宇和島市議会 2022-09-16
09月16日-04号
令和 4年 9月 定例会令和4年9月
宇和島市議会定例会議事日程第4号令和4年9月16日(金)午前10時
開議会議録署名人指名一般質問議案第57号
宇和島市議会議員及び宇和島市長の選挙における選挙運動経費の公費負担に関する条例の一部を改正する条例議案第58号 宇和島市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例議案第59号 宇和島市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例議案第60号 宇和島市奨学資金に関する条例の一部を改正する条例議案第61号 宇和島市
特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例議案第62号 宇和島市
建築関係手数料条例の一部を改正する条例議案第63号 宇和島市下水道条例の一部を改正する条例議案第64号 宇和島市
病院局企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例議案第65号 令和4年度宇和島市
一般会計補正予算(第4号)議案第66号 令和4年度宇和島市
介護保険特別会計補正予算(第1号)議案第67号 令和4年度宇和島市
病院事業会計補正予算(第2号)議案第68号 令和3年度宇和島市
水道事業会計その他未
処分利益剰余金変動額の処分について議案第69号 財産の取得について議案第70号
工事請負契約の変更について議案第71号 あけぼの園の指定管理者の指定の期間の変更について議案第72号
工事請負契約について (議員質疑・委員会付託)(追加案件)議案第73号 令和4年度宇和島市
一般会計補正予算(第5号) (
理事者提案説明・議案質疑・委員会付託)(陳情)[今議会提出分] (
産建教育委員会)陳情第5号 個人の所蔵文化財等を収蔵する
伊達博物館建設が公共事業として適切か、
第三者委員会を設置し検証を求める陳情 (委員会付託) (決算認定)認定第1号 令和3年度宇和島市一般会計及び
特別会計決算の認定について認定第2号 令和3年度宇和島市
公営企業会計決算の認定について (質疑・委員会付託)(追加案件)議案第74号 宇和島市
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて (
理事者提案説明・議案質疑・
採決)-----------------------------------本日の会議に付した事件議事日程のとおり
-----------------------------------出席議員(24名) 1番 槇野洋子君 2番 吉川優子君 3番 田中秀忠君 4番 山本定彦君 5番 畠山博文君 6番 佐々木宣夫君 7番 山瀬忠弘君 8番 椙山三也君 9番 浅田美幸君10番 川口晴代君11番 中平政志君12番 武田元介君13番 浅野修一君14番 赤松孝寛君15番 三曳重郎君16番 兵頭司博君17番 石崎大樹君18番 我妻正三君19番 坂尾 眞君20番 清家康生君21番 上田富久君22番 松本 孔君23番 福本義和君24番 泉 雄二君
-----------------------------------欠席議員 なし
-----------------------------------説明のため出席した者の職氏名市長 岡原文彰君副市長 玉田光彦君
総務企画部長 西本能尚君教育長 金瀬 聡君
病院事業管理者 梶原伸介君
市民環境部長 古谷輝生君
保健福祉部長 伊手博志君
産業経済部長 楠 憲雄君建設部長 山口 勝君教育部長 片山治彦君水道局長 和田 靖君
医療行政管理部長 大宿昌生君市長公室長 梶原祥敬君総務課長 武田 靖君財政課長 中川耕治君
保険健康課長 山本弥生君市民課長 平田 幸君
危機管理課長 山下真嗣君高齢者福祉課長 岩村正裕君
生活環境課長 土居友治君
-----------------------------------会議に出席した
議会事務局職員局長 水野宏一君次長 宇都宮 太君次長補佐 酒井宏治君議事法制係長 毛利泰三君主査 中村太郎君主事 中川武史君~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時00分 開議
○議長(石崎大樹君) ただいまの出席議員は24名で
あります。 定足数に達し
ておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の会議は、議事日程第4号により進めます。 本日の
会議録署名人に、赤松孝寛君、畠山博文君を指名いたします。 それでは、昨日に引き続き一般質問を行います。 まず、山本定彦君の発言を許します。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) おはようございます。山本定彦でございます。 20回目の一般質問の登壇となりますけれども、今日
が一番緊張し
ているかもしれません
が、理事者の皆様には明快な御答弁のほどをよろしくお願いいたします。 それでは、通告に基づきまし
て質問に移りたいと思います。 まず最初に、吉田橋北・
御殿内地区内水氾濫対策についてお尋ねします。 令和3年度当初予算において、
浸水対策検討業務ということで、既設排水路及びポンプ場の排水能力を調査し、対応策を検討され、令和4年度当初予算において
吉田橋北地区23ヘクタールの実施設計
が予定され
ています
が、現在の進捗状況をお尋ねします。
山口建設部長、お願いします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
山口建設部長。
◎建設部長(山口勝君) お答えいたします。
吉田橋北地区・御殿内地区の
内水氾濫対策につきまし
ては、令和3年度から浸水対策の調査検討を行っ
てまいりました
が、先月、既設排水路及びポンプ場の排水能力の検討結果
がまとまったところでございます。 この結果を基に、まず、橋北地区につきまし
て整備方針の検討に着手し、年内には方針を決定したいと考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 資料をお願いします。 吉田地区は、本当に昔ながらの町並み
が現存する地域でございます。旧の吉田町の市街地部分なんですけれども、水路の大幅変更など
があるようでしたら、なおさら住民への説明会
が必要だと思います
が、今後予定はいかがでしょうか、
山口建設部長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
山口建設部長。
◎建設部長(山口勝君) 住民説明会につきまし
ては、整備方針案
が取りまとまっ
てからの開催を考え
ておりますので、改めて地元の皆様に御案内させ
ていただきたいと思っ
ております。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 今後、愛媛県
が計画され
ている立間川
水系流域治水プロジェクトともちろん連携し
ていただきたいと思うんですけれども、令和6年度から予定され
ている御殿内地区の78ヘクタールについても、設計業務など、様々な連携
が必要じゃなかろうかと思います
が、県と市
が負担
が軽減できるんじゃないかと思うんですけれども、
山口建設部長、いかがでしょうか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
山口建設部長。
◎建設部長(山口勝君) 御殿内地区の整備方針の検討につきまし
ては、橋北地区の方針決定後に開始する予定となっ
ております。 議員おっしゃるとおり、立間川流域の
治水プロジェクトの実施主体で
ある愛媛県とも情報共有
が必要と考え
ておりますので、そこら辺、情報共有をしっかりしながら進め
てまいりたいと考え
ております。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 出水期になると、もう出水期にならなく
ても、本当にこの地域の方は土嚢袋を家の前に置い
ているんですよ。しっかりと
内水氾濫対策も、県のほうの工事のほうもすごく心配され
ている方
が多いので、進捗
がしっかりと進んで
いることは安心しました。ありがとうございます。 次に移りたいと思います。 市長の政治姿勢について。 冒頭の部分は、ちょっと後ほど重なっ
てくる部分も
ありますので割愛させ
ていただい
て、今年の5月に岸田総理は世界最大級の金融街、英国ロンドン・シティでの投資家への基調講演の際に「Invest in
Kishida」と、日本経済の変革と成長を売り込みました。 政策提案の1つ目は人への投資、職業訓練、リカレント、生涯教育などへの積極的な投資を目指し、貯蓄からの投資としては、資産運用などによる
資産所得倍増プランを進めたいとし、2つ目は科学技術、イノベーションへの投資とし、AI、量子、バイオ、デジタル、脱炭素の5つの領域で国家戦略を明示し、研究開発費を増大させる企業にはインセンティブを付与するとし、3つ目は
スタートアップ投資で、戦後第2の創業ブームをつくりたいとし、4つ目は
グリーンデジタルへの投資とし、2050年カーボンニュートラル、2030年温室効果ガス46%排出削減に向け、今後10年で150兆円規模の関連投資を実現し
ていくと打ち出されました。 このような岸田総理の新しい資本主義のような考え方について、どう捉え
て、宇和島市はどう取り組まれ
ていくのか、お考え
があるか、岡原市長、いかがでしょう。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) お答えします。 岸田首相のこの御発言の前提というか、背景といたしまし
ては、もう国を超え
て地球全体で取り組んでいくというか、一共同体として考え
ていくということ、
グローバリズム等々のそのお話
があるんだろうと思っ
ております。 今後これらにつきまし
ては、詳細なる具体的なプランというもの
が示されるということでございますので、国の動向等々を注視をしながら、市で何
ができるかというのはしっかり考え
ていきたいと思います。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) そうすると、
グローバリズムを大切にしたいとお考えなのか、
ナショナリズムを、国内のことをどう考え
て大切にされますか。岡原市長、いかがですか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君)
グローバリズムを単純に表現をいたしますと、経済の発展で
あるとか平和に対する寄与につながっ
ていくんだろうとは考え
ておりますけれども、ただ、それだけでは大きな問題
が生じるだろうと認識し
ております。 ここで
ナショナリズムという言葉はいろんな意味を持ち合わせ
ているので、それ
が適当かどうか分かりませんけれども、やはり国や地域の利益、そして平和を確保し
ていくためには、
ある一定のルールで
あるとか、そういった規制というものは必要で
あると、そのように考え
ている次第でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 私は今、御発言の中でも
あったかもしれません
が、ローカリズムといっ
て、やっぱりこの地方、宇和島市の事業、また宇和島市の指定管理とか入札も含め
て、やはり宇和島市でできることはしっかりと宇和島市でやっ
ていく、こういったローカリズム
が大事じゃなかろうかと思います。宇和島市の企業を守っ
ていく、地場産業を守っ
ていく、そして新しくチャレンジする、挑戦する方々をしっかりと育て
ていくという観点をぜひ大切にし
ていただい
て、市政運営、頑張っ
ていただいたらと思いますし、私もしっかり勉強し
ていきたいと思います。 資料、お願いします。 次の質問に移ります。 海外資本の投資状況や世界情勢、国内状況を鑑みた当市の
産業経済対策についてお尋ねします。
農林水産省ホームページにて、外国法人などによる農地取得に関して、令和2年の農地取得した外国法人
が5社存在し、そのうち1社
が西条市の案件で中国国籍の企業のようです
が、最大10.1ヘクタールの取得で、同様に平成31年から令和元年にも5.9ヘクタール、これは同じ企業なんでしょうかね、取得され
ています。 農地に限らず、森林、水源、土地など、宇和島市においてはどのような状況ですか。把握され
ていること
がございますでしょうか。
楠産業経済部長、お尋ねいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
楠産業経済部長。
◎
産業経済部長(楠憲雄君) 市におきましては、農地法や森林法、
国土利用計画法に基づき届出
が行われたものにつきまし
て、土地取得の情報を把握すること
ができますけれども、農地法や森林法では届出の対象
が農地や森林などに限られ
ていること、
国土利用計画法では小規模な土地取引については届出
が不要になっ
ていることから、市
が土地取得情報の全てを把握する仕組みにはなっ
ておりません。 また、これらの届出
があったものについても、土地の取得者
が外国資本で
あるかどうかを確認するもの
がないため、市におきましては、外国資本による
土地取得情報を正確に把握することは難しいと考え
ておりますけれども、これらの届出におけます情報の中では、直近5か年におきましては、本市において外国資本による土地取得の情報は確認され
ておりません。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 少し安心しましたけれども、上海電力の案件
が少しというか、よくメディアでも最近報じられ
ているんですけれども、咲洲のメガソーラーは最初は、橋下市政でのことだったんですけれども、やっぱり当初は違う、日本の企業のような方々
が合同体で進められ
ていたこと
が、事業承継など
が重なっ
て、最後に運用するときになっ
て上海電力
が出
てくるような、違法性はないとしても、ちょっと違和感の
ある内容ではないかということで、メディアも取り上げられ
ておったんじゃないかと思うんですけれども、やっぱりそういった中で、岸田首相
が「Invest in
Kishida」という投資を訴え
ているんですけれども、宇和島市においても、海外資本の投資については現在どのようにお考えでしょうか。岡原市長、いかがでしょう。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) 今、例を出された個別の案件について申し上げるのはなかなか厳しいところでございますけれども、日本におきましては、オリンピック
が開催され
て、そして円安
が今進行し
ている。また不動産については、その価値よりも幾らか低く見積もられ
ているような、こういった状況
がある、割安感ですね。そういった中で、
外国人投資家の皆さん方
が、この不動産物件に対しまして積極的に投資をし
ているという、そういった事実というものをよく聞くところでございます。 これは経済の循環からすると、これは別に好ましい部分は
あろうかと思います
が、この外国資本ということ
が何かしらいろいろと雑音というもの
が聞こえ
てくるところだと思いますけれども、私といたしまし
ては、これは一般論でございます。先ほどの電力等々の社会インフラにつきまし
ては、国民生活で
あるとか、また経済活動に直結し
ていくもので
あると認識し
ておりますので、それらの安定供給については、やはりそれらを担保し
ていく、そうした環境づくりのために、やはりそれらをしっかりと確保し
ていく努力、これはルールづくりで
あるとか、そういったものにつなげ
ていかなければならないだろうと、そのように認識し
ているところでございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 吉田町時代に象山県との交流
があって、宇和島市も続け
ていく中で、もう本当にしっかりとしたいい交流
ができればなと思っ
ているんです
が、実は平成の30年といいますか、失われた30年と言われ
ているこの平成からの30年
が、日本はもう賃金
が上がらない、上がっ
てこなかった日本でした。しかしながら、アメリカのGDPはほぼ4倍となっ
ており、日本は横ばいです。アメリカの大卒の平均給与は、今、約45万円、そしてスイスは約73万円、日本は18万とか20万とか言われ
ています。物価の違いは
あります
が、それに見合う経済成長をし
ているの
が世界の国々です。 世界の
企業時価総額ランキングトップ50に三十数社ほどランクインし
ていた約30年ほど前
がありました。現在ではトヨタのみの日本企業という現状、自動車産業
がグローバルスタンダードと言われる電気自動車、この電気自動車の燃料電池
が非常に資源として日本はない国なんですけれども、これ
が万が一何か
あれば、1,000万人と言われる自動車産業で働く方々
がいらっしゃる日本
が、本当に大変なことになるんじゃないかと私は心配し
ております。 韓国にも今は平均賃金は抜かれ
ている現状です。その昔、100万円を10年銀行に預け
ていたら倍になっ
ていった時代
がありました。企業の株はほぼ国内で保有され、銀行や生命保険会社などにより、その運用益は国内で循環し
ていた時代ではなかったのでしょうか。規制緩和だったのか、外国資本による株式介入により、企業の利益は株式配当や低金利を利用した海外の投資として運用され、日本国内で日本のマネー
が循環しない世の中を、誰
がつくったのかというか、そういう世の中になっ
ているのではないでしょうか。 郵政民営化としても、世界最大のメガバンク、ゆうちょ銀行の350兆円はどのように運用され
ているのでしょうか。土地やビルや企業
が外国資本に買われ、魂までも日本人は買われ
ているんじゃないかと私は心配するところです。 物価高騰、円安
が甚だしい中、宇和島市独自の
産業経済対策をお考えし
ていただけないでしょうか。岡原市長、いかがですか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) お答えします。 今、御発言の
あった壮大な部分ではございません。目の前のやはり生活に対しての物価高騰に対して、近々の6月議会におきましては、1つ目といたしまし
ては、プレミアム率
が40%の商品券で
あるとか、また、子育てに厳しい状況
が及んで
いる、こども応援券、そして給食費の高騰について、それらに対応し
ていこうという、こういった対策費、そうした目の前の課題というものを一つ一つ、やはり解消はできなくとも、和らげ
ていこうとする取組というものをし
ているところでございます。 もう既に実施し
ているもの、そして、この商品券については10月20日からの実施ということを、今、皆様方にお伝えをするところでございますけれども、ぜひとも御利用いただきまし
て、幅広く傷ついた事業者の皆様、そして生活者の皆様に御利用いただきたいと思っ
ております。 そして、加えまし
て、先ほど全協でもお話を差し上げたとおりでございますけれども、農畜産業の方々
が、この物価高騰の中で、肥料、そして飼料の高騰により経営というもの
が圧迫され
ている事実というもの
がございます。このたび、この肥料と、そして畜産業の配合飼料につきまし
て上乗せの補助というものをなし
ていくということで、この後、追加で議案を上程させ
ていただきたいと思いますので、今後とも折を見
て必要な施策というものを構築をし
ていきたい、そのように考え
ている次第でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 先ほどの全協でも、水産業のこれからの飼料のことについてもしっかり考え
ていくお考えを示し
ていただいたんですけれども、やはりこれ
が長期的にというか、円安とか物価高騰
が続くやもしれませんので、カンフル的なそういう支援は本当にありがたいことだと思います
が、やっぱり長期的にもしっかりと、様々な方々
が挑戦できるような支援ということにつながることになるんです
が、次の質問に移りたいと思います。 学校運営についてなんですけれども、有機食材や地元産食材を利用した学校給食についてお尋ねします。 有機食材、地元産食材、ゲノム編集された食材の利用について、現在の利用状況はいかがでしょうか。
片山教育部長、お願いします。
○議長(石崎大樹君)
片山教育部長。
◎教育部長(片山治彦君) お答えいたします。 有機食材の利用状況につきまし
ては、宇和島市学教給食センター全体ではほとんど利用はございません。三間学校給食調理場におきまして、令和3年5月から6月初頭のニンジンの出荷時期に際して、有機栽培ニンジンを僅かに利用いたしたのみでございます。 次に、地元食材につきまし
ては、令和3年度実績におけます県内産物の使用割合は42.64%、そのうち宇和島産の食材の使用割合は17.50%でございます。使用した宇和島産の食材といたしまし
ては、宇和島産のお米、マダイ等の養殖魚、じゃこ天等の練り製品、ポンカン等の果樹類、キュウリ、キャベツ等の野菜類でございます。 次に、ゲノム編集をされた食品につきまし
ては、厚生労働省の食品衛生上の取扱要領により、開発者等
が厚生労働省に届け出ることとなっ
ております
が、当市におきましては、納入業者からの連絡及び通知は届い
ておりませんことから、使用し
ている可能性は極めて低いものと思われます。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 地元産食材について宇和島産
が17.5%、ここをしっかりとこれから増やし
ていけたらいいんじゃないかなと私は思っ
ているんですけれども、全国で有機給食を求める声
が高くなっ
てき
ており、全国オーガニック給食フォーラム
が来月、10月26日に東京のほうで開催されます。子供たちに安心で安全でおいしい給食を届けたいという保護者や教育者、農業者、漁業者の思い
が大きくなっ
てき
ているということで開催されるようです
が、全国の首長さんも20名以上参加予定と聞い
ておりますし、全国のJAの組合長さんも10名以上参加予定のとのことです。 資料、お願いします。 全国の給食実施自治体、または検討自治体の地図
があります。少し見にくい、大きく日本全国にすると分かりにくいので、ちょっとエリアごとでやっ
ていくと、緑と黄色、緑
が多分実施され
ている自治体で、黄色
が今検討され
ている自治体のようです。2022年、本年から緑の食糧システム戦略
が打ち出され、2050年までに有機農業面積を50倍にするという目標
が掲げられました。オーガニックビレッジ宣言する市町村
が募集され、今年は52市町村
が選定され、予算
がつくそうです。有機食材
が出口戦略に挙げられたのです。 海外ではもっと有機を求める現実も
あります。このフォーラムでは、一部でフランスと韓国の具体的な事例を御紹介いただき、オーガニック給食の波及
が、それにとどまらない農業の発展につながることを学べるとのことで、農水省からは具体的な施策活用法の説明をし
ていただくようです。 また第2部では、既に有機給食を始め
ている自治体や今奮闘中の方々の映像、3部では、この大きな動き
が日本農業の食の安全保障についての意義
が学べるとのとのことで、私もぜひ参加したいなと思っ
ております。 慣行農法を私は否定すべきものではないし、そう思っ
ているんですけれども、やはりこういった動き
があるということを踏まえ
て、岡原市長や担当者の方々も、リアルでもZoomでも参加できるようです
が、ぜひ参加し
ていただきたいと思います。いかがでしょうか。 今後の有機給食への取組、農業従事者の国内平均年齢
が約70歳ということのようです
が、年5%ずつ、この農業従事者
が減少し
ている現状ですので、そういった面に対するしっかりとした投資という面においても、この農業支援、水産業支援を含んだ施策展開をと考えます
が、岡原市長、いかがでしょうか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) 議員おっしゃるとおり、令和5年度の農林水産省の概算要求の中に、それらの関連する予算というもの
が含まれ
ているということは確認をし
ているところでございます。 本市におきましては、この有機農家の方々いらっしゃるところの中で、ただ、いろいろ課題というものも
あるとお聞きをし
ております。やはり規格をどのように考え
ていくのか、そして生産量をどのように増やし
ていくこと
ができるか、そしてやはり価格ということ
が挙げられようかと思います。 また、水産業界におきましても、これはまだまだスタートしたばかりでございますので、今後この取組
がどのように広がっ
ていくのか、そしてこれらを学校給食に活用すること
ができるかどうか、この流れというものを注視をしながら、その可能性というものをしっかりと把握をし
ていきたいと、そのように考え
ている次第でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 先手というか、先ほど国の施策も市長も述べられました
が、やっぱりそういった利用し
て、しっかりとまた当市で利用できるような給食への配慮、それ
がまたしっかりとした地域の地場産業の後押しになると私は思っ
ているんです
が、四万十市
が、近隣では有機給食をチャレンジし
ておられまし
て、30%ぐらい有機食材を利用され
ていることで、四万十市はどうやったかというと、無農薬・減農薬野菜食材を優先購入する、そして地元産食材を優先使用するという、この2方針を決められたそうです。そして、そういった認証制度をつくっ
てやっぱり取り組まれ
ておりました。市長もなかなかハードルも
あるよと言われ
ていたんですけれども、そういった中で、ほとんどの食材を地元で賄っ
ているということでした。 1食当たりの給食は、小学校で290円、中学校で320円ということなんですけれども、先ほどの国の施策も利用し
て公費で、泉大津もやっ
ている、4,100万ですか、泉大津は予算を組んで、米とか味噌をそういうふうにやっ
ていくということを聞い
ているんですけれども、やっぱり公費でそういった部分を負担すると、今度違った部分の普通の食材についてもしっかりと充実できるんじゃないかということも、そういった方々は考えられ
て進められ
ているようですので、ぜひまた検討し
ていただきたいと思います。 次に移ります。 現代における食品添加物の1年間の食品から生活の中で摂取する量
が、1年間で約8キロぐらい
あるんじゃないかと言われ
ております。私も8キロということを聞い
てすごく驚い
ているんです
が、給食についての食品添加物についてのお考えはいかがでしょうか。現在取り組まれ
ていることなど
あれば教え
てください。
片山教育部長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
片山教育部長。
◎教育部長(片山治彦君) お答えいたします。 食品添加物につきまし
ては、学校給食衛生管理基準の中で、食品の選定に当たっては、有害、もしくは不必要な食品添加物
が添加された食品については使用しないこととされ
ております。これを踏まえまし
て、当市におきましては、学期ごとに計画をいたします献立につきまし
て献立研究委員会にお諮りをし、各委員さんの意見を基に修正、調整し、確定しました献立計画を基に、各登録業者さんから御提出をいただく食材見積書に製品分析表及び商品企画書を添え
て御提出をいただい
ております。 提出された製品分析表及び商品企画書を確認し、ハム、ベーコンは無添加のものを選別いたしますとともに、添加物を使わないと製品にならないものは使用量を極力抑えた食材候補を選別し、献立研究委員による物資選定会の食材候補に載せ、各委員に食味、価格等を御検討いただいた上で、使用する給食食材を決定をし
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 四万十市では必要最小限の添加物をということだったんですけれども、宇和島市でもそのような感覚で取り組まれ
ていることは今御答弁で確認できました
が、例えばキャロットライスとかいうの
が出
てきたときに、ニンジン風味とかって書い
ていることを気になるお母様方
がいらっしゃったりとかするようですので、しっかりとまたそういった考えを持っ
て添加物についても取り組んでいただいたらなと思います
が、やはりあわせ
て、食育として、食べ物について大事なことを勉強した方
がいいんじゃないかなと思うんですけれども、食べることによって体
がつくられ
ていく、そして病気の原因になっ
ているんじゃないかということも
ありますので、現在、宇和島市で取り組んで
いることはございますでしょうか。これは
保健福祉部長でいいですか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 本市では、平成30年度から食を大切にし、健康で心豊かに生きる力を育むことを基本理念としました第3次の宇和島市食育プランに基づきまし
て、関係機関等と連携しながら食育を推進し
ているところでございます。 食の安全につきまし
ては、この食育プランに基づきまし
て、食品の品質や安全性について判断できることを目標とし、市民一人一人
が食の安全について知識を身につけること
ができるようにすること
が大切というふうに考え
ておりまし
て、ライフスタイルに応じた健康教育の実施で
ありますとか、各種健康診査での個別指導を行うほか、ホームページやパネル展等を通して周知啓発をし
ているところでございます。 食は命の源で
あり、食育は心豊かな生活の実現や健康を維持するために重要ですので、食の安全を含めまし
て、関係機関と連携しながら、広く今後も周知啓発に努め
てまいります。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) やはりここは教育委員会と保健福祉部のそういった食育とも連携され
て、本当に御家庭によっては、もうお腹いっぱい食べさせたいんだという方もおられるかもしれません
が、その前提として、やっぱり食べ物の内容というのもしっかりと食育ということで勉強し
ていただいた中で、この給食費の無料化で
あったり、補助で
あったりということを考え
ていくこと
が大事じゃなかろうかと思いますので、ぜひまたそういった観点を持っ
て進め
ていただきたいなと思います。 次に移りたいと思います。 こどもえがおプラットフォームから全国の知事、市町村長、教育長宛てに、マスクや黙食に対する子供へのアンケート回答集と質問状
が発送されたようです
が、その内容についての所感と、対応についてされたこと
があれば、まず、金瀬教育長にお尋ねします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 金瀬教育長。
◎教育長(金瀬聡君) マスクなしでの勉強、運動、あるいは楽しいおしゃべりをしながらの給食ということは、これは私も同じような思いを持っ
ております。 しかしながら、感染拡大防止策につきまし
ては、県・国の方針に基づき、全体として取り組んで
いるところでございます。そうした中、現時点ではマスクの着用や黙食につきまし
てはやむを得ない対応で
あると認識し
ています。 お送りいただいた質問状につきまし
ては、マスク、黙食は不用とのスタンスのもので
あるというようにお見受けいたしましたので、宇和島市教育委員会として独自の考え方を示すということは適切ではないと考え、今回は回答を見送らせ
ていただい
ております。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 市長、いかがですか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) 所感としては、今、教育長
が申し上げたとおりでございますし、また質問状に対する返信につきまし
ても、やはり市
が独自で進め
ているものではない、対策を継続し
ているものではないところでございますので、その返信につきまし
ても見送ったところでございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) なかなか御答弁も、そういう答弁になるかなとは思ったんですけれども、そういった思いを持たれ
ている子供たち
がいるということをしっかりと認識し
ていただきながら、今後伸び伸びと学校生活
が送れるように、また学校サイドでもいろいろと御協議いただいたらと思うんですけれども、そういった学校に行きたくなるとか、行かせたい学校ということを今質問の内容に掲げ
ているんです
が、先日「夢見る小学校」という映画を松山の門田市議さんより御紹介いただい
て見
てきました。 紹介され
ている学校は、65年間通知表のない長野県伊那市立伊那小学校、校則や定期テストをやめた世田谷区立桜丘中学校、30年前から体験学習を実践され
ているきのくに子どもの村学園は、和歌山県、福井県、山梨県、福岡県、長崎県にございまし
て、小中連携や高等専修学校まで
あるような教育機関でした。 教育長も御覧になられたんじゃなかろうかと思うんですけれども、所感を聞かせ
ていただけますか、金瀬教育長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 金瀬教育長。
◎教育長(金瀬聡君) この映画の中に出
てくる学校は、いずれも非常にユニークで独創的な教育
が行われ
ており、子供たち自身
がいろいろなことを決め
て、それを支える大人たち
がいると、そのようなものでした。リアルな体験と探求を通じて、様々なことを結果として学んで
いるということのような、非常に生き生きと輝い
ているの
が大変印象的でございました。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) テスト
がないとか、通知表
がないということに驚かれるかもしれません。これは公立の学校で実現され
ていることで、実は文科省もそれを認め
ているようなこともおっしゃっ
ていました
が、やはりそうすると、じゃ、学力はどうなんだといったときに、その子たち
が高校へ上がったとき、しっかり上位におられるということで、やっぱり考えるということをしっかりと体験させることによって、子供たち
がしっかりと成長し
ていくという学校のスタイルだったと思いますし、ぜひ宇和島市でもどこかの学校
が1校でもこういうことになれば本当に伸び伸びと過ごせる、教育の選択肢として、やっぱりそういったことを取り組んでいただきたい。ひょっとしたら教育長はそう思われ
ているかもしれないなと、私、思っ
ているんです
が、私もしっかり、ここはまた勉強し
ていきたいと思います。 次に移りたいと思います。 新伊達博物館及び宇和島市の文化を育てることについてお尋ねします。 新伊達博物館1階の常設展示における地元伝統文化についてのお考えを伺います。 国指定重要無形民俗文化財の指定を目指し
ている吉田秋祭り神幸行事、現在、愛媛県唯一じゃなかろうかと思います
が、1981年に指定を受け
ている伊予神楽についてはどのようなお考え
があるか、現段階で
あります
が、
片山教育部長、お願いします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
片山教育部長。
◎教育部長(片山治彦君) お答えいたします。 常設展示の展示範囲や対象地域につきまし
ては、旧宇和島地域のみならず、三間、吉田、津島も含めました旧宇和島藩及び吉田藩両地域の内容を網羅し
ていく方向で検討を進め
ております。 当然のことながら、今ほど御指摘
ありました吉田秋祭りの神幸行事や伊予神楽等の無形民俗文化財も展示の対象といたしますし、それ以外の文化財、文化遺産等につきまし
ても対象と考え
ております。 具体的な展示構成につきまし
ては現在取りまとめ
ている最中で
ありますけれども、取りまとめ
ができ次第、年内には皆様にパブリックコメントとして御意見を求める予定とし
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 学芸員の拡充について併せ
てお尋ねしたいんですけれども、伊達博物館
が新しくなることで、やはり文化を継承し、守っ
ていくこととして、やっぱり先ほど私
が述べました国指定重要無形民俗文化財
が唯一県内で指定され
ている宇和島市でも
ありますので、今後指定を目指し
ている吉田秋祭り神幸行事についても、指定をされれば当然説明やお問合せを求められる機会
が増えると思いますので、学芸員の現在の人数、待遇の拡充
が私は必要じゃないかと思います
が、これは金瀬教育長、いかがでしょうか。
○議長(石崎大樹君) 金瀬教育長。
◎教育長(金瀬聡君) 現在の学芸員は、本庁の文化・スポーツ課に正規職員
が4名、伊達博物館に正規職員
が2名、会計年度職員
が2名の4名
がおり、市全体では8名となっ
ております。博物館の運営に係る学芸員のみならず、議員おっしゃるように今後指定を目指し
ている文化財は、民族、伝統的建造物群保存地区や遍路道等の史跡等、分野も多岐にわたり、その作業量も大変多くなること
が見込まれ
ておりますので、学芸員の増員、待遇の拡充については、今後必要性を含め
て協議し
てまいりたいと考え
ております。 なお、新博物館においては、指定管理者制度の導入の検討も併せ
て行っ
ております
が、仮に導入した場合でも学芸業務は直営とし、長期的な雇用、調査研究の継続性を担保し
てまいりたいと考え
ております。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 岡原市長、どうですか。
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) 今ほど教育長
が答弁申し上げたとおり、この文化財保護行政というものは、やはり私は大切にし
ていかなければならない中で、伊達博物館のみならず、宇和島市各地の文化というものをしっかりと確保し
ていく、その必要の中、こういった専門性の高い資格をお持ちの方々のお力添えは得なければならないと思っ
ておりますので、その人材確保についてもしっかりと考え
ていきたいと思っ
ております。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 維持管理コストということも結構今心配され
ておられる中で、しっかりとまた御明示し
ていただきたいなと思います。よろしくお願いします。 次に、1%フォー・アートということでお尋ねします。 先日の日本経済新聞にて、令和2年度文化功労者にも選出された「ぐるなび」の創設者、滝久雄氏の1%フォー・アートについて、今、我々に欠け
ているのは芸術家ではない、大衆で
ある。芸術家に意識を持つ大衆ではない、無意識的に芸術的な大衆で
ある。人々
が普段の生活の中で芸術に親しむことにより、社会のモラル
が高まる。その環境の創出にパブリックアートの意義
があり、価値
があるのだという思いで、これまで470点以上の作品を全国の駅や空港、学校などに設置し
てこられたようです。 日本のパブリックアートへの認識は熟し
ているとは言いがたいと言われ
ておりまし
て、1%フォー・アーツとの向き合い方を見
ても、そう思うと。公共事業の事業費の1%に相当する予算を芸術や文化に支出するというこのシステムは、欧米を初め各国で導入され
ているが、我が国では導入への意欲は残念ながらまだ小さいと述べられ
ておりました。 例えば、新伊達博物館の建設や、やすらぎの里の建設に伴い解体される廃材を利用したモニュメントなど、そういったもので、当市にゆかりの
ある方に協力いただいたりとか、公共事業費の1%に当たる予算
が芸術や文化に充てられるなら、芸術家たちは今以上の優れた作品を生み出されるだろうし、それら
が公共の空間で人々に無意識に親しまれ、社会全体の精神的な豊かさとなっ
ていくのではないでしょうかと滝さんは述べられ
ております。この1%フォー・アーツ、いかがでしょうか、岡原市長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) お答えします。 私自身、お恥ずかしながら、この1%フォー・アートということを存じ上げずに、ちょっと調べ
てみましたし、今、議員の御説明によっていろいろと知る立場でございました。 特に子供たちにおきましては、日常の生活の中で自然と芸術に触れ
ていくという環境というものをつくっ
ていくことは、感性を高め
ていく上でも非常に重要だと考え
ておりますので、このような社会的な動きというものをしっかりと注視をし
ていかなければならないと、気持ちを新たにし
ているところでございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) IPUの跡地のことについても、美術館ですかね、そういった諮問というか、そういった答申というか、そういうのも出
ているようですけれども、やっぱり御興味の
ある方いらっしゃる中で、箱物行政とかと言われる方もいらっしゃいます
が、やっぱりこういった、自然に公共の空間で親しまれるようなアートについても、非常に私はストーリー
があっていいんじゃないかなと思いますので、ぜひ頭の中に入れ
て考え
ていただいたらなと思いますので、よろしくお願いいたします。 直島という島
があって、そこはすごく、今、芸術とかいうことで人をすごく、国際的に人
が集まっ
てくると言われ
て、また、国際芸術祭なんか
がまた11月に開かれるようなんですけれども、こういった瀬戸内海の島々に世界の人
が集まっ
てくるということ
がありますので、そういった芸術的な観点を踏まえ
て、当市にも立派な先生もいらっしゃいますので、ぜひまたひとつ何かしら考え
ていただいたらと思いますので、よろしくお願いします。 最後の質問に行きたいと思います。 ワクチン小児接種努力義務・副反応、後遺症対応(コロナ罹患を含む)対応についてお尋ねします。 全国有志医師の会からオセロプロジェクトと称し
て送付された内容証明郵便について、6月議会で承知をし
ていると市長の御答弁でした
が、私たちの日常はヒエラルキーに拘束され
ているようなことも多く、特にこのコロナ禍で感じますけれども、そういうことを言っ
ている場合ではないと、国民を助けたいとの思いで、自分の身を投げ打っ
てでも情報を発信され
ている医師、歯科医師、獣医師268名、医療従事者537名の方々
が、全国の自治体へ送付した内容証明郵便資料でした。 私は、代表者の北海道の藤沢先生とも随時意見交換をさせ
ていただい
ておりますし、情報共有を今させ
ていただい
ております。その内容について、気になったこととか
あったでしょうか。岡原市長、いかがですか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) 基本的な認識といたしまし
て、今回のワクチン接種、これは小児接種も含め
てでございますけれども、法律、これは予防接種法に基づい
て、そして国の事業、これは法定受託事務でございますけれども、それで国の事業として市
が実施をし
ているところでございます。 この要望書の中身というものも拝見をいたしましたけれども、接種の中止等々についても触れられ
ていた中で、私たちはやはりこういったことを、じゃ、予防接種を止めることはできるのかというのは、これは厳しい話でございますので、今回は貴重な御意見ということで受け取らせ
ていただい
ているところでございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) もちろん私もそこは承知し
ているところなんですけれども、そういった心配をされ
ているお医者様
がいらっしゃるということは、ぜひ頭の中の片隅に入れ
ていただくだけではなく
て、行政運営の中でしっかりとしたベネフィットとリスクの情報をしっかりと発信し
ていただく内容にし
ていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 5歳から11歳の新型コロナワクチン小児接種
が努力義務となるとのことで、オミクロン株専用のワクチンについてもお尋ねしたいと思います。 先ほど紹介した有志医師の会の東北有志医師の会の方々
が、今、仙台市の広瀬通の電光掲示板を利用し
て、努力義務となった5歳から11歳の接種に反対の訴えを流し
ております。資料、お願いします。 電光掲示板には、先月の8月22日にアメリカ疾病対策センターのCDC
が感染対策の失敗を認め
て謝罪したことや、BA.1ワクチンはアメリカでは実施されない、武漢株ワクチンのオミクロン株への効果はない、接種すればするほど免疫系の異常
が起こり、感染しやすく、重症化リスク
が高くなり、驚くべき副反応
が出続け
ていますと、がんや自己免疫疾患にかかっ
てしまう危険性
があります。世界一陽性率
が高くなったのも接種率
が高いからではないかと、10月以降に始まるオミクロン株専用ワクチンも武漢株とBA.1対応で
あるため、BA.5には効果
がありませんと、逆に感染増強抗体
が産生され、さらに易感染性となります。欧州やイスラエルなどは既に接種を中止し
ています。全ての新型コロナワクチンをこれ以上接種し
てはいけませんと、東北有志医師の会の先生方
が仙台の電光掲示板で、今、流し
ているようです
が、これも一つの意見だということで捉えなければならないのかなと思うんですけれども、さらに、これまでも私も議会で述べた内容です
が、メッセンジャーRNA技術を開発したロバート・マーロン博士でさえ、当初からこのワクチンに反対し
ているだけでなく、彼の所属し
ていた世界最高峰のウイルス免疫学、生物医学のノーベル賞を数多く輩出し
ているソーク研究所でも、数々の研究論文を発表し、COVID-19は呼吸器症候群ではなく血栓症、血管疾患に
あると、昨年から研究論文を発表され
ています。 あわせ
て、コロナワクチンの危険性を示す論文
が1,000件を超えるということで、今年の1月5日には1,011本、論文
が出され
ていたようです
が、日野市議会の池田としえ先生も連絡をよく取り合うんですけれども、池田先生は子宮頸がんワクチンを止められた、活動された政治家ですけれども、ぜひ1本でもこの論文を査読し
て翻訳し
ていただきたいとおっしゃっ
ていました。 9月議会の全国各地の議会においても、数多くの議員
がこれまでのワクチンについてのことを述べられ
ており、これから進められる2価ワクチン、オミクロン株と今までの従来株に対応のワクチンの安全性
が本当なのかということを取り上げ
て質問され
ています。 9月の厚生労働省の発表で、ワクチン副反応死亡者
が報告上がっ
ているの
が1,835、副反応重篤者
が2万3,879、うち男性
が8,262人、女性
が1万5,281人と報告され
ています。宇和島市でも、因果関係は別として、副反応での死亡事例
が報告され
ています。十分な治験もなく、世界では接種
が進んで
いない状況下で、これからどのように努力義務となった小児接種や2価ワクチンの接種を進められるおつもりですか。岡原市長、いかがでしょう。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) 新型コロナワクチンにつきまし
ては、国の専門家会議にて議論された後に、国
がこの接種というものを決定をし、そして国の事業として接種をし
ているところでございます。 今後につきまし
て、本市でこの接種をしたいと希望される全ての方々
が速やかに接種できるような環境というものを整えるの
が責任だと考え
ている次第でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) そのためにも、リスクとベネフィットをしっかりと情報を出し
ていただきたいということは、重ね
てずっと私も言っ
ているところなんですけれども、やっぱり副反応と後遺症の対応についても同様に考え
ていただきたいと思うんです
が、全国で原因不明の体調不良
が多発し
ています。メディアにもほとんど取り上げられず、その事実を国民
が知らないまま3回目、4回目、未成年と接種
が進んで
います。厚生労働省も因果関係不明として責任を認めず、病院に行っ
てもワクチン
が原因だと認めず、治療し
てもらえず泣き寝入りの現状
があり、こんな私にでも何件も相談
があるんです。各地の議会でも同様の質問をされ
ている議員さんも、本当に少なく
ありません。 代表的な症状については、長引く頭痛や胸
が痛いこと、不正出血、帯状疱疹などいろいろ
あるんですけれども、さきの議会でも述べさせ
ていただいたように、ファイザー社
がFDA、アメリカ食品医薬品局に提出し
ている1,291種類の有害事象
が、裁判所の判決で公開され
ていました。遷延するワクチン後遺症について、遷延するということは長引く症状ということらしいのです
が、ワクチン接種後、その遷延する症状を訴える方々
が存在すること、そのような症状の方々
が相談先や受診先について悩んで
いること、存在することになどについて、厚生労働省から指摘
がなされました、3月24日だと思うのですけれども。 それを踏まえ、当該症状とワクチンの因果関係の有無に関わらず、受診を希望される方
が必要な医療機関を受診できるよう、県へ3月に通達
あったんです
が、もうさきの議会でも述べさせ
ていただい
ています
が、宇和島市病院局ではどのような対応ですか。梶原
病院事業管理者、お願いします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 梶原
病院事業管理者。
◎
病院事業管理者(梶原伸介君) ワクチン接種後に長引く症状で医療機関を受診される希望の場合には、まずかかりつけ医、それと接種医療機関で看
ていただく。さらなる対応
が必要な場合には、専門的な医療機関を紹介することになります。 市立3病院においても、国・県から示された診療体制に則り、今後も必要な医療を提供し
てまいります。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) さきの議会でも、帯状疱疹の方
が、これは副反応じゃないですかと言われ
て、そうじゃないですと言われ
てしまっ
て、もうがっくりき
て、私のところに来
て写真を撮ったやつを見せ
ていただいたりもしたんですけれども、やっぱり今も皮膚科へ通うと、そういう対応になっ
ていないということをお聞きしたので、ぜひ寄り添っ
て対応し
ていただきたいと思うのです
が、厚生労働省もこれから接種を続け
ていくに当たって、そういった情報をしっかり上げ
ていくこと
が、今後の接種に対しての情報収集として、積極的にそういった情報、副反応疑い報告を上げ
てくださいと言っ
ているわけですから、判断するのではなく
て、しっかりと疑いの
あることに関しては、しっかりとPMDAで判断し
ておりますので、やっぱりそういったところに上げ
ていくこと
が大事だと思います。 重ね
て、有志医師の会と有志議員の会でZoom会議
が定期的に行われ
ているんですけれども、お医者さんの方々からは、本当に生後半年の赤ちゃん
が風邪を引い
ているとか、ちょっと流産
が多いんじゃないかと言われ
ていました。生後半年の赤ちゃん
が風邪を引くということは、お母さんからいただいた免疫
がどうなっ
ているのということで、このワクチン
が免疫異常に対して何かを働かせ
ているんじゃないかということも先生方は心配され
ていますので、ぜひまた宇和島市の病院局でも注視し
ていただい
て、対応し
ていただいたらと思いますので、よろしくお願いします。 保健福祉部でのワクチン後遺症についての副反応疑い報告制度や健康救済制度など
が分かりやすく、本当に告知でき
ているのでしょうか。 先日も市内の20代の女性
が2人、30代の女性
が1名、そしてその方々
が月経異常や不正出血、仕事も従事できないほど長引く倦怠感について相談
がありました。高齢な方々の案件も含め
て、死亡事例も含め
て、何件も私には相談
があります。かかりつけ医もほとんど対応し
てくれないとおっしゃっ
ております。 人類史上初のメッセンジャーRNAワクチン、厚生労働省も因果関係の有無にかかわらず積極的に報告をと通達し
ています
が、なぜでしょう。その症状
がワクチン副反応の後遺症だと気づい
ていない方
が多いとも感じます。もっと告知の方法を工夫されませんか。危険性や副反応の周知、また夕方の放送など、愛媛県や基礎自治体で副反応情報の取りまとめの必要性をぜひ上に訴え
ていただきたい。伊手
保健福祉部長、いい
がでしょうか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 まず、周知の現状について御報告させ
ていただきます。 健康被害救済制度等につきまし
ては、市のホームページで周知し
ているほか、ワクチン接種の案内文書に同封し
ている説明書にも記載させ
ていただい
ております。また、ワクチン接種における副反応疑いなどで市民の方から御相談をいただいた際には、健康被害救済制度等についても説明させ
ていただい
ているところでございます。 市民へ広く周知する方法につきまし
ては、新たに分かりやすいチラシを作成する予定とし
ておりまし
て、また、接種医療機関ともより連携を図りたいと考え
ているところです。現在、市独自で小児接種のアンケートを実施し
ておりまし
て、その結果についてはホームページでも公表をさせ
ていただい
ております。 これらの取組は、それぞれの自治体で判断するものと考え
ておりますけれども、本市においては今後も公表
が可能なものについては、可能な限り市民への情報発信に努め
てまいりたいと考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) そのホームページ、部長、この健康救済制度と副反応のクリックしたら行くところって、宇和島市は
あるんですかね、ホームページに。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊手博志君) すみません、今はっきりちょっと覚え
ていないんですけれども、基本的には国のページで
あります
が、そこにリンクするような形には当然し
ておりますし、クリックをし
てなかなか出
てこないという現状
があるので
あれば、改めてそこは分かりやすいように、ホームページについても検討させ
ていただきたいと考え
ております。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 伊手部長
が言われたように、分かりやすく発信するということをぜひ御工夫いただきたいと思います。 資料、お願いします。 泉大津市では、新型コロナ不安解消後遺症対応としてオンライン相談を昨年の8月から実施され
ております。人類初めての遺伝子ワクチンなので、中長期的リスクも不明で
あり、何
が起こるか分からないのですから、宇和島圏域のお医者さんの対応も大変なことも
あろうかと思いますし、情報不足も
あるやもしれませんので、こういった先進事例も参考にし
ていただき、全国規模で連携する仕組みを考え
ていただけないかと思います。 泉大津の南出市長は、医師会へ自ら赴き、あなた方
が接種されるんだから、そういった方々
が苦しんで
いることをしっかりと受け止める必要
があるんじゃないかと力説され、医師会も納得され、御協力され
ているようです。宇和島市でも同様な対応を考え
ていただけないでしょうか。岡原市長、いかがでしょうか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) 現在、新型コロナに関する一般相談窓口といたしまし
ては、愛媛県
がコールセンターを設置し
ていること、そして所管する保健所におきましては、いろいろな相談に乗っ
ているということでございます。 今、泉大津市の事例を紹介いただきました
が、これにつきまし
ては今後の課題として受け止めさせ
ていただきたいと思います。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 資料の、すみません、写真
が出
ているところを出し
てもらっ
ていいですか。 全国でお医者さんと連携をし
て様々な分野で市民の方
が2回まで御相談できるということを市の、これはガバメントクラウドファンディングだったんですかね、そういった形で泉大津はやられ
ていたような感じでした。中には、今の下段の左側には、宇和島市の方々も知っ
ておられる川島実という私の親友
がたまたま載っ
ているんですけれども、一番下の眞々田先生や福田先生とも、今いろいろ情報共有もさせ
ていただい
ている中なんです
が、そういった中で、そういった方々も利用され
て、泉大津市内の医療資源にかかわらず、泉大津では幅広い情報を取り入れ
て、市民の方々の悩み、本当に副反応というのは非常に大変なところも
ありますので、対応も。そういった情報を取っ
ていただくようなこと、市長は今考え
ていただくということでしたので、ぜひお願いしたいと思います。 次に移りたいと思います。 ワクチン接種後の副反応により生活困窮となった世帯への支援について。 これまで仲間とともに、私も本当に接種後の副反応に苦しむ方々のサポートをし
ていただい
ております。今日、実際来られ
ておられます。副反応疑いの報告への申請支援や健康救済制度への申請支援、情報収集、時には松山や高知のほうから支援し
ていただけるお医者さんをお呼びし
て相談会も開催し
てきました。 ワクチン接種後の翌日、脳出血で働けなくなるくらいの症状の方の相談をいただきました。仕事復帰は絶望的な障害
が残っ
ています。ワクチンを信じ
て接種に至った御自身を現在は悔い
ておられるようです
が、コロナ感染による健康保険などの減免や支援策などは
あるんですけれども、ワクチン後遺症で働けなくなる方
が少なからずいらっしゃいます。因果関係不明ということで、健康救済制度もなかなか認められるかどうか分かりません
が、しかしながら、現実は今ここに
あるんです。この現実をぜひ受け止め
ていただきたい。 泉大津市では、健康救済制度の申請者に対して、これまで7件ほど
あったそうです
が、今相談中
が7件と聞い
ております
が、その治療費の補助を9月議会で、今議会で上程され、200万の予算
がつくような議案
が出
ているようです
が、具体的に中身を詳細に詰め
ていないとの南出市長のお言葉でした
が、見切り発車的にもう急いで対応しなければということで、職員の方々もそういった危機感を持っ
て臨んでおられるとの、電話での確認をし
て感じられます。宇和島市のワクチン後遺症対応予算、考え
ていただけませんか、岡原市長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) 議員御指摘の国の健康被害救済制度によりまして、国
がこの因果関係というものを判断され
て、こういった支給できる仕組み
があると。ただ一方で、なかなか判断する時間
がかかるとか、いろんなお話を聞くこと
がございます。 市
が独自に、これらの因果関係等々について、そういった判断をするのは大変厳しいところだと私は認識し
ている中で、現在、市独自で何かをできるというのは難しいのだろうと、そのように認識し
ているところでございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 資料、お願いします。 これ
が厚生労働省の厚生科学審議会などで審査された内容だと思うんですけれども、副反応疑い報告の中で、ワクチンのロット番号による接種回数、死亡事例、重篤な副反応、そしてアナフィラキシーの情報
が詳細にロット番号ごとに、これは厚生労働省の資料でございます。 次に、それを私
が抜粋した案件です。 私
が、これはお許しをいただい
ております
が、御遺族に。宇和島市で死亡事例となった方のロット番号です。一番上からいきますと、AX3617というロット番号で、400万を超える接種の中で死亡された方
が67名。これはパーセンテージで置くと100万接種に当たり幾らですか。本当にコロナの重症者リスクとどうなんですかね。それで死亡事例、これは私の同級生のお母様の死亡事例で、宇和島二次医療圏の方です。その下のリウマチというのも、これ
が今まだ申請され
ていないんですけれども、受け付け
てくれ
ていないんです
が、ワクチン接種後、リウマチになった私の同級生のロット番号です。そして、今日傍聴席に来られ
ています
が、脳出血で半身不随になられた方のロット番号です。 これ
が市長、現実なんです。この現実をしっかりと、これはリスクなのか、これを接種を御希望される方にも、しっかりとこの情報をお伝えし
て、接種を、私は考え
ていただきたいと思うんですけれども、これは
保健福祉部長、こういった情報を出し
てくれませんか、いかがですか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊手博志君) こういう情報については、この場で今なかなか回答も難しいということですので、資料としては持ち帰らせ
ていただきたいと思います。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) これ
が現実なんです。しっかりと、こういったロット番号によっても、このロット番号によっても差
がある。そして、そういった情報はしっかりと厚生労働省も出し
ているということを、市長、受け取っ
ていただい
て、実際傷病手当というか、そういう今までお勤めになったところのそういう手当
があって、来年ぐらいまではまだまだ給付金みたいな形で生活できるそうですけれども、今日来られ
ている方も。実際、働い
ていたときの健康保険等
が今請求来
て、働けない状況で来
ているんですよ。じゃ、どうするんですかという。 やっぱりこういった方々
が現実に
いるということの現実を受け止め
ていただい
て、泉大津では200万という数字ですけれども、これは自由診療もオーケーのようです。自由診療もオーケーというふうに聞い
ています。それで、期間もどれだけ延びるか分からないことに対しても、南出市長はそれでもやっ
ていくんだということで、これ
が多いか少ないかは分かりません
が、200万の予算を計上され
ていて、今審査され
ている途中でございますので、こういった方々の思い、声、そういったことをしっかりと感じ
ていただきながら、何らかのお考え
いただけませんか。最後、岡原市長、いかがですか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) 先ほど答弁したとおり、そういった思いは今十分に感じることはできるところ。ただ一方で、責任を持っ
てそういう判断をし
ていかなければならない、それ
が市独自の在り方ですので、その点についてはしっかり考え
ていきたいと思います。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本定彦君。
◆4番議員(山本定彦君) 今日は本当に、大変、傍聴にも来
ていただいたんですけれども、本当にそういった思いをぜひ受け止め
ていただい
て、また市政に生かし
ていただいたらと思いますので、私の用意した質問は以上でございます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(石崎大樹君) 以上で山本定彦君の質問を終わります。 次に、畠山博文君の発言を許します。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) 公明党の畠山博文です。 通告に従い、一問一答方式にて20回目の一般質問をさせ
ていただきます。理事者の皆様には、分かりやすく明快な答弁をよろしくお願いいたします。 初めに、現在のウクライナ危機並びに核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議の決裂など、世界の情勢を憂い、潮出版社「世界の指導者と語る」より、ローマクラブの創立者アウレリオ・ペッチェイ博士の言葉を紹介させ
ていただきます。 今の指導者は無責任です。このまま放置し
ておいたら21世紀は自然も人間も破壊された不毛の地球になっ
てしまう。それ
が目に見え
ているのに、政治家も、財界人も、技術者も、学者も、官僚も、何もしようとしません。目先の利益しか考えません。子供や孫たちの世代
がどうなるのかよりも、自分たちの今の生活を守ることを優先させ
ているのです。だから、どうしても人間自身の革命
が必要です。しかも、早急に必要なのです。時間
がないのですと。世界に起こる人口爆発、環境破壊、資源の無駄遣い、先進国と他の国との悲劇的な貧富の格差、それら
が絡み合っ
て、このままでは将棋倒しのように破局の日
が来ると警告を発し
ておられます。私たちに突きつけられた課題で
あります。 先日、国連で開かれたNPT再検討会議は、ロシアによるウクライナ侵略
が続く中、かつてないほど核兵器の脅威
が世界へと広がる中で開催をされました。それでもなお、核保有国のエゴや意見の分断により合意に至らず、残念ながら最終文書の採択はできませんでした。私自身もニュースを見ながらがっくりといたしました
が、これ
が世界の現実かと思いました。 私たち世界の民衆は、一人一人
が生存の権利を持っ
ております。その権利さえ一瞬で奪うような核兵器、無差別大量殺戮兵器をつくっ
てしまった人類の責任、またそれをなくせない人類のおろかさを痛烈に感じ
ております。 現実に77年前、広島、長崎に、戦争を早く終わらせるためとの理由で核兵器は使用されたので
あります。それ以外にも、世界には、食べ物
がなく亡くなる方もいらっしゃいます。清潔な水
が飲めない人もいらっしゃいます。一方で、食品ロスで、まだ食べられるのに食料を捨てる国
が、人
がいるのも事実でございます。 世界中に、おかしなこともたくさんございます。子供たちから、助け
てあげればいいのにとの声
が聞こえ
てきそうで
あります。最新戦闘機のたった3機分の予算
があれば、世界中の子供たちに予防接種をし
て病気から守ること
ができる、命を救うこと
ができるのに、人を殺す予算は出せ
ても、人を生かす予算はないというのでしょうか。民衆の望む声よりも権力者の望む方向に舵
が切られ
ていく、そんな事実もございます。私たちは変え
ていかなければなりません。命の尊厳と平等の思想を基に、民衆の幸福のためにどうしていくのか、このことを判断基準とし
ていけるような社会を目指し
てまいりたいと思います。 まずは、保健福祉部保険健康課に御礼を申し上げます。 今9月議会の補正予算に、インフルエンザ予防接種助成事業
が提出をされました。受験などを控えた中学3年生、高校3年生のインフルエンザ予防接種費用の一部を助成するもので、1回のみで
あります
が1,000円
が助成され
てまいります。今議会において承認されれば、早急に動き出す施策でございます。過去2回の一般質問において、子供たちの予防接種補助を求め
てまいりました
が、今回前進の第一歩で
あります。関係各位の皆様、大変にありがとうございます。 それでは、質問に入ります。 子供の未来を守り育てる取組について。 3歳児検診時における弱視の早期発見について伺います。 当市は、令和元年より屈折検査機器を導入し
て、子供の弱視や斜視など、目の異常を早期発見し、適切な治療へとつなげ
ているとのことでした。それ以前は保護者
が各家庭でCのようなマーク、ランドルト環を使っ
て子供の見え方を確認し、アンケート調査などで報告し
ていくものでした。しかし、これでは保護者の方
が子供たちの目の異常を見逃したり、気づかなかったりした場合、治療
が遅れ、もっと早い段階で気づき、治療を開始でき
ていたらというような可能性も
あったようです。 現在、各地の市町村でも、この屈折検査機器
が取り入れられ
ているようです。当市において、この器械を取り入れる以前と比較し
てのメリットなどをお聞かせください。保険健康課、山本課長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本
保険健康課長。
◎
保険健康課長(山本弥生君) お答えいたします。 保護者
が実施するランドルト環と問診では、有所見時の見逃し
が多いと言われ
ていることや、治療を3歳までに開始しなければ十分な視力
が得られないことから、本市では令和元年8月から、弱視などの発見率
が高いスポットビジョンスクリーナーという屈折検査機器を導入し
ております。 導入前の平成30年度における視力検査等において要精密の発見率は4.2%で
あったもの
が、導入後の令和3年度では11.8%と高くなっ
ております。また、眼科医療機関への受診率は、平成30年度
が55.6%で
あったもの
が、令和3年度には93.2%となっ
ております。 このことからも、屈折検査機器での検査を導入したことによりスクリーニングの有効性
が高く、屈折異常や斜視等の早期発見、早期治療につながっ
ていると考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 厚労省の3歳児健康診査における視力検査の実施につきまし
ては、子供の目の機能は生まれ
てから発達を続け、6歳までにほぼ完成します
が、3歳児健康診査において強い屈折異常、遠視、近視、乱視や斜視
が見逃された場合に、治療
が遅れ、十分視力
が得られないとの指摘
がなされ
ております。また、そのことを周知することとの記載もございます。 保護者の方への屈折異常検査の重要性の周知啓発について、どのように考え
ているかお聞かせください。山本課長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本
保険健康課長。
◎
保険健康課長(山本弥生君) お答えいたします。 3歳児健康診査対象児の保護者には、健診案内の通知時に視力スクリーニング検査についてのお知らせを同封し、周知し
ております。また健診会場でも、保健師から問診の際に検査の重要性について説明し、また、検査終了時には小児科医と保健師から結果と要精密児の保護者へ、眼科医療機関への受診について、その必要性の説明を行っ
ております。 なお、屈折検査の重要性については、生後4か月までに実施する赤ちゃん訪問や3歳児健診までに実施する乳幼児健診時においても、今後広く周知啓発を行っ
ていきたいと考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) この屈折検査機器は、カメラで撮影するように子供の目元を映し出し、屈折の異常や斜視などの両目の状態を発見するスクリーニングの効果も高く、母親の膝に乗ったままでも検査
が可能で、受診者の負担
が少ないこと
が特徴となっ
ておるようでございます。6か月以降の乳幼児から成人まで、近視、遠視、乱視、不動視、斜視、瞳孔不動の検査を短時間、数秒で負担もなく検査
が可能で、眼科医や視能訓練士などの専門職でない方でも検査を実施すること
が可能となっ
ているようでございます。 子供たちには、数秒間、小鳥のさえずりのような音
がするカメラに似た機器を見つめ
てもらう。写真撮影をするような感覚だけで負担もなく検査を受けること
ができ、結果は自動的に数値で示され、スクリーニングの成功率は97%とも言われ
ております。 宇和島市では、現在、レンタル契約での使用をされ
ているようです
が、契約の任期切れのタイミングに県からの補助なども使い、購入使用なども検討したらいか
がと思います
が、いかがでしょうか。山本課長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本
保険健康課長。
◎
保険健康課長(山本弥生君) お答えいたします。 屈折検査機器については、より優れた精度を求められることから、最新機器の利用や適切なメンテナンス
ができるよう、現在はレンタル契約をし
ております。 今年度から、国の予算において屈折検査機器等の整備を行う際の補助事業
が創設され、レンタル機器やメンテナンス料なども補助対象となりました。現在のレンタル契約期間は令和6年7月末で終了することから、購入かレンタルかはその時点で判断することになるものと考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 子供たちのために、本当に検討し
ていただきながら、ぜひとも良い方向を選択し
ていただきたいと思いますので、お願いいたします。 続い
て、教育委員会に児童・生徒の視力の低下について伺います。 今の子供たちは、生活の中に当たり前にスマホ
があり、タブレット、パソコン、ゲーム機器などの電子機器
があふれ、私たちの子供の頃とは明らかに生活環境
が変わっ
てき
ております。さらにはコロナ禍の中、タブレットを使用し
てのオンライン授業なども進み、電子書籍や電子教科書などの言葉も聞こえ
てまいりました。 児童や生徒たち
が1日にどれだけの時間、スマホなどに触れ
ているのかの調査資料などは
ありますか、
片山教育部長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
片山教育部長。
◎教育部長(片山治彦君) 今ほど御質問された内容に関連いたします調査資料といたしまし
ては、令和4年4月に小学校6年生と中学校3年生を対象にし
て実施をされました、令和4年度全国学力・学習状況調査の中の児童・生徒質問紙によります結果
がございます。その中で、宇和島市の児童・生徒のテレビゲームをする時間と動画を見る時間の結果
が出
ておりますので御報告を申し上げます。 まず、月曜日から金曜日におけるテレビゲームをする時間、これはパソコンやスマートフォンなどを使ったゲームも含まれます。これ
が2時間以上テレビゲームをし
ている児童・生徒は、小学校6年生で46.1%、中学校3年生で50.6%と、約半数の児童・生徒
が2時間以上、画面を見続け
ているという状態でございます。 次に、月曜日から金曜日にスマートフォンやタブレット等で動画を見る時間につきまし
て、2時間以上見るという児童・生徒は、小学校6年生で29.5%、中学校3年生で49.9%という結果になっ
ております。 このほかにもタブレット端末等を利用し
て学習等をする時間
が加わりますので、1日に画面を見る時間は長く、目に負担
がかかっ
ている状態で
あるということは否定できないものと思われます。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 私自身の実感として、近年、コンタクトや眼鏡などを小さい頃からつけ
ている子供たち
が増え
ているような感覚も覚えます。さらにはコロナ禍の中、GIGAスクール構想
が加速され、タブレット端末を活用し、ICT教育も前進をし
ております。子供たちの視力の低下
が加速するのではないかと心配し
ております
が、実際、将来的にも視力
が下がり、就きにくくなる職業も
あると思います。児童・生徒の視力の低下についての現況をお聞かせください。
片山教育部長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
片山教育部長。
◎教育部長(片山治彦君) お答えをいたします。 令和2年度末に市内の全小・中学生にタブレット端末
が配布をされ
ております。タブレット端末による学習
が増え、授業や宿題で画面を見る時間は確実に増え
ているものと思われます。 宇和島市の裸眼視力1.0未満の子供の割合で申し上げますと、残念ながらこの1年で増加をし
ております。令和3年度と4年度の比較でございます
が、小学生は34%から36%に、中学生は63%から67%というふうになっ
てございます。また、経年変化を見まし
ても、2年生は、この1年での視力1.0未満の人数はほとんど変わりませんけれども、それ以外の学年では人数
が増え
てき
ております。 私どもといたしまし
ては、視力低下防止の啓発のため、児童・生徒にタブレット使うときの5つの約束、また保護者の方に御家庭で気をつけ
ていただきたいことというリーフレットをそれぞれ配布し、注意喚起に努め
ているところでございます。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 私自身もパソコン、タブレットなどを2時間使うと、もう見るもの
がだんだんぶれ
てくるというような形
がございます。視力自体は1.0を未だに保っ
てはおるんです
が、なかなかちょっと老眼も入っ
てきたみたいな感じもしまし
て、非常に、夕方ぐらいになると誰か分からなくなるというような状況等もございます。 ただ、本当に中学生自体
が、やっぱり視力
が悪くなっ
ているのも、ちょっと数字としても表れ
てき
ておるのかなという心配もちょっと大きくなっ
てまいりました。 スマホの使い過ぎで体の不調を訴える方も増え
ているそうでございます。物
が二重に見える複視を訴える急性内斜視、いわゆるスマホ内斜視もその一つで、国内でもデジタル機器の使い過ぎによる急性内斜視
が若年層で増加し
ていること
が示唆され
ており、国を挙げ
て注意を呼びかける必要
があるとされ、スマホの使用を長く
ても1日4時間までに抑え、目を休ませること
が大事だとされ
ております。時には手術
が必要になることも
あるようでございます。子供たちの視力の低下にも、ぜひとも今後とも注意喚起をお願いいたします。 続い
て、新生児聴覚検査の公費助成について伺います。 新生児聴覚検査とは、生まれ
てすぐの赤ちゃんに耳の聞こえ、聴覚に異常
がないかを調べる検査で、出産時の入院中に実施する検査で
あります。痛みはなく安全で、赤ちゃん
が寝
ている間に検査をすること
ができ、数分で終わります。生まれつき聴覚に問題
がある赤ちゃんは1,000人に1人から2人と言われ
ております
が、早い時期に発見し、適切な療育や支援を受けることで、言葉の発達などへの影響を最小限に抑えること
ができるそうで
あります。 新生児の聴覚障害の早期発見や適切な療育につなげるため、当市においても聴覚検査費の助成事業を行っ
てはどうでしょうか。里帰り出産などによる県外を含む他の医療機関で検査した場合も、市に償還払いの手続を行えば返金されるなどの工夫もぜひお願いしたいと思います
が、いかがでしょうか。山本課長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山本
保険健康課長。
◎
保険健康課長(山本弥生君) お答えいたします。 御質問の新生児聴覚検査については、平成30年10月から県下統一で費用の一部公費助成事業を始め
ております。聴覚検査は、医療機関により実施する検査内容
が異なるため、今年度は1人当たり3,000円の公費助成を行っ
ております
が、今年度、県下全ての医療機関において同じ検査機器
が導入されることから、次年度に向け、助成額を増額する方向で、現在協議を進め
ているところです。 なお、里帰り出産については、現在でも県外の医療機関で検査した場合、手続をすることにより償還払いをすること
ができます。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 両方ともでき
ておるということでよろしいですよね、ありがとうございます。 続い
て、多子世帯の幼児教育・保育についてと子供成長見守りシステムにつきまし
ては、時間の都合で割愛させ
ていただきます。 続い
て、当市の18歳までの医療費無償化の実現性について伺います。昨日も武田議員、坂尾議員からも
ありました
が、伺わせ
ていただきます。 初めに、現在の中学生までの無償化の現況について簡潔にお聞かせください。伊手部長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 中学生までの医療費無償化の現況につきまし
て、この事業は令和3年4月から開始し
ております
が、その影響額等について検証を行ったところ、財政負担増加額については、十全に比べまし
て約6,000万円の増額となっ
ており、当初の予測よりやや少ない結果となっ
ているところでございます。 しかしながら、コロナ禍による受診控え等の影響も見られますので、今後も継続した点検と検証
が必要と考え
ているところです。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 当市におきまして、18歳までの医療費を無償化にする場合の人数と予算については、これは昨日
あったんですけれども、1,465名と3,400万円でよろしいですか。ありがとうございます。 続い
て、国による国庫補助減額措置についてお聞かせください。伊手部長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊手博志君) お答えいたします。 現在の医療保険制度では、医療を受けた人と受けない人との公平性で
ありますとか、適切な受診を確保する観点から、医療機関を受診した場合、一部負担金を求め
ておりますけれども、地方単独事業により、この一部負担金
が法定割合より軽減される場合は一般的に医療費
が増加することから、この波及増分については当該自治体
が負担するものとされ
ております。 各市町
が独自で実施する医療費無償化につきましては、この制度の影響を受けることから、国の交付金
が減額調整されることになります。令和3年度の影響額としましては、約160万円の減額、また、仮に高校生の世代を無償化した場合、同様の条件で積算しますと、プラス約114万円の減額になるとものと推計をし
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 東京都を初め、全国的にも多くの市町で2023年度からの18歳までの医療費無償化
が進められ
ているようです。県下におきましても、新聞等を見
ておりますと、砥部町、大洲市、西予市など
が準備を始めたようでございます。現在の宇和島市のお考えをお聞かせください。岡原市長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) お答えします。 確かに、もう既に実施をし
ているところ、そして検討を始めたところ、それぞれ
あろうかと思いますけれども、やはり子供たちの数で
あるとか、その影響額で
あるとか、そうしたものを考えたときに、様々な検証をされた後にやられる、そしてまだまだちょっと難しいとか、そういった判断というもの
がなされ
ているのではないかと考え
ている次第でございます。 当市におきましては、先ほど部長の答弁もございましたとおり、実施から今1年半余りのときの中で、かつコロナ禍での検証というもの
が十分になされ
ていないところでございますので、今後これらの実績というものを見極めながら、しかるべき判断をし
ていきたい、そのように考え
ている次第でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 私たち公明党は、全国どの地域に住んで
いても安心し
て子供
が医療を受けられるように、高校3年生までの医療費の助成拡大を目指し
てまいりたいと思っ
ております。 現実問題、家庭の中で1人病気の人、本当に入院とかそういう部分になっ
てきますと、非常に家庭自体
が苦しくなる。もう
ある意味では病院に行けない、病院を我慢し
ている世帯も
あるのではないかとも思います。そういう部分も含め
て、やっぱり子育て世帯を守りゆくために、医療に関してでき得る限りの助成を拡大し
てまいりたいと思いますので、この点を含め
てよろしくお願いいたします。 続きまし
て、いじめのない学校をについて。 私自身、いじめについて、見つかりにくく表に出にくい、いじめられ
ている側は心配をかけたくない思いから誰にも相談できない。もちろんいじめた側
が自ら申告することはほとんどないなど、非常に難しい問題だと認識をし
ております。 しかし、世界にも、大人社会にも、そして子供社会にも、しつこいほどの執念でなくならないの
がいじめだと思っ
ております。表現
がいいか悪いかは分かりません
が、社会の中にも、人は自分より下の存在を置きたがる。それによって自らを安心させ
ていく人間のさ
が、業のようなもの
が存在するとも思っ
ております。それくらいいじめをなくすのは難しいと言わざるを得ません。私は隠れ
ているだけで、いじめは存在すると思っ
ております。 過去に教員として働い
ておられました方の中には、集団
があれば必ずといっ
ていいほど、そこにはいじめ
が発生する。発生は仕方ないとの考え
が当たり前のように思われ
ているが、教育界を含め
て、いじめ問題の考え方や捉え方に間違い
があるのではないかと思っ
ています、と言われ
ております。 当市においてのいじめの現状をお聞かせください。
片山教育部長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
片山教育部長。
◎教育部長(片山治彦君) お答えいたします。 今年度におきまして、教育委員会に報告の
ありましたいじめの件数といたしまし
ては、令和4年8月末現在で、小学校34件、中学校13件、計47件の認知をいたし
ております。令和3年8月末では合計で37件、令和2年8月末では計14件の認知数で
あり、認知数自体は増加傾向となっ
ております。 ただし、これは昨年度から特に力を入れた取組として、教職員
が児童・生徒一人一人と向き合い、初期段階で早めに報告を上げることとしたことに伴うものでも
ありまし
て、いじめの芽に対し、初期段階で丁寧に対応することとした証でもございます。従いまし
て、数
が単純に増え
ているという分析には直結はしないものというふうにも一方で思っ
ております。 議員御指摘のとおり、いじめを完全になくすことは大変難しい課題でございますけれども、いじめを可能な限り初期段階で見つけ対応し
ていくことで、減らし
ていくこと
が大事で
あると考え
ております。 今後も、いじめの芽はどの学校にも、またどの場面にも
あり得るという認識に立ち、積極的な認知及び早期対応に努め
てまいります。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) これはちょっと通告にはないんです
が、内容等はなかなか言えるものはないですか。
○議長(石崎大樹君)
片山教育部長。
◎教育部長(片山治彦君) そうですね、冷やかし、からかい、それから軽くぶつかられたりする、後は仲間外れにされるといったところでしょうか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 本当に仲間外れにされる、またいじめに遭う、これ
がどれほど子供たちの心を傷つけることになるのか、私たちは本当にもっともっと想像力を豊かにさせ
ていかなければならないと思います。 1つだけ御提案
がございます。子供たち
が健やかに、元気に成長し
てほしい、これ
が私たちの望む教育で
あり、教育は子供たちの幸福のために
あります。いじめにより子供たちの心
が踏みにじられ、追い詰められ、ましてや命の尊厳まで奪われるような事件などは断じて起こさせ
てはなりません。どんな理由
があろうと、世界中にいじめられ
ていい人間は一人もおりません。いじめは、いじめる側
が100%悪いと言われた教育者の方もおられます。私自身、全面的に賛同いたします。 世間には、いじめられる側にも原因
があるというような傾向も
あります
が、それはいじめる側にとって都合
がいいからそう言うのです。また、いじめを見
て見ぬふりをし
ている人
が、自分の勇気のなさをごまかす言い訳ともなっ
てまいりました。中には、私の子はいじめられ
ていない、いじめ
ている側のようだから安心ですというような声さえ
あります。 本当に深刻なのは、いじめる側の人権感覚の崩壊で
あり、いじめの本当の原因は他人の痛み
が分からない、いじめる側の心の中に
あります。人をいじめることで、どれほど自分の人間性を破壊し
ているか、いじめた側
が将来どのように生き
ていくのか、大きな課題となっ
てまいります。だからこそいじめは徹底し
てなくし
ていかなければなりません。 ぜひとも各小・中学校の入学式などで、校長先生の挨拶文に、いじめ絶滅宣言をお願いしたいと思います。いじめは、いじめられる側には問題はない、いじめる側
が100%悪い、我が学校ではいじめは絶対に許さないとの決意を込め
て宣言し、子供たちの心に訴えるようにし
てはいかがでしょうか。教育委員会の所感をお聞かせください。金瀬教育長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 金瀬教育長。
◎教育長(金瀬聡君) いじめられ
ていい人間は一人も
いない、いじめは絶対許さないというメッセージを子供、保護者、地域の皆様と共有し
ていくということは大変に重要で
あるというふうに認識はし
ております。 入学式等の式辞は、校長先生
が学校経営方針に基づき、自らの考え、思い、願いを込めるもので
あり、教育委員会
がいじめ撲滅宣言等を一様にお願いすることは控えるべきものだと考え
ております。 なお、宇和島市の小・中学校には、全ての学校に学校いじめ防止基本方針
が定められ
ており、各学校のホームページにも掲載し
て、いじめ撲滅へのメッセージを発信し
ております。 今後も学校運営協議会等で、保護者や地域とも連携を図りながら、学校教育活動全体を通していじめのない学校を目指し
てまいります。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) 納得のいく答弁ではございませんでした
が、やっぱりいじめをなくし
ていく、これはやっぱりしっかりと我々自身
が方向を示し
ていかなければならないと思います。しっかりと、そのいじめに対して学校から、また宇和島市からいじめをなくし
ていく、非常に大きな課題だと私自身思っ
ておりますので、今後ともこの検討をよろしくお願いいたします。 続きまし
て、いよいよ終了、マイナポイント第2弾についてお伺いいたします。 まずは当市のマイナンバーカードの現在の申請率と交付率について伺います。市民課、平田課長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 平田市民課長。
◎市民課長(平田幸君) お答えいたします。 令和4年8月末時点で、宇和島市民のマイナンバーカードの申請率は58.60%、取得率は48.93%でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) すみません、ちょっと聞き逃しました。もう一回、構いませんか。ごめんなさい。
○議長(石崎大樹君) 平田市民課長。
◎市民課長(平田幸君) 令和4年8月末時点で、宇和島市民のマイナンバーカードの申請率は58.60%、取得率は48.93%でございます。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 私自身、何とかこの申請率を55%までやっ
ていただきたいなということで、本当に目標達成いただきまし
て大変にありがとうございます。 マイナンバーカードの普及促進と落ち込んだ経済の上昇を促す消費喚起を目的としたマイナポイント第2弾と、また愛媛県版のマイナポイントにつきまし
て、簡単に内容をお聞かせください。平田課長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 平田市民課長。
◎市民課長(平田幸君) お答えいたします。 まず、国のマイナポイント第2弾につきまし
ては、マイナンバーカード取得により5,000円分のポイント
が付与され、保険証利用申込みで7,500円分、公金受取口座登録で7,500円分、合わせ
て最大2万円分のポイント
が付与されるというものでございます。 次に、愛媛県版マイナポイント事業につきまし
ては、保険証利用申込み及び公金受取口座登録の両方について国のポイントを申込みをした際、愛媛県版マイナポイントの対象となる決済サービスを選択された方に、最大4,000円分のポイント
が付与されるというものでございます。 これにより、合わせ
て最大2万4,000円分のポイントを受け取ること
ができます。 これには、9月30日までにマイナンバーカードの交付を申請すること
が必要でございます。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 この夏、各地の公民館や集会所、さらには某スーパー、またきさいや広場などへ出張申請サービスに、平日、土日を問わず取り組んでいただきました市民課の皆様、大変にありがとうございます。 日本経済の再生のためには、社会のデジタル化と脱炭素化
が必要とされ
ております。そのデジタル化の核となるの
が、このマイナンバーカードでございます。これから先、様々な時代の変化にも役立っ
てくるカードだと思います。社会の土台を築い
てくださる皆さんに感謝で
あります。 現在、マイナンバーカードを申請され
ていない方に交付申請書
が届けられ
ていると思います
が、そのQRコードを使っ
ての申請と、また市民課の方に手伝っ
ていただい
ての申請と、2つの申請の仕方を簡潔にお聞かせください。平田課長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 平田市民課長。
◎市民課長(平田幸君) お答えいたします。 マイナンバーカードの交付申請書につきまし
ては、手書きによる郵送での申請も可能となっ
ております
が、QRコードを使用したスマートフォンでの申請も簡単にできるようになっ
ております。QRコードを使用し
ての申請手順としましては、交付申請書に
あるQRコードをスマートフォンで読み取り、名前やメールアドレスを登録、スマートフォンで顔写真を撮りアップロードし、生年月日などを入力するだけで申請完了となり、いつでも、どこでも簡単に申請すること
ができますので御利用ください。 一方、市職員
がお手伝いし
ての申請につきまし
ては、御名前、御住所、簡単なチェックシートに必要事項を記入、顔写真を撮影させ
ていただき、10分程度で手続
ができ、どちらも簡単に申請
ができます。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) マイナポイント第2弾の対象の締切り
が、いよいよ9月の末までとなっ
てまいりました。現況では、それ以降の申請申込みではマイナポイントの付与はないということになっ
ております。使われなかった予算は国庫へ返納となっ
ていくようでございます。残り2週間の取組についてお聞かせください。平田課長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 平田市民課長。
◎市民課長(平田幸君) お答えいたします。 9月30日まで残り2週間の取組としましては、現在実施し
ております平日窓口受付時間の延長や土日の窓口受付、公民館、集会所、事業所、大型量販店等での申請受付、スマートフォンでの簡単手続の周知等に加えまし
て、新たな事業所や高校生を対象として高等学校での申請受付も行うこととし
ております。 議員御案内のとおり、国及び愛媛県版マイナポイントにつきまし
て、9月30日までにマイナンバーカードの交付を申請すること
が必要でございます。今後、より多くの市民の皆様に申請いただけますよう、9月末までの取組を重点的に実施させ
ていただきたいと考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 私自身も、このマイナポイントを手に入れさせ
ていただきまし
て、有効に活用させ
ていただきました。2年間ほど我慢し
て買えなかった音楽CDと書籍と、形の残るものを購入させ
ていただきました。残りあと僅か数千円となっ
ております
が、恐らくコンビニで購入活用させ
ていただくようになるかと思います
が、本当に愛媛県は最大で2万4,000円分のポイント付与となるようでございます。 最後に、玄関口でも機械等もしゃべっ
ております
が、マイナポイント第2弾、いよいよ9月の末まででございます。マイナンバーカード、この機会につくらなくちゃ、もらわなくちゃでございますので、最後までよろしくお願いいたします。 続きまし
て、防災・減災についてお伺いいたします。 9月は防災月間で
あります。さらには台風シーズンでも
あり、近日中も台風14号
が接近し
ているとのお話でもございます。また、本年も各地で大雨による河川の氾濫や土砂災害
が激甚化、頻発化し
ております。平時の準備、備えを何とぞよろしくお願い申し上げます。 南海トラフ臨時情報について伺います。 8月29日、愛媛新聞に掲載され
ておりました南海トラフ巨大地震の発生可能性
が高まった場合に、気象庁
が発表する臨時情報について、津波被害
が想定される愛媛など、14都県の139市町村のうち73%に当たる102市町村は、住民の理解
が進んで
いないと認識し
ているとのことで
ありました。 コロナ禍の中、防災に関する会合や行事
が各地で中止に追い込まれた影響も多いようです。南海トラフ臨時情報について簡潔にお聞かせください。危機管理課、山下課長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山下
危機管理課長。
◎
危機管理課長(山下真嗣君) お答えいたします。 南海トラフ地震臨時情報につきまし
ては、南海トラフ沿いで巨大地震
が発生する可能性
が高まったときにお知らせするもので、南海トラフ沿いのどこかで大規模地震や地殻変動などの異常な現象
が観測された場合に、気象庁より発表されるものでございます。 南海トラフでは、過去にも時間差で大規模地震
が発生した事例
があります
が、例えば近い将来に南海トラフ沿いの東側、東海・近畿地方で地震
が発生し、西側、四国・九州地方でも続い
て地震
が発生する可能性
が高まった場合などに臨時情報
が発表されます。 臨時情報には4種類
ありまし
て、巨大地震警戒
が発表された場合には、沿岸地域を対象に高齢者等避難を発令し、1週間の事前避難を呼びかけることといたし
ております。詳しくは広報5月号の折り込みリーフレットで
あったり市のホームページに情報を掲載し
ておりますので、御確認をよろしくお願いします。 以上でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 今、山下課長言われたように、広報の5月号に南海トラフ地震臨時情報を正しく知るというような形で広報に挟まれ
ておりますので、どうぞ御確認し
てくださいますようよろしくお願いいたします。 続い
て、災害時のトイレについて伺います。 大災害のたびに繰り返され
ておりますトイレパニック。地震などで断水や停電になると、水洗トイレの水は流れません。しかし、生理現象は我慢できるものでは
ありません。過去の教訓から、災害用トイレの整備や備蓄、また宇和島市におきましては、先進のトイレカーも3台使用し
ていただい
ております。今、画面に映っ
ております
が。果たして万全か、個人的にも、いま一度災害時のトイレ問題に向き合っ
ていく必要性を感じ
ております。 阪神淡路大震災の際に、避難所のトイレ清掃に回った方の体験などをまとめた書籍「阪神淡路大震災トイレパニック:神戸市環境局ボランティアの奮戦記」には、現場の光景
が生々しく記され
ております。あまりきれいな話では
ありません
が、どうか食事中の方はちょっとボリュームを絞るか、音を聞かないようにお願いいたします。 便器
がすっかり隠れ
ている。次に用を足す人はそこを避け
て、便器の前と後ろにする。消防庁
が97年にまとめた報告書、震災時のトイレ対策によると、住民らは避難先の学校などに到着し、落ち着きを取り戻すと、トイレの利用を始めた。しかし、断水や停電で水
が流れない。
ある神戸市内の中学校では、既設トイレ
が発生当日に使用不能になると、校庭の側溝
がトイレ化し、汚物であふれた。仮設トイレは通信や道路の寸断により、市内避難所で行き渡るのに約2週間を要した。同じような現象は、東日本大震災や熊本地震などでも繰り返し起き
ている。 大正大学の岡山教授は、トイレくらい何とかなるは男性の発想だ。外でなどと軽く考えがちだ
が、女性はそうはいかない。障害者や高齢者のことも考えた環境整備
が必要と指摘し、さらに劣悪なトイレ環境は健康も脅かす。感染症のリスク
が高まる。トイレに行く回数を減らすため、避難者
が食事や水分接種を控えることで脱水症状になり、足の静脈にできた血栓、血の塊
が移動し
て肺などで詰まるエコノミークラス症候群のおそれも出
てくる。 日本トイレ研究所の加藤代表理事は、発生直後から急速にトイレニーズは発生するのに、水や食料などに比べ
て対策は抜け落ちがちだ。これは命と尊厳に関わる問題だと言われ
ております。 当市の災害時のトイレ対策に関してお聞かせください。山本課長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山下
危機管理課長。
◎
危機管理課長(山下真嗣君) 災害時のトイレ対策につきまし
ては、公民館や学校などの地域の拠点となる避難所に簡易トイレと汚物処理袋やトイレットペーパーなどの消耗品のほか、下水道に直接つなぐこと
が可能なマンホールトイレを、通常タイプに加え
てバリアフリータイプのトイレも分散的に備蓄をし
ているところでございます。 また、津波の緊急避難場所の約200か所に整備をし
ております備蓄倉庫に、簡易トイレとトイレ用のパーソナルテントも備蓄し
ておるところでございます。 さらに、議員御説明のとおり、トイレを積載したトイレカーを3台整備し
ております。 しかしながら、市
が備蓄し
ている数には限り
がございますので、各御家庭や地域の自主防災組織等でも備蓄の御協力をお願いいたしたいというふうに思っ
ております。 以上でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 トイレの備えは不可欠で
あります。私もこのトイレについて学んでいくうちに、早速携帯用トイレの購入にホームセンターまで走らせ
ていただきました。今現在、常時、車や自宅に装備をし
ております。今ちょっと画面には映っ
ております
が、上の2つに関しては自宅に置い
ております。自宅の便器などで使用する。また下のほうに関しては、これは小さい椅子、また姿を隠せるようなポンチョというか、ビニール袋をかぶるような形で見えなくなるようなものも入っ
ております。
ある方に聞きますと、やっぱり高速道路で渋滞等でトイレ
が使えなく
て、時折山に向い
て走っ
ていくようなというようなお話も伺ったこともございます
が、私自身、今、車にはこういう携帯トイレも常時積んでおくような形にし
ております。個人的にもちょっとトイレを準備し
ておくこと
が必要かなと思い始め
ておりますので、どうかこの点も含め
てよろしくお願いいたします。 続きまし
て、多発する詐欺被害について伺います。 今年上半期の特殊詐欺の被害額
が、前年同期より18億円増の148億円に上ること
が警察庁のまとめで分かり、8年ぶりの増加だといいます。 当市の詐欺被害の現状について、消費者生活センターにおいて掌握され
ている件数や内容についてお聞かせください。市民環境部、古谷部長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 古谷
市民環境部長。
◎
市民環境部長(古谷輝生君) お答えいたします。 市民課に設置し
ております消費生活センターへの詐欺に関する相談状況です
が、件数で見ますと、不審に思われ
ての確認を含めまし
て、年間で70件から80件の相談を受け
ております。 詐欺の傾向といたしまし
ては、電話や、特に最近では携帯電話のいわゆるショートメールを利用したもの
が増え
ておりまし
て、電話で市役所職員を語る還付金詐欺や、利用した覚えのない請求メール
が届く架空請求、高額の当選金
が当たったとメール
が届き、それを受け取る名目で手数料をだまし取られる当選金詐欺などのほか、様々な手口でお金をだまし取ろうとする詐欺
が身近に迫っ
ていると感じ
ているところでございます。 以上でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) 私自身もこれまで何件かの詐欺被害者の方や、その御友人から相談を受け、対応させ
ていただきました
が、消費者生活センターへの相談や警察への被害届など、内容的には様々なもの
がありました。 その中で思ったのは、詐欺の被害者の方々は実際思っ
ているよりはるかに多いのではないかということでございます。市役所や警察に相談
があったものは被害として上がっ
てまいります
が、誰にも相談できない方や泣き寝入りし
ている方など、実際はまだまだおられるのではないかというの
が実感で
あります。事実、詐欺は誰にも相談できない方を狙い、さらには口止めをも指示し
てまいります。 コンビニや銀行などで振り込みを止めたというニュースも流れ
てきます
が、止められなかった場合や、未だに詐欺と気づかずに何度も振り込んでおられる方もおられるのではないかと思います。楽し
て人をだまし
てお金を手に入れようとする人はいつの時代も
いなくなりません。詐欺被害への防衛と強化のため、詐欺被害の相談窓口と注意喚起についてお聞かせください。古谷部長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 古谷
市民環境部長。
◎
市民環境部長(古谷輝生君) お答えいたします。 議員御案内のとおり、警察や消費生活センターへの相談件数は、被害を受けた方のほんの一部で
あると考えられます。 詐欺被害の相談窓口といたしまし
ては警察
がございます
が、市の消費者生活センターも対応いたし
ております。消費者生活センターは、市役所2階で、電話番号は188でもつながりますので、少しでも不安の
ある方は御相談いただきたいと思います。また御本人ではなく
ても、被害を受けられ
ているのではないかという方の情報をお持ちでしたら、この場合も情報提供をお願いいたします。 市におきましても防災ラジオで注意喚起を行っ
ております
が、まず言えることは、電話やメールなどで身に覚えのないお金の話
が出
てきたら詐欺ではないかと疑うことも必要です。また、被害を受ける前に家族や警察、市役所に御相談いただければと思います。 以上でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) 早期発見
が何より大切になっ
てまいります。高齢者の方々に注意を促すだけではなく、家族や周囲の方々も犯罪の手口を知り、日頃から高齢者の声に耳を傾けること
が重要となっ
てまいります。悩んで
いる高齢者
が身近に
いるかもしれません。詐欺被害は他人事ではなく、常に身近に
あると肝に銘じ
てまいりたいと思います。 続い
て、補聴器購入に支援を。 認知症予防について伺います。 身体障害者手帳の交付対象となるような重度でなく
ても、高齢化などによる難聴を放置すれば、孤立化や認知症のリスク
が高まると思います
が、難聴と認知症の進行についての関係性について、高齢者福祉課の所感をお聞かせください。岩村課長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岩村高齢者福祉課長。
◎高齢者福祉課長(岩村正裕君) お答えいたします。 聴力の低下につきまし
ては、議員の御指摘のとおり、認知症の対策強化に向け
ての国家戦略で
ある新オレンジプランにおきまして、認知症の危険因子として加齢、それから高血圧のほか難聴も一因として挙げられ
ております。 難聴
が直接の認知症の悪化につながるわけではなく、原因は、難聴による周囲からの情報量の減少
が挙げられます。他人の言っ
ていること
がよく聞き取れない、会話
がうまく成立しないという経験を繰り返し、周囲との関わりを避けるようになります。そうした社会的な孤立は認知症の進行に大きく影響し、また、精神的健康にも影響を与え、認知機能の低下をもたらすこと
があるとされ
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 続い
て、高齢者の「聞こえ」と生活の改善について。 会話の声
が聞こえなく
て、人と話すの
が苦になることも
ありました。それ
が補聴器を使っ
てからは本当によく聞こえるように気持ち
が明るくなりました、と喜びを語りますのは、東京都港区に住む婦人の方で
あります。 区
が今年度から助成制度を始めたことに背中を押され、補聴器を購入されたようで
あります。港区の助成制度の対象は60歳以上の区民で、所得制限は設け
ていない。助成額は、補聴器の多く
が10万円を超える実態を踏まえ、住民税非課税の場合は補聴器購入額の全額、上限13万7,000円、課税の場合は半額、上限6万8,500円となり、港区では区民
が安心し
て補聴器を使い続けられるよう、難聴の診断などを行う補聴器相談医の受診とともに、同技能者
が在籍する店舗での購入を助成の要件とし
ているそうで
あります。 まちの規模など違います
が、当市におきましても、高齢などによる難聴の方へ補聴器購入への支援を改めてお願いしたいと思います
が、いかがでしょうか。岩村課長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岩村高齢者福祉課長。
◎高齢者福祉課長(岩村正裕君) お答えいたします。 難聴の高齢者の方への対応といたしまし
ては、重度の難聴の方に対しては、障害者手帳を取得することにより補聴器の助成を受けることは可能で
あり、障害者認定に至らない方に対しては、治療可能難聴も
あることから早期の耳鼻科受診等を進め
ております。現時点におきましては、現行の取扱いのまま対応したいと考え
ております。 難聴対応と、それから認知症予防の相関性につきまし
ては、科学的根拠
が近年示されたばかりで、まだ情報
が不足し
ており、当市における認知症予防施策にまだつながっ
ていないの
が現状です。 そのため、平成29年度より認知症予防学会
が主催する学術集会に地域包括支援センター職員を参加させるようにし
ており、医学的な知識や先進的な行政施策を学ばせ
ております。先進事例を学んだ上で、難聴者支援を中心とした宇和島市の取組を検討したいと考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 これは現場の声というか、難聴の方、また補聴器をなかなか高額で買えない方、多くいらっしゃると思います。こういう方々の声、ちょっとアンケート等などでぜひとも調査し
ていただけたらとも思っ
ておりますので、この点も含め
てよろしくお願いいたします。 続きまし
て、がん検診について。 毎年9月はがん征圧月間で
あります。がんは日本人の死因の第1位を占め、生涯で2人に1人
がかかる国民病とも言われ
ております。がんには様々な種類
があります
が、厚労省は検診により死亡率を下げる効果
があるとの科学的根拠に基づき、特に5つのがんについて定期的な受診を進め
ておられます。 昨日の質問でもございました
が、がんの早期発見、治療
ができれば治る病だとも言われ始め
ております。しかしながら、早期発見
ができるかどうか
が鍵となっ
てまいります。 私の周りにも多くの、がんにより亡くなった方々
がいらっしゃいます。まさかこの年でというような方もいらっしゃいます。がん
が分かったときには、既にステージ4という状況で
ありました。だからこそ早期の発見
が大事です。がん検診の受診率
が下がることによって、早期発見できない方
が増加をし
ております。コロナ禍の中、受診率向上のためには何
が必要と考えますか、伊手部長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 議員も今言われましたけれども、がん検診を定期的に受け、がんを早期に発見し、適切な治療を行うことで治癒率も高くなります。そのため、コロナ禍による受診控えを防ぎ、まずは検診を受け
ていただくよう強く周知啓発すること
が大切と考え
ております。 受診率向上のためには、がんは2人に1人
がかかる病気で
あることや、自覚症状
がないまま進行すること
が多いこと、早期発見、早期治療で生存率
が高まることなど、がんは不治の病ではないことを市民へ丁寧に伝えること
が必要と考えます。 今後も感染予防対策を徹底し
て、安心し
て受診できる体制を整え、各種媒体や日々の保健活動を通じて、より強く受診勧奨を継続し
てまいります。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 がん検診、特定検診などは不要不急ではございません。どうか一人でも多くの方
ががん検診を受診をし
ていただき、早期発見、早期治療
ができますようよろしくお願いいたします。 続い
て、がんを知ること
が最大の予防につながることを確信いたします。 がんは禁煙や節酒、適度な運動など、生活習慣を見直すことでリスクを大幅に減らすことのできる病気で
あります。また、ワクチンで予防できるがんも
あります。専門家によると、がんは全体で3分の2
が治り、早期発見、治療ならば9割以上は完治するとのことです。このことを学校教育の中でがん教育として学んでいくことも大事だと考えます。 これまでもがん教育について提案し
てまいりました
が、現在、当市の小・中学校で実施され
ているがん教育
があればお聞かせください。
片山教育部長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
片山教育部長。
◎教育部長(片山治彦君) お答えいたします。 学校におきますがん教育の目標は、がんについて正しく理解すること
ができるようにすること、また健康と命の大切さについて、主体的に考えること
ができるようにすることとなっ
ております。 今ほど御指摘のがん教育につきまし
ては、学習指導要領の改正によって、小学校では令和2年度から全面実施、中学校では令和3年度から必修化されました。小学校6年生の体育科と中学校2年生の保健体育科でそれぞれ学習をいたし
ております。特に中学校2年生では、がんの予防法やがん検診の重要性について学習を行い、適切な生活習慣を身につけること
が有効で
あること、がん検診で早期に異常を発見できることを知識として身につけ
ております。 がんを防ぐための新12か条から、現在の自分や将来の自分に必要な生活習慣の改善のための工夫について考え、自分の生活の振り返りもいたし
ております。 今後は児童・生徒にがんについての正しい知識やがん患者経験者の声を伝えるために、医療関係者やがん患者経験者等の外部講師を活用した学習につきまし
ても、積極的に進め
てまいりたいというふうに考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 畠山博文君。
◆5番議員(畠山博文君) ありがとうございます。 私自身、子供
が小学生の頃に学校でたばこの害を習っ
てきたのか、その夜から妻と2人
が「たばこやめよ」の大合唱
が始まりました。それでもやめ
てなるものかと追いやられながらも30年吸い続け
てまいりました
が、5年前にきっぱりとやめること
ができました。周りの声や教育の大事さを感じ
ております。 がん
がどういう病で、何
が原因となり得るのか知ること
が、大きな判断へとつながるとも思います。子供たちへのがん教育もよろしくお願いいたします。 最後に、様々な意味を込め
て、ロシアの人類初の宇宙飛行士、テレシコワさんの言葉を紹介させ
ていただきます。 地球
が見えるうれしさは、例えようも
ありません。地球は青く、ほかの天体と比べ
て格別にきれいでした。どの大陸も、どの大洋も、それぞれの美しさを見せ
ていました。アフリカ大陸は黄色に、南米大陸は緑に、アジアは濃い褐色に見えた。飛びながら、ふるさとのお母さんを思った。地上の全ての母を思った。地球は生命に満ち
ていた。山
が見えた、そこに住む全ての鳥たちに母
がいた。森
が見えた、全ての虫に、全ての獣にお母さん
がいた。川
が見えた、海
が見えた、全ての魚に母
がいた。そして、全ての人にお母さん
が。そう、人間は一人残らずお母さん
が苦労し
て産んだ人、地球の祝福を受け
て生まれた王子で
あり王女で
ある。母から子へ、また母から子へ、たった1度でも母
が育てることをやめたならば、今、私たちはここに
いることはなかった。母から子へ、また母から子へ、地球
が命を宿した幾十億年の昔から命の輪
が一つでも切れたなら、今、私たちはここに
いることはなかった。自分の背後に無数の母の愛
がある。健やかに生きよと、ただそれだけを願った母たち
がいる。そう思うと、地球は母の祈りの声に満ち
ている。地球そのもの
が全ての生命の母なのだ。地球は青く美しいです。そして思った。ありとあらゆる母
がいるけれども、それでも私の母
が最高の母だと、母のような戦争未亡人や、私のような父を知らない子を二度とつくっ
てはならないと。地球は人を生み、国家は人を殺す。地球は命を育て、国家は命を投げ捨てる。だから、国家
が男たちの縄張りだとしたら、地球
が母たちの舞台、命を愛する母の舞台は男どもより広く大きいのだ。20世紀は戦争の世紀と呼ばれるほど、人類
が戦争によって亡くなった時代でした。21世紀は生命の世紀へ、それは女性の世紀、有史以来の母たちの平和への祈り
が報われる時代にしなければならない。 以上で一般質問を終了いたします。ありがとうございました。(拍手)
○議長(石崎大樹君) 以上で、畠山博文君の質問を終わります。 しばらく休憩し、午後1時から再開いたします。 午前11時57分 休憩----------------------------------- 午後1時00分 再開
○議長(石崎大樹君) 再開いたします。 休憩前に引き続き質問を行います。 松本 孔君の発言を許します。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 公明党の松本 孔でございます。 通告に従いまして、一般質問をさせ
ていただきます。 今回は、市民の皆様方からいただいたたくさんの要望、またお声を中心に端的に質問させ
ていただけたらと思っ
ております。 まず1番目の、1型糖尿病やアナフィラキシーを起こす危険の
ある子供の学校生活についてお伺いをいたします。 先日、このような相談
がございました。来春入学するお子さん
が1型糖尿病を持っ
ており、食前のインシュリン注射
が必要で
あると。しかし、まだ自分ではできないので、お母さん
が学校に出向い
て注射をしなく
てはならない。仕事も辞めなければならないのではないか、そのように悩まれ
ているということでございました。 そうしたお子さんをお持ちの保護者は、夜中の血糖値の測定をしたり、インシュリンを投与したりと、慢性的な疲労を抱え
ていること
が多く、その上、平日に学校に注射に通うということは、仕事もままならない状況になります。こうしたお子さんも、いずれ自分で注射
ができるようになるわけですから、その間だけでも看護師の派遣はできないものかと思います
が、我が市における1型糖尿病のお子さんは何人おられ、また今後入学し
てくる児童のケアをどうお考えかお聞かせください。 また、現在学校で自分でインシュリン注射をし
ている児童は何人いらっしゃいますか。保管はどうなっ
ているのか、その児童
が安心し
て注射できる場所なのかどうかなどを掌握し
ていただきたいと思います
が、この点いかがでしょうか。
片山教育部長、お願いします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
片山教育部長。
◎教育部長(片山治彦君) お答えをいたします。 現在のところ、教育委員会として把握をし
ております1型糖尿病のお子さんは、来年度入学予定者
が1名、学校在籍者
が1名というふうになっ
ております。 令和3年9月18日に、医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律
が施行され、その中で、学校の設置者は、その設置する学校に在籍する医療的ケア児
が保護者の付き添い
がなく
ても適切な医療的ケア、その他の支援を受けられるようにするため措置を講じることと、学校設置者の責務として明記をされ
ております。 喀痰吸引や経管栄養、気管切開部の衛生管理、導尿、インスリン注射などの医療行為
が必要な児童・生徒
がいる場合は、看護資格の
ある学校教育活動支援員を配置し、対応することを検討いたし
ております。 また、後段で御質問の
ありました、御自身でインスリン注射をし
ている児童さんに関することでございます
が、現在、自分でインスリン注射を打っ
ている児童・生徒は市内で1名おられます。注射の保管場所や打つ場所等につきまし
ては、本人、それから保護者、学校で話合いを行っ
て、納得をいただいた上で取決め、運用をいたし
ておるところでございます。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 今のお話を聞い
て、保護者の方も安心されたのではないかなと思います。 1型糖尿病は、大人
が多く発症いたします2型糖尿病とは違い、インシュリンの分泌
が悪い子供に多い疾患です。ケアさえすれば、そうした病気を持つ子供も病とともに成長をし、立派に育っ
てくれます。病気を持つ子供
が安心し
て学校生活を送るために、学校も教育委員会も意欲を高め
ていただきたいと思います。
あるところで、学校長自ら声をかけ、校長、担任、養護教員、そして保護者と話合いを持ち、意見交換をしたそうです。注射をしたり、低血糖を避けるために途中で食べ物を捕食したりすることになるわけです
が、保護者
が望めば、クラス内で情報共有できれば、児童にとっても過ごしやすい学校生活になると思います。1人の児童に対する、そうしたきめ細やかな配慮
が望まれるというふうに思います。 インシュリン注射をする場所、低血糖のときの症状と対処法、捕食の内容と取る場所、体育時の低血糖への対応、病気の公表はどうするかなど、話合いは必要かと思います。低血糖状態になり気分
が悪くなり、突如意識喪失することも
あるわけで、プライバシーに配慮しながら、教員間の情報共有も必要だと思いますけれども、この点いかがでしょうか、
片山教育部長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
片山教育部長。
◎教育部長(片山治彦君) お答えをいたします。 病気の児童・生徒
が在籍をし
ております学校におきましては、日常的に医療的ケアを必要とする場合や行動上の課題
がある場合など、病気や障害の種類によっては安全面について特別な配慮を必要とすること
がありますので、養護教諭や特別支援教育コーディネーター等と協力し、適切な校内支援体制を整え
ております。 年度当初に児童・生徒の学校生活における配慮点につきまし
て、校内の教職員で情報を共有するなど、校内での緊急体制を含め、体制を整え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) よろしくお願いいたします。 また、様々な病児も学校に
いるわけです
が、食物等によるアナフィラキシーショックも身近なもので、学校でのエピペンの使用など、手抜かりのない対応をお願いしたいというふうに思います。 平成24年12月、調布市の小学校5年生
が亡くなった事故では、乳製品で重篤なアナフィラキシーショックを起こすということで、調理員から女児
が直接除去食を受け取っ
ておりました。その後、ジャガイモのチジミを担当に所望しまし
て、チーズ
が入っ
ていたためショックを起こしました。女児はエピペンをランドセルに入れ
ておりました
が、担任も養護教諭もエピペンを使うことなく、結局駆けつけた校長
が呼吸
が止まった状態の女児にエピペンを使ったものの、手遅れになりました。 女児
が気持ち悪いと言っ
てから校長
がエピペンを使ったの
が十数分間で
あったことを思いますと、どれほどの時間勝負だったか分かります。救急隊を待てない、保護者と連絡
が取れないなど、最後の砦は教員になります。どこにその児童のエピペン
があるのか、それこそ瞬時の判断でエピペン
が使用されなく
てはなりません。 この点、学校の対応はどうなっ
ておりますか。エピペン注射の練習もされ
ているとは思いますけれども、その点についてもお伺いをさせ
ていただけたらと思います。
片山教育部長、お願いします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
片山教育部長。
◎教育部長(片山治彦君) お答えをいたします。 食物アレルギー
があり、アナフィラキシーショックを起こす可能性
が高いためにエピペンを処方され
ている児童・生徒
がいる場合に、必ず全教職員で、年度当初に共通理解を図っ
ております。 具体的には、アナフィラキシーショックについての研修、練習用エピペンを使っ
ての使用練習、昼休みによく遊ぶ場所や掃除場所の確認等でございます。 学校でエピペンを管理する場合は、それぞれの学校で最善の保管場所を決め
て保管をし
ております。お聞きをしますと、保健室
が多いようにお聞きをしました。その際は保健室のどこに
あるのか、それぞれの教職員
が自分の目で見
て確かめ
ております。 児童・生徒の命を守るために、学級担任や養護教諭
がいない場合でも、全教職員
が対応できるよう、必要な情報の共有や緊急対応手順の確認に努め
ておるところでございます。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) しっかりされ
ているということで安心をいたしました。 病気を持つ子供は、病気とともに成長し
て立派になっ
てまいります。学校
が安心の場で
あるように、強く望んでおきたいと思います。 2番目の子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種についてお伺いをいたします。 毎回お願いをし
ておりますとおり、子宮頸がんは予防できる希有ながんで
ありながら、日本では子宮頸がんで毎年3,000人の女性
が命を落とし
ております。撲滅宣言をする国
がある中で、子宮頸がんは日本のみ
がワクチン接種を控え、殊に若い女性の悲劇を生んでおります。 今後、ワクチン接種の積極的な推進と、接種への勧奨
がなく接種期間を過ぎた方の救済をしなければなりません。 先日、
ある方からお電話をいただきました。お会いしたことはない方でした
が、その方は9月広報の市議会だよりの中の私の質問、子宮頸がんワクチンの接種についての短い文章を読まれ
て連絡し
ていただきました。 そこには、子宮頸がんワクチン接種を逃した方について4月から公費負担となったと聞く
が、市の取組はと問う
ておりました。答弁の中に、定期接種期間を過ぎた方や自費で接種を行った方への接種費用について準備を進め
ていると
ありました。こうした質疑を読まれたそうで、昨年、2人の娘さん
が自費で頸がんワクチンの接種を済ませました。費用はどうなりますかという御質問でした。 私
が保険健康課に問い合わせ確認したところ、領収書とか証明になるもの
があれば費用は助成します。まずは窓口においでくださいということで、その旨をお伝えしたところ、喜んでいただきました。ほかにもこうした方々
がおられるのではないかと私は思いました。 頸がんワクチンについての万全な取組で接種を進める、自費で接種された方々に費用の助成を伝える、こうしたきめ細やかな、一人も取り残さないますますの周知、対応をしっかりお願いしたいと思います
が、この点どうなっ
ておりますか、お聞きをいたします。伊手
保健福祉部長、お願いします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 本年4月から接種勧奨
が再開されたことから、まず、今年度の対象となる小学校6年生から高校1年生の年代の女子1,266名に対しまして、5月に個別通知を行っ
ております。 また、これまで接種の機会を逃したキャッチアップ接種の対象となる17歳から25歳の女性1,791人に対しては、7月に個別通知を行い、その際、これまでに自費で接種し
ていた場合には、市
が費用助成をすることについて通知文書を同封し、お知らせをさせ
ていただいたところでございます。 周知方法につきまし
ては、これらの個別通知に加えまし
て、市のホームページや広報でもお知らせをし
ております
が、今後も接種を希望される方
が機会を逃すこと
がないよう、丁寧な対応や接種の勧奨に努め
てまいりたいと考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) しっかりとやっ
ていただい
ておるということで、これをまた見られた方も安心されたと思います。 次に、3点目です
が、コロナ後遺症についてお伺いをいたします。 コロナ
が猛威を振るっ
ておりますけれども、我が市でも6,000人を超えるコロナ陽性者
が出ました。濃厚接触者を合わせると甚大な影響を受けました。 今、新型コロナの後遺症
が注目をされ
ております。大したことはなかった、もう治ったはずなのにと不安を覚え
ている人も多いと思います。一説では、10人に1人
が何らかの後遺症で悩んで
いると言われ
ております。数か月、半年たっ
て強い症状
が出る人も
います。最近お会いをした方も、治ったはずなのに体のだるさ
が取れないというふうに言われ
ておりました。 また、子供は軽症と言われます
が、患者数
が多いアメリカ、カナダの調査では、子供の5.8%に喉、咽頭の痛み、脱毛などの後遺症
が出
ているそうです。 コロナでの消耗はやはり強いそうで、後遺症と分からないまま症状に振り回される方も多いそうです。かかりつけ医
がいない方も多いことから、後遺症で悩む方の相談窓口はどこか明確にし
てほしいというふうに思っ
ております。市のコロナ関連のホームページを見まし
ても、後遺症対応はないように思われます。ここに電話をすれば、どうした病院にかかればいいのか相談できる、こうした受け皿をしっかりつくっ
ていただきたいと思うんです
が、伊手
保健福祉部長、お願いをいたします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 県のホームページによりますと、後遺症の治療はそれぞれの症状に応じた対症療法
が中心となるため、後遺症
が疑われる場合はまずはかかりつけ医、または症状に応じ
て専門の医療機関へ御相談いただくこととなります。 例えば、咳や倦怠感
がある場合は内科、嗅覚障害
がある場合は耳鼻科、記憶障害や抑鬱状態
がある場合は心療内科などへの受診となるようです。 現在、後遺症に関する相談は、県
が設置し
ておりますコールセンター、一般相談窓口や地域を所管する保健所でも受け付け
ており、県
が設置する一般相談窓口は24時間対応をし
ております。これら相談窓口等につきまし
ては、まずは市のホームページを充実させることで、速やかに市民の方へも周知したいと考え
ておりまし
て、また、市に相談
があった場合は、初動としまして保健師
が相談をお受けいたします。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 悩んで
いる方も多いと思いますので、はっきりと分かりやすく、できるだけ早くそうしたことを充実させ
ていただいたらというふうに思いますので、お願いをいたします。 4点目、オンライン診療について伺います。 オンライン診療につきまし
ては、3月議会でも要望いたしましたように、島嶼部
が多い我が市には、将来的にも欠かせないものだと思います。 先日の報道で、オンライン診療プラス郵便局員見守りという見出しで説明
がありました。通院困難地域の高齢者対象に先手を打つということですので、このシステムについて伺いたいと思います。 対象の高齢者宅で、タブレット端末を使っ
て病院、診療所、調剤薬局を結ぶオンラインでの診療や、服薬指導を受けられるようにすると
あります
が、この端末は専用のものを想定をし
ているのかどうか、また対象者、台数はどうなっ
ているのか、またスマートスピーカーを使った見守りでは、利用者に服薬状況などの質問に答え
てもらうということで
あります
が、こちらも対象者、台数などをお聞かせいただけたらと思います。 また、郵便局員の関わり方、これについても御説明をいただきたいと思います。伊手
保健福祉部長、お願いします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 御質問いただいた事業につきまし
て、少し長くなります
が御説明をさせ
ていただきたいと思います。 この日本郵便との連携事業につきまし
ては、独居高齢者や独居世帯で通院困難かつ平時の見守り
が必要な方を対象とした支援事業となります。 具体的には、AIスピーカーを対象者宅に設置し、1日複数回、AI
が今日の天気や薬の服用などについて声かけを行います。対象者の回答状況はデータとして集積され、御家族にメールで自動配信されます。 また、定期的に日本郵便の社員
がお宅を訪問し、健康状態の聞き取りなども実施いたします。この日本郵便のサービスにつきまし
ては既存のものとして
ありましたけれども、今回、デジタル田園都市国家構想推進交付金事業としまし
て、新たに日本郵便の社員
がタブレットを対象者宅に持参し、診療所や薬局とオンラインで結ぶことで、診察や服薬指導
ができるサービスを加えた一体事業として実施するものでございます。 オンライン診療や服薬指導につきまし
ては、既に本市で導入し
ております医療介護連携システム、みさいやネット上で行い、処方の情報は診療所と薬局で共有され、処方された薬は日本郵便
が配達することで、対象者は自宅に
いながら診察も薬の処方も受けられることになります。 今回、市内の診療所と離島の国保診療所の計2か所で、社会実装に向けた取組を行うこととし
ておりまし
て、20台の機器で最大約30人を対象に、現在、運用方法についての検討や対象者の選定を始めたところでございます。早ければ12月から段階的に運用を開始したいと考え
ているところです。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 大体は分かりました。 医療機会の格差は、我が市にとってゆゆしき問題ですから、こうしたオンライン診療に道を開いたことは大いに評価したいと思います。ただ、これでどれだけの広がり、恩恵の広がりか望めるかというと、厳しいもの
があるかと思います。 先日、今治市
がオンライン診療に補助金をという報道
がありましたので、今治市に問合せをいたしました。今治も島嶼部を抱え、診療には橋の通行料など
がかかりますから、オンライン診療の目的は同じだというふうに思っ
ております。ただ今治は、市内の診療期間
がオンライン診療を導入する際の初期費用の補助を行うということでございました。 医師会を通じて、市内115の医療機関にアンケートを取ったところ、65施設から回答
があり、9月補正予算で40の医療機関に初期費用38万5,000円、患者に対する使い方支援2回分を含めると44万5,000円、40施設に合わせ
て1,780万円の予算の請求
がされ
ております。 我が市のオンライン診療に対応する医療機関は2か所と聞い
ております
が、今治
が40の医療機関でオンライン診療を取り組むことを考えると、今後のオンライン診療の広がり
が不安ではございます。この点の御所見をお聞かせ願えたらと思います。伊手
保健福祉部長、お願いします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 本市におきましても、離島や半島部、山間部など、医療機関までの距離や交通手段等による医療機会の格差を埋めるため、オンライン診療は医療提供体制の充実等に貢献するものと認識をし
ているところでございます。 そういった中で、オンライン診療につきまし
ては、単に通信インフラや情報システム等を整備するだけで効果
が得られるものではなく、地域における医療提供体制や医療従事者を初めとする関係者間の良好な人的ネットワーク
があって初めて積極的に活用されることに留意する必要
があることから、現時点では、本市において、今回の今治市のような助成制度の検討は行っ
ておりません。 本市
が実施する、先ほど御説明させ
ていただきました見守りとオンライン診療を一体化したシステムでは、郵便局の方にシステム操作の補助を請け負っ
ていただきます
が、今後実施を希望する医療機関
が増えた場合で
ありますとか、オンラインで診療を受けたい患者の方
が増えた場合にどのようなこと
が起こるのか、まずは様々なケースの問題点を把握し、今回の実装のための試行で見えた課題を解消することに注力したいと考え
ているところでございます。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 今後の課題ということで、たくさんの方
がこういうことを、オンライン診療ということをお申しになっ
て診療を受けたいということになれば、今治市のような、そういう体制も考えなければならないなというようなことで理解し
ておっていいんでしょうか。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊手博志君) 今の御質問については今後の課題では
ありますけれども、現在、先ほど御紹介させ
ていただいたみさいやネット上でも、複数の診療所等々の方
が参加し
ていただい
ておりますので、オンライン診療を仮に実施するとなると、そのみさいやネット上でも既にできる環境は整っ
ておりますので、そういうこれまでの宇和島市の施策と併せ
て、今、今治市のような対策については現在は考え
ておりません
が、今後の検討課題というふうに考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 分かりました。よろしくお願いします。 5点目の流域治水について伺います。 地球温暖化などの影響で激甚化し
ている豪雨や台風による水害に対するために、ハード、防災工事とか、ソフト、避難所計画策定等に一体で取り組む流域水プロジェクト
が加速をし
ております。 昨年11月には、流域治水関連法
が全面施行されまし
て、関連予算を拡充し
て、国土交通省
が主導する対策
が進んでおります。 2018年の西日本豪雨では我が市でも甚大な被害を出しました
が、その後も19年の台風19号、20年4月の熊本豪雨など、近年の豪雨では幾つもの河川
が同時多発的に氾濫をしたり、堤防
が相次いで決壊するなど、各地にこれまでにない被害
が出
ております。 こうした水害対策として政府
が進め
ているの
が流域治水で、上流から下流まで地域の特徴に応じ
て切れ目のない実施をする取組でございます。堤防強化など、ハード面と併せ
てソフト面の整備を進め
ています。 昨年11月にはハザードマップ、災害予測地図です
が、その策定について、大規模河川に加え
て中小河川にも対象を広げる流域治水関連法
が全面施行されました。我が市には一級河川は
ありません
が、中小の河川で
あっても越水、氾濫すれば、住民の生命、財産を奪います。経験したことのない豪雨や台風
がいつ襲っ
てくるか分からない現在でございます。できることから進め
ていっ
ていただきたいと思います。 浸水被害
があった地域のほとんどは、浸水マップで危険地域とされた地域で
あると聞い
ております
が、我が市の被害浸水マップは最新の情報で正確に作成され
ておるのかどうか、お伺いをし
ておきたいと思います。山下
危機管理課長、お願いします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 山下
危機管理課長。
◎
危機管理課長(山下真嗣君) お答えをいたします。 河川の洪水ハザードマップにつきまし
ては、作成し
ているのは水位周知河川に指定され
ております須賀川、立間川、三間川と岩松川の4河川となっ
ております。いずれも愛媛県
が作成した洪水浸水想定区域図に基づい
て策定され
ており、指定時点の河道で
あったり、洪水調節施設の整備状況を勘案したシミュレーションにより予測されたもの
が基になっ
ておるところでございます。 議員の説明に
ありました中小河川につきまし
ては、愛媛県
が令和3年度、昨年度から県内の洪水浸水想定区域図の作成に着手をし
ており、宇和島市においては9水系の44河川について氾濫推定図を作成予定となっ
ておりますので、それを踏まえ
てハザードマップを策定することとし
ております。 以上でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 分かりました。 それでは、流域の住民の皆さんから危険を強く訴えられ
ているの
が、川床の土砂の堆積と植物の繁茂です。年々に川床
が上がっ
てき
ている、雑草とも言えない高い植物
が茂っ
ている、何とかならないか。この土砂と植物の撤去をどう考え
ているのかお聞かせ願いたいと思います。
山口建設部長。
○議長(石崎大樹君)
山口建設部長。
◎建設部長(山口勝君) お答えいたします。 宇和島圏域における流域
治水プロジェクトの取組の中で、河床掘削による河川機能の確保も河川による対策の一つとなっ
ております。土砂の堆積や雑草により、河川の流下能力に支障を来し
ている箇所につきまし
ては、浸水被害の防止のため、順次対策を行っ
てまいりたいと考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) なかなか要望しまし
ても難しい、何年たっ
ても実現できないというところ
がありまし
て、こうした具体的な川床をさらえるとか、そうしたことをやることのほう
が、実際には防災につながっ
ていくんじゃないかというふうにも思っ
ておりますし、たくさんの要望
があるわけですけれども、これは予算の関係も
あるかも分かりません
が、もうなるだけ、こうした法律もできたわけですので、しっかりと要求し
て、そうした危険だなということで声を上げられ
ている箇所については、特に早めに、災害
が起きない前に整備し
ていただきたいなということを要望し
て、次に行きたいと思います。 6点目です
が、通学路の安全対策についてお伺いをいたします。 先日、
ある方から、孫
が小学校に行くということになりまし
て、集団登校を始めました。その通学路に数メートルの長さの段差
があり、転んでけがをしました。危険なので段差の解消をということで、すぐ建設課
が補修をし
てくれました。また、やはり通学路のグレーチング
が古くなっ
て穴
が空い
ていると、足
がすっぽり入っ
て危険ですと、修理をということで、これも改修をし
ていただきました。通学路に危険
がないかどうか確認をし
て、逐一、危険箇所
があれば直し
ていくべきだと思います。 私の地元の校区で、学校運営協議会の話合いの中で、校門を出
てすぐのところの見通し
が悪いという意見
が出
て、視界を遮っ
ていた鉄骨の塀を撤去しました。登下校の安全を図ること
ができました。 それぞれの学校の通学路に潜んで
いる危険箇所をすくい上げ
て、登下校の不安を解消すべきと思います
が、その点いかがでしょうか。 また、路面標示もまだまだ消えかけたままのところも
ありますので、早急に対処をし
ていただきたいと思うのです
が、いかがでしょうか。
山口建設部長、お願いします。
○議長(石崎大樹君)
片山教育部長。
◎教育部長(片山治彦君) まず、通学路の危険箇所への対処につきまし
て、教育委員会のほうからお答えをいたします。 今ほどおっしゃられましたとおり、安全・安心な通学路の確保につきまし
ては重要なことで
あるというふうに考え
ております。 通学路における危険箇所につきまし
ては、各校で実施をされます安全点検や子供たちからの声、市民の皆様からの情報提供等によって把握を行っ
ているところで
あり、提供いただいた危険箇所情報につきまし
ては、教育委員会において集約、確認をした上で、警察や道路管理者などの関係機関、部署に、その対策を要請し
ているところでございます。 危険箇所の状況や対策方法、また所有権等の関係から、その対応に期間を要する場合もございますので、そういった場合は学校での児童・生徒への安全指導等を徹底し、登下校における危険の低減を図っ
ているところでございます。 今ほどお話
ありましたけれども、学校運営協議会による協議、提言も踏まえながら、警察や道路管理者等との連携を密にいたしまし
て、児童・生徒
がより安全に通学できますよう努め
てまいりたいと考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
山口建設部長。
◎建設部長(山口勝君) お答えいたします。 路面標示につきまし
ては、交通事故を未然に防ぐための規制や指示による道路交通の円滑化などを目的に警察や道路管理者
が設置し
ているもので、横断歩道につきまし
ては警察
が設置し、維持管理を行っ
ているところでございます。 宇和島警察署に確認いたしましたところ、交通事故発生状況や通学路等の利用実態を勘案し、特に摩耗率
が高く視認性の低い箇所から順次補修を実施し
ているところで
ありまし
て、今後も適切に対応したいという回答はいただい
ております。 なお、横断歩道以外の路面標示につきまし
ても、摩耗等で薄くなった箇所につきまし
ては、宇和島警察署や国道・県道各管理者との情報共有を行いながら、交通安全対策を実施し
てまいりたいと考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) これを言う前にいろいろ調べ
てみたんですけれども、私
が言おうかなと思っ
ていたところ
がきれいになっ
ておりました。佐伯町から明倫校、城南中学を抜けるところですか、あそこらは消えかけ
ておりましたけれども、きれいになっ
ておりました。できましたら、宇和津小学校の前もお願いできたらということで申し添え
ておきます。 7点目に、通級指導についてでございます。 発達障害の
ある子供
が、通常学級に在籍しながら、一部の授業を別室で学ぶの
が通級指導です。先月、文部科学省
が発表した2020年度の調査によると、全国の小・中・高生のうち、過去最多となる16万4,693人
が通級指導を利用し、障害の
ある子供に対する適切な教育支援
が広がっ
ていること
が明らかになっ
ています。文部科学省は5月に専門家会議を立ち上げ、制度拡充
が加速するそうです。 通級指導は、読み書き
が苦手だったり、友人とのコミュニケーション
がうまく取れないなどの児童・生徒
が、普段は通常学級に在籍しながら、個別の障害の状況に応じ
て一部の授業を別室で受けること
ができる制度で
あります。 文科省によりますと、この10年間で義務教育段階の子供の数
が1割減少する中で、通級指導を受ける児童・生徒は年々増加し、2.5倍に拡大をし
ています。背景には、発達障害の
ある子供の増加に加え
て、通級指導に関する理解や認識
が高まったこと
があると見られ
ています。 通級指導を利用する子供の障害種別です
が、言語障害
が最も多く4万3,632人、26.5%、注意欠陥多動性障害、ADHD
が3万3,825人、20.5%、自閉症
が3万2,346人、19.6%となっ
ております。 通級指導の充実をめぐっては、我が党
が強力に推進をしまし
て、2017年度予算で通級指導の担当教職員は、毎年の予算編成のたびに決まる加算定数から、児童・生徒数などに応じ
て自動的に決まる基礎定数に組み込まれました。2025年度まで計画的に増員される見通しでございます。 通常学級に在籍しながら、自分らしい学校生活
が送れるよう支援し
ていくべきと考えます
が、我が市の状況、また御所見をお聞かせ願えたらと思います。
片山教育部長。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
片山教育部長。
◎教育部長(片山治彦君) お答えをいたします。 現在、宇和島市には、小学校3校4教室、中学校2校2教室、計6教室の通級指導教室
があり、9月1日現在で、小学生
が78名、中学生
が33名、計111名
が利用をいたし
ております。 成果といたしまし
ては、それぞれの児童・生徒の持つ課題について、専門的な指導を個別や小集団で受けることによって、通常の学級での学習、生活場面での困難を軽減でき
ているという点
が挙げられ
ているというふうに考え
ております。 一方、課題といたしまし
ては、利用する児童・生徒数も増加し
ておりますことから、その児童・生徒にとって必要な指導時間の確保
が難しいこと、また自分の学校に通級指導教室
がない場合には、保護者の送迎
が必要なこと等でございます。 今後、児童・生徒
が在籍する学校で専門性の高い通級による指導
が受けられますように、通級指導教室の増設、あるいは巡回指導のできるシステムづくり
が必要で
あると認識し
ております。その具現化のための協議検討を今後行っ
てまいりたいというふうに考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 既にもう宇和島市では実際に進んで
いるということで、そして、また様々な課題も
あり、それに挑戦をし
ているということをお伺いをいたしまし
て安心をいたしましたし、しっかり取り組んでいただきたいなというふうに思います。よろしくお願いします。 8点目、高齢者の詐欺被害防止についてお伺いをいたします。 警察庁の調べでは、コロナ禍も影響いたしましてか、昨年、2021年度の特殊詐欺の被害件数は4年ぶりに増加をいたしまし
て1万4,461件、被害額
が278億1,000万円に上るそうで
あります。また、はっきり確認できただけで、2003年から2021年までの被害総額は5,743億円、小規模な県の一般会計予算ほどの被害総額になっ
ております。ほとんど高齢者からむしり取った金額だと思うと、非常に残念に思います。 架空請求、オレオレ詐欺など、いろいろな詐欺の中でも還付金詐欺
が増え
ております
が、こうした特殊詐欺件数の85.7%を65歳以上の高齢者
が占め
ております。我が市における詐欺被害の状況は、先ほどの畠山議員
が質問し
ておりましたのでよろしいです
が、実際に70から80と聞きまし
て、意外に少ないなと思いながら聞い
ておりました。 警察庁の特殊詐欺の現場と高齢者被害防止のための新たな取組に
ありました表を見
ていただいたらと思うんです
が、これも警察庁の資料です
が、詐欺被害に対する意識を見ると、実に80%近くの方
が自分は被害に遭わないと思っ
ていたと、断トツですよね。どちらかといえば遭わないと思っ
ていた人
が18%ぐらい。だから、遭うかもしれないと思っ
ていた人は僅かですね、本当に少ないと思います。よもやの人
が、還付金
があるということでATMまで行った方
がいました。 警察庁では、詐欺防止の有効な対策を紹介し
ておりますけれども、その1は、迷惑電話防止機能の
ある電話機を設置する。その2は、常に留守番電話にし
ておき、知っ
ている番号のみ折り返すと
ありました。 特殊詐欺から高齢者を守る効果的な手段として、電話の音声を自動録音する機能
がある固定電話や、各家庭の電話機に取り付ける専用装置を貸し出す自治体
が増え
ております。電話
が鳴る前に、この電話は詐欺などの犯罪被害防止のために録音しますと相手に警告をします。詐欺電話だけでなく、悪徳商法や迷惑電話にも高い効果
が認められ
ています。 大分県と各市町村では、防止機能付き電話機あるいは外付けの機器の購入費の3分の1、上限1万円です
が、補助をし
ております。各家庭の電話機に取り付ける専門機器を貸し出す自治体も
あります。迷惑電話
がかからなくなったなど、大きな反響も寄せられ
ております。高齢者の特殊詐欺被害防止に大きな力を発揮する、この防止機能付き電話への補助、また貸出しにつきまし
てどうお考えか、お聞かせを願えたらと思います。古谷
市民環境部長、お願いします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 古谷
市民環境部長。
◎
市民環境部長(古谷輝生君) お答えいたします。 電話による詐欺を防止する対策といたしまし
ては、留守番電話の機能を見直し
ていただくのも一つの手段かと思います。迷惑電話防止機能の
ある電話機を設置することも効果的な手段で
あると考えます。 御案内いただきました防止機能付き電話への補助、また貸出しに関しましては、先進地の事例や他市町の状況、市内の情勢を参考にしながら検討し
てまいりたいと考え
ておるところでございます。 以上でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 検討ですか。これは先ほどからずっと言っ
ていますように、すごい数の被害
がもう既に出
ておるわけで、これから先に備え
てという話ではなく
て、今実際に被害
が起こっ
ているということですので、検討する時間もあまりないのではないかというふうに思うんです
が、
いつ頃までにできますかね。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 古谷
市民環境部長。
◎
市民環境部長(古谷輝生君) 県内でも新居浜市
が今取組をされ
ておると伺っ
ております。そのあたりの背景等を捉まえまし
て、早急に対応いたしたいと思います。
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) これはもう市長
が決断し
てもらったらすぐできると思うんです
が、そんなに予算かからないと思うんです
が、いかがですか、市長。
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) 先ほど古谷部長
が申し上げたとおり、これからしっかり整理をし
て判断し
ていきたと思います。
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) よろしくお願いをいたします。 では、次の空き家、空き地の雑草対策についてでございます。 最近よく空き家、空き地に茂っ
ている雑草の苦情
があります。持ち主
が分からない、誰に言えばいいのか分からないで手もつけられない、何とかできないかという苦情です。個人情報で、聞い
ても答え
てくれませんから、持ち主に管理を呼びかけるのは市の役割になります。1度で駄目なら2度、3度と声をかけ
て、管理をするよう働きかけをし
ていただきたいと思います。 昨年、私の地元で町内清掃を行いました。持ち主
が分からない狭い土地です
が、いろいろと茂っ
ておりますので、近くの方と雑草、雑木を撤去いたしました。そこにハゼの若木
が生え
ておりまし
て、危ないからといっ
て処分をいたしました。ところが、私は何もなかったんですけれども、一緒に作業をし
てくれた方
がハゼにかぶれ
て通院する事態になりました。こんなになるんですよ、すごいでしょう。かぶれたら、ハゼに。本来、所有者
がしなければならない作業を所有者
が分からないので地元で対処をしました
が、けが人を出し
てしまいました。 今も、ほかの住宅地の真ん中の雑草の土地の茂りに茂った草の除去を複数、市にお願いをし
ております。所有者に対応をお願いし
ていくのは本当に大変かと思いますけれども、頑張っ
ていただきたいなと思っ
ております。古谷
市民環境部長、担当として答弁お願いします。
○議長(石崎大樹君) 古谷
市民環境部長。
◎
市民環境部長(古谷輝生君) お答えいたします。 空き地は私有財産で
あるため、原則その所有者、管理者
が空き地の管理を適切に行っ
ていただくこと
が必要と考え
ております。所有者の転出や死亡に伴いまし
て、所在
が確認できないケースにつきまし
ては、環境保全上、支障
がある場合について、生活環境課で調査を行い、所有者の所在を確認し、適切な管理
が行われるよう対応をいたし
ております
が、さらに地元との連携
が必要な場合は協議をさせ
ていただいたらというふうに考え
ております。 以上でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) この持ち主
が特定できますと、町内でももう直接電話をかけ
て、早くやりなさいということで、もう再三にわたって電話をし
て、そして連絡を取っ
て、そして草刈りをすると、こういうような状況で、最近もたびたび電話し
て、それに耐えかねたか分かりませんけれども、今はきれいに整地され
て草一本生え
ていないという状況にもなっ
ております。 実際にそうした持ち主
が分からないところについては、本当は教え
ていただければ、地元でしっかり対応し
ていきますよということですよ。分かったら、もう積極的に、早よせんか言いながらお願いするわけですからね。そういうことからいいますと、それ
ができないので、私から言わせると、もう少し、分かっ
ているんですから、まだやっ
ていないなということで
ありますと、また請求し
ていただくとか、何かできないのかなというふうに思うんですよ。それは我々地元も権限はないですよ、何回も言っ
て、言っ
て、早よせ
い、早よせ
い言いながらやっ
ても、何の権限もないですけれども、でも、言うことによってやっ
てくれれば、そこの地域の住民も安心し
て生活できるわけですので、その点は重々よろしくお願いをしたいと思います。 10番目、男子トイレにサニタリーボックスをということで、質問を書いた後に庁内の男性トイレを見ますとつい
ておりまし
て、どうしようかなと思ったんです
が、質問させ
てもらいます。 サニタリーボックスの公共施設への設置についてお聞きをいたします。 男性に多い膀胱がんや前立腺がんなどの手術後に、排尿コントロール
が困難になった方
が尿漏れパットを使うこと
があります。そうした方のニーズに応えるために、サニタリーボックスを設置し
ていただきたいと思います。 全部に設置をしなく
ても、設置し
ているトイレにサニタリーボックス設置の表示
があれば、対応できるのではないかというふうに思っ
ております
が、この点はいかがでしょうか。
○議長(石崎大樹君) 伊手
保健福祉部長。
◎
保健福祉部長(伊手博志君) お答えをいたします。 国立がん研究センターのがん統計によりますと、近年膀胱がん、前立腺がん
が増加し
ているがんに含まれ
ておりまし
て、特に50歳代からの増加
が著しいと言われ
ております。そのため、今議員
が言われましたように、尿漏れパットを使用する方も増え
ており、男子トイレへのサニタリーボックスの需要
が高まっ
ていることも承知をし
ております。 このような状況を踏まえまし
て、本市では、本年6月になります
が、市役所の本庁舎と各支所の男子トイレへサニタリーボックスを設置したところでございます。他の施設への設置、また表示につきまし
ては、先行事例も参考に検討したいと考え
ております。 以上です。
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 建設部長に、公園とかに設置し
ているトイレとか、そういうところの状況についてお願いいたします。
○議長(石崎大樹君)
山口建設部長。
◎建設部長(山口勝君) 公園のトイレにつきまし
ては、男子トイレにつきまし
てはサニタリーボックスの設置は今現在ないという状況になっ
ております。
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) ないというのは分かったんです
が、今後の予定についてお願いします。
○議長(石崎大樹君)
山口建設部長。
◎建設部長(山口勝君) 保健福祉部のほうとも連携しまし
て、公園の男子トイレにつきまし
ては、ある程度前向きに検討はし
ていきたいというふうには考え
ておるところです。
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 庁舎内はできたじゃないですか。支所とか、そうしたところも全て設置をされ
ているんですか。
○議長(石崎大樹君) 西本
総務企画部長。
◎
総務企画部長(西本能尚君) 先ほど伊手部長
がお答えしましたように、各支所の男子トイレへ設置し
ているところでございます。
◆22番議員(松本孔君) でき
ている。
◎
総務企画部長(西本能尚君) 各支所の男子トイレに設置でき
ております。
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 分かりました。 じゃ、検討し
て、なるたけ早く設置し
ていただければというふうに思います。よろしくお願いします。 11番目、津島やすらぎの里の温泉について質問いたします。 温泉復活は、市民は本当に首を長くし
て待っ
ております。私も最近、亀ケ池の温泉に行きましたけれども、物品販売の場所はもう手つかずで、温浴施設だけ
が先行し
て営業し
ておりまし
て、それでも大変喜ばれ
ておりました。温浴施設の早期の開設は望めないかなということを、まず一つお願いしたいと思います。 それから、祓川温泉の熱源は木質バイオマスボイラー、それを手本に、ぽっぽ温泉は全面的に木質バイオマスボイラーで営業し
ております。雲の上の温泉は木質ペレットと灯油ボイラーの併用で熱源を確保し
ております。 やすらぎの里の温泉には、化石燃料だけではなく木質バイオマスとの併用した熱源の導入を求めたいと思っ
ております。私はこの前も質問しました
が、頑なに拒否されるの
が理解できません。 以前、祓川温泉にバイオマスの導入を訴えまし
て、実現でき
て、地元の皆様から大変に喜ばれました。ぽっぽ温泉
が後に続きました。これだけSDGsとうたわれながら、化石燃料の不安
が露呈し
ている中で、無理ですと言われるの
が理解できません。祓川、ぽっぽ温泉、そして雲の上の温泉など本当に視察され
て、明確な理由
があってのことかとお聞きしたいと思います。 薬師谷の温泉
がありましたけれども、石油の高騰などで閉鎖の一因になったというふうなことも聞い
ております
が、
楠産業経済部長、よろしくお願いします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君)
山口建設部長。
◎建設部長(山口勝君) お答えをいたします。 まず、御提案の温浴施設を先行し
て建設をし、営業できないかということにつきましては、工事費
が増加するばかりでなく、特産品売り場よりも温浴施設のほう
が工期
が長く、温浴施設の完成工期に大きな差
がないこと、また、利用者の安全面から困難で
あるというふうには考え
ております。 続きまし
て、やすらぎの里の熱源でございますけれども、市の施設で
あります津島町に
ある祓川温泉につきまし
ては、平成27年に薪ボイラーを導入し
ておりまし
て、灯油ボイラーと併用し
て温泉を提供し
ております。地域団体
が指定管理者ということも
ありまし
て、地元から安価な薪を調達でき、燃料費の削減や環境負荷の低減という面で成果
が出
ているというふうに認識をし
ております。 御質問にございました、近隣で木質バイオマスボイラーを導入し
ております松野町や高知県の梼原町におきましては、地域内で薪や木質ペレットを生産する施設
がございまし
て供給体制
が整っ
ております。両町に問い合わせたところ、高齢化や人手不足などにより、安定した安価な原料調達には課題も
あるということで伺っ
ております。 祓川温泉におきましては、何とか地元の産材を安価に調達すること
ができ
ております
が、より大規模な施設となります新津島やすらぎの里に必要な量を、地元や近隣から安定した安価な原料調達を確保できるという見通しは現在ないという状況にございます。安定した供給先
が確保され
ていない現況におきましては、木質バイオマスボイラーの導入には慎重な検討
が必要で
あると考え
ております。 現段階におきましては、導入費
が抑えられ、発生熱量も高く、安定的な燃料確保に利点の
ありますヒートポンプと、ガスまたは重油ボイラーの併用
が最適と考え
ているところでございまし
て、ヒートポンプでは温泉の排水の廃熱を利用することとし
ておりまし
て、環境負荷の軽減を図ることとし
ております。 新やすらぎの里の熱源につきまし
ては、導入コストや燃料費、燃料の安定確保、環境負荷など総合的に検討を行った上で、最終的な判断をさせ
ていただきたいと思います。 新施設につきまし
ては、令和7年度中の完成、オープンを目指し
ているところでございまし
て、早期のオープンを望む多くの市民の方々にはいましばらくお待ちいただくことになりますけれども、一日でも早いオープンに向け
て、またすばらしい施設となるよう取り組んでまいりたいと考え
ております。 以上です。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 熱源については今の説明、それなりに聞かせ
ていただきました。私
が望むのは一日も早い完成ということですので、遅れることのないようにお願いしたいというふうに思います。 最後の質問です
が、迷い犬猫につい
てでございます。 先日、二男宅に迷い犬
が参りまし
て、暑い日で、水をあげたりしたようです。近所のどこかの犬でしょうか、分かりません
が、聞い
ても分かりませんと。首輪も鑑札も名前もないので分からない。私もすぐに写真を撮っ
て、フェイスブックに載せ
て拡散しました。市役所の生活環境課に連絡を入れ
てまいりました。環境課の職員の方
が二男宅に引き取りに来
てくださるという手はずのところ、飼い主さんからは連絡
ありましたと、連れにいっ
てもらいますということで電撃解決をしたわけです。 ぼうっとし
ていたわんちゃんも、飼い主さんを見た途端走り出し
て、飛びつい
て、双方感激の再会になったわけで
あります。非常に暑い日で、歯車
が合わなければ危ない事態になったかもしれません。犬猫のマイクロチップの装着は、以前から飼っ
ている犬猫については努力目標で、ほとんど装着をし
ていないと思われます。首輪に連絡先をつけるのは当然です
が、抜けることも
あります。今回、保護人、飼い主
が迅速な連絡をした結果、早急な解決となりました。 私は防災ラジオを迷い犬猫に使えないかというふうに思っ
ておりまし
て、こんな犬を保護し
ています、こんな犬猫
が今日行方不明になりましたとか流し
てもらえれば早急な解決に結びつい
て、捨て犬猫の防止にもつながるのではないかと思います。検討し
ていただきたいと思います。 なぜそう申したかといいますと、合併前、
ある町の無線放送で、こんな放送
が流れ
ておりました。「明日は不要犬の回収日です。持っ
てき
てください」、こういう放送
が流れた。私はあんまりだと思いまし
て、議会質問で言ったことも
あります。今回は命を救うための放送で
ありますし、飼い主に戻すこと
ができたら行政の手間も省けるのではないかと思います
が、検討願いたいと思うんです
が、古谷
市民環境部長ですか。土居さん、お願いします。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 土居
生活環境課長。
◎
生活環境課長(土居友治君) お答えいたします。 現在、市で迷い犬猫を保護した場合、ホームページ上に写真等を掲載し
て情報提供を行うとともに、登録情報等を基に飼い主ではないかと思われる方に連絡を取ることにより、保護した迷い犬猫はほぼ飼い主のもとに帰っ
ております。 また、迷い犬猫の早期解決や捨て犬猫の防止については、情報提供の方法と改善できる点は検討を重ね
ており、DX推進計画に
あるマイクロチップを活用した体制整備も進め
ていきたいと考え
ております。 なお、現在の本市の行政連絡放送につきまし
ては、配信する内容
が市民生活に影響を及ぼす事故等に限られ
ていることから、御提案の
ありました迷い犬猫に関するお知らせを配信することは難しいものと思われます。一方、FM
がいやや宇和島ケーブルテレビでは、放送の中でお知らせすること
が検討できると聞い
ておりますので、相談をし
てみたいと考え
ております。 以上でございます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 松本 孔君。
◆22番議員(松本孔君) 分かりました。でも、UCATとFM
がいや、そういうところでも流し
ていただけるという可能性
があるということですので、それを期待をいたしまし
て、私の質問を終わりたいと思います。 どうもありがとうございました。(拍手)
○議長(石崎大樹君) 以上で、松本 孔君の質問を終わります。 これをもちまして、一般質問を終了いたします。 次に、「議案第57号・
宇和島市議会議員及び宇和島市長の選挙における選挙運動経費の公費負担に関する条例の一部を改正する条例」以下日程記載の順を追い、「議案第72号・
工事請負契約について」までの16件を便宜一括議題といたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 異議なしと認めます。 よって、「議案第57号」ないし「議案第72号」までの全案件につきまし
ては、便宜一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑の通告
がありませんので、質疑を終結いたします。 次に、本日、お配りし
ているとおり、「議案第73号・令和4年度宇和島市
一般会計補正予算(第5号)」
が提出され
ております。 お諮りいたします。 この際、「議案第73号」を日程に追加し、議題といたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 異議なしと認めます。 よって、「議案第73号」を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 理事者の説明を求めます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 西本
総務企画部長。
◎
総務企画部長(西本能尚君) ただいま上程されました「議案第73号・令和4年度宇和島市
一般会計補正予算(第5号)」について御説明申し上げます。 今回の補正予算は、国や県の肥料・畜産飼料価格高騰対策事業に連動し
て行う支援に要する経費を計上し
ております。 まず、第1条は、予算の総額に歳入歳出それぞれ3,000万円を追加し、総額を503億588万3,000円としようとするものです。 それでは、予算の概要を御説明いたします。 まず、歳入予算につきまし
ては、歳出に対応する財源として、第16款県支出金を計上し、なお不足する額について、財政調整基金からの繰り入れにより対応いたします。 次に、歳出予算につきまし
て御説明いたします。 第6款農林水産業費は、3,000万円の追加で、肥料及び畜産配合飼料の価格高騰対策に要する経費を計上し
ております。 以上で説明を終わります。御承認くださいますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(石崎大樹君) 以上で説明
が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔発言する者なし〕
○議長(石崎大樹君) 質疑
がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま上程中の各議案につきまし
ては、さらに慎重審議を行うため、お配りし
ている常任委員会付託表のとおり、日程記載の「陳状第5号・個人の所蔵文化財等を収蔵する
伊達博物館建設が公共事業として適切か、
第三者委員会を設置し検証を求める陳情」とともに、所管の委員会に付託いたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 異議なしと認め、そのように決定いたします。 次に、「認定第1号・令和3年度宇和島市一般会計及び
特別会計決算の認定について」及び「認定第2号・令和3年度宇和島市
公営企業会計決算の認定について」につきまし
ては、便宜一括議題といたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 異議なしと認め、「認定第1号」及び「認定第2号」につきまし
ては、便宜一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 質疑の通告
がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 「認定第1号・令和3年度宇和島市一般会計及び
特別会計決算の認定について」及び「認定第2号・令和3年度宇和島市
公営企業会計決算の認定について」につきまし
ては、それぞれ決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査といたします。 なお、委員の選任につきまし
ては、今定例会最終日に指名いたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 異議なしと認め、そのように決定いたします。 次に、本日お配りし
ているとおり、「議案第74号・宇和島市
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」
が提出されました。 お諮りいたします。 この際、「議案第74号」を日程に追加し、議題といたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 異議なしと認め、「議案第74号」を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。 理事者の説明を求めます。 〔「議長」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 岡原市長。
◎市長(岡原文彰君) ただいま上程されました議案について御説明いたします。 「議案第74号・宇和島市
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」につきまし
ては、現在、委員で
あります田村裕子氏
が、令和4年9月27日をもって任期満了を迎えることに伴い、同氏を再び任命しようとするもので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定によって、議会の同意を求めるもので
あります。 以上で説明を終わります。 御同意くださいますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(石崎大樹君) 以上で説明
が終わりました。 これより質疑に入ります。 質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 質疑
がありませんので、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本件は、会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託及び討論を省略し、即決いたします。 これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 異議なしと認め、これより採決を行います。 採決は、電子表決システムにより行います。 賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押し
てください。 ボタンの押し忘れ、押し間違いのないよう御注意願います。 お諮りいたします。 「議案第74号・宇和島市
教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」は、提案のとおり、これに同意することに賛成または反対のボタンを押し
てください。 〔賛成・反対のボタンにより表決〕 〔「賛成。ボタン
が押せません、反応しない」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) 分かりました。 〔「賛成です」と呼ぶ者あり〕
○議長(石崎大樹君) はい。 押し忘れなしと認め、採決を確定いたします。 賛成全員で
あります。 よって、本件は提案のとおり、これに同意することに決定いたしました。 これをもちまして、本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後2時10分 散会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 宇和島市議会 議長 石崎大樹 議員 赤松孝寛 議員 畠山博文...