について議案第71号 あけぼの園の指定管理者の指定の期間の変更について議案第72号 工事請負契約について   (議員質疑・委員会付託)(追加案件)議案第73号 令和4年度宇和島市一般会計補正予算(第5号)   (理事者提案説明・議案質疑・委員会付託)(陳情)[今議会提出分]   (産建教育委員会)陳情第5号 個人の所蔵文化財等を収蔵する伊達博物館建設公共事業として適切か、第三者委員会を設置し検証を求める陳情   (委員会付託)   (決算認定)認定第1号 令和3年度宇和島市一般会計及び特別会計決算の認定について認定第2号 令和3年度宇和島市公営企業会計決算の認定について   (質疑・委員会付託)(追加案件)議案第74号 宇和島市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて   (理事者提案説明・議案質疑・採決)-----------------------------------本日の会議に付した事件議事日程のとおり-----------------------------------出席議員(24名) 1番    槇野洋子君 2番    吉川優子君 3番    田中秀忠君 4番    山本定彦君 5番    畠山博文君 6番    佐々木宣夫君 7番    山瀬忠弘君 8番    椙山三也君 9番    浅田美幸君10番    川口晴代君11番    中平政志君12番    武田元介君13番    浅野修一君14番    赤松孝寛君15番    三曳重郎君16番    兵頭司博君17番    石崎大樹君18番    我妻正三君19番    坂尾 眞君20番    清家康生君21番    上田富久君22番    松本 孔君23番    福本義和君24番    泉 雄二君-----------------------------------欠席議員    なし-----------------------------------説明のため出席した者の職氏名市長         岡原文彰君副市長        玉田光彦君総務企画部長     西本能尚君教育長        金瀬 聡君病院事業管理者    梶原伸介君市民環境部長     古谷輝生君保健福祉部長     伊手博志君産業経済部長     楠 憲雄君建設部長       山口 勝君教育部長       片山治彦君水道局長       和田 靖君医療行政管理部長   大宿昌生君市長公室長      梶原祥敬君総務課長       武田 靖君財政課長       中川耕治君保険健康課長     山本弥生君市民課長       平田 幸君危機管理課長     山下真嗣君高齢者福祉課長    岩村正裕君生活環境課長     土居友治君-----------------------------------会議に出席した議会事務局職員局長         水野宏一君次長         宇都宮 太君次長補佐       酒井宏治君議事法制係長     毛利泰三君主査         中村太郎君主事         中川武史君~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~     午前10時00分 開議 ○議長(石崎大樹君) ただいまの出席議員は24名であります。 定足数に達しおりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第4号により進めます。 本日の会議録署名人に、赤松孝寛君、畠山博文君を指名いたします。 それでは、昨日に引き続き一般質問を行います。 まず、山本定彦君の発言を許します。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) おはようございます。山本定彦でございます。 20回目の一般質問の登壇となりますけれども、今日一番緊張しているかもしれません、理事者の皆様には明快な御答弁のほどをよろしくお願いいたします。 それでは、通告に基づきまし質問に移りたいと思います。 まず最初に、吉田橋北・御殿内地区内水氾濫対策についてお尋ねします。 令和3年度当初予算において、浸水対策検討業務ということで、既設排水路及びポンプ場の排水能力を調査し、対応策を検討され、令和4年度当初予算において吉田橋北地区23ヘクタールの実施設計予定されています、現在の進捗状況をお尋ねします。山口建設部長、お願いします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山口建設部長。 ◎建設部長(山口勝君) お答えいたします。 吉田橋北地区・御殿内地区の内水氾濫対策につきましは、令和3年度から浸水対策の調査検討を行っまいりました、先月、既設排水路及びポンプ場の排水能力の検討結果まとまったところでございます。 この結果を基に、まず、橋北地区につきまし整備方針の検討に着手し、年内には方針を決定したいと考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 資料をお願いします。 吉田地区は、本当に昔ながらの町並み現存する地域でございます。旧の吉田町の市街地部分なんですけれども、水路の大幅変更などがあるようでしたら、なおさら住民への説明会必要だと思います、今後予定はいかがでしょうか、山口建設部長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山口建設部長。 ◎建設部長(山口勝君) 住民説明会につきましは、整備方針案取りまとまっからの開催を考えおりますので、改めて地元の皆様に御案内させいただきたいと思っおります。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 今後、愛媛県計画されている立間川水系流域治水プロジェクトともちろん連携しいただきたいと思うんですけれども、令和6年度から予定されている御殿内地区の78ヘクタールについても、設計業務など、様々な連携必要じゃなかろうかと思います、県と市負担軽減できるんじゃないかと思うんですけれども、山口建設部長、いかがでしょうか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山口建設部長。 ◎建設部長(山口勝君) 御殿内地区の整備方針の検討につきましは、橋北地区の方針決定後に開始する予定となっおります。 議員おっしゃるとおり、立間川流域の治水プロジェクトの実施主体である愛媛県とも情報共有必要と考えおりますので、そこら辺、情報共有をしっかりしながら進めまいりたいと考えおります。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 出水期になると、もう出水期にならなくも、本当にこの地域の方は土嚢袋を家の前に置いているんですよ。しっかりと内水氾濫対策も、県のほうの工事のほうもすごく心配されている多いので、進捗しっかりと進んでいることは安心しました。ありがとうございます。 次に移りたいと思います。 市長の政治姿勢について。 冒頭の部分は、ちょっと後ほど重なっくる部分もありますので割愛させいただい、今年の5月に岸田総理は世界最大級の金融街、英国ロンドン・シティでの投資家への基調講演の際に「Invest in Kishida」と、日本経済の変革と成長を売り込みました。 政策提案の1つ目は人への投資、職業訓練、リカレント、生涯教育などへの積極的な投資を目指し、貯蓄からの投資としては、資産運用などによる資産所得倍増プランを進めたいとし、2つ目は科学技術、イノベーションへの投資とし、AI、量子、バイオ、デジタル、脱炭素の5つの領域で国家戦略を明示し、研究開発費を増大させる企業にはインセンティブを付与するとし、3つ目はスタートアップ投資で、戦後第2の創業ブームをつくりたいとし、4つ目はグリーンデジタルへの投資とし、2050年カーボンニュートラル、2030年温室効果ガス46%排出削減に向け、今後10年で150兆円規模の関連投資を実現しいくと打ち出されました。 このような岸田総理の新しい資本主義のような考え方について、どう捉え、宇和島市はどう取り組まれいくのか、お考えがあるか、岡原市長、いかがでしょう。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) お答えします。 岸田首相のこの御発言の前提というか、背景といたしましは、もう国を超え地球全体で取り組んでいくというか、一共同体として考えいくということ、グローバリズム等々のそのお話があるんだろうと思っおります。 今後これらにつきましは、詳細なる具体的なプランというもの示されるということでございますので、国の動向等々を注視をしながら、市で何できるかというのはしっかり考えいきたいと思います。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) そうすると、グローバリズムを大切にしたいとお考えなのか、ナショナリズムを、国内のことをどう考え大切にされますか。岡原市長、いかがですか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) グローバリズムを単純に表現をいたしますと、経済の発展であるとか平和に対する寄与につながっいくんだろうとは考えおりますけれども、ただ、それだけでは大きな問題生じるだろうと認識しおります。 ここでナショナリズムという言葉はいろんな意味を持ち合わせているので、それ適当かどうか分かりませんけれども、やはり国や地域の利益、そして平和を確保しいくためには、ある一定のルールであるとか、そういった規制というものは必要であると、そのように考えている次第でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 私は今、御発言の中でもあったかもしれません、ローカリズムといっ、やっぱりこの地方、宇和島市の事業、また宇和島市の指定管理とか入札も含め、やはり宇和島市でできることはしっかりと宇和島市でやっいく、こういったローカリズム大事じゃなかろうかと思います。宇和島市の企業を守っいく、地場産業を守っいく、そして新しくチャレンジする、挑戦する方々をしっかりと育ていくという観点をぜひ大切にしいただい、市政運営、頑張っいただいたらと思いますし、私もしっかり勉強しいきたいと思います。 資料、お願いします。 次の質問に移ります。 海外資本の投資状況や世界情勢、国内状況を鑑みた当市の産業経済対策についてお尋ねします。 農林水産省ホームページにて、外国法人などによる農地取得に関して、令和2年の農地取得した外国法人5社存在し、そのうち1社西条市の案件で中国国籍の企業のようです、最大10.1ヘクタールの取得で、同様に平成31年から令和元年にも5.9ヘクタール、これは同じ企業なんでしょうかね、取得されています。 農地に限らず、森林、水源、土地など、宇和島市においてはどのような状況ですか。把握されていることございますでしょうか。楠産業経済部長、お尋ねいたします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 楠産業経済部長。 ◎産業経済部長(楠憲雄君) 市におきましては、農地法や森林法、国土利用計画法に基づき届出行われたものにつきまし、土地取得の情報を把握することできますけれども、農地法や森林法では届出の対象農地や森林などに限られていること、国土利用計画法では小規模な土地取引については届出不要になっていることから、市土地取得情報の全てを把握する仕組みにはなっおりません。 また、これらの届出があったものについても、土地の取得者外国資本であるかどうかを確認するものないため、市におきましては、外国資本による土地取得情報を正確に把握することは難しいと考えおりますけれども、これらの届出におけます情報の中では、直近5か年におきましては、本市において外国資本による土地取得の情報は確認されおりません。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 少し安心しましたけれども、上海電力の案件少しというか、よくメディアでも最近報じられているんですけれども、咲洲のメガソーラーは最初は、橋下市政でのことだったんですけれども、やっぱり当初は違う、日本の企業のような方々合同体で進められていたこと、事業承継など重なっ、最後に運用するときになっ上海電力くるような、違法性はないとしても、ちょっと違和感のある内容ではないかということで、メディアも取り上げられおったんじゃないかと思うんですけれども、やっぱりそういった中で、岸田首相「Invest in Kishida」という投資を訴えているんですけれども、宇和島市においても、海外資本の投資については現在どのようにお考えでしょうか。岡原市長、いかがでしょう。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) 今、例を出された個別の案件について申し上げるのはなかなか厳しいところでございますけれども、日本におきましては、オリンピック開催され、そして円安今進行している。また不動産については、その価値よりも幾らか低く見積もられているような、こういった状況がある、割安感ですね。そういった中で、外国人投資家の皆さん方、この不動産物件に対しまして積極的に投資をしているという、そういった事実というものをよく聞くところでございます。 これは経済の循環からすると、これは別に好ましい部分はあろうかと思います、この外国資本ということ何かしらいろいろと雑音というもの聞こえくるところだと思いますけれども、私といたしましは、これは一般論でございます。先ほどの電力等々の社会インフラにつきましは、国民生活であるとか、また経済活動に直結しいくものであると認識しおりますので、それらの安定供給については、やはりそれらを担保しいく、そうした環境づくりのために、やはりそれらをしっかりと確保しいく努力、これはルールづくりであるとか、そういったものにつなげいかなければならないだろうと、そのように認識しているところでございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 吉田町時代に象山県との交流があって、宇和島市も続けいく中で、もう本当にしっかりとしたいい交流できればなと思っているんです、実は平成の30年といいますか、失われた30年と言われているこの平成からの30年、日本はもう賃金上がらない、上がっこなかった日本でした。しかしながら、アメリカのGDPはほぼ4倍となっおり、日本は横ばいです。アメリカの大卒の平均給与は、今、約45万円、そしてスイスは約73万円、日本は18万とか20万とか言われています。物価の違いはあります、それに見合う経済成長をしている世界の国々です。 世界の企業時価総額ランキングトップ50に三十数社ほどランクインしていた約30年ほど前がありました。現在ではトヨタのみの日本企業という現状、自動車産業グローバルスタンダードと言われる電気自動車、この電気自動車の燃料電池非常に資源として日本はない国なんですけれども、これ万が一何かあれば、1,000万人と言われる自動車産業で働く方々いらっしゃる日本、本当に大変なことになるんじゃないかと私は心配しおります。 韓国にも今は平均賃金は抜かれている現状です。その昔、100万円を10年銀行に預けていたら倍になっいった時代がありました。企業の株はほぼ国内で保有され、銀行や生命保険会社などにより、その運用益は国内で循環していた時代ではなかったのでしょうか。規制緩和だったのか、外国資本による株式介入により、企業の利益は株式配当や低金利を利用した海外の投資として運用され、日本国内で日本のマネー循環しない世の中を、誰つくったのかというか、そういう世の中になっているのではないでしょうか。 郵政民営化としても、世界最大のメガバンク、ゆうちょ銀行の350兆円はどのように運用されているのでしょうか。土地やビルや企業外国資本に買われ、魂までも日本人は買われているんじゃないかと私は心配するところです。 物価高騰、円安甚だしい中、宇和島市独自の産業経済対策をお考えしいただけないでしょうか。岡原市長、いかがですか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) お答えします。 今、御発言のあった壮大な部分ではございません。目の前のやはり生活に対しての物価高騰に対して、近々の6月議会におきましては、1つ目といたしましは、プレミアム率40%の商品券であるとか、また、子育てに厳しい状況及んでいる、こども応援券、そして給食費の高騰について、それらに対応しいこうという、こういった対策費、そうした目の前の課題というものを一つ一つ、やはり解消はできなくとも、和らげいこうとする取組というものをしているところでございます。 もう既に実施しているもの、そして、この商品券については10月20日からの実施ということを、今、皆様方にお伝えをするところでございますけれども、ぜひとも御利用いただきまし、幅広く傷ついた事業者の皆様、そして生活者の皆様に御利用いただきたいと思っおります。 そして、加えまし、先ほど全協でもお話を差し上げたとおりでございますけれども、農畜産業の方々、この物価高騰の中で、肥料、そして飼料の高騰により経営というもの圧迫されている事実というものございます。このたび、この肥料と、そして畜産業の配合飼料につきまし上乗せの補助というものをなしいくということで、この後、追加で議案を上程させいただきたいと思いますので、今後とも折を見必要な施策というものを構築をしいきたい、そのように考えている次第でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 先ほどの全協でも、水産業のこれからの飼料のことについてもしっかり考えいくお考えを示しいただいたんですけれども、やはりこれ長期的にというか、円安とか物価高騰続くやもしれませんので、カンフル的なそういう支援は本当にありがたいことだと思います、やっぱり長期的にもしっかりと、様々な方々挑戦できるような支援ということにつながることになるんです、次の質問に移りたいと思います。 学校運営についてなんですけれども、有機食材や地元産食材を利用した学校給食についてお尋ねします。 有機食材、地元産食材、ゲノム編集された食材の利用について、現在の利用状況はいかがでしょうか。片山教育部長、お願いします。 ○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 ◎教育部長(片山治彦君) お答えいたします。 有機食材の利用状況につきましは、宇和島市学教給食センター全体ではほとんど利用はございません。三間学校給食調理場におきまして、令和3年5月から6月初頭のニンジンの出荷時期に際して、有機栽培ニンジンを僅かに利用いたしたのみでございます。 次に、地元食材につきましは、令和3年度実績におけます県内産物の使用割合は42.64%、そのうち宇和島産の食材の使用割合は17.50%でございます。使用した宇和島産の食材といたしましは、宇和島産のお米、マダイ等の養殖魚、じゃこ天等の練り製品、ポンカン等の果樹類、キュウリ、キャベツ等の野菜類でございます。 次に、ゲノム編集をされた食品につきましは、厚生労働省の食品衛生上の取扱要領により、開発者等厚生労働省に届け出ることとなっおります、当市におきましては、納入業者からの連絡及び通知は届いおりませんことから、使用している可能性は極めて低いものと思われます。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 地元産食材について宇和島産17.5%、ここをしっかりとこれから増やしいけたらいいんじゃないかなと私は思っているんですけれども、全国で有機給食を求める声高くなっおり、全国オーガニック給食フォーラム来月、10月26日に東京のほうで開催されます。子供たちに安心で安全でおいしい給食を届けたいという保護者や教育者、農業者、漁業者の思い大きくなっているということで開催されるようです、全国の首長さんも20名以上参加予定と聞いおりますし、全国のJAの組合長さんも10名以上参加予定のとのことです。 資料、お願いします。 全国の給食実施自治体、または検討自治体の地図があります。少し見にくい、大きく日本全国にすると分かりにくいので、ちょっとエリアごとでやっいくと、緑と黄色、緑多分実施されている自治体で、黄色今検討されている自治体のようです。2022年、本年から緑の食糧システム戦略打ち出され、2050年までに有機農業面積を50倍にするという目標掲げられました。オーガニックビレッジ宣言する市町村募集され、今年は52市町村選定され、予算つくそうです。有機食材出口戦略に挙げられたのです。 海外ではもっと有機を求める現実もあります。このフォーラムでは、一部でフランスと韓国の具体的な事例を御紹介いただき、オーガニック給食の波及、それにとどまらない農業の発展につながることを学べるとのことで、農水省からは具体的な施策活用法の説明をしいただくようです。 また第2部では、既に有機給食を始めている自治体や今奮闘中の方々の映像、3部では、この大きな動き日本農業の食の安全保障についての意義学べるとのとのことで、私もぜひ参加したいなと思っおります。 慣行農法を私は否定すべきものではないし、そう思っているんですけれども、やはりこういった動きがあるということを踏まえ、岡原市長や担当者の方々も、リアルでもZoomでも参加できるようです、ぜひ参加しいただきたいと思います。いかがでしょうか。 今後の有機給食への取組、農業従事者の国内平均年齢約70歳ということのようです、年5%ずつ、この農業従事者減少している現状ですので、そういった面に対するしっかりとした投資という面においても、この農業支援、水産業支援を含んだ施策展開をと考えます、岡原市長、いかがでしょうか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) 議員おっしゃるとおり、令和5年度の農林水産省の概算要求の中に、それらの関連する予算というもの含まれているということは確認をしているところでございます。 本市におきましては、この有機農家の方々いらっしゃるところの中で、ただ、いろいろ課題というものもあるとお聞きをしおります。やはり規格をどのように考えいくのか、そして生産量をどのように増やしいくことできるか、そしてやはり価格ということ挙げられようかと思います。 また、水産業界におきましても、これはまだまだスタートしたばかりでございますので、今後この取組どのように広がっいくのか、そしてこれらを学校給食に活用することできるかどうか、この流れというものを注視をしながら、その可能性というものをしっかりと把握をしいきたいと、そのように考えている次第でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 先手というか、先ほど国の施策も市長も述べられました、やっぱりそういった利用し、しっかりとまた当市で利用できるような給食への配慮、それまたしっかりとした地域の地場産業の後押しになると私は思っているんです、四万十市、近隣では有機給食をチャレンジしおられまし、30%ぐらい有機食材を利用されていることで、四万十市はどうやったかというと、無農薬・減農薬野菜食材を優先購入する、そして地元産食材を優先使用するという、この2方針を決められたそうです。そして、そういった認証制度をつくっやっぱり取り組まれおりました。市長もなかなかハードルもあるよと言われていたんですけれども、そういった中で、ほとんどの食材を地元で賄っているということでした。 1食当たりの給食は、小学校で290円、中学校で320円ということなんですけれども、先ほどの国の施策も利用し公費で、泉大津もやっている、4,100万ですか、泉大津は予算を組んで、米とか味噌をそういうふうにやっいくということを聞いているんですけれども、やっぱり公費でそういった部分を負担すると、今度違った部分の普通の食材についてもしっかりと充実できるんじゃないかということも、そういった方々は考えられ進められているようですので、ぜひまた検討しいただきたいと思います。 次に移ります。 現代における食品添加物の1年間の食品から生活の中で摂取する量、1年間で約8キロぐらいあるんじゃないかと言われおります。私も8キロということを聞いすごく驚いているんです、給食についての食品添加物についてのお考えはいかがでしょうか。現在取り組まれていることなどあれば教えください。片山教育部長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 ◎教育部長(片山治彦君) お答えいたします。 食品添加物につきましは、学校給食衛生管理基準の中で、食品の選定に当たっては、有害、もしくは不必要な食品添加物添加された食品については使用しないこととされおります。これを踏まえまし、当市におきましては、学期ごとに計画をいたします献立につきまし献立研究委員会にお諮りをし、各委員さんの意見を基に修正、調整し、確定しました献立計画を基に、各登録業者さんから御提出をいただく食材見積書に製品分析表及び商品企画書を添え御提出をいただいおります。 提出された製品分析表及び商品企画書を確認し、ハム、ベーコンは無添加のものを選別いたしますとともに、添加物を使わないと製品にならないものは使用量を極力抑えた食材候補を選別し、献立研究委員による物資選定会の食材候補に載せ、各委員に食味、価格等を御検討いただいた上で、使用する給食食材を決定をしおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 四万十市では必要最小限の添加物をということだったんですけれども、宇和島市でもそのような感覚で取り組まれていることは今御答弁で確認できました、例えばキャロットライスとかいうのきたときに、ニンジン風味とかって書いていることを気になるお母様方いらっしゃったりとかするようですので、しっかりとまたそういった考えを持っ添加物についても取り組んでいただいたらなと思います、やはりあわせ、食育として、食べ物について大事なことを勉強した方いいんじゃないかなと思うんですけれども、食べることによって体つくられいく、そして病気の原因になっているんじゃないかということもありますので、現在、宇和島市で取り組んでいることはございますでしょうか。これは保健福祉部長でいいですか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 伊手保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 本市では、平成30年度から食を大切にし、健康で心豊かに生きる力を育むことを基本理念としました第3次の宇和島市食育プランに基づきまし、関係機関等と連携しながら食育を推進しているところでございます。 食の安全につきましは、この食育プランに基づきまし、食品の品質や安全性について判断できることを目標とし、市民一人一人食の安全について知識を身につけることできるようにすること大切というふうに考えおりまし、ライフスタイルに応じた健康教育の実施でありますとか、各種健康診査での個別指導を行うほか、ホームページやパネル展等を通して周知啓発をしているところでございます。 食は命の源であり、食育は心豊かな生活の実現や健康を維持するために重要ですので、食の安全を含めまし、関係機関と連携しながら、広く今後も周知啓発に努めまいります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) やはりここは教育委員会と保健福祉部のそういった食育とも連携され、本当に御家庭によっては、もうお腹いっぱい食べさせたいんだという方もおられるかもしれません、その前提として、やっぱり食べ物の内容というのもしっかりと食育ということで勉強しいただいた中で、この給食費の無料化であったり、補助であったりということを考えいくこと大事じゃなかろうかと思いますので、ぜひまたそういった観点を持っ進めいただきたいなと思います。 次に移りたいと思います。 こどもえがおプラットフォームから全国の知事、市町村長、教育長宛てに、マスクや黙食に対する子供へのアンケート回答集と質問状発送されたようです、その内容についての所感と、対応についてされたことがあれば、まず、金瀬教育長にお尋ねします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 金瀬教育長。 ◎教育長(金瀬聡君) マスクなしでの勉強、運動、あるいは楽しいおしゃべりをしながらの給食ということは、これは私も同じような思いを持っおります。 しかしながら、感染拡大防止策につきましは、県・国の方針に基づき、全体として取り組んでいるところでございます。そうした中、現時点ではマスクの着用や黙食につきましはやむを得ない対応であると認識しています。 お送りいただいた質問状につきましは、マスク、黙食は不用とのスタンスのものであるというようにお見受けいたしましたので、宇和島市教育委員会として独自の考え方を示すということは適切ではないと考え、今回は回答を見送らせいただいおります。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 市長、いかがですか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) 所感としては、今、教育長申し上げたとおりでございますし、また質問状に対する返信につきましも、やはり市独自で進めているものではない、対策を継続しているものではないところでございますので、その返信につきましも見送ったところでございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) なかなか御答弁も、そういう答弁になるかなとは思ったんですけれども、そういった思いを持たれている子供たちがいるということをしっかりと認識しいただきながら、今後伸び伸びと学校生活送れるように、また学校サイドでもいろいろと御協議いただいたらと思うんですけれども、そういった学校に行きたくなるとか、行かせたい学校ということを今質問の内容に掲げているんです、先日「夢見る小学校」という映画を松山の門田市議さんより御紹介いただいきました。 紹介されている学校は、65年間通知表のない長野県伊那市立伊那小学校、校則や定期テストをやめた世田谷区立桜丘中学校、30年前から体験学習を実践されているきのくに子どもの村学園は、和歌山県、福井県、山梨県、福岡県、長崎県にございまし、小中連携や高等専修学校まであるような教育機関でした。 教育長も御覧になられたんじゃなかろうかと思うんですけれども、所感を聞かせいただけますか、金瀬教育長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 金瀬教育長。 ◎教育長(金瀬聡君) この映画の中に出くる学校は、いずれも非常にユニークで独創的な教育行われおり、子供たち自身いろいろなことを決め、それを支える大人たちがいると、そのようなものでした。リアルな体験と探求を通じて、様々なことを結果として学んでいるということのような、非常に生き生きと輝いている大変印象的でございました。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) テストないとか、通知表ないということに驚かれるかもしれません。これは公立の学校で実現されていることで、実は文科省もそれを認めているようなこともおっしゃっていました、やはりそうすると、じゃ、学力はどうなんだといったときに、その子たち高校へ上がったとき、しっかり上位におられるということで、やっぱり考えるということをしっかりと体験させることによって、子供たちしっかりと成長しいくという学校のスタイルだったと思いますし、ぜひ宇和島市でもどこかの学校1校でもこういうことになれば本当に伸び伸びと過ごせる、教育の選択肢として、やっぱりそういったことを取り組んでいただきたい。ひょっとしたら教育長はそう思われているかもしれないなと、私、思っているんです、私もしっかり、ここはまた勉強しいきたいと思います。 次に移りたいと思います。 新伊達博物館及び宇和島市の文化を育てることについてお尋ねします。 新伊達博物館1階の常設展示における地元伝統文化についてのお考えを伺います。 国指定重要無形民俗文化財の指定を目指している吉田秋祭り神幸行事、現在、愛媛県唯一じゃなかろうかと思います、1981年に指定を受けている伊予神楽についてはどのようなお考えがあるか、現段階であります片山教育部長、お願いします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 ◎教育部長(片山治彦君) お答えいたします。 常設展示の展示範囲や対象地域につきましは、旧宇和島地域のみならず、三間、吉田、津島も含めました旧宇和島藩及び吉田藩両地域の内容を網羅しいく方向で検討を進めおります。 当然のことながら、今ほど御指摘ありました吉田秋祭りの神幸行事や伊予神楽等の無形民俗文化財も展示の対象といたしますし、それ以外の文化財、文化遺産等につきましも対象と考えおります。 具体的な展示構成につきましは現在取りまとめている最中でありますけれども、取りまとめでき次第、年内には皆様にパブリックコメントとして御意見を求める予定としおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 学芸員の拡充について併せお尋ねしたいんですけれども、伊達博物館新しくなることで、やはり文化を継承し、守っいくこととして、やっぱり先ほど私述べました国指定重要無形民俗文化財唯一県内で指定されている宇和島市でもありますので、今後指定を目指している吉田秋祭り神幸行事についても、指定をされれば当然説明やお問合せを求められる機会増えると思いますので、学芸員の現在の人数、待遇の拡充私は必要じゃないかと思います、これは金瀬教育長、いかがでしょうか。 ○議長(石崎大樹君) 金瀬教育長。 ◎教育長(金瀬聡君) 現在の学芸員は、本庁の文化・スポーツ課に正規職員4名、伊達博物館に正規職員2名、会計年度職員2名の4名おり、市全体では8名となっおります。博物館の運営に係る学芸員のみならず、議員おっしゃるように今後指定を目指している文化財は、民族、伝統的建造物群保存地区や遍路道等の史跡等、分野も多岐にわたり、その作業量も大変多くなること見込まれおりますので、学芸員の増員、待遇の拡充については、今後必要性を含め協議しまいりたいと考えおります。 なお、新博物館においては、指定管理者制度の導入の検討も併せ行っおります、仮に導入した場合でも学芸業務は直営とし、長期的な雇用、調査研究の継続性を担保しまいりたいと考えおります。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 岡原市長、どうですか。 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) 今ほど教育長答弁申し上げたとおり、この文化財保護行政というものは、やはり私は大切にしいかなければならない中で、伊達博物館のみならず、宇和島市各地の文化というものをしっかりと確保しいく、その必要の中、こういった専門性の高い資格をお持ちの方々のお力添えは得なければならないと思っおりますので、その人材確保についてもしっかりと考えいきたいと思っおります。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 維持管理コストということも結構今心配されおられる中で、しっかりとまた御明示しいただきたいなと思います。よろしくお願いします。 次に、1%フォー・アートということでお尋ねします。 先日の日本経済新聞にて、令和2年度文化功労者にも選出された「ぐるなび」の創設者、滝久雄氏の1%フォー・アートについて、今、我々に欠けているのは芸術家ではない、大衆である。芸術家に意識を持つ大衆ではない、無意識的に芸術的な大衆である。人々普段の生活の中で芸術に親しむことにより、社会のモラル高まる。その環境の創出にパブリックアートの意義があり、価値があるのだという思いで、これまで470点以上の作品を全国の駅や空港、学校などに設置しこられたようです。 日本のパブリックアートへの認識は熟しているとは言いがたいと言われおりまし、1%フォー・アーツとの向き合い方を見も、そう思うと。公共事業の事業費の1%に相当する予算を芸術や文化に支出するというこのシステムは、欧米を初め各国で導入されているが、我が国では導入への意欲は残念ながらまだ小さいと述べられおりました。 例えば、新伊達博物館の建設や、やすらぎの里の建設に伴い解体される廃材を利用したモニュメントなど、そういったもので、当市にゆかりのある方に協力いただいたりとか、公共事業費の1%に当たる予算芸術や文化に充てられるなら、芸術家たちは今以上の優れた作品を生み出されるだろうし、それら公共の空間で人々に無意識に親しまれ、社会全体の精神的な豊かさとなっいくのではないでしょうかと滝さんは述べられおります。この1%フォー・アーツ、いかがでしょうか、岡原市長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) お答えします。 私自身、お恥ずかしながら、この1%フォー・アートということを存じ上げずに、ちょっと調べみましたし、今、議員の御説明によっていろいろと知る立場でございました。 特に子供たちにおきましては、日常の生活の中で自然と芸術に触れいくという環境というものをつくっいくことは、感性を高めいく上でも非常に重要だと考えおりますので、このような社会的な動きというものをしっかりと注視をしいかなければならないと、気持ちを新たにしているところでございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) IPUの跡地のことについても、美術館ですかね、そういった諮問というか、そういった答申というか、そういうのも出ているようですけれども、やっぱり御興味のある方いらっしゃる中で、箱物行政とかと言われる方もいらっしゃいます、やっぱりこういった、自然に公共の空間で親しまれるようなアートについても、非常に私はストーリーがあっていいんじゃないかなと思いますので、ぜひ頭の中に入れ考えいただいたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。 直島という島があって、そこはすごく、今、芸術とかいうことで人をすごく、国際的に人集まっくると言われ、また、国際芸術祭なんかまた11月に開かれるようなんですけれども、こういった瀬戸内海の島々に世界の人集まっくるということがありますので、そういった芸術的な観点を踏まえ、当市にも立派な先生もいらっしゃいますので、ぜひまたひとつ何かしら考えいただいたらと思いますので、よろしくお願いします。 最後の質問に行きたいと思います。 ワクチン小児接種努力義務・副反応、後遺症対応(コロナ罹患を含む)対応についてお尋ねします。 全国有志医師の会からオセロプロジェクトと称し送付された内容証明郵便について、6月議会で承知をしていると市長の御答弁でした、私たちの日常はヒエラルキーに拘束されているようなことも多く、特にこのコロナ禍で感じますけれども、そういうことを言っている場合ではないと、国民を助けたいとの思いで、自分の身を投げ打っでも情報を発信されている医師、歯科医師、獣医師268名、医療従事者537名の方々、全国の自治体へ送付した内容証明郵便資料でした。 私は、代表者の北海道の藤沢先生とも随時意見交換をさせいただいおりますし、情報共有を今させいただいおります。その内容について、気になったこととかあったでしょうか。岡原市長、いかがですか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) 基本的な認識といたしまし、今回のワクチン接種、これは小児接種も含めでございますけれども、法律、これは予防接種法に基づい、そして国の事業、これは法定受託事務でございますけれども、それで国の事業として市実施をしているところでございます。 この要望書の中身というものも拝見をいたしましたけれども、接種の中止等々についても触れられていた中で、私たちはやはりこういったことを、じゃ、予防接種を止めることはできるのかというのは、これは厳しい話でございますので、今回は貴重な御意見ということで受け取らせいただいているところでございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) もちろん私もそこは承知しているところなんですけれども、そういった心配をされているお医者様いらっしゃるということは、ぜひ頭の中の片隅に入れいただくだけではなく、行政運営の中でしっかりとしたベネフィットとリスクの情報をしっかりと発信しいただく内容にしいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 5歳から11歳の新型コロナワクチン小児接種努力義務となるとのことで、オミクロン株専用のワクチンについてもお尋ねしたいと思います。 先ほど紹介した有志医師の会の東北有志医師の会の方々、今、仙台市の広瀬通の電光掲示板を利用し、努力義務となった5歳から11歳の接種に反対の訴えを流しおります。資料、お願いします。 電光掲示板には、先月の8月22日にアメリカ疾病対策センターのCDC感染対策の失敗を認め謝罪したことや、BA.1ワクチンはアメリカでは実施されない、武漢株ワクチンのオミクロン株への効果はない、接種すればするほど免疫系の異常起こり、感染しやすく、重症化リスク高くなり、驚くべき副反応出続けていますと、がんや自己免疫疾患にかかっしまう危険性があります。世界一陽性率高くなったのも接種率高いからではないかと、10月以降に始まるオミクロン株専用ワクチンも武漢株とBA.1対応であるため、BA.5には効果がありませんと、逆に感染増強抗体産生され、さらに易感染性となります。欧州やイスラエルなどは既に接種を中止しています。全ての新型コロナワクチンをこれ以上接種しはいけませんと、東北有志医師の会の先生方仙台の電光掲示板で、今、流しているようです、これも一つの意見だということで捉えなければならないのかなと思うんですけれども、さらに、これまでも私も議会で述べた内容です、メッセンジャーRNA技術を開発したロバート・マーロン博士でさえ、当初からこのワクチンに反対しているだけでなく、彼の所属していた世界最高峰のウイルス免疫学、生物医学のノーベル賞を数多く輩出しているソーク研究所でも、数々の研究論文を発表し、COVID-19は呼吸器症候群ではなく血栓症、血管疾患にあると、昨年から研究論文を発表されています。 あわせ、コロナワクチンの危険性を示す論文1,000件を超えるということで、今年の1月5日には1,011本、論文出されていたようです、日野市議会の池田としえ先生も連絡をよく取り合うんですけれども、池田先生は子宮頸がんワクチンを止められた、活動された政治家ですけれども、ぜひ1本でもこの論文を査読し翻訳しいただきたいとおっしゃっていました。 9月議会の全国各地の議会においても、数多くの議員これまでのワクチンについてのことを述べられおり、これから進められる2価ワクチン、オミクロン株と今までの従来株に対応のワクチンの安全性本当なのかということを取り上げ質問されています。 9月の厚生労働省の発表で、ワクチン副反応死亡者報告上がっている1,835、副反応重篤者2万3,879、うち男性8,262人、女性1万5,281人と報告されています。宇和島市でも、因果関係は別として、副反応での死亡事例報告されています。十分な治験もなく、世界では接種進んでない状況下で、これからどのように努力義務となった小児接種や2価ワクチンの接種を進められるおつもりですか。岡原市長、いかがでしょう。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) 新型コロナワクチンにつきましは、国の専門家会議にて議論された後に、国この接種というものを決定をし、そして国の事業として接種をしているところでございます。 今後につきまし、本市でこの接種をしたいと希望される全ての方々速やかに接種できるような環境というものを整えるの責任だと考えている次第でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) そのためにも、リスクとベネフィットをしっかりと情報を出しいただきたいということは、重ねずっと私も言っているところなんですけれども、やっぱり副反応と後遺症の対応についても同様に考えいただきたいと思うんです、全国で原因不明の体調不良多発しています。メディアにもほとんど取り上げられず、その事実を国民知らないまま3回目、4回目、未成年と接種進んでます。厚生労働省も因果関係不明として責任を認めず、病院に行っもワクチン原因だと認めず、治療しもらえず泣き寝入りの現状があり、こんな私にでも何件も相談があるんです。各地の議会でも同様の質問をされている議員さんも、本当に少なくありません。 代表的な症状については、長引く頭痛や胸痛いこと、不正出血、帯状疱疹などいろいろあるんですけれども、さきの議会でも述べさせいただいたように、ファイザー社FDA、アメリカ食品医薬品局に提出している1,291種類の有害事象、裁判所の判決で公開されていました。遷延するワクチン後遺症について、遷延するということは長引く症状ということらしいのです、ワクチン接種後、その遷延する症状を訴える方々存在すること、そのような症状の方々相談先や受診先について悩んでいること、存在することになどについて、厚生労働省から指摘なされました、3月24日だと思うのですけれども。 それを踏まえ、当該症状とワクチンの因果関係の有無に関わらず、受診を希望される方必要な医療機関を受診できるよう、県へ3月に通達あったんです、もうさきの議会でも述べさせいただいています、宇和島市病院局ではどのような対応ですか。梶原病院事業管理者、お願いします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 梶原病院事業管理者。 ◎病院事業管理者(梶原伸介君) ワクチン接種後に長引く症状で医療機関を受診される希望の場合には、まずかかりつけ医、それと接種医療機関で看いただく。さらなる対応必要な場合には、専門的な医療機関を紹介することになります。 市立3病院においても、国・県から示された診療体制に則り、今後も必要な医療を提供しまいります。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) さきの議会でも、帯状疱疹の方、これは副反応じゃないですかと言われ、そうじゃないですと言われしまっ、もうがっくりき、私のところに来写真を撮ったやつを見せいただいたりもしたんですけれども、やっぱり今も皮膚科へ通うと、そういう対応になっていないということをお聞きしたので、ぜひ寄り添っ対応しいただきたいと思うのです、厚生労働省もこれから接種を続けいくに当たって、そういった情報をしっかり上げいくこと、今後の接種に対しての情報収集として、積極的にそういった情報、副反応疑い報告を上げくださいと言っているわけですから、判断するのではなく、しっかりと疑いのあることに関しては、しっかりとPMDAで判断しおりますので、やっぱりそういったところに上げいくこと大事だと思います。 重ね、有志医師の会と有志議員の会でZoom会議定期的に行われているんですけれども、お医者さんの方々からは、本当に生後半年の赤ちゃん風邪を引いているとか、ちょっと流産多いんじゃないかと言われていました。生後半年の赤ちゃん風邪を引くということは、お母さんからいただいた免疫どうなっているのということで、このワクチン免疫異常に対して何かを働かせているんじゃないかということも先生方は心配されていますので、ぜひまた宇和島市の病院局でも注視しいただい、対応しいただいたらと思いますので、よろしくお願いします。 保健福祉部でのワクチン後遺症についての副反応疑い報告制度や健康救済制度など分かりやすく、本当に告知できているのでしょうか。 先日も市内の20代の女性2人、30代の女性1名、そしてその方々月経異常や不正出血、仕事も従事できないほど長引く倦怠感について相談がありました。高齢な方々の案件も含め、死亡事例も含め、何件も私には相談があります。かかりつけ医もほとんど対応しくれないとおっしゃっおります。 人類史上初のメッセンジャーRNAワクチン、厚生労働省も因果関係の有無にかかわらず積極的に報告をと通達しています、なぜでしょう。その症状ワクチン副反応の後遺症だと気づいていない方多いとも感じます。もっと告知の方法を工夫されませんか。危険性や副反応の周知、また夕方の放送など、愛媛県や基礎自治体で副反応情報の取りまとめの必要性をぜひ上に訴えいただきたい。伊手保健福祉部長、いいでしょうか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 伊手保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 まず、周知の現状について御報告させいただきます。 健康被害救済制度等につきましは、市のホームページで周知しているほか、ワクチン接種の案内文書に同封している説明書にも記載させいただいおります。また、ワクチン接種における副反応疑いなどで市民の方から御相談をいただいた際には、健康被害救済制度等についても説明させいただいているところでございます。 市民へ広く周知する方法につきましは、新たに分かりやすいチラシを作成する予定としおりまし、また、接種医療機関ともより連携を図りたいと考えているところです。現在、市独自で小児接種のアンケートを実施しおりまし、その結果についてはホームページでも公表をさせいただいおります。 これらの取組は、それぞれの自治体で判断するものと考えおりますけれども、本市においては今後も公表可能なものについては、可能な限り市民への情報発信に努めまいりたいと考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) そのホームページ、部長、この健康救済制度と副反応のクリックしたら行くところって、宇和島市はあるんですかね、ホームページに。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 伊手保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊手博志君) すみません、今はっきりちょっと覚えていないんですけれども、基本的には国のページであります、そこにリンクするような形には当然しおりますし、クリックをしなかなか出こないという現状があるのであれば、改めてそこは分かりやすいように、ホームページについても検討させいただきたいと考えおります。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 伊手部長言われたように、分かりやすく発信するということをぜひ御工夫いただきたいと思います。 資料、お願いします。 泉大津市では、新型コロナ不安解消後遺症対応としてオンライン相談を昨年の8月から実施されおります。人類初めての遺伝子ワクチンなので、中長期的リスクも不明であり、何起こるか分からないのですから、宇和島圏域のお医者さんの対応も大変なこともあろうかと思いますし、情報不足もあるやもしれませんので、こういった先進事例も参考にしいただき、全国規模で連携する仕組みを考えいただけないかと思います。 泉大津の南出市長は、医師会へ自ら赴き、あなた方接種されるんだから、そういった方々苦しんでいることをしっかりと受け止める必要があるんじゃないかと力説され、医師会も納得され、御協力されているようです。宇和島市でも同様な対応を考えいただけないでしょうか。岡原市長、いかがでしょうか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) 現在、新型コロナに関する一般相談窓口といたしましは、愛媛県コールセンターを設置していること、そして所管する保健所におきましては、いろいろな相談に乗っているということでございます。 今、泉大津市の事例を紹介いただきました、これにつきましは今後の課題として受け止めさせいただきたいと思います。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 資料の、すみません、写真ているところを出しもらっいいですか。 全国でお医者さんと連携をし様々な分野で市民の方2回まで御相談できるということを市の、これはガバメントクラウドファンディングだったんですかね、そういった形で泉大津はやられていたような感じでした。中には、今の下段の左側には、宇和島市の方々も知っおられる川島実という私の親友たまたま載っているんですけれども、一番下の眞々田先生や福田先生とも、今いろいろ情報共有もさせいただいている中なんです、そういった中で、そういった方々も利用され、泉大津市内の医療資源にかかわらず、泉大津では幅広い情報を取り入れ、市民の方々の悩み、本当に副反応というのは非常に大変なところもありますので、対応も。そういった情報を取っいただくようなこと、市長は今考えいただくということでしたので、ぜひお願いしたいと思います。 次に移りたいと思います。 ワクチン接種後の副反応により生活困窮となった世帯への支援について。 これまで仲間とともに、私も本当に接種後の副反応に苦しむ方々のサポートをしいただいおります。今日、実際来られおられます。副反応疑いの報告への申請支援や健康救済制度への申請支援、情報収集、時には松山や高知のほうから支援しいただけるお医者さんをお呼びし相談会も開催しきました。 ワクチン接種後の翌日、脳出血で働けなくなるくらいの症状の方の相談をいただきました。仕事復帰は絶望的な障害残っています。ワクチンを信じ接種に至った御自身を現在は悔いおられるようです、コロナ感染による健康保険などの減免や支援策などはあるんですけれども、ワクチン後遺症で働けなくなる方少なからずいらっしゃいます。因果関係不明ということで、健康救済制度もなかなか認められるかどうか分かりません、しかしながら、現実は今ここにあるんです。この現実をぜひ受け止めいただきたい。 泉大津市では、健康救済制度の申請者に対して、これまで7件ほどあったそうです、今相談中7件と聞いおります、その治療費の補助を9月議会で、今議会で上程され、200万の予算つくような議案ているようです、具体的に中身を詳細に詰めていないとの南出市長のお言葉でした、見切り発車的にもう急いで対応しなければということで、職員の方々もそういった危機感を持っ臨んでおられるとの、電話での確認をし感じられます。宇和島市のワクチン後遺症対応予算、考えていただけませんか、岡原市長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) 議員御指摘の国の健康被害救済制度によりまして、国この因果関係というものを判断され、こういった支給できる仕組みがあると。ただ一方で、なかなか判断する時間かかるとか、いろんなお話を聞くことございます。 市独自に、これらの因果関係等々について、そういった判断をするのは大変厳しいところだと私は認識している中で、現在、市独自で何かをできるというのは難しいのだろうと、そのように認識しているところでございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 資料、お願いします。 これ厚生労働省の厚生科学審議会などで審査された内容だと思うんですけれども、副反応疑い報告の中で、ワクチンのロット番号による接種回数、死亡事例、重篤な副反応、そしてアナフィラキシーの情報詳細にロット番号ごとに、これは厚生労働省の資料でございます。 次に、それを私抜粋した案件です。 私、これはお許しをいただいおります、御遺族に。宇和島市で死亡事例となった方のロット番号です。一番上からいきますと、AX3617というロット番号で、400万を超える接種の中で死亡された方67名。これはパーセンテージで置くと100万接種に当たり幾らですか。本当にコロナの重症者リスクとどうなんですかね。それで死亡事例、これは私の同級生のお母様の死亡事例で、宇和島二次医療圏の方です。その下のリウマチというのも、これ今まだ申請されていないんですけれども、受け付けくれていないんです、ワクチン接種後、リウマチになった私の同級生のロット番号です。そして、今日傍聴席に来られています、脳出血で半身不随になられた方のロット番号です。 これ市長、現実なんです。この現実をしっかりと、これはリスクなのか、これを接種を御希望される方にも、しっかりとこの情報をお伝えし、接種を、私は考えいただきたいと思うんですけれども、これは保健福祉部長、こういった情報を出しくれませんか、いかがですか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 伊手保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊手博志君) こういう情報については、この場で今なかなか回答も難しいということですので、資料としては持ち帰らせいただきたいと思います。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) これ現実なんです。しっかりと、こういったロット番号によっても、このロット番号によっても差がある。そして、そういった情報はしっかりと厚生労働省も出しているということを、市長、受け取っいただい、実際傷病手当というか、そういう今までお勤めになったところのそういう手当があって、来年ぐらいまではまだまだ給付金みたいな形で生活できるそうですけれども、今日来られている方も。実際、働いていたときの健康保険等今請求来、働けない状況で来ているんですよ。じゃ、どうするんですかという。 やっぱりこういった方々現実にいるということの現実を受け止めいただい、泉大津では200万という数字ですけれども、これは自由診療もオーケーのようです。自由診療もオーケーというふうに聞いています。それで、期間もどれだけ延びるか分からないことに対しても、南出市長はそれでもやっいくんだということで、これ多いか少ないかは分かりません、200万の予算を計上されていて、今審査されている途中でございますので、こういった方々の思い、声、そういったことをしっかりと感じいただきながら、何らかのお考えただけませんか。最後、岡原市長、いかがですか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) 先ほど答弁したとおり、そういった思いは今十分に感じることはできるところ。ただ一方で、責任を持っそういう判断をしいかなければならない、それ市独自の在り方ですので、その点についてはしっかり考えいきたいと思います。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。 ◆4番議員(山本定彦君) 今日は本当に、大変、傍聴にも来いただいたんですけれども、本当にそういった思いをぜひ受け止めいただい、また市政に生かしいただいたらと思いますので、私の用意した質問は以上でございます。ありがとうございました。(拍手) ○議長(石崎大樹君) 以上で山本定彦君の質問を終わります。 次に、畠山博文君の発言を許します。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) 公明党の畠山博文です。 通告に従い、一問一答方式にて20回目の一般質問をさせいただきます。理事者の皆様には、分かりやすく明快な答弁をよろしくお願いいたします。 初めに、現在のウクライナ危機並びに核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議の決裂など、世界の情勢を憂い、潮出版社「世界の指導者と語る」より、ローマクラブの創立者アウレリオ・ペッチェイ博士の言葉を紹介させいただきます。 今の指導者は無責任です。このまま放置しおいたら21世紀は自然も人間も破壊された不毛の地球になっしまう。それ目に見えているのに、政治家も、財界人も、技術者も、学者も、官僚も、何もしようとしません。目先の利益しか考えません。子供や孫たちの世代どうなるのかよりも、自分たちの今の生活を守ることを優先させているのです。だから、どうしても人間自身の革命必要です。しかも、早急に必要なのです。時間ないのですと。世界に起こる人口爆発、環境破壊、資源の無駄遣い、先進国と他の国との悲劇的な貧富の格差、それら絡み合っ、このままでは将棋倒しのように破局の日来ると警告を発しおられます。私たちに突きつけられた課題であります。 先日、国連で開かれたNPT再検討会議は、ロシアによるウクライナ侵略続く中、かつてないほど核兵器の脅威世界へと広がる中で開催をされました。それでもなお、核保有国のエゴや意見の分断により合意に至らず、残念ながら最終文書の採択はできませんでした。私自身もニュースを見ながらがっくりといたしました、これ世界の現実かと思いました。 私たち世界の民衆は、一人一人生存の権利を持っおります。その権利さえ一瞬で奪うような核兵器、無差別大量殺戮兵器をつくっしまった人類の責任、またそれをなくせない人類のおろかさを痛烈に感じおります。 現実に77年前、広島、長崎に、戦争を早く終わらせるためとの理由で核兵器は使用されたのであります。それ以外にも、世界には、食べ物なく亡くなる方もいらっしゃいます。清潔な水飲めない人もいらっしゃいます。一方で、食品ロスで、まだ食べられるのに食料を捨てる国、人がいるのも事実でございます。 世界中に、おかしなこともたくさんございます。子供たちから、助けあげればいいのにとの声聞こえきそうであります。最新戦闘機のたった3機分の予算があれば、世界中の子供たちに予防接種をし病気から守ることできる、命を救うことできるのに、人を殺す予算は出せも、人を生かす予算はないというのでしょうか。民衆の望む声よりも権力者の望む方向に舵切られいく、そんな事実もございます。私たちは変えいかなければなりません。命の尊厳と平等の思想を基に、民衆の幸福のためにどうしていくのか、このことを判断基準としいけるような社会を目指しまいりたいと思います。 まずは、保健福祉部保険健康課に御礼を申し上げます。 今9月議会の補正予算に、インフルエンザ予防接種助成事業提出をされました。受験などを控えた中学3年生、高校3年生のインフルエンザ予防接種費用の一部を助成するもので、1回のみであります1,000円助成されまいります。今議会において承認されれば、早急に動き出す施策でございます。過去2回の一般質問において、子供たちの予防接種補助を求めまいりました、今回前進の第一歩であります。関係各位の皆様、大変にありがとうございます。 それでは、質問に入ります。 子供の未来を守り育てる取組について。 3歳児検診時における弱視の早期発見について伺います。 当市は、令和元年より屈折検査機器を導入し、子供の弱視や斜視など、目の異常を早期発見し、適切な治療へとつなげているとのことでした。それ以前は保護者各家庭でCのようなマーク、ランドルト環を使っ子供の見え方を確認し、アンケート調査などで報告しいくものでした。しかし、これでは保護者の方子供たちの目の異常を見逃したり、気づかなかったりした場合、治療遅れ、もっと早い段階で気づき、治療を開始できていたらというような可能性もあったようです。 現在、各地の市町村でも、この屈折検査機器取り入れられているようです。当市において、この器械を取り入れる以前と比較しのメリットなどをお聞かせください。保険健康課、山本課長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本保険健康課長
    保険健康課長(山本弥生君) お答えいたします。 保護者実施するランドルト環と問診では、有所見時の見逃し多いと言われていることや、治療を3歳までに開始しなければ十分な視力得られないことから、本市では令和元年8月から、弱視などの発見率高いスポットビジョンスクリーナーという屈折検査機器を導入しおります。 導入前の平成30年度における視力検査等において要精密の発見率は4.2%であったもの、導入後の令和3年度では11.8%と高くなっおります。また、眼科医療機関への受診率は、平成30年度55.6%であったもの、令和3年度には93.2%となっおります。 このことからも、屈折検査機器での検査を導入したことによりスクリーニングの有効性高く、屈折異常や斜視等の早期発見、早期治療につながっていると考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 厚労省の3歳児健康診査における視力検査の実施につきましは、子供の目の機能は生まれから発達を続け、6歳までにほぼ完成します、3歳児健康診査において強い屈折異常、遠視、近視、乱視や斜視見逃された場合に、治療遅れ、十分視力得られないとの指摘なされおります。また、そのことを周知することとの記載もございます。 保護者の方への屈折異常検査の重要性の周知啓発について、どのように考えているかお聞かせください。山本課長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本保険健康課長。 ◎保険健康課長(山本弥生君) お答えいたします。 3歳児健康診査対象児の保護者には、健診案内の通知時に視力スクリーニング検査についてのお知らせを同封し、周知しおります。また健診会場でも、保健師から問診の際に検査の重要性について説明し、また、検査終了時には小児科医と保健師から結果と要精密児の保護者へ、眼科医療機関への受診について、その必要性の説明を行っおります。 なお、屈折検査の重要性については、生後4か月までに実施する赤ちゃん訪問や3歳児健診までに実施する乳幼児健診時においても、今後広く周知啓発を行っいきたいと考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) この屈折検査機器は、カメラで撮影するように子供の目元を映し出し、屈折の異常や斜視などの両目の状態を発見するスクリーニングの効果も高く、母親の膝に乗ったままでも検査可能で、受診者の負担少ないこと特徴となっおるようでございます。6か月以降の乳幼児から成人まで、近視、遠視、乱視、不動視、斜視、瞳孔不動の検査を短時間、数秒で負担もなく検査可能で、眼科医や視能訓練士などの専門職でない方でも検査を実施すること可能となっているようでございます。 子供たちには、数秒間、小鳥のさえずりのような音するカメラに似た機器を見つめもらう。写真撮影をするような感覚だけで負担もなく検査を受けることでき、結果は自動的に数値で示され、スクリーニングの成功率は97%とも言われおります。 宇和島市では、現在、レンタル契約での使用をされているようです、契約の任期切れのタイミングに県からの補助なども使い、購入使用なども検討したらいかと思います、いかがでしょうか。山本課長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本保険健康課長。 ◎保険健康課長(山本弥生君) お答えいたします。 屈折検査機器については、より優れた精度を求められることから、最新機器の利用や適切なメンテナンスできるよう、現在はレンタル契約をしおります。 今年度から、国の予算において屈折検査機器等の整備を行う際の補助事業創設され、レンタル機器やメンテナンス料なども補助対象となりました。現在のレンタル契約期間は令和6年7月末で終了することから、購入かレンタルかはその時点で判断することになるものと考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 子供たちのために、本当に検討しいただきながら、ぜひとも良い方向を選択しいただきたいと思いますので、お願いいたします。 続い、教育委員会に児童・生徒の視力の低下について伺います。 今の子供たちは、生活の中に当たり前にスマホがあり、タブレット、パソコン、ゲーム機器などの電子機器あふれ、私たちの子供の頃とは明らかに生活環境変わっおります。さらにはコロナ禍の中、タブレットを使用しのオンライン授業なども進み、電子書籍や電子教科書などの言葉も聞こえまいりました。 児童や生徒たち1日にどれだけの時間、スマホなどに触れているのかの調査資料などはありますか、片山教育部長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 ◎教育部長(片山治彦君) 今ほど御質問された内容に関連いたします調査資料といたしましは、令和4年4月に小学校6年生と中学校3年生を対象にし実施をされました、令和4年度全国学力・学習状況調査の中の児童・生徒質問紙によります結果ございます。その中で、宇和島市の児童・生徒のテレビゲームをする時間と動画を見る時間の結果おりますので御報告を申し上げます。 まず、月曜日から金曜日におけるテレビゲームをする時間、これはパソコンやスマートフォンなどを使ったゲームも含まれます。これ2時間以上テレビゲームをしている児童・生徒は、小学校6年生で46.1%、中学校3年生で50.6%と、約半数の児童・生徒2時間以上、画面を見続けているという状態でございます。 次に、月曜日から金曜日にスマートフォンやタブレット等で動画を見る時間につきまし、2時間以上見るという児童・生徒は、小学校6年生で29.5%、中学校3年生で49.9%という結果になっおります。 このほかにもタブレット端末等を利用し学習等をする時間加わりますので、1日に画面を見る時間は長く、目に負担かかっている状態であるということは否定できないものと思われます。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 私自身の実感として、近年、コンタクトや眼鏡などを小さい頃からつけている子供たち増えているような感覚も覚えます。さらにはコロナ禍の中、GIGAスクール構想加速され、タブレット端末を活用し、ICT教育も前進をしおります。子供たちの視力の低下加速するのではないかと心配しおります、実際、将来的にも視力下がり、就きにくくなる職業もあると思います。児童・生徒の視力の低下についての現況をお聞かせください。片山教育部長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 ◎教育部長(片山治彦君) お答えをいたします。 令和2年度末に市内の全小・中学生にタブレット端末配布をされおります。タブレット端末による学習増え、授業や宿題で画面を見る時間は確実に増えているものと思われます。 宇和島市の裸眼視力1.0未満の子供の割合で申し上げますと、残念ながらこの1年で増加をしおります。令和3年度と4年度の比較でございます、小学生は34%から36%に、中学生は63%から67%というふうになっございます。また、経年変化を見ましも、2年生は、この1年での視力1.0未満の人数はほとんど変わりませんけれども、それ以外の学年では人数増えおります。 私どもといたしましは、視力低下防止の啓発のため、児童・生徒にタブレット使うときの5つの約束、また保護者の方に御家庭で気をつけいただきたいことというリーフレットをそれぞれ配布し、注意喚起に努めているところでございます。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 私自身もパソコン、タブレットなどを2時間使うと、もう見るものだんだんぶれくるというような形ございます。視力自体は1.0を未だに保っはおるんです、なかなかちょっと老眼も入っきたみたいな感じもしまし、非常に、夕方ぐらいになると誰か分からなくなるというような状況等もございます。 ただ、本当に中学生自体、やっぱり視力悪くなっているのも、ちょっと数字としても表れおるのかなという心配もちょっと大きくなっまいりました。 スマホの使い過ぎで体の不調を訴える方も増えているそうでございます。物二重に見える複視を訴える急性内斜視、いわゆるスマホ内斜視もその一つで、国内でもデジタル機器の使い過ぎによる急性内斜視若年層で増加していること示唆されおり、国を挙げ注意を呼びかける必要があるとされ、スマホの使用を長くも1日4時間までに抑え、目を休ませること大事だとされおります。時には手術必要になることもあるようでございます。子供たちの視力の低下にも、ぜひとも今後とも注意喚起をお願いいたします。 続い、新生児聴覚検査の公費助成について伺います。 新生児聴覚検査とは、生まれすぐの赤ちゃんに耳の聞こえ、聴覚に異常ないかを調べる検査で、出産時の入院中に実施する検査であります。痛みはなく安全で、赤ちゃんている間に検査をすることでき、数分で終わります。生まれつき聴覚に問題がある赤ちゃんは1,000人に1人から2人と言われおります、早い時期に発見し、適切な療育や支援を受けることで、言葉の発達などへの影響を最小限に抑えることできるそうであります。 新生児の聴覚障害の早期発見や適切な療育につなげるため、当市においても聴覚検査費の助成事業を行っはどうでしょうか。里帰り出産などによる県外を含む他の医療機関で検査した場合も、市に償還払いの手続を行えば返金されるなどの工夫もぜひお願いしたいと思います、いかがでしょうか。山本課長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山本保険健康課長。 ◎保険健康課長(山本弥生君) お答えいたします。 御質問の新生児聴覚検査については、平成30年10月から県下統一で費用の一部公費助成事業を始めおります。聴覚検査は、医療機関により実施する検査内容異なるため、今年度は1人当たり3,000円の公費助成を行っおります、今年度、県下全ての医療機関において同じ検査機器導入されることから、次年度に向け、助成額を増額する方向で、現在協議を進めているところです。 なお、里帰り出産については、現在でも県外の医療機関で検査した場合、手続をすることにより償還払いをすることできます。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 両方ともできおるということでよろしいですよね、ありがとうございます。 続い、多子世帯の幼児教育・保育についてと子供成長見守りシステムにつきましは、時間の都合で割愛させいただきます。 続い、当市の18歳までの医療費無償化の実現性について伺います。昨日も武田議員、坂尾議員からもありました、伺わせいただきます。 初めに、現在の中学生までの無償化の現況について簡潔にお聞かせください。伊手部長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 伊手保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 中学生までの医療費無償化の現況につきまし、この事業は令和3年4月から開始しおります、その影響額等について検証を行ったところ、財政負担増加額については、十全に比べまし約6,000万円の増額となっおり、当初の予測よりやや少ない結果となっているところでございます。 しかしながら、コロナ禍による受診控え等の影響も見られますので、今後も継続した点検と検証必要と考えているところです。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 当市におきまして、18歳までの医療費を無償化にする場合の人数と予算については、これは昨日あったんですけれども、1,465名と3,400万円でよろしいですか。ありがとうございます。 続い、国による国庫補助減額措置についてお聞かせください。伊手部長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 伊手保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊手博志君) お答えいたします。 現在の医療保険制度では、医療を受けた人と受けない人との公平性でありますとか、適切な受診を確保する観点から、医療機関を受診した場合、一部負担金を求めおりますけれども、地方単独事業により、この一部負担金法定割合より軽減される場合は一般的に医療費増加することから、この波及増分については当該自治体負担するものとされおります。 各市町独自で実施する医療費無償化につきましては、この制度の影響を受けることから、国の交付金減額調整されることになります。令和3年度の影響額としましては、約160万円の減額、また、仮に高校生の世代を無償化した場合、同様の条件で積算しますと、プラス約114万円の減額になるとものと推計をしおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 東京都を初め、全国的にも多くの市町で2023年度からの18歳までの医療費無償化進められているようです。県下におきましても、新聞等を見おりますと、砥部町、大洲市、西予市など準備を始めたようでございます。現在の宇和島市のお考えをお聞かせください。岡原市長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) お答えします。 確かに、もう既に実施をしているところ、そして検討を始めたところ、それぞれあろうかと思いますけれども、やはり子供たちの数であるとか、その影響額であるとか、そうしたものを考えたときに、様々な検証をされた後にやられる、そしてまだまだちょっと難しいとか、そういった判断というものなされているのではないかと考えている次第でございます。 当市におきましては、先ほど部長の答弁もございましたとおり、実施から今1年半余りのときの中で、かつコロナ禍での検証というもの十分になされていないところでございますので、今後これらの実績というものを見極めながら、しかるべき判断をしいきたい、そのように考えている次第でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 私たち公明党は、全国どの地域に住んでいても安心し子供医療を受けられるように、高校3年生までの医療費の助成拡大を目指しまいりたいと思っおります。 現実問題、家庭の中で1人病気の人、本当に入院とかそういう部分になっきますと、非常に家庭自体苦しくなる。もうある意味では病院に行けない、病院を我慢している世帯もあるのではないかとも思います。そういう部分も含め、やっぱり子育て世帯を守りゆくために、医療に関してでき得る限りの助成を拡大しまいりたいと思いますので、この点を含めよろしくお願いいたします。 続きまし、いじめのない学校をについて。 私自身、いじめについて、見つかりにくく表に出にくい、いじめられている側は心配をかけたくない思いから誰にも相談できない。もちろんいじめた側自ら申告することはほとんどないなど、非常に難しい問題だと認識をしおります。 しかし、世界にも、大人社会にも、そして子供社会にも、しつこいほどの執念でなくならないのいじめだと思っおります。表現いいか悪いかは分かりません、社会の中にも、人は自分より下の存在を置きたがる。それによって自らを安心させいく人間のさ、業のようなもの存在するとも思っおります。それくらいいじめをなくすのは難しいと言わざるを得ません。私は隠れているだけで、いじめは存在すると思っおります。 過去に教員として働いおられました方の中には、集団があれば必ずといっいいほど、そこにはいじめ発生する。発生は仕方ないとの考え当たり前のように思われているが、教育界を含め、いじめ問題の考え方や捉え方に間違いがあるのではないかと思っています、と言われおります。 当市においてのいじめの現状をお聞かせください。片山教育部長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 ◎教育部長(片山治彦君) お答えいたします。 今年度におきまして、教育委員会に報告のありましたいじめの件数といたしましは、令和4年8月末現在で、小学校34件、中学校13件、計47件の認知をいたしおります。令和3年8月末では合計で37件、令和2年8月末では計14件の認知数であり、認知数自体は増加傾向となっおります。 ただし、これは昨年度から特に力を入れた取組として、教職員児童・生徒一人一人と向き合い、初期段階で早めに報告を上げることとしたことに伴うものでもありまし、いじめの芽に対し、初期段階で丁寧に対応することとした証でもございます。従いまし、数単純に増えているという分析には直結はしないものというふうにも一方で思っおります。 議員御指摘のとおり、いじめを完全になくすことは大変難しい課題でございますけれども、いじめを可能な限り初期段階で見つけ対応しいくことで、減らしいくこと大事であると考えおります。 今後も、いじめの芽はどの学校にも、またどの場面にもあり得るという認識に立ち、積極的な認知及び早期対応に努めまいります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) これはちょっと通告にはないんです、内容等はなかなか言えるものはないですか。 ○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 ◎教育部長(片山治彦君) そうですね、冷やかし、からかい、それから軽くぶつかられたりする、後は仲間外れにされるといったところでしょうか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 本当に仲間外れにされる、またいじめに遭う、これどれほど子供たちの心を傷つけることになるのか、私たちは本当にもっともっと想像力を豊かにさせいかなければならないと思います。 1つだけ御提案ございます。子供たち健やかに、元気に成長しほしい、これ私たちの望む教育であり、教育は子供たちの幸福のためにあります。いじめにより子供たちの心踏みにじられ、追い詰められ、ましてや命の尊厳まで奪われるような事件などは断じて起こさせはなりません。どんな理由があろうと、世界中にいじめられいい人間は一人もおりません。いじめは、いじめる側100%悪いと言われた教育者の方もおられます。私自身、全面的に賛同いたします。 世間には、いじめられる側にも原因があるというような傾向もあります、それはいじめる側にとって都合いいからそう言うのです。また、いじめを見見ぬふりをしている、自分の勇気のなさをごまかす言い訳ともなっまいりました。中には、私の子はいじめられていない、いじめている側のようだから安心ですというような声さえあります。 本当に深刻なのは、いじめる側の人権感覚の崩壊であり、いじめの本当の原因は他人の痛み分からない、いじめる側の心の中にあります。人をいじめることで、どれほど自分の人間性を破壊しているか、いじめた側将来どのように生きいくのか、大きな課題となっまいります。だからこそいじめは徹底しなくしいかなければなりません。 ぜひとも各小・中学校の入学式などで、校長先生の挨拶文に、いじめ絶滅宣言をお願いしたいと思います。いじめは、いじめられる側には問題はない、いじめる側100%悪い、我が学校ではいじめは絶対に許さないとの決意を込め宣言し、子供たちの心に訴えるようにしはいかがでしょうか。教育委員会の所感をお聞かせください。金瀬教育長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 金瀬教育長。 ◎教育長(金瀬聡君) いじめられいい人間は一人もない、いじめは絶対許さないというメッセージを子供、保護者、地域の皆様と共有しいくということは大変に重要であるというふうに認識はしおります。 入学式等の式辞は、校長先生学校経営方針に基づき、自らの考え、思い、願いを込めるものであり、教育委員会いじめ撲滅宣言等を一様にお願いすることは控えるべきものだと考えおります。 なお、宇和島市の小・中学校には、全ての学校に学校いじめ防止基本方針定められおり、各学校のホームページにも掲載し、いじめ撲滅へのメッセージを発信しおります。 今後も学校運営協議会等で、保護者や地域とも連携を図りながら、学校教育活動全体を通していじめのない学校を目指しまいります。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) 納得のいく答弁ではございませんでした、やっぱりいじめをなくしいく、これはやっぱりしっかりと我々自身方向を示しいかなければならないと思います。しっかりと、そのいじめに対して学校から、また宇和島市からいじめをなくしいく、非常に大きな課題だと私自身思っおりますので、今後ともこの検討をよろしくお願いいたします。 続きまし、いよいよ終了、マイナポイント第2弾についてお伺いいたします。 まずは当市のマイナンバーカードの現在の申請率と交付率について伺います。市民課、平田課長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 平田市民課長。 ◎市民課長(平田幸君) お答えいたします。 令和4年8月末時点で、宇和島市民のマイナンバーカードの申請率は58.60%、取得率は48.93%でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) すみません、ちょっと聞き逃しました。もう一回、構いませんか。ごめんなさい。 ○議長(石崎大樹君) 平田市民課長。 ◎市民課長(平田幸君) 令和4年8月末時点で、宇和島市民のマイナンバーカードの申請率は58.60%、取得率は48.93%でございます。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 私自身、何とかこの申請率を55%までやっいただきたいなということで、本当に目標達成いただきまし大変にありがとうございます。 マイナンバーカードの普及促進と落ち込んだ経済の上昇を促す消費喚起を目的としたマイナポイント第2弾と、また愛媛県版のマイナポイントにつきまし、簡単に内容をお聞かせください。平田課長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 平田市民課長。 ◎市民課長(平田幸君) お答えいたします。 まず、国のマイナポイント第2弾につきましは、マイナンバーカード取得により5,000円分のポイント付与され、保険証利用申込みで7,500円分、公金受取口座登録で7,500円分、合わせ最大2万円分のポイント付与されるというものでございます。 次に、愛媛県版マイナポイント事業につきましは、保険証利用申込み及び公金受取口座登録の両方について国のポイントを申込みをした際、愛媛県版マイナポイントの対象となる決済サービスを選択された方に、最大4,000円分のポイント付与されるというものでございます。 これにより、合わせ最大2万4,000円分のポイントを受け取ることできます。 これには、9月30日までにマイナンバーカードの交付を申請すること必要でございます。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 この夏、各地の公民館や集会所、さらには某スーパー、またきさいや広場などへ出張申請サービスに、平日、土日を問わず取り組んでいただきました市民課の皆様、大変にありがとうございます。 日本経済の再生のためには、社会のデジタル化と脱炭素化必要とされおります。そのデジタル化の核となるの、このマイナンバーカードでございます。これから先、様々な時代の変化にも役立っくるカードだと思います。社会の土台を築いくださる皆さんに感謝であります。 現在、マイナンバーカードを申請されていない方に交付申請書届けられていると思います、そのQRコードを使っの申請と、また市民課の方に手伝っいただいの申請と、2つの申請の仕方を簡潔にお聞かせください。平田課長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 平田市民課長。 ◎市民課長(平田幸君) お答えいたします。 マイナンバーカードの交付申請書につきましは、手書きによる郵送での申請も可能となっおります、QRコードを使用したスマートフォンでの申請も簡単にできるようになっおります。QRコードを使用しの申請手順としましては、交付申請書にあるQRコードをスマートフォンで読み取り、名前やメールアドレスを登録、スマートフォンで顔写真を撮りアップロードし、生年月日などを入力するだけで申請完了となり、いつでも、どこでも簡単に申請することできますので御利用ください。 一方、市職員お手伝いしの申請につきましは、御名前、御住所、簡単なチェックシートに必要事項を記入、顔写真を撮影させいただき、10分程度で手続でき、どちらも簡単に申請できます。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) マイナポイント第2弾の対象の締切り、いよいよ9月の末までとなっまいりました。現況では、それ以降の申請申込みではマイナポイントの付与はないということになっおります。使われなかった予算は国庫へ返納となっいくようでございます。残り2週間の取組についてお聞かせください。平田課長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 平田市民課長。 ◎市民課長(平田幸君) お答えいたします。 9月30日まで残り2週間の取組としましては、現在実施しおります平日窓口受付時間の延長や土日の窓口受付、公民館、集会所、事業所、大型量販店等での申請受付、スマートフォンでの簡単手続の周知等に加えまし、新たな事業所や高校生を対象として高等学校での申請受付も行うこととしおります。 議員御案内のとおり、国及び愛媛県版マイナポイントにつきまし、9月30日までにマイナンバーカードの交付を申請すること必要でございます。今後、より多くの市民の皆様に申請いただけますよう、9月末までの取組を重点的に実施させいただきたいと考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 私自身も、このマイナポイントを手に入れさせいただきまし、有効に活用させいただきました。2年間ほど我慢し買えなかった音楽CDと書籍と、形の残るものを購入させいただきました。残りあと僅か数千円となっおります、恐らくコンビニで購入活用させいただくようになるかと思います、本当に愛媛県は最大で2万4,000円分のポイント付与となるようでございます。 最後に、玄関口でも機械等もしゃべっおります、マイナポイント第2弾、いよいよ9月の末まででございます。マイナンバーカード、この機会につくらなくちゃ、もらわなくちゃでございますので、最後までよろしくお願いいたします。 続きまし、防災・減災についてお伺いいたします。 9月は防災月間であります。さらには台風シーズンでもあり、近日中も台風14号接近しているとのお話でもございます。また、本年も各地で大雨による河川の氾濫や土砂災害激甚化、頻発化しおります。平時の準備、備えを何とぞよろしくお願い申し上げます。 南海トラフ臨時情報について伺います。 8月29日、愛媛新聞に掲載されおりました南海トラフ巨大地震の発生可能性高まった場合に、気象庁発表する臨時情報について、津波被害想定される愛媛など、14都県の139市町村のうち73%に当たる102市町村は、住民の理解進んでないと認識しているとのことでありました。 コロナ禍の中、防災に関する会合や行事各地で中止に追い込まれた影響も多いようです。南海トラフ臨時情報について簡潔にお聞かせください。危機管理課、山下課長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山下危機管理課長。 ◎危機管理課長(山下真嗣君) お答えいたします。 南海トラフ地震臨時情報につきましは、南海トラフ沿いで巨大地震発生する可能性高まったときにお知らせするもので、南海トラフ沿いのどこかで大規模地震や地殻変動などの異常な現象観測された場合に、気象庁より発表されるものでございます。 南海トラフでは、過去にも時間差で大規模地震発生した事例があります、例えば近い将来に南海トラフ沿いの東側、東海・近畿地方で地震発生し、西側、四国・九州地方でも続い地震発生する可能性高まった場合などに臨時情報発表されます。 臨時情報には4種類ありまし、巨大地震警戒発表された場合には、沿岸地域を対象に高齢者等避難を発令し、1週間の事前避難を呼びかけることといたしおります。詳しくは広報5月号の折り込みリーフレットであったり市のホームページに情報を掲載しおりますので、御確認をよろしくお願いします。 以上でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 今、山下課長言われたように、広報の5月号に南海トラフ地震臨時情報を正しく知るというような形で広報に挟まれおりますので、どうぞ御確認しくださいますようよろしくお願いいたします。 続い、災害時のトイレについて伺います。 大災害のたびに繰り返されおりますトイレパニック。地震などで断水や停電になると、水洗トイレの水は流れません。しかし、生理現象は我慢できるものではありません。過去の教訓から、災害用トイレの整備や備蓄、また宇和島市におきましては、先進のトイレカーも3台使用しいただいおります。今、画面に映っおります。果たして万全か、個人的にも、いま一度災害時のトイレ問題に向き合っいく必要性を感じおります。 阪神淡路大震災の際に、避難所のトイレ清掃に回った方の体験などをまとめた書籍「阪神淡路大震災トイレパニック:神戸市環境局ボランティアの奮戦記」には、現場の光景生々しく記されおります。あまりきれいな話ではありません、どうか食事中の方はちょっとボリュームを絞るか、音を聞かないようにお願いいたします。 便器すっかり隠れている。次に用を足す人はそこを避け、便器の前と後ろにする。消防庁97年にまとめた報告書、震災時のトイレ対策によると、住民らは避難先の学校などに到着し、落ち着きを取り戻すと、トイレの利用を始めた。しかし、断水や停電で水流れない。ある神戸市内の中学校では、既設トイレ発生当日に使用不能になると、校庭の側溝トイレ化し、汚物であふれた。仮設トイレは通信や道路の寸断により、市内避難所で行き渡るのに約2週間を要した。同じような現象は、東日本大震災や熊本地震などでも繰り返し起きている。 大正大学の岡山教授は、トイレくらい何とかなるは男性の発想だ。外でなどと軽く考えがちだ、女性はそうはいかない。障害者や高齢者のことも考えた環境整備必要と指摘し、さらに劣悪なトイレ環境は健康も脅かす。感染症のリスク高まる。トイレに行く回数を減らすため、避難者食事や水分接種を控えることで脱水症状になり、足の静脈にできた血栓、血の塊移動し肺などで詰まるエコノミークラス症候群のおそれも出くる。 日本トイレ研究所の加藤代表理事は、発生直後から急速にトイレニーズは発生するのに、水や食料などに比べ対策は抜け落ちがちだ。これは命と尊厳に関わる問題だと言われおります。 当市の災害時のトイレ対策に関してお聞かせください。山本課長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山下危機管理課長。 ◎危機管理課長(山下真嗣君) 災害時のトイレ対策につきましは、公民館や学校などの地域の拠点となる避難所に簡易トイレと汚物処理袋やトイレットペーパーなどの消耗品のほか、下水道に直接つなぐこと可能なマンホールトイレを、通常タイプに加えバリアフリータイプのトイレも分散的に備蓄をしているところでございます。 また、津波の緊急避難場所の約200か所に整備をしおります備蓄倉庫に、簡易トイレとトイレ用のパーソナルテントも備蓄しおるところでございます。 さらに、議員御説明のとおり、トイレを積載したトイレカーを3台整備しおります。 しかしながら、市備蓄している数には限りございますので、各御家庭や地域の自主防災組織等でも備蓄の御協力をお願いいたしたいというふうに思っおります。 以上でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 トイレの備えは不可欠であります。私もこのトイレについて学んでいくうちに、早速携帯用トイレの購入にホームセンターまで走らせいただきました。今現在、常時、車や自宅に装備をしおります。今ちょっと画面には映っおります、上の2つに関しては自宅に置いおります。自宅の便器などで使用する。また下のほうに関しては、これは小さい椅子、また姿を隠せるようなポンチョというか、ビニール袋をかぶるような形で見えなくなるようなものも入っおります。 ある方に聞きますと、やっぱり高速道路で渋滞等でトイレ使えなく、時折山に向い走っいくようなというようなお話も伺ったこともございます、私自身、今、車にはこういう携帯トイレも常時積んでおくような形にしおります。個人的にもちょっとトイレを準備しおくこと必要かなと思い始めおりますので、どうかこの点も含めよろしくお願いいたします。 続きまし、多発する詐欺被害について伺います。 今年上半期の特殊詐欺の被害額、前年同期より18億円増の148億円に上ること警察庁のまとめで分かり、8年ぶりの増加だといいます。 当市の詐欺被害の現状について、消費者生活センターにおいて掌握されている件数や内容についてお聞かせください。市民環境部、古谷部長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 古谷市民環境部長。 ◎市民環境部長(古谷輝生君) お答えいたします。 市民課に設置しおります消費生活センターへの詐欺に関する相談状況です、件数で見ますと、不審に思われの確認を含めまし、年間で70件から80件の相談を受けおります。 詐欺の傾向といたしましは、電話や、特に最近では携帯電話のいわゆるショートメールを利用したもの増えおりまし、電話で市役所職員を語る還付金詐欺や、利用した覚えのない請求メール届く架空請求、高額の当選金当たったとメール届き、それを受け取る名目で手数料をだまし取られる当選金詐欺などのほか、様々な手口でお金をだまし取ろうとする詐欺身近に迫っていると感じているところでございます。 以上でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) 私自身もこれまで何件かの詐欺被害者の方や、その御友人から相談を受け、対応させいただきました、消費者生活センターへの相談や警察への被害届など、内容的には様々なものがありました。 その中で思ったのは、詐欺の被害者の方々は実際思っているよりはるかに多いのではないかということでございます。市役所や警察に相談があったものは被害として上がっまいります、誰にも相談できない方や泣き寝入りしている方など、実際はまだまだおられるのではないかというの実感であります。事実、詐欺は誰にも相談できない方を狙い、さらには口止めをも指示しまいります。 コンビニや銀行などで振り込みを止めたというニュースも流れきます、止められなかった場合や、未だに詐欺と気づかずに何度も振り込んでおられる方もおられるのではないかと思います。楽し人をだましお金を手に入れようとする人はいつの時代もなくなりません。詐欺被害への防衛と強化のため、詐欺被害の相談窓口と注意喚起についてお聞かせください。古谷部長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 古谷市民環境部長。 ◎市民環境部長(古谷輝生君) お答えいたします。 議員御案内のとおり、警察や消費生活センターへの相談件数は、被害を受けた方のほんの一部であると考えられます。 詐欺被害の相談窓口といたしましは警察ございます、市の消費者生活センターも対応いたしおります。消費者生活センターは、市役所2階で、電話番号は188でもつながりますので、少しでも不安のある方は御相談いただきたいと思います。また御本人ではなくも、被害を受けられているのではないかという方の情報をお持ちでしたら、この場合も情報提供をお願いいたします。 市におきましても防災ラジオで注意喚起を行っおります、まず言えることは、電話やメールなどで身に覚えのないお金の話きたら詐欺ではないかと疑うことも必要です。また、被害を受ける前に家族や警察、市役所に御相談いただければと思います。 以上でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) 早期発見何より大切になっまいります。高齢者の方々に注意を促すだけではなく、家族や周囲の方々も犯罪の手口を知り、日頃から高齢者の声に耳を傾けること重要となっまいります。悩んでいる高齢者身近にいるかもしれません。詐欺被害は他人事ではなく、常に身近にあると肝に銘じまいりたいと思います。 続い、補聴器購入に支援を。 認知症予防について伺います。 身体障害者手帳の交付対象となるような重度でなくも、高齢化などによる難聴を放置すれば、孤立化や認知症のリスク高まると思います、難聴と認知症の進行についての関係性について、高齢者福祉課の所感をお聞かせください。岩村課長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岩村高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(岩村正裕君) お答えいたします。 聴力の低下につきましは、議員の御指摘のとおり、認知症の対策強化に向けの国家戦略である新オレンジプランにおきまして、認知症の危険因子として加齢、それから高血圧のほか難聴も一因として挙げられおります。 難聴直接の認知症の悪化につながるわけではなく、原因は、難聴による周囲からの情報量の減少挙げられます。他人の言っていることよく聞き取れない、会話うまく成立しないという経験を繰り返し、周囲との関わりを避けるようになります。そうした社会的な孤立は認知症の進行に大きく影響し、また、精神的健康にも影響を与え、認知機能の低下をもたらすことがあるとされおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 続い、高齢者の「聞こえ」と生活の改善について。 会話の声聞こえなく、人と話すの苦になることもありました。それ補聴器を使っからは本当によく聞こえるように気持ち明るくなりました、と喜びを語りますのは、東京都港区に住む婦人の方であります。 区今年度から助成制度を始めたことに背中を押され、補聴器を購入されたようであります。港区の助成制度の対象は60歳以上の区民で、所得制限は設けていない。助成額は、補聴器の多く10万円を超える実態を踏まえ、住民税非課税の場合は補聴器購入額の全額、上限13万7,000円、課税の場合は半額、上限6万8,500円となり、港区では区民安心し補聴器を使い続けられるよう、難聴の診断などを行う補聴器相談医の受診とともに、同技能者在籍する店舗での購入を助成の要件としているそうであります。 まちの規模など違います、当市におきましても、高齢などによる難聴の方へ補聴器購入への支援を改めてお願いしたいと思います、いかがでしょうか。岩村課長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岩村高齢者福祉課長。 ◎高齢者福祉課長(岩村正裕君) お答えいたします。 難聴の高齢者の方への対応といたしましは、重度の難聴の方に対しては、障害者手帳を取得することにより補聴器の助成を受けることは可能であり、障害者認定に至らない方に対しては、治療可能難聴もあることから早期の耳鼻科受診等を進めおります。現時点におきましては、現行の取扱いのまま対応したいと考えおります。 難聴対応と、それから認知症予防の相関性につきましは、科学的根拠近年示されたばかりで、まだ情報不足しおり、当市における認知症予防施策にまだつながっていないの現状です。 そのため、平成29年度より認知症予防学会主催する学術集会に地域包括支援センター職員を参加させるようにしおり、医学的な知識や先進的な行政施策を学ばせおります。先進事例を学んだ上で、難聴者支援を中心とした宇和島市の取組を検討したいと考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 これは現場の声というか、難聴の方、また補聴器をなかなか高額で買えない方、多くいらっしゃると思います。こういう方々の声、ちょっとアンケート等などでぜひとも調査しいただけたらとも思っおりますので、この点も含めよろしくお願いいたします。 続きまし、がん検診について。 毎年9月はがん征圧月間であります。がんは日本人の死因の第1位を占め、生涯で2人に1人かかる国民病とも言われおります。がんには様々な種類があります、厚労省は検診により死亡率を下げる効果があるとの科学的根拠に基づき、特に5つのがんについて定期的な受診を進めおられます。 昨日の質問でもございました、がんの早期発見、治療できれば治る病だとも言われ始めおります。しかしながら、早期発見できるかどうか鍵となっまいります。 私の周りにも多くの、がんにより亡くなった方々いらっしゃいます。まさかこの年でというような方もいらっしゃいます。がん分かったときには、既にステージ4という状況でありました。だからこそ早期の発見大事です。がん検診の受診率下がることによって、早期発見できない方増加をしおります。コロナ禍の中、受診率向上のためには何必要と考えますか、伊手部長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 伊手保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 議員も今言われましたけれども、がん検診を定期的に受け、がんを早期に発見し、適切な治療を行うことで治癒率も高くなります。そのため、コロナ禍による受診控えを防ぎ、まずは検診を受けいただくよう強く周知啓発すること大切と考えおります。 受診率向上のためには、がんは2人に1人かかる病気であることや、自覚症状ないまま進行すること多いこと、早期発見、早期治療で生存率高まることなど、がんは不治の病ではないことを市民へ丁寧に伝えること必要と考えます。 今後も感染予防対策を徹底し、安心し受診できる体制を整え、各種媒体や日々の保健活動を通じて、より強く受診勧奨を継続しまいります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 がん検診、特定検診などは不要不急ではございません。どうか一人でも多くの方がん検診を受診をしいただき、早期発見、早期治療できますようよろしくお願いいたします。 続い、がんを知ること最大の予防につながることを確信いたします。 がんは禁煙や節酒、適度な運動など、生活習慣を見直すことでリスクを大幅に減らすことのできる病気であります。また、ワクチンで予防できるがんもあります。専門家によると、がんは全体で3分の2治り、早期発見、治療ならば9割以上は完治するとのことです。このことを学校教育の中でがん教育として学んでいくことも大事だと考えます。 これまでもがん教育について提案しまいりました、現在、当市の小・中学校で実施されているがん教育があればお聞かせください。片山教育部長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 ◎教育部長(片山治彦君) お答えいたします。 学校におきますがん教育の目標は、がんについて正しく理解することできるようにすること、また健康と命の大切さについて、主体的に考えることできるようにすることとなっおります。 今ほど御指摘のがん教育につきましは、学習指導要領の改正によって、小学校では令和2年度から全面実施、中学校では令和3年度から必修化されました。小学校6年生の体育科と中学校2年生の保健体育科でそれぞれ学習をいたしおります。特に中学校2年生では、がんの予防法やがん検診の重要性について学習を行い、適切な生活習慣を身につけること有効であること、がん検診で早期に異常を発見できることを知識として身につけおります。 がんを防ぐための新12か条から、現在の自分や将来の自分に必要な生活習慣の改善のための工夫について考え、自分の生活の振り返りもいたしおります。 今後は児童・生徒にがんについての正しい知識やがん患者経験者の声を伝えるために、医療関係者やがん患者経験者等の外部講師を活用した学習につきましも、積極的に進めまいりたいというふうに考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。 ◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 私自身、子供小学生の頃に学校でたばこの害を習っきたのか、その夜から妻と2人「たばこやめよ」の大合唱始まりました。それでもやめなるものかと追いやられながらも30年吸い続けまいりました、5年前にきっぱりとやめることできました。周りの声や教育の大事さを感じおります。 がんどういう病で、何原因となり得るのか知ること、大きな判断へとつながるとも思います。子供たちへのがん教育もよろしくお願いいたします。 最後に、様々な意味を込め、ロシアの人類初の宇宙飛行士、テレシコワさんの言葉を紹介させいただきます。 地球見えるうれしさは、例えようもありません。地球は青く、ほかの天体と比べ格別にきれいでした。どの大陸も、どの大洋も、それぞれの美しさを見せていました。アフリカ大陸は黄色に、南米大陸は緑に、アジアは濃い褐色に見えた。飛びながら、ふるさとのお母さんを思った。地上の全ての母を思った。地球は生命に満ちていた。山見えた、そこに住む全ての鳥たちに母がいた。森見えた、全ての虫に、全ての獣にお母さんがいた。川見えた、海見えた、全ての魚に母がいた。そして、全ての人にお母さん。そう、人間は一人残らずお母さん苦労し産んだ人、地球の祝福を受け生まれた王子であり王女である。母から子へ、また母から子へ、たった1度でも母育てることをやめたならば、今、私たちはここにいることはなかった。母から子へ、また母から子へ、地球命を宿した幾十億年の昔から命の輪一つでも切れたなら、今、私たちはここにいることはなかった。自分の背後に無数の母の愛がある。健やかに生きよと、ただそれだけを願った母たちがいる。そう思うと、地球は母の祈りの声に満ちている。地球そのもの全ての生命の母なのだ。地球は青く美しいです。そして思った。ありとあらゆる母がいるけれども、それでも私の母最高の母だと、母のような戦争未亡人や、私のような父を知らない子を二度とつくっはならないと。地球は人を生み、国家は人を殺す。地球は命を育て、国家は命を投げ捨てる。だから、国家男たちの縄張りだとしたら、地球母たちの舞台、命を愛する母の舞台は男どもより広く大きいのだ。20世紀は戦争の世紀と呼ばれるほど、人類戦争によって亡くなった時代でした。21世紀は生命の世紀へ、それは女性の世紀、有史以来の母たちの平和への祈り報われる時代にしなければならない。 以上で一般質問を終了いたします。ありがとうございました。(拍手) ○議長(石崎大樹君) 以上で、畠山博文君の質問を終わります。 しばらく休憩し、午後1時から再開いたします。     午前11時57分 休憩-----------------------------------     午後1時00分 再開
    ○議長(石崎大樹君) 再開いたします。 休憩前に引き続き質問を行います。 松本 孔君の発言を許します。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 公明党の松本 孔でございます。 通告に従いまして、一般質問をさせいただきます。 今回は、市民の皆様方からいただいたたくさんの要望、またお声を中心に端的に質問させいただけたらと思っおります。 まず1番目の、1型糖尿病やアナフィラキシーを起こす危険のある子供の学校生活についてお伺いをいたします。 先日、このような相談ございました。来春入学するお子さん1型糖尿病を持っおり、食前のインシュリン注射必要であると。しかし、まだ自分ではできないので、お母さん学校に出向い注射をしなくはならない。仕事も辞めなければならないのではないか、そのように悩まれているということでございました。 そうしたお子さんをお持ちの保護者は、夜中の血糖値の測定をしたり、インシュリンを投与したりと、慢性的な疲労を抱えていること多く、その上、平日に学校に注射に通うということは、仕事もままならない状況になります。こうしたお子さんも、いずれ自分で注射できるようになるわけですから、その間だけでも看護師の派遣はできないものかと思います、我が市における1型糖尿病のお子さんは何人おられ、また今後入学しくる児童のケアをどうお考えかお聞かせください。 また、現在学校で自分でインシュリン注射をしている児童は何人いらっしゃいますか。保管はどうなっているのか、その児童安心し注射できる場所なのかどうかなどを掌握しいただきたいと思います、この点いかがでしょうか。片山教育部長、お願いします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 ◎教育部長(片山治彦君) お答えをいたします。 現在のところ、教育委員会として把握をしおります1型糖尿病のお子さんは、来年度入学予定者1名、学校在籍者1名というふうになっおります。 令和3年9月18日に、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律施行され、その中で、学校の設置者は、その設置する学校に在籍する医療的ケア児保護者の付き添いなくも適切な医療的ケア、その他の支援を受けられるようにするため措置を講じることと、学校設置者の責務として明記をされおります。 喀痰吸引や経管栄養、気管切開部の衛生管理、導尿、インスリン注射などの医療行為必要な児童・生徒がいる場合は、看護資格のある学校教育活動支援員を配置し、対応することを検討いたしおります。 また、後段で御質問のありました、御自身でインスリン注射をしている児童さんに関することでございます、現在、自分でインスリン注射を打っている児童・生徒は市内で1名おられます。注射の保管場所や打つ場所等につきましは、本人、それから保護者、学校で話合いを行っ、納得をいただいた上で取決め、運用をいたしおるところでございます。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 今のお話を聞い、保護者の方も安心されたのではないかなと思います。 1型糖尿病は、大人多く発症いたします2型糖尿病とは違い、インシュリンの分泌悪い子供に多い疾患です。ケアさえすれば、そうした病気を持つ子供も病とともに成長をし、立派に育っくれます。病気を持つ子供安心し学校生活を送るために、学校も教育委員会も意欲を高めいただきたいと思います。 あるところで、学校長自ら声をかけ、校長、担任、養護教員、そして保護者と話合いを持ち、意見交換をしたそうです。注射をしたり、低血糖を避けるために途中で食べ物を捕食したりすることになるわけです、保護者望めば、クラス内で情報共有できれば、児童にとっても過ごしやすい学校生活になると思います。1人の児童に対する、そうしたきめ細やかな配慮望まれるというふうに思います。 インシュリン注射をする場所、低血糖のときの症状と対処法、捕食の内容と取る場所、体育時の低血糖への対応、病気の公表はどうするかなど、話合いは必要かと思います。低血糖状態になり気分悪くなり、突如意識喪失することもあるわけで、プライバシーに配慮しながら、教員間の情報共有も必要だと思いますけれども、この点いかがでしょうか、片山教育部長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 ◎教育部長(片山治彦君) お答えをいたします。 病気の児童・生徒在籍をしおります学校におきましては、日常的に医療的ケアを必要とする場合や行動上の課題がある場合など、病気や障害の種類によっては安全面について特別な配慮を必要とすることがありますので、養護教諭や特別支援教育コーディネーター等と協力し、適切な校内支援体制を整えおります。 年度当初に児童・生徒の学校生活における配慮点につきまし、校内の教職員で情報を共有するなど、校内での緊急体制を含め、体制を整えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) よろしくお願いいたします。 また、様々な病児も学校にいるわけです、食物等によるアナフィラキシーショックも身近なもので、学校でのエピペンの使用など、手抜かりのない対応をお願いしたいというふうに思います。 平成24年12月、調布市の小学校5年生亡くなった事故では、乳製品で重篤なアナフィラキシーショックを起こすということで、調理員から女児直接除去食を受け取っおりました。その後、ジャガイモのチジミを担当に所望しまし、チーズ入っていたためショックを起こしました。女児はエピペンをランドセルに入れおりました、担任も養護教諭もエピペンを使うことなく、結局駆けつけた校長呼吸止まった状態の女児にエピペンを使ったものの、手遅れになりました。 女児気持ち悪いと言っから校長エピペンを使ったの十数分間であったことを思いますと、どれほどの時間勝負だったか分かります。救急隊を待てない、保護者と連絡取れないなど、最後の砦は教員になります。どこにその児童のエピペンがあるのか、それこそ瞬時の判断でエピペン使用されなくはなりません。 この点、学校の対応はどうなっおりますか。エピペン注射の練習もされているとは思いますけれども、その点についてもお伺いをさせいただけたらと思います。片山教育部長、お願いします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 ◎教育部長(片山治彦君) お答えをいたします。 食物アレルギーがあり、アナフィラキシーショックを起こす可能性高いためにエピペンを処方されている児童・生徒がいる場合に、必ず全教職員で、年度当初に共通理解を図っおります。 具体的には、アナフィラキシーショックについての研修、練習用エピペンを使っの使用練習、昼休みによく遊ぶ場所や掃除場所の確認等でございます。 学校でエピペンを管理する場合は、それぞれの学校で最善の保管場所を決め保管をしおります。お聞きをしますと、保健室多いようにお聞きをしました。その際は保健室のどこにあるのか、それぞれの教職員自分の目で見確かめおります。 児童・生徒の命を守るために、学級担任や養護教諭がいない場合でも、全教職員対応できるよう、必要な情報の共有や緊急対応手順の確認に努めおるところでございます。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) しっかりされているということで安心をいたしました。 病気を持つ子供は、病気とともに成長し立派になっまいります。学校安心の場であるように、強く望んでおきたいと思います。 2番目の子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種についてお伺いをいたします。 毎回お願いをしおりますとおり、子宮頸がんは予防できる希有ながんでありながら、日本では子宮頸がんで毎年3,000人の女性命を落としおります。撲滅宣言をする国がある中で、子宮頸がんは日本のみワクチン接種を控え、殊に若い女性の悲劇を生んでおります。 今後、ワクチン接種の積極的な推進と、接種への勧奨なく接種期間を過ぎた方の救済をしなければなりません。 先日、ある方からお電話をいただきました。お会いしたことはない方でした、その方は9月広報の市議会だよりの中の私の質問、子宮頸がんワクチンの接種についての短い文章を読まれ連絡しいただきました。 そこには、子宮頸がんワクチン接種を逃した方について4月から公費負担となったと聞く、市の取組はと問うおりました。答弁の中に、定期接種期間を過ぎた方や自費で接種を行った方への接種費用について準備を進めているありました。こうした質疑を読まれたそうで、昨年、2人の娘さん自費で頸がんワクチンの接種を済ませました。費用はどうなりますかという御質問でした。 私保険健康課に問い合わせ確認したところ、領収書とか証明になるものがあれば費用は助成します。まずは窓口においでくださいということで、その旨をお伝えしたところ、喜んでいただきました。ほかにもこうした方々おられるのではないかと私は思いました。 頸がんワクチンについての万全な取組で接種を進める、自費で接種された方々に費用の助成を伝える、こうしたきめ細やかな、一人も取り残さないますますの周知、対応をしっかりお願いしたいと思います、この点どうなっおりますか、お聞きをいたします。伊手保健福祉部長、お願いします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 伊手保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 本年4月から接種勧奨再開されたことから、まず、今年度の対象となる小学校6年生から高校1年生の年代の女子1,266名に対しまして、5月に個別通知を行っおります。 また、これまで接種の機会を逃したキャッチアップ接種の対象となる17歳から25歳の女性1,791人に対しては、7月に個別通知を行い、その際、これまでに自費で接種していた場合には、市費用助成をすることについて通知文書を同封し、お知らせをさせいただいたところでございます。 周知方法につきましは、これらの個別通知に加えまし、市のホームページや広報でもお知らせをしおります、今後も接種を希望される方機会を逃すことないよう、丁寧な対応や接種の勧奨に努めまいりたいと考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) しっかりとやっいただいおるということで、これをまた見られた方も安心されたと思います。 次に、3点目です、コロナ後遺症についてお伺いをいたします。 コロナ猛威を振るっおりますけれども、我が市でも6,000人を超えるコロナ陽性者出ました。濃厚接触者を合わせると甚大な影響を受けました。 今、新型コロナの後遺症注目をされおります。大したことはなかった、もう治ったはずなのにと不安を覚えている人も多いと思います。一説では、10人に1人何らかの後遺症で悩んでいると言われおります。数か月、半年たっ強い症状出る人もます。最近お会いをした方も、治ったはずなのに体のだるさ取れないというふうに言われおりました。 また、子供は軽症と言われます、患者数多いアメリカ、カナダの調査では、子供の5.8%に喉、咽頭の痛み、脱毛などの後遺症ているそうです。 コロナでの消耗はやはり強いそうで、後遺症と分からないまま症状に振り回される方も多いそうです。かかりつけ医がいない方も多いことから、後遺症で悩む方の相談窓口はどこか明確にしほしいというふうに思っおります。市のコロナ関連のホームページを見ましも、後遺症対応はないように思われます。ここに電話をすれば、どうした病院にかかればいいのか相談できる、こうした受け皿をしっかりつくっいただきたいと思うんです、伊手保健福祉部長、お願いをいたします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 伊手保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 県のホームページによりますと、後遺症の治療はそれぞれの症状に応じた対症療法中心となるため、後遺症疑われる場合はまずはかかりつけ医、または症状に応じ専門の医療機関へ御相談いただくこととなります。 例えば、咳や倦怠感がある場合は内科、嗅覚障害がある場合は耳鼻科、記憶障害や抑鬱状態がある場合は心療内科などへの受診となるようです。 現在、後遺症に関する相談は、県設置しおりますコールセンター、一般相談窓口や地域を所管する保健所でも受け付けおり、県設置する一般相談窓口は24時間対応をしおります。これら相談窓口等につきましは、まずは市のホームページを充実させることで、速やかに市民の方へも周知したいと考えおりまし、また、市に相談があった場合は、初動としまして保健師相談をお受けいたします。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 悩んでいる方も多いと思いますので、はっきりと分かりやすく、できるだけ早くそうしたことを充実させいただいたらというふうに思いますので、お願いをいたします。 4点目、オンライン診療について伺います。 オンライン診療につきましは、3月議会でも要望いたしましたように、島嶼部多い我が市には、将来的にも欠かせないものだと思います。 先日の報道で、オンライン診療プラス郵便局員見守りという見出しで説明がありました。通院困難地域の高齢者対象に先手を打つということですので、このシステムについて伺いたいと思います。 対象の高齢者宅で、タブレット端末を使っ病院、診療所、調剤薬局を結ぶオンラインでの診療や、服薬指導を受けられるようにするとあります、この端末は専用のものを想定をしているのかどうか、また対象者、台数はどうなっているのか、またスマートスピーカーを使った見守りでは、利用者に服薬状況などの質問に答えもらうということであります、こちらも対象者、台数などをお聞かせいただけたらと思います。 また、郵便局員の関わり方、これについても御説明をいただきたいと思います。伊手保健福祉部長、お願いします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 伊手保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 御質問いただいた事業につきまし、少し長くなります御説明をさせいただきたいと思います。 この日本郵便との連携事業につきましは、独居高齢者や独居世帯で通院困難かつ平時の見守り必要な方を対象とした支援事業となります。 具体的には、AIスピーカーを対象者宅に設置し、1日複数回、AI今日の天気や薬の服用などについて声かけを行います。対象者の回答状況はデータとして集積され、御家族にメールで自動配信されます。 また、定期的に日本郵便の社員お宅を訪問し、健康状態の聞き取りなども実施いたします。この日本郵便のサービスにつきましは既存のものとしてありましたけれども、今回、デジタル田園都市国家構想推進交付金事業としまし、新たに日本郵便の社員タブレットを対象者宅に持参し、診療所や薬局とオンラインで結ぶことで、診察や服薬指導できるサービスを加えた一体事業として実施するものでございます。 オンライン診療や服薬指導につきましは、既に本市で導入しおります医療介護連携システム、みさいやネット上で行い、処方の情報は診療所と薬局で共有され、処方された薬は日本郵便配達することで、対象者は自宅にながら診察も薬の処方も受けられることになります。 今回、市内の診療所と離島の国保診療所の計2か所で、社会実装に向けた取組を行うこととしおりまし、20台の機器で最大約30人を対象に、現在、運用方法についての検討や対象者の選定を始めたところでございます。早ければ12月から段階的に運用を開始したいと考えているところです。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 大体は分かりました。 医療機会の格差は、我が市にとってゆゆしき問題ですから、こうしたオンライン診療に道を開いたことは大いに評価したいと思います。ただ、これでどれだけの広がり、恩恵の広がりか望めるかというと、厳しいものがあるかと思います。 先日、今治市オンライン診療に補助金をという報道がありましたので、今治市に問合せをいたしました。今治も島嶼部を抱え、診療には橋の通行料などかかりますから、オンライン診療の目的は同じだというふうに思っおります。ただ今治は、市内の診療期間オンライン診療を導入する際の初期費用の補助を行うということでございました。 医師会を通じて、市内115の医療機関にアンケートを取ったところ、65施設から回答があり、9月補正予算で40の医療機関に初期費用38万5,000円、患者に対する使い方支援2回分を含めると44万5,000円、40施設に合わせ1,780万円の予算の請求されおります。 我が市のオンライン診療に対応する医療機関は2か所と聞いおります、今治40の医療機関でオンライン診療を取り組むことを考えると、今後のオンライン診療の広がり不安ではございます。この点の御所見をお聞かせ願えたらと思います。伊手保健福祉部長、お願いします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 伊手保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 本市におきましても、離島や半島部、山間部など、医療機関までの距離や交通手段等による医療機会の格差を埋めるため、オンライン診療は医療提供体制の充実等に貢献するものと認識をしているところでございます。 そういった中で、オンライン診療につきましは、単に通信インフラや情報システム等を整備するだけで効果得られるものではなく、地域における医療提供体制や医療従事者を初めとする関係者間の良好な人的ネットワークがあって初めて積極的に活用されることに留意する必要があることから、現時点では、本市において、今回の今治市のような助成制度の検討は行っおりません。 本市実施する、先ほど御説明させいただきました見守りとオンライン診療を一体化したシステムでは、郵便局の方にシステム操作の補助を請け負っいただきます、今後実施を希望する医療機関増えた場合でありますとか、オンラインで診療を受けたい患者の方増えた場合にどのようなこと起こるのか、まずは様々なケースの問題点を把握し、今回の実装のための試行で見えた課題を解消することに注力したいと考えているところでございます。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 今後の課題ということで、たくさんの方こういうことを、オンライン診療ということをお申しになっ診療を受けたいということになれば、今治市のような、そういう体制も考えなければならないなというようなことで理解しおっていいんでしょうか。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 伊手保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊手博志君) 今の御質問については今後の課題ではありますけれども、現在、先ほど御紹介させいただいたみさいやネット上でも、複数の診療所等々の方参加しいただいおりますので、オンライン診療を仮に実施するとなると、そのみさいやネット上でも既にできる環境は整っおりますので、そういうこれまでの宇和島市の施策と併せ、今、今治市のような対策については現在は考えおりません、今後の検討課題というふうに考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 分かりました。よろしくお願いします。 5点目の流域治水について伺います。 地球温暖化などの影響で激甚化している豪雨や台風による水害に対するために、ハード、防災工事とか、ソフト、避難所計画策定等に一体で取り組む流域水プロジェクト加速をしおります。 昨年11月には、流域治水関連法全面施行されまし、関連予算を拡充し、国土交通省主導する対策進んでおります。 2018年の西日本豪雨では我が市でも甚大な被害を出しました、その後も19年の台風19号、20年4月の熊本豪雨など、近年の豪雨では幾つもの河川同時多発的に氾濫をしたり、堤防相次いで決壊するなど、各地にこれまでにない被害おります。 こうした水害対策として政府進めている流域治水で、上流から下流まで地域の特徴に応じ切れ目のない実施をする取組でございます。堤防強化など、ハード面と併せソフト面の整備を進めています。 昨年11月にはハザードマップ、災害予測地図です、その策定について、大規模河川に加え中小河川にも対象を広げる流域治水関連法全面施行されました。我が市には一級河川はありません、中小の河川であっても越水、氾濫すれば、住民の生命、財産を奪います。経験したことのない豪雨や台風がいつ襲っくるか分からない現在でございます。できることから進めいっいただきたいと思います。 浸水被害があった地域のほとんどは、浸水マップで危険地域とされた地域であると聞いおります、我が市の被害浸水マップは最新の情報で正確に作成されおるのかどうか、お伺いをしおきたいと思います。山下危機管理課長、お願いします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山下危機管理課長。 ◎危機管理課長(山下真嗣君) お答えをいたします。 河川の洪水ハザードマップにつきましは、作成しているのは水位周知河川に指定されおります須賀川、立間川、三間川と岩松川の4河川となっおります。いずれも愛媛県作成した洪水浸水想定区域図に基づい策定されおり、指定時点の河道であったり、洪水調節施設の整備状況を勘案したシミュレーションにより予測されたもの基になっおるところでございます。 議員の説明にありました中小河川につきましは、愛媛県令和3年度、昨年度から県内の洪水浸水想定区域図の作成に着手をしおり、宇和島市においては9水系の44河川について氾濫推定図を作成予定となっおりますので、それを踏まえハザードマップを策定することとしおります。 以上でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 分かりました。 それでは、流域の住民の皆さんから危険を強く訴えられている、川床の土砂の堆積と植物の繁茂です。年々に川床上がっている、雑草とも言えない高い植物茂っている、何とかならないか。この土砂と植物の撤去をどう考えているのかお聞かせ願いたいと思います。山口建設部長。 ○議長(石崎大樹君) 山口建設部長。 ◎建設部長(山口勝君) お答えいたします。 宇和島圏域における流域治水プロジェクトの取組の中で、河床掘削による河川機能の確保も河川による対策の一つとなっおります。土砂の堆積や雑草により、河川の流下能力に支障を来している箇所につきましは、浸水被害の防止のため、順次対策を行っまいりたいと考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) なかなか要望しましも難しい、何年たっも実現できないというところがありまし、こうした具体的な川床をさらえるとか、そうしたことをやることのほう、実際には防災につながっいくんじゃないかというふうにも思っおりますし、たくさんの要望があるわけですけれども、これは予算の関係もあるかも分かりません、もうなるだけ、こうした法律もできたわけですので、しっかりと要求し、そうした危険だなということで声を上げられている箇所については、特に早めに、災害起きない前に整備しいただきたいなということを要望し、次に行きたいと思います。 6点目です、通学路の安全対策についてお伺いをいたします。 先日、ある方から、孫小学校に行くということになりまし、集団登校を始めました。その通学路に数メートルの長さの段差があり、転んでけがをしました。危険なので段差の解消をということで、すぐ建設課補修をしくれました。また、やはり通学路のグレーチング古くなっ空いていると、足すっぽり入っ危険ですと、修理をということで、これも改修をしいただきました。通学路に危険ないかどうか確認をし、逐一、危険箇所があれば直しいくべきだと思います。 私の地元の校区で、学校運営協議会の話合いの中で、校門を出すぐのところの見通し悪いという意見、視界を遮っていた鉄骨の塀を撤去しました。登下校の安全を図ることできました。 それぞれの学校の通学路に潜んでいる危険箇所をすくい上げ、登下校の不安を解消すべきと思います、その点いかがでしょうか。 また、路面標示もまだまだ消えかけたままのところもありますので、早急に対処をしいただきたいと思うのです、いかがでしょうか。山口建設部長、お願いします。 ○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 ◎教育部長(片山治彦君) まず、通学路の危険箇所への対処につきまし、教育委員会のほうからお答えをいたします。 今ほどおっしゃられましたとおり、安全・安心な通学路の確保につきましは重要なことであるというふうに考えおります。 通学路における危険箇所につきましは、各校で実施をされます安全点検や子供たちからの声、市民の皆様からの情報提供等によって把握を行っているところであり、提供いただいた危険箇所情報につきましは、教育委員会において集約、確認をした上で、警察や道路管理者などの関係機関、部署に、その対策を要請しているところでございます。 危険箇所の状況や対策方法、また所有権等の関係から、その対応に期間を要する場合もございますので、そういった場合は学校での児童・生徒への安全指導等を徹底し、登下校における危険の低減を図っているところでございます。 今ほどお話ありましたけれども、学校運営協議会による協議、提言も踏まえながら、警察や道路管理者等との連携を密にいたしまし、児童・生徒より安全に通学できますよう努めまいりたいと考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山口建設部長。 ◎建設部長(山口勝君) お答えいたします。 路面標示につきましは、交通事故を未然に防ぐための規制や指示による道路交通の円滑化などを目的に警察や道路管理者設置しているもので、横断歩道につきましは警察設置し、維持管理を行っているところでございます。 宇和島警察署に確認いたしましたところ、交通事故発生状況や通学路等の利用実態を勘案し、特に摩耗率高く視認性の低い箇所から順次補修を実施しているところでありまし、今後も適切に対応したいという回答はいただいおります。 なお、横断歩道以外の路面標示につきましも、摩耗等で薄くなった箇所につきましは、宇和島警察署や国道・県道各管理者との情報共有を行いながら、交通安全対策を実施しまいりたいと考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) これを言う前にいろいろ調べみたんですけれども、私言おうかなと思っていたところきれいになっおりました。佐伯町から明倫校、城南中学を抜けるところですか、あそこらは消えかけおりましたけれども、きれいになっおりました。できましたら、宇和津小学校の前もお願いできたらということで申し添えおきます。 7点目に、通級指導についてでございます。 発達障害のある子供、通常学級に在籍しながら、一部の授業を別室で学ぶの通級指導です。先月、文部科学省発表した2020年度の調査によると、全国の小・中・高生のうち、過去最多となる16万4,693人通級指導を利用し、障害のある子供に対する適切な教育支援広がっていること明らかになっています。文部科学省は5月に専門家会議を立ち上げ、制度拡充加速するそうです。 通級指導は、読み書き苦手だったり、友人とのコミュニケーションうまく取れないなどの児童・生徒、普段は通常学級に在籍しながら、個別の障害の状況に応じ一部の授業を別室で受けることできる制度であります。 文科省によりますと、この10年間で義務教育段階の子供の数1割減少する中で、通級指導を受ける児童・生徒は年々増加し、2.5倍に拡大をしています。背景には、発達障害のある子供の増加に加え、通級指導に関する理解や認識高まったことがあると見られています。 通級指導を利用する子供の障害種別です、言語障害最も多く4万3,632人、26.5%、注意欠陥多動性障害、ADHD3万3,825人、20.5%、自閉症3万2,346人、19.6%となっおります。 通級指導の充実をめぐっては、我が党強力に推進をしまし、2017年度予算で通級指導の担当教職員は、毎年の予算編成のたびに決まる加算定数から、児童・生徒数などに応じ自動的に決まる基礎定数に組み込まれました。2025年度まで計画的に増員される見通しでございます。 通常学級に在籍しながら、自分らしい学校生活送れるよう支援しいくべきと考えます、我が市の状況、また御所見をお聞かせ願えたらと思います。片山教育部長。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 片山教育部長。 ◎教育部長(片山治彦君) お答えをいたします。 現在、宇和島市には、小学校3校4教室、中学校2校2教室、計6教室の通級指導教室があり、9月1日現在で、小学生78名、中学生33名、計111名利用をいたしおります。 成果といたしましは、それぞれの児童・生徒の持つ課題について、専門的な指導を個別や小集団で受けることによって、通常の学級での学習、生活場面での困難を軽減できているという点挙げられているというふうに考えおります。 一方、課題といたしましは、利用する児童・生徒数も増加しおりますことから、その児童・生徒にとって必要な指導時間の確保難しいこと、また自分の学校に通級指導教室ない場合には、保護者の送迎必要なこと等でございます。 今後、児童・生徒在籍する学校で専門性の高い通級による指導受けられますように、通級指導教室の増設、あるいは巡回指導のできるシステムづくり必要であると認識しおります。その具現化のための協議検討を今後行っまいりたいというふうに考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 既にもう宇和島市では実際に進んでいるということで、そして、また様々な課題もあり、それに挑戦をしているということをお伺いをいたしまし安心をいたしましたし、しっかり取り組んでいただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。 8点目、高齢者の詐欺被害防止についてお伺いをいたします。 警察庁の調べでは、コロナ禍も影響いたしましてか、昨年、2021年度の特殊詐欺の被害件数は4年ぶりに増加をいたしまし1万4,461件、被害額278億1,000万円に上るそうであります。また、はっきり確認できただけで、2003年から2021年までの被害総額は5,743億円、小規模な県の一般会計予算ほどの被害総額になっおります。ほとんど高齢者からむしり取った金額だと思うと、非常に残念に思います。 架空請求、オレオレ詐欺など、いろいろな詐欺の中でも還付金詐欺増えおります、こうした特殊詐欺件数の85.7%を65歳以上の高齢者占めおります。我が市における詐欺被害の状況は、先ほどの畠山議員質問しおりましたのでよろしいです、実際に70から80と聞きまし、意外に少ないなと思いながら聞いおりました。 警察庁の特殊詐欺の現場と高齢者被害防止のための新たな取組にありました表を見いただいたらと思うんです、これも警察庁の資料です、詐欺被害に対する意識を見ると、実に80%近くの方自分は被害に遭わないと思っていたと、断トツですよね。どちらかといえば遭わないと思っていた人18%ぐらい。だから、遭うかもしれないと思っていた人は僅かですね、本当に少ないと思います。よもやの人、還付金があるということでATMまで行った方がいました。 警察庁では、詐欺防止の有効な対策を紹介しおりますけれども、その1は、迷惑電話防止機能のある電話機を設置する。その2は、常に留守番電話にしおき、知っている番号のみ折り返すとありました。 特殊詐欺から高齢者を守る効果的な手段として、電話の音声を自動録音する機能がある固定電話や、各家庭の電話機に取り付ける専用装置を貸し出す自治体増えおります。電話鳴る前に、この電話は詐欺などの犯罪被害防止のために録音しますと相手に警告をします。詐欺電話だけでなく、悪徳商法や迷惑電話にも高い効果認められています。 大分県と各市町村では、防止機能付き電話機あるいは外付けの機器の購入費の3分の1、上限1万円です、補助をしおります。各家庭の電話機に取り付ける専門機器を貸し出す自治体もあります。迷惑電話かからなくなったなど、大きな反響も寄せられおります。高齢者の特殊詐欺被害防止に大きな力を発揮する、この防止機能付き電話への補助、また貸出しにつきましどうお考えか、お聞かせを願えたらと思います。古谷市民環境部長、お願いします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 古谷市民環境部長。 ◎市民環境部長(古谷輝生君) お答えいたします。 電話による詐欺を防止する対策といたしましは、留守番電話の機能を見直しいただくのも一つの手段かと思います。迷惑電話防止機能のある電話機を設置することも効果的な手段であると考えます。 御案内いただきました防止機能付き電話への補助、また貸出しに関しましては、先進地の事例や他市町の状況、市内の情勢を参考にしながら検討しまいりたいと考えおるところでございます。 以上でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 検討ですか。これは先ほどからずっと言っていますように、すごい数の被害もう既に出おるわけで、これから先に備えという話ではなく、今実際に被害起こっているということですので、検討する時間もあまりないのではないかというふうに思うんですつ頃までにできますかね。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 古谷市民環境部長。 ◎市民環境部長(古谷輝生君) 県内でも新居浜市今取組をされおると伺っおります。そのあたりの背景等を捉まえまし、早急に対応いたしたいと思います。 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) これはもう市長決断しもらったらすぐできると思うんです、そんなに予算かからないと思うんです、いかがですか、市長。 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) 先ほど古谷部長申し上げたとおり、これからしっかり整理をし判断しいきたと思います。 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) よろしくお願いをいたします。 では、次の空き家、空き地の雑草対策についてでございます。 最近よく空き家、空き地に茂っている雑草の苦情があります。持ち主分からない、誰に言えばいいのか分からないで手もつけられない、何とかできないかという苦情です。個人情報で、聞いも答えくれませんから、持ち主に管理を呼びかけるのは市の役割になります。1度で駄目なら2度、3度と声をかけ、管理をするよう働きかけをしいただきたいと思います。 昨年、私の地元で町内清掃を行いました。持ち主分からない狭い土地です、いろいろと茂っおりますので、近くの方と雑草、雑木を撤去いたしました。そこにハゼの若木生えおりまし、危ないからといっ処分をいたしました。ところが、私は何もなかったんですけれども、一緒に作業をしくれた方ハゼにかぶれ通院する事態になりました。こんなになるんですよ、すごいでしょう。かぶれたら、ハゼに。本来、所有者しなければならない作業を所有者分からないので地元で対処をしました、けが人を出ししまいました。 今も、ほかの住宅地の真ん中の雑草の土地の茂りに茂った草の除去を複数、市にお願いをしおります。所有者に対応をお願いしいくのは本当に大変かと思いますけれども、頑張っいただきたいなと思っおります。古谷市民環境部長、担当として答弁お願いします。 ○議長(石崎大樹君) 古谷市民環境部長。 ◎市民環境部長(古谷輝生君) お答えいたします。 空き地は私有財産であるため、原則その所有者、管理者空き地の管理を適切に行っいただくこと必要と考えおります。所有者の転出や死亡に伴いまし、所在確認できないケースにつきましは、環境保全上、支障がある場合について、生活環境課で調査を行い、所有者の所在を確認し、適切な管理行われるよう対応をいたしおります、さらに地元との連携必要な場合は協議をさせいただいたらというふうに考えおります。 以上でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) この持ち主特定できますと、町内でももう直接電話をかけ、早くやりなさいということで、もう再三にわたって電話をし、そして連絡を取っ、そして草刈りをすると、こういうような状況で、最近もたびたび電話し、それに耐えかねたか分かりませんけれども、今はきれいに整地され草一本生えていないという状況にもなっおります。 実際にそうした持ち主分からないところについては、本当は教えいただければ、地元でしっかり対応しいきますよということですよ。分かったら、もう積極的に、早よせんか言いながらお願いするわけですからね。そういうことからいいますと、それできないので、私から言わせると、もう少し、分かっているんですから、まだやっていないなということでありますと、また請求しいただくとか、何かできないのかなというふうに思うんですよ。それは我々地元も権限はないですよ、何回も言っ、言っ、早よせ、早よせ言いながらやっも、何の権限もないですけれども、でも、言うことによってやっくれれば、そこの地域の住民も安心し生活できるわけですので、その点は重々よろしくお願いをしたいと思います。 10番目、男子トイレにサニタリーボックスをということで、質問を書いた後に庁内の男性トイレを見ますとついおりまし、どうしようかなと思ったんです、質問させもらいます。 サニタリーボックスの公共施設への設置についてお聞きをいたします。 男性に多い膀胱がんや前立腺がんなどの手術後に、排尿コントロール困難になった方尿漏れパットを使うことがあります。そうした方のニーズに応えるために、サニタリーボックスを設置しいただきたいと思います。 全部に設置をしなくも、設置しているトイレにサニタリーボックス設置の表示があれば、対応できるのではないかというふうに思っおります、この点はいかがでしょうか。 ○議長(石崎大樹君) 伊手保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 国立がん研究センターのがん統計によりますと、近年膀胱がん、前立腺がん増加しているがんに含まれおりまし、特に50歳代からの増加著しいと言われおります。そのため、今議員言われましたように、尿漏れパットを使用する方も増えおり、男子トイレへのサニタリーボックスの需要高まっていることも承知をしおります。 このような状況を踏まえまし、本市では、本年6月になります、市役所の本庁舎と各支所の男子トイレへサニタリーボックスを設置したところでございます。他の施設への設置、また表示につきましは、先行事例も参考に検討したいと考えおります。 以上です。 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 建設部長に、公園とかに設置しているトイレとか、そういうところの状況についてお願いいたします。 ○議長(石崎大樹君) 山口建設部長。 ◎建設部長(山口勝君) 公園のトイレにつきましは、男子トイレにつきましはサニタリーボックスの設置は今現在ないという状況になっおります。 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) ないというのは分かったんです、今後の予定についてお願いします。 ○議長(石崎大樹君) 山口建設部長。 ◎建設部長(山口勝君) 保健福祉部のほうとも連携しまし、公園の男子トイレにつきましは、ある程度前向きに検討はしいきたいというふうには考えおるところです。 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 庁舎内はできたじゃないですか。支所とか、そうしたところも全て設置をされているんですか。 ○議長(石崎大樹君) 西本総務企画部長。 ◎総務企画部長(西本能尚君) 先ほど伊手部長お答えしましたように、各支所の男子トイレへ設置しているところでございます。 ◆22番議員(松本孔君) できている。 ◎総務企画部長(西本能尚君) 各支所の男子トイレに設置できおります。 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 分かりました。 じゃ、検討し、なるたけ早く設置しいただければというふうに思います。よろしくお願いします。 11番目、津島やすらぎの里の温泉について質問いたします。 温泉復活は、市民は本当に首を長くし待っおります。私も最近、亀ケ池の温泉に行きましたけれども、物品販売の場所はもう手つかずで、温浴施設だけ先行し営業しおりまし、それでも大変喜ばれおりました。温浴施設の早期の開設は望めないかなということを、まず一つお願いしたいと思います。 それから、祓川温泉の熱源は木質バイオマスボイラー、それを手本に、ぽっぽ温泉は全面的に木質バイオマスボイラーで営業しおります。雲の上の温泉は木質ペレットと灯油ボイラーの併用で熱源を確保しおります。 やすらぎの里の温泉には、化石燃料だけではなく木質バイオマスとの併用した熱源の導入を求めたいと思っおります。私はこの前も質問しました、頑なに拒否されるの理解できません。 以前、祓川温泉にバイオマスの導入を訴えまし、実現でき、地元の皆様から大変に喜ばれました。ぽっぽ温泉後に続きました。これだけSDGsとうたわれながら、化石燃料の不安露呈している中で、無理ですと言われるの理解できません。祓川、ぽっぽ温泉、そして雲の上の温泉など本当に視察され、明確な理由があってのことかとお聞きしたいと思います。 薬師谷の温泉がありましたけれども、石油の高騰などで閉鎖の一因になったというふうなことも聞いおります楠産業経済部長、よろしくお願いします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 山口建設部長。 ◎建設部長(山口勝君) お答えをいたします。 まず、御提案の温浴施設を先行し建設をし、営業できないかということにつきましては、工事費増加するばかりでなく、特産品売り場よりも温浴施設のほう工期長く、温浴施設の完成工期に大きな差ないこと、また、利用者の安全面から困難であるというふうには考えおります。 続きまし、やすらぎの里の熱源でございますけれども、市の施設であります津島町にある祓川温泉につきましは、平成27年に薪ボイラーを導入しおりまし、灯油ボイラーと併用し温泉を提供しおります。地域団体指定管理者ということもありまし、地元から安価な薪を調達でき、燃料費の削減や環境負荷の低減という面で成果ているというふうに認識をしおります。 御質問にございました、近隣で木質バイオマスボイラーを導入しおります松野町や高知県の梼原町におきましては、地域内で薪や木質ペレットを生産する施設ございまし供給体制整っおります。両町に問い合わせたところ、高齢化や人手不足などにより、安定した安価な原料調達には課題もあるということで伺っおります。 祓川温泉におきましては、何とか地元の産材を安価に調達することできおります、より大規模な施設となります新津島やすらぎの里に必要な量を、地元や近隣から安定した安価な原料調達を確保できるという見通しは現在ないという状況にございます。安定した供給先確保されていない現況におきましては、木質バイオマスボイラーの導入には慎重な検討必要であると考えおります。 現段階におきましては、導入費抑えられ、発生熱量も高く、安定的な燃料確保に利点のありますヒートポンプと、ガスまたは重油ボイラーの併用最適と考えているところでございまし、ヒートポンプでは温泉の排水の廃熱を利用することとしおりまし、環境負荷の軽減を図ることとしおります。 新やすらぎの里の熱源につきましは、導入コストや燃料費、燃料の安定確保、環境負荷など総合的に検討を行った上で、最終的な判断をさせいただきたいと思います。 新施設につきましは、令和7年度中の完成、オープンを目指しているところでございまし、早期のオープンを望む多くの市民の方々にはいましばらくお待ちいただくことになりますけれども、一日でも早いオープンに向け、またすばらしい施設となるよう取り組んでまいりたいと考えおります。 以上です。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 熱源については今の説明、それなりに聞かせいただきました。私望むのは一日も早い完成ということですので、遅れることのないようにお願いしたいというふうに思います。 最後の質問です、迷い犬猫についでございます。 先日、二男宅に迷い犬参りまし、暑い日で、水をあげたりしたようです。近所のどこかの犬でしょうか、分かりません、聞いも分かりませんと。首輪も鑑札も名前もないので分からない。私もすぐに写真を撮っ、フェイスブックに載せ拡散しました。市役所の生活環境課に連絡を入れまいりました。環境課の職員の方二男宅に引き取りに来くださるという手はずのところ、飼い主さんからは連絡ありましたと、連れにいっもらいますということで電撃解決をしたわけです。 ぼうっとしていたわんちゃんも、飼い主さんを見た途端走り出し、飛びつい、双方感激の再会になったわけであります。非常に暑い日で、歯車合わなければ危ない事態になったかもしれません。犬猫のマイクロチップの装着は、以前から飼っている犬猫については努力目標で、ほとんど装着をしていないと思われます。首輪に連絡先をつけるのは当然です、抜けることもあります。今回、保護人、飼い主迅速な連絡をした結果、早急な解決となりました。 私は防災ラジオを迷い犬猫に使えないかというふうに思っおりまし、こんな犬を保護しています、こんな犬猫今日行方不明になりましたとか流しもらえれば早急な解決に結びつい、捨て犬猫の防止にもつながるのではないかと思います。検討しいただきたいと思います。 なぜそう申したかといいますと、合併前、ある町の無線放送で、こんな放送流れおりました。「明日は不要犬の回収日です。持っください」、こういう放送流れた。私はあんまりだと思いまし、議会質問で言ったこともあります。今回は命を救うための放送でありますし、飼い主に戻すことできたら行政の手間も省けるのではないかと思います、検討願いたいと思うんです、古谷市民環境部長ですか。土居さん、お願いします。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 土居生活環境課長。 ◎生活環境課長(土居友治君) お答えいたします。 現在、市で迷い犬猫を保護した場合、ホームページ上に写真等を掲載し情報提供を行うとともに、登録情報等を基に飼い主ではないかと思われる方に連絡を取ることにより、保護した迷い犬猫はほぼ飼い主のもとに帰っおります。 また、迷い犬猫の早期解決や捨て犬猫の防止については、情報提供の方法と改善できる点は検討を重ねおり、DX推進計画にあるマイクロチップを活用した体制整備も進めいきたいと考えおります。 なお、現在の本市の行政連絡放送につきましは、配信する内容市民生活に影響を及ぼす事故等に限られていることから、御提案のありました迷い犬猫に関するお知らせを配信することは難しいものと思われます。一方、FMいやや宇和島ケーブルテレビでは、放送の中でお知らせすること検討できると聞いおりますので、相談をしみたいと考えおります。 以上でございます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。 ◆22番議員(松本孔君) 分かりました。でも、UCATとFMいや、そういうところでも流しいただけるという可能性があるということですので、それを期待をいたしまし、私の質問を終わりたいと思います。 どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(石崎大樹君) 以上で、松本 孔君の質問を終わります。 これをもちまして、一般質問を終了いたします。 次に、「議案第57号・宇和島市議会議員及び宇和島市長の選挙における選挙運動経費の公費負担に関する条例の一部を改正する条例」以下日程記載の順を追い、「議案第72号・工事請負契約について」までの16件を便宜一括議題といたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 異議なしと認めます。 よって、「議案第57号」ないし「議案第72号」までの全案件につきましは、便宜一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 次に、本日、お配りしているとおり、「議案第73号・令和4年度宇和島市一般会計補正予算(第5号)」提出されおります。 お諮りいたします。 この際、「議案第73号」を日程に追加し、議題といたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 異議なしと認めます。 よって、「議案第73号」を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 理事者の説明を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 西本総務企画部長。 ◎総務企画部長(西本能尚君) ただいま上程されました「議案第73号・令和4年度宇和島市一般会計補正予算(第5号)」について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、国や県の肥料・畜産飼料価格高騰対策事業に連動し行う支援に要する経費を計上しおります。 まず、第1条は、予算の総額に歳入歳出それぞれ3,000万円を追加し、総額を503億588万3,000円としようとするものです。 それでは、予算の概要を御説明いたします。 まず、歳入予算につきましは、歳出に対応する財源として、第16款県支出金を計上し、なお不足する額について、財政調整基金からの繰り入れにより対応いたします。 次に、歳出予算につきまし御説明いたします。 第6款農林水産業費は、3,000万円の追加で、肥料及び畜産配合飼料の価格高騰対策に要する経費を計上しおります。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。
    ○議長(石崎大樹君) 以上で説明終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔発言する者なし〕 ○議長(石崎大樹君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま上程中の各議案につきましは、さらに慎重審議を行うため、お配りしている常任委員会付託表のとおり、日程記載の「陳状第5号・個人の所蔵文化財等を収蔵する伊達博物館建設公共事業として適切か、第三者委員会を設置し検証を求める陳情」とともに、所管の委員会に付託いたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 異議なしと認め、そのように決定いたします。 次に、「認定第1号・令和3年度宇和島市一般会計及び特別会計決算の認定について」及び「認定第2号・令和3年度宇和島市公営企業会計決算の認定について」につきましは、便宜一括議題といたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 異議なしと認め、「認定第1号」及び「認定第2号」につきましは、便宜一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 「認定第1号・令和3年度宇和島市一般会計及び特別会計決算の認定について」及び「認定第2号・令和3年度宇和島市公営企業会計決算の認定について」につきましは、それぞれ決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査といたします。 なお、委員の選任につきましは、今定例会最終日に指名いたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 異議なしと認め、そのように決定いたします。 次に、本日お配りしているとおり、「議案第74号・宇和島市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」提出されました。 お諮りいたします。 この際、「議案第74号」を日程に追加し、議題といたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 異議なしと認め、「議案第74号」を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 理事者の説明を求めます。     〔「議長」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 岡原市長。 ◎市長(岡原文彰君) ただいま上程されました議案について御説明いたします。 「議案第74号・宇和島市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」につきましは、現在、委員であります田村裕子氏、令和4年9月27日をもって任期満了を迎えることに伴い、同氏を再び任命しようとするもので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によって、議会の同意を求めるものであります。 以上で説明を終わります。 御同意くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(石崎大樹君) 以上で説明終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託及び討論を省略し、即決いたします。 これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 異議なしと認め、これより採決を行います。 採決は、電子表決システムにより行います。 賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押しください。 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。 お諮りいたします。 「議案第74号・宇和島市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」は、提案のとおり、これに同意することに賛成または反対のボタンを押しください。     〔賛成・反対のボタンにより表決〕     〔「賛成。ボタン押せません、反応しない」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) 分かりました。     〔「賛成です」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石崎大樹君) はい。 押し忘れなしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員であります。 よって、本件は提案のとおり、これに同意することに決定いたしました。 これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。     午後2時10分 散会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。   宇和島市議会 議長 石崎大樹          議員 赤松孝寛          議員 畠山博文...