また、職員による議場内の写真撮影を許可しております。
報告は以上です。
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5 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第4
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第88条の規定により、議長が指名いたします。4番、
玉置美津恵議員、5番、深沢誠議員を指名いたします。
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6 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第5 会期の決定を議題といたします。
第2回定例会の会期は、5月24日に開催された
議会運営委員会において、本日5月31日から6月21日までの22日間とし、会期中に所要の休会日を設けることと決定されました。
お諮りいたします。本定例会の会期並びに休会の日を、
議会運営委員会決定のとおりとすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
7 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から6月21日までの22日間とし、併せて、配付しました会期表に記載の日を休会とすることに決定いたしました。
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8 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第6 議案の上程を行います。
諮問第1号、議案第1号ないし議案第11号並びに報告第1号ないし報告第7号を一括議題といたします。
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9 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第7 所信表明並びに提案理由の説明を求めます。
市長、御登壇願います。
10 ◯市長(松下浩明君) 本日、ここに、令和4年山武市議会第2回定例会が開催されるに当たり、2期目の市政運営に臨む私の所信を述べる機会をいただきましたことに、議長をはじめ議員の皆様方に、厚く御礼を申し上げます。
また、市長選挙と同時に施行された
市議会議員補欠選挙におきまして、渡邊聰議員が初当選されました。今後の御活躍を心から御期待申し上げます。
私は、去る4月17日に施行されました市長選挙におきまして、市民の皆様をはじめ、各方面の方々から御推薦と力強い御支援をいただき、引き続き、市政の重責を担わせていただくことになりました。課せられた使命と責任の重さに、改めて身の引き締まる思いでございます。
平成30年4月の就任以来、山武市第2次総合計画に掲げた「海と緑、人が集い、住まう誇りがもてるまち 山武」をまちづくりの基本理念として、育てる喜びを感じられる子育て支援、住み慣れた地域で自分らしく生活するための高齢者福祉の充実、利便性を高めるための公共交通網の整備・充実などにより、全ての市民が安心・安全に暮らすことができる環境づくりなど、市民の暮らしの豊かさの向上を最優先にまちづくりを進めてまいりました。これまで着実に市政を推進することができましたことは、市民の皆様、議員の皆様の御理解と御支援のたまものであり、心から厚く御礼を申し上げる次第でございます。
それでは、市政運営に当たりまして、所信を述べさせていただき、
市議会議員各位と市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
2期目の市政運営において取り組む重点施策でございますが、まず、当面の最優先課題である「
新型コロナウイルス感染症対策」について、申し上げます。
新型コロナウイルス感染症は、幾度となく変異株への置き換わりが進み、いまだに世界中で猛威を振るっており、国内においても、その収束が見通せない状況が続いております。
このような状況の中、日夜、現場で、
新型コロナウイルス感染症対策に従事されている医療関係者の方々をはじめ、福祉、介護、子育てに関係されている皆様など、人々の生活を支えるエッセンシャルワーカーの皆様に対し、心から敬意と感謝の意を表します。
また、日常生活や社会活動が制約されている中、市民の皆様、事業者の皆様には、感染拡大防止に向けた取組に御理解と御協力をいただき、心から感謝申し上げます。
本市におけるワクチン接種の進捗に関しましては、5月25日現在で、2回目接種済み者に対する3回目接種率は69.0%となっており、おおむね順調に進んでおります。
今後、60歳以上の方と18歳以上で基礎疾患のある方、重症化リスクの高い方を対象とする4回目接種に向けて、山武郡市医師会の協力の下、準備を進めてまいります。
引き続き、市民の命と暮らしを守るため、感染防止対策、経済対策について、状況に応じたきめ細かな対策を講じてまいりたいと考えております。
次に、「成東駅北側の道路整備の事業化と交通結節点としての機能強化」についてでございます。
成東駅北側の整備に関しましては、成東駅周辺の利便性向上により、人口減対策にも結びつくなど、大きなポテンシャルを秘めているものと考えます。成東駅北側の在り方説明会や地権者、地元住民の皆様へのアンケート
調査等を実施し、意向を確認しながら、
主要地方道成東酒々井線から
一般県道成東山武線までの間において、既存道路の拡幅として、道路整備方針を決定してきたところでございます。
今後、道路整備の事業化を推進し、成東駅周辺の重要な交通結節点としての機能強化により、鉄道、路線バス、基幹バスなどが連携することで、相乗効果を生み、市民生活の利便性の向上を目指してまいりたいと考えております。
次に、「蓮沼海浜公園の再整備の促進について」でございます。
県立蓮沼海浜公園につきましては、昭和50年の供用開始以来、九十九里地域をはじめとした県北東部の観光資源として、大きく寄与していただいておりますが、開園後50年近くが経過し、大幅な施設の更新時期を迎えております。
市といたしましては、地域への誘客を促進し、持続的な観光振興を図ることと併せて、人口減少に歯止めをかけるための雇用の創出や、
成田空港機能強化による地域経済の活性化のためにも、立地特性を生かした再整備が必要であると考えております。
県では、今年度、再整備に向けた検討会を立ち上げ、その中で、地元の意見も伺いながら、今後の蓮沼海浜公園の方向性について、検討していくと伺っております。
本市といたしましても、本事業の推進のため、関係団体と連携しながら、全面的に協力していきたいと考えております。
続いて、「ゼロカーボン施策」の推進についてでございます。
地球規模の気候変動問題の解決に向けて、世界共通の目標として、今世紀後半に温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と吸収源による除去量との間の均衡を達成することが、2015年にパリ協定として採択されております。
我が国においては、2020年の臨時国会で、総理が、「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち脱炭素社会の実現を目指す」と宣言されました。
本市におきましても、
地球温暖化対策を課題と捉え、2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロにすることを目指す「ゼロカーボンシティ」を、令和2年6月に宣言いたしました。
この4年間では、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた、具体的な施策をお示ししていきたいと考えております。この取組は、議会をはじめ市民一人一人の御理解と御協力が不可欠となります。ぜひ、オール山武で取り組んでいただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
また、本年3月には、「山武市と浦安市の連携による森林整備の実施に係る協定」を締結をいたしました。浦安市に交付される
森林環境譲与税の一部を使い、本市における森林整備によって確保される
二酸化炭素吸収量を浦安市に還元する「
カーボンオフセット」の仕組みを導入したものであり、両市においてメリットのある本事業を継続してまいりたいと思います。
気候変動問題は、市民生活や
社会経済活動全般に関わることから、市民、事業者、行政といった全ての主体が参加・連携して取り組むことが必要でありますので、市として、ゼロカーボン施策を力強く推進してまいります。
続く「
再生可能エネルギー導入促進補助金の拡充」につきましては、「ゼロカーボン施策の推進」と密接に関連いたします。
市といたしましては、これまで家庭における
地球温暖化対策促進のため、
太陽光発電システムや
定置用リチウム蓄電システムを導入する方に対する補助金を交付してまいりました。化石燃料の使用を控え、枯渇することなく、環境に影響を与えない持続可能な
クリーンエネルギーの活用は、
地球温暖化防止対策が推進されるものと考えます。
そこで、さらなる家庭における
地球温暖化対策の推進や電力の強靱化を図るため、窓の断熱改修、
太陽熱利用システム、
電気自動車充放電設備など、家庭内の脱炭素化を図る方に対する補助金を拡充しようとするものでございます。
次に、「公共交通のさらなる充実」についてです。
本市の公共交通は、鉄道や路線バス、一般タクシーによる交通機関のほか、地域住民の交通手段として、各地域の拠点及び主要施設を結ぶ基幹バス、市内の3区域を運行するデマンド型の乗合タクシー及び成田空港と九十九里地域間を運行する
空港シャトルバスを含めた公共交通体系として機能しており、通勤・通学はもちろん、買物や通院など、日常的に利用されております。
また、高齢化社会の進展により、基幹バス及び乗合タクシーにおいては、単なる移動手段のみならず、外出機会をつくり、人と人が交流する場を提供する役割までも担っております。
持続可能な皆様のための公共交通として、各交通手段の相互連携や利便性向上に向け、次期「山武市
地域公共交通網形成計画」の策定に着手し、維持・活性化に努めてまいります。
そのほか、さらなる公共交通の充実の推進として、JR成東駅始発の朝の東京行き快速電車への
基幹バスダイヤ改正による接続(おはようサンバス)の検討・実施をしてまいりたいと考えているところでございます。
続いて、「教育施設の充実」についてです。
次代を担う子どもたちが伸びやかに育つため、教育環境を整備し、学力向上に努めることは、本市が持続的に発展することにつながるものと考えており、これまで、限られた財源を教育施設へ重点的に配分してまいりました。
これまで、それぞれの教育施設について、校舎やグラウンドの改修工事、各小中学校の
トイレ改修工事、
空調設備設置工事など、施設の長寿命化を図るとともに、日々の学校生活が充実したものとなるよう、教育環境の整備に努めてまいりました。
また、人口減少に伴う児童生徒数の将来推計を基に策定した小中学校の規模適正化・
適正配置基本計画により、小学校の複式学級及び中学校の単学級の解消を図るため、学校統合を進めてまいりました。
この前期計画では、豊岡小学校と松尾小学校、山武西小学校と日向小学校、山武中学校と山武南中学校、そして、蓮沼中学校と松尾中学校が、それぞれ統合校として、環境を整備し、新たな友達と新たな学校生活が始まっております。
前期計画では、成東中学校と成東東中学校の統合を残すのみとなりました。成東中学校の校舎の老朽化や両校における今後の生徒数の動向に鑑み、その方向性を早急にお示しさせていただきたいと考えております。
続きまして、「防災拠点の再整備」についてです。
令和元年房総半島台風では、さんぶの森公園を含む周辺地域で、風倒木等が電線を遮断したことにより、停電が発生し、復旧までに2週間もの期間を要したため、地域の皆様は、不便な生活を強いられました。
また、この地域には、指定避難所であるさんぶの森中央会館、さんぶの森文化ホール、さんぶの森診療所、
東消防署山武分署など、行政機関が多く、災害時における業務継続が不可欠であります。そこで、太陽光発電をはじめとする
再生可能エネルギーの導入や蓄電池の設置などを検討し、災害に強いまちづくりを目指します。
そのほか、令和元年の一連の風水害の教訓を生かし、各地域の拠点施設でも、
再生可能エネルギーの導入、
再生エネルギーを活用した
充電ステーションの設置、公用車の電気自動車化なども併せて検討してまいります。
次に、「大学や関係団体と連携した
健康づくり対策の推進」についてであります。
本市では、これまで、
国立大学法人筑波大学との共同研究により、介護予防対策の検討を進め、令和3年度より、「
転倒骨折予防プロジェクト」を実施しております。
このプロジェクトは、「転倒骨折予防と自己管理によって、高齢者が自立し続けられるまち『山武』を目指す」こと、そして、「介護予防支援により、転倒骨折を予防するとともに、社会保障費の適正化につなげる」ことをテーマとしております。介護予防対策を重点的に推進し、要介護状態にならない健康で元気な高齢者を増やしていくよう、取り組んでまいりたいと考えております。
また、市民の健康寿命をいかに伸ばすか、いかに健康づくりに取り組んでいただけるかが重要でありますが、運動や健康に関心のない人や、健康づくりが重要であると考えつつも、具体的な行動を取っていない方も多いものと思われます。
健康づくりに関心を寄せていただくという観点から、
健康ポイント事業を実施してまいりたいと考えております。関係団体と連携し、市民の健康づくりのための運動などに対し、
ポイント型インセンティブにより、「無理せず、楽しく、お得に感じながら」取り組んでいただければと思っております。
次に、「さん
む医療センターの早期完成」についてです。
地方独立行政法人さん
む医療センターは、平成22年3月末をもって、
組合立国保成東病院が解散し、同年4月から運営を開始いたしました。
病院施設につきましては、増築と改修を繰り返しながら現在に至っておりますが、設備の先進医療に対応する機能性が低く、老朽化及び狭小化、駐車場の狭さなどが問題になっておりました。
これらのことから、医療・保険・介護を健診から在宅までを含めて、三位一体で切れ目なく、地域住民に提供し、安心して暮らすことができる環境を整備するため、機能を発揮する手段として、ふさわしい施設整備を行うこととし、新病院を建設することとなりました。
現在の
建設スケジュールといたしましては、基本設計に基づいた実施設計をおおむね完了したところでございます。今後、必要な許認可を受けまして、施工にあたります。予定といたしましては、令和6年の夏に開院を目指しているところであります。
医療を取り巻く社会環境の変化に対応する地域の中核病院として、保健・福祉・医療を包括し、地域医療連携の推進役として、大きな期待を寄せております。切れ目のない医療を提供することにより、地域住民に安心感を与える公的病院となる新病院の早期完成に向けて、市として協力してまいりたいと考える次第であります。
次に、「企業誘致の促進及び中小企業のさらなる振興」についてです。
人口減少を食い止めるために、少子化に歯止めをかけるとともに、若年層を中心とした社会減を縮小させる必要がございます。社会減を止めるには、本市に住み続けたいと、皆様に思っていただけるようなまちづくりが必要であり、同時に、皆様が生き生きと働くことのできる場を確保するために、企業誘致の取組と地元中小企業のさらなる振興に取り組んでまいります。
今後、成田空港の機能強化や圏央道の全面開通を控え、企業の進出が予想されます。本市の
企業立地促進条例については、埋蔵文化財
発掘調査奨励金を設けるなど、特徴のある支援制度であり、企業への周知のほか、千葉県
企業誘致担当部署や金融機関などと、情報共有を密に図ってまいりたいと考えております。
また、統合によって閉校となった学校施設について、民間事業者の事業提案公募によって、跡地活用を進めることで、雇用創出につながるものと期待しているところでございます。
さらに、
エコノミックガーデニング推進事業等により、「産学公民金」のさらなる連携を図るとともに、地元中小企業の取組を支えるためのネットワークを構築し、企業のニーズに応じた支援を実施してまいりたいと考えております。
続いて、「未来を見据えた
農業構想づくり」についてです。
本市における農業を取り巻く環境は、農業者の高齢化や担い手不足、耕作放棄地の増加など、多くの問題を抱えております。さらに、近年、食料の安定供給や農業の持続的発展と地球環境の保全との両立、ライフスタイルの変化とともに多様化する消費者ニーズへの対応が求められております。
農業をやりがいと魅力のある職業と捉え、若者やIターン・Uターンによる新規就農者などが、農業を支える人材として活躍していただくとともに、幅広い人材が集まることにより、人口減少対策にもつながることを期待したいと思っております。
そのためには、新たな戦略的な農業構想を策定し、基幹産業である農業の持続的な発展に向けた施策を、総合的かつ計画的に展開してまいりたいと考えております。恵まれた自然と肥沃な大地を生かし、新たなブランドと付加価値を生み出せるような農業を推進いたします。
続いて、「計画的な森林整備及びサンブスギのブランド化」についてであります。
本市は、
令和元年房総半島台風とこれに続く豪雨による災害のため、甚大な被害を受けました。建築被害、農産物被害、そして市域に広がる森林の風倒木によって、道路や送配電線が損傷したことで、停電が広範囲にわたるなど、その影響は長期間に及びました。
本市では、森林所有者の高齢化・林業就業者の減少による担い手不足に加えて、サンブスギ特有の非赤枯性溝腐病の蔓延により、林業自体が低迷しております。このことから、平成30年に策定いたしました山武市森林整備計画により、森林の整備を行ってきたところでございますが、令和元年の台風被害を受けた森林の再生やインフラ施設への
風倒木被害防止のため、また、
森林経営管理制度の運用上、必要な事項の追加のため、整備計画を本年3月に変更いたしました。
今後、本計画にのっとって、市内北西部の広範囲に広がる森林整備を推進するとともに、本来、良質な杉材として、全国的に有名なサンブスギは、本市の貴重な資源でありますので、このブランドの価値を高めるための方策を検討してまいりたいと考えているところでございます。
なお、
森林整備広域連携モデル事業として、本市と浦安市の連携による森林整備の実施に係る協定締結につきましては、先ほど御案内のとおりでございます。
最後に、「行財政改革の抜本的な見直し」についてです。
行財政改革の推進につきましては、第2次総合計画の下、社会環境の変化や人口減少に伴う財政状況の変化等に対応しながら、計画的に効率的な行財政運営に取り組んでまいりました。
人口減少に伴う税収減や高齢化の進展による社会保障費の増大、今後見込まれる大型事業の実施などを考慮し、長期的な財政収支を推計しておりますが、厳しい財政状況が見込まれます。痛みを伴う改革の必要性を丁寧に御説明しながら、公共サービスを支える健全財政の維持や、合併後にそのまま継承した公共施設の適正な管理に努めます。
さらに、質の高い行政サービスを継続的に提供するために、国の「
自治体デジタルトランスフォーメーション(DX)推進計画」を踏まえ、市民の皆様の利便性向上や業務の効率化を図るデジタル化の推進など、抜本的な見直しを行い、市民目線に立った行財政運営に努めてまいります。
これまで積み上げてまいりました政策をさらに深化・充実させるとともに、ただいま申し上げました各施策の推進を図り、魅力あふれる山武市を創造することが、私の使命であると考えております。
第2次総合計画も今年度が最終年度となり、続く第3次総合計画を、現在、策定中であります。まちづくりに必要な施策を計画的に推進するために、再び私が先頭に立たせていただき、その責務を果たすため、誠心誠意、全力で取り組んでまいる所存でございます。
議員の皆様、市民の皆様、事業者の皆様には、より一層の御指導、御協力を賜りますようお願いを申し上げ、市長2期目に当たっての所信表明といたします。
それでは、本定例会に提出いたしました議案等の提案理由について、御説明申し上げます。
諮問第1号は、人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてです。
本市は、現在9名の人権擁護委員が御活躍をされております。このたび、蓮沼地区の石井晴夫委員が、本年9月30日をもって任期満了を迎えることになりますが、引き続き、石井氏にお願いいたしたく、法務大臣に推薦するため、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、本議会の意見を求めるものであります。
石井氏は、蓮沼地区にお住まいで、地域社会における信頼をもとより、人格、識見、中立・公平さを兼ね備えているほか、熱意をもって積極的に人権擁護活動に取り組まれており、引き続き、人権擁護委員として活躍されることを期待するものでございます。
なお、委員の任期は3年であります。
議案第1号は、山武市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについてです。
これは、嘉瀬尚男教育長が、本年6月23日の任期満了をもって退任となることから、新たに内田淳一氏を教育長に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、本議会の同意をお願いするものでございます。
内田氏は、山武市蓮沼イにお住まいで、昭和59年4月から本年3月の長きにわたり、小中学校の教員として勤務され、その間、山武市立緑海小学校長、山武市立成東小学校長を歴任、また、県教育庁教育振興部学習指導課長を務められた経歴から、人格、識見ともに、教育長に適任でありますので、満場の御賛同をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、任期は3年であります。
議案第2号及び議案第3号は、山武市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてです。
現在、5名の教育委員会委員のうち、清水新次委員、渡邊礼子委員が本年6月23日の任期満了をもって退任することから、新たに相葉英樹氏、鈴木智子氏を教育委員会委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、本議会の同意をお願いするものでございます。
議案第2号で御提案いたします相葉氏は、山武市湯坂にお住まいで、現在、イチゴ農家を営んでおります。学校関係の公職では、平成23年、24年に、成東小学校PTA副会長、平成30年には、千葉県立成東高等学校PTA会長などを務められました。
続きまして、議案第3号で御提案いたします鈴木氏は、山武市板中新田にお住まいで、現在、有野実産業株式会社に勤務をしております。学校関係の公職では、平成27年4月から令和4年3月まで、山武北小学校の学校評議委員を務められました。
ただいま御提案いたしました相葉氏、鈴木氏は、人格、識見ともに、教育委員会委員に適任でございますので、満場の御賛同をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、任期は4年であります。
議案第4号は、専決処分の承認を求めることについて(山武市税条例の一部を改正する条例の制定について)です。
これは、地方税法上の一部を改正する法律が本年3月31日に公布されたことに伴い、本市条例の一部を改正し、本年4月1日から施行することになりますが、議会を招集し、御審議いただく時間的余裕がなかったことから、地方自治法第179条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により、本議会に報告を申し上げ、その承認をいただくものでございます。
議案第5号は、山武市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。
これは、会計管理者の職務の級を8級から7級に改めるため、本条例の一部を改正するものです。
なお、施行期日は、本年7月1日を予定しております。
議案第6号は、山武市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてです。
これは、地方税法施行令の一部改正に伴い、課税限度額が引き上げられることから、本条例の一部を改正するものでございます。
なお、施行期日は、公布の日を予定しております。
議案第7号は、山武市特定用途制限地域における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。
これは、畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律の制定に伴い、特定用途制限地域内の畜舎等の建築について規制をするため、本条例の一部を改正するものでございます。
なお、施行期日は、公布の日を予定しております。
議案第8号は、財産の取得についてです。
これは、松尾小学校新校舎への移行に伴う小学校備品を購入するため、地方自治法第96条第1項第8号及び山武市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
財産の名称及び数量は、システム戸棚外60品目。
取得価格は、3,223万円。
契約の相手方は、千葉県市川市市川南二丁目7番8号、京葉産業株式会社です。
なお、確実な納品のための納期を確保したいことから、先議での御審議をお願いするものでございます。
議案第9号は、令和4年度山武市一般会計補正予算(第2号)です。
これは、コロナ禍における「原油価格・物価高騰等総合緊急対策」として、低所得者の子育て世帯に対する特別給付金を給付する補正予算となりますが、当市においては、できる限り早い支払いを行いたいことから、先議での御審議をお願いするものでございます。
補正の内容は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,208万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ237億9,187万3,000円にするものであります。
議案第10号は、令和4年度山武市一般会計補正予算(第3号)です。
この補正の内容は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,610万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ238億797万9,000円にするものであります。
議案第11号は、令和4年度山武市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)であります。
この補正内容は、直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ559万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6,859万2,000円にするものであります。
報告第1号は、令和3年度山武市一般会計継続費繰越計算書についてです。
これは、松尾駅周辺排水対策事業など2事業について、令和3年度一般会計の継続費の繰越状況を地方自治法施行令第145条第1項の規定により、本議会に報告するものでございます。
報告第2号は、令和3年度山武市一般会計繰越明許費繰越計算書についてです。
これは、住民税非課税世帯等臨時給付金給付事業や新型コロナウイルスワクチン接種事業など、26事業について、令和3年度に予算化し、繰越明許費として、令和4年度に繰り越した予算の状況を地方自治法施行令第146条第2項の規定により、本議会に報告するものであります。
報告第3号は、令和3年度山武市一般会計事故繰越し繰越計算書についてです。
これは、
新型コロナウイルス感染症の影響により、年度内に事業完了が困難となった事業について、令和4年度に繰り越した予算の状況を地方自治法施行令第150条第3項の規定により、本議会に報告するものでございます。
報告第4号は、令和3年度山武市
地方独立行政法人さん
む医療センター公債管理特別会計繰越明許費繰越計算書についてです。
これは、さん
む医療センター貸付金について、令和3年度に予算化し、繰越明許費として、令和4年度に繰り越した予算の状況を地方自治法施行令第146条第2項の規定により、本議会に報告するものでございます。
報告第5号から報告第7号までは、専決処分の報告についてです。
報告第5号は、損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により、本年3月16日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により、本議会に報告するものでございます。
報告第6号は、特別定額給付金返還金請求に係る訴えの提起について、地方自治法第180条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により、本議会に報告するものでございます。
報告第7号は、学童クラブ利用料請求に係る和解について、地方自治法第180条第1項の規定により、本年3月31日に専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により、本議会に報告するものでございます。
以上が、本日提案いたしました各議案等の概要であります。補足説明につきましては、各事務担当者から申し上げ、また、御質問にお答えをいたしますので、慎重な御審議をいただき、何とぞ御理解と御賛同を賜りますよう、お願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
11 ◯議長(能勢秋吉君) 以上で所信表明並びに提案理由の説明を終わります。
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12 ◯議長(能勢秋吉君) ここで、お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号及び議案第1号ないし議案第3号については、人事案件でありますので、成規の手続を省略し、直ちに採決したいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
13 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。
これから採決を行います。採決は分割して行います。
はじめに、諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。
お諮りいたします。この人権擁護委員候補者を、市長推薦のとおり、適任と認めることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
14 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。
よって、諮問第1号は、市長推薦のとおり、適任と認めることに決定いたしました。
次に、議案第1号 山武市教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。
本案は、これに同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
15 ◯議長(能勢秋吉君) 起立全員です。
よって、議案第1号は、同意することに決定いたしました。
次に、議案第2号 山武市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。
本案は、これに同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
16 ◯議長(能勢秋吉君) 起立全員です。
よって、議案第2号は、同意することに決定いたしました。
次に、議案第3号 山武市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決いたします。
本案は、これに同意することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
17 ◯議長(能勢秋吉君) 起立全員です。
よって、議案第3号は、同意することに決定いたしました。
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18 ◯議長(能勢秋吉君) ここで、教育長に就任されました内田氏の紹介のため、市長から、発言を求められておりますので、これを許可します。
市長、御登壇願います。
19 ◯市長(松下浩明君) ただいま、教育長の人事案件につきまして、御賛同を賜り、御礼を申し上げます。
内田氏は、これまでの教育現場や教育行政での経験を生かし、本市の発展のため、その手腕を発揮していただけるものと信じております。
議員の皆様におかれましては、何とぞ、温かくお仲間に加えていただきますようお願い申し上げまして、私からの紹介とさせていただきます。皆様、本当にどうもありがとうございました。
20 ◯議長(能勢秋吉君) それでは、ここで、内田氏に御入場いただき、御挨拶をお願いいたします。
(内田淳一氏入場)
21 ◯内田淳一氏 ただいま御紹介いただきました内田淳一でございます。教育長として御同意をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。
私が学校現場で仕事をしているときに、環境教育の分野でよく言われていた言葉がございます。シンク・グローバリー、アクト・ローカリーという言葉です。シンク・グローバリーは地球規模で考えるということ、アクト・ローカリーということは、しかし、行動するときは、足元からだという言葉でございます。山武市の教育をグローバルに広い視野で考え、しかし、アクト・ローカリー、奇をてらわず、足元を見て、愚直に一つずつ仕事をしていきたいと考えております。
これまで、県の教育委員会や市の教育委員会で仕事をさせていただきましたこと、その経験を生かし、山武市の教育に全力で取り組んでまいる所存でございます。市民の皆様、議会の皆様の御指導をどうぞよろしくお願いいたします。
22 ◯議長(能勢秋吉君) ありがとうございました。
内田氏におかれましては、ここで御退場ください。
(内田淳一氏退場)
23 ◯議長(能勢秋吉君) ここで、暫時休憩いたします。再開は午前11時といたします。
(休憩 午前10時50分)
(再開 午前10時58分)
24 ◯議長(能勢秋吉君) 再開します。休憩前に引き続き、会議を開きます。
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25 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第8 議案及び報告の補足説明を求めます。
はじめに、議案第4号の説明を求めます。
市民部長。
26 ◯市民部長(藤田泰央君) それでは、議案第4号 専決処分の承認を求めることについて(山武市税条例の一部を改正する条例の制定について)、補足説明を申し上げます。
本案は、提案理由のとおり、地方税法等の一部改正に伴い、改正するもので、多数の改正点がございますことから、主な改正点につきまして、新旧対照表にて御説明させていただきます。
はじめに、新旧対照表の1ページ中段から2ページまで、及び3ページ下段から4ページ下段までを御覧ください。
第33条及び第34条の9の改正は、特定配当等及び特定株式等譲渡所得に係る所得を有する者に係る総所得金額について、当該所得を除外して計算するか否かを確定申告書の記載によってのみ適用し、また、配当割額または株式等譲渡所得割額の控除についても同様に、確定申告書の記載によってのみ行うものです。
なお、この改正内容の施行期日は、令和6年1月1日を予定しております。
次に、9ページ下段を御覧ください。
附則第7条の3の2の改正は、所得税における、いわゆる住宅ローン控除の特例の延長に合わせて、住宅の取得等をして、令和3年までの間に居住した者を対象に、住宅借入金等特別税額控除の適用期間を延長するものです。
なお、この改正内容の施行期日は、令和5年1月1日を予定しています。
次に、14ページ上段からを御覧ください。
附則第12条の改正は、土地に係る令和3年度から令和5年度までの各年度分の固定資産税の特例について、令和4年度に限り、商業地等に係る課税標準額の上昇幅を、現行の5%から2.5%に抑制するものです。
なお、この改正内容の施行期日は、令和4年4月1日です。
次に、15ページ上段からを御覧ください。
附則第16条の3の改正は、上場株式等の配当所得等に係る市民税の課税の特例、申告分離課税の適用についてですが、前年度分の所得税において適用を受けた場合に限り、これを適用するものです。
なお、この改正内容の施行期日は、令和6年1月1日を予定しています。
主な改正点は以上となりますが、そのほか、所要の改正を行っております。
補足説明は以上です。よろしくお願いいたします。
27 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第5号の説明を求めます。
総務部長。
28 ◯総務部長(石橋和記君) 議案第5号 山武市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。
組織の見直しにつきましては、4月の定期人事異動に合わせて実施しているところでございますが、昨今の業務の多様化に対応し、持続可能な行政運営ができるよう、年度途中ではございますが、本年7月1日から、政策の調整を図るための部長級の職を新たに設置することといたしております。
そのような体制を構築する中で、組織の均衡を図り、現状の部長級の人数を維持するため、また、近隣市町の状況を踏まえ、本議案において、現在は部長級の職であります会計管理者につきまして、課長級の職に改正をするものでございます。
それでは、新旧対照表を御覧いただきたいと思います。
別表第3、職務の級の欄におきまして、8級の欄の「会計管理者の職務」を7級の欄に改正いたします。
なお、施行期日は、本年7月1日を予定いたしております。
以上でございます。
29 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第6号の説明を求めます。
市民部長。
30 ◯市民部長(藤田泰央君) それでは、議案第6号 山武市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、補足説明を申し上げます。
本案は、提案理由のとおり、地方税法施行令の一部改正に伴い、改正するものです。
主な改正点につきましては、新旧対照表にて御説明させていただきます。
新旧対照表の1ページを御覧ください。
第2条(課税額)は、国民健康保険税の課税限度額を改定するため、第2項において、医療分の基礎課税額の限度額を63万円から65万円に、第3項において、後期高齢者支援金等課税額の限度額を19万円から20万円に、それぞれ改めるものです。
また、その下の第23条(国民健康保険税の減額)は、減額制度における所得基準額に関する規定ですが、これも同様の改正を行います。
なお、この改正内容の施行期日は、公布の日を予定しています。
補足説明は以上です。よろしくお願いいたします。
31 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第7号の説明を求めます。
都市整備課長。
32 ◯都市整備課長(遠藤和彦君) それでは、議案第7号 山武市特定用途制限地域における建築物等の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして、提案理由の補足説明を申し上げます。
本条例は、特定用途制限地域における建築物等の用途の制限に関して、必要な事項を定めることにより、合理的な土地利用を図り、もって良好な環境の形成及び保持に資することを目的として、制定したものでございます。
提案理由のとおり、畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律(以下、「特例法」といいます。)の制定に伴い、同法第5条第1項に基づき、都道府県知事から認定を受けた畜舎等(以下、「認定畜舎等」といいます。)につきましては、同法第12条に基づき、建築基準法令の規定が適用されないこととなっております。
現在、山武市では、特定用途制限地域を都市計画に定めており、特定用途制限地域で建築してはならない具体的な建築物等は、山武市特定用途制限地域における建築物等の制限に関する条例にて定めているところでございますが、同条例が、建築基準法を根拠としており、認定畜舎等については、規制の対象外となっていることから、地域の良好な環境の形成や保持を図るため、認定畜舎等も、建築基準法令の適用を受ける畜舎と同様に、同条例の規制対象とするための改正を行うほか、併せて所要の改正を行うものでございます。
新旧対照表を御覧ください。
まず、第1条でございますが、特定用途制限地域において、特例法に基づく認定畜舎等を本条例の規制の対象とするため、第1条に、その根拠となる畜舎等の建築等及び利用の特例に関する法律施行規則を明記するものでございます。
次に、第2条でございますが、特定用途制限地域において、特例法に基づく認定畜舎等を規制の対象とするため、第2条に、認定畜舎等を本条例の規制の対象となる建築物とする旨、明記するものでございます。
なお、罰則につきましては、特例法で規定されていることから、本条例第14条では規定しないこととしております。
次に、第6条でございますが、特例法に基づく認定畜舎等についても、既に建っている建築物で条例改正後の新しい規定に適合しない、いわゆる既存不適格や、基準日となる条例改正施行日以降の増改築等の取扱いを建築基準法と同様の扱いとするため、読替規定を設けるものでございます。
次のページに参ります。
第12条でございます。都市緑地法等の一部を改正する法律の制定に伴い、田園住居地域が創設されたことにより、関連法令である建築基準法別表第2の一部項ずれが生じたため、本条例の該当箇所を改正するものでございます。
なお、施行期日につきましては、公布の日を予定しております。
本議案の補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
33 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第8号の説明を求めます。
教育部長。
34 ◯教育部長(小川宏治君) 議案第8号 財産の取得について、補足説明を申し上げます。
御審議いただきます財産は、山武市立松尾小学校で使用する什器等で、システム戸棚外60品目でございます。
取得の方法は、条件付き一般競争入札。
取得価格は、3,223万円。
契約の相手方は、千葉県市川市市川南二丁目7番8号、京葉産業株式会社でございます。
今回取得しようとします財産は、松尾小学校内の普通教室、特別教室、図書室、職員室等、各部屋及び施設内の共用部分で必要となる備品として、システム戸棚のほか、机、椅子、テーブル、教卓、掃除用具入れ、傘立てなどを購入するものでございます。
入札の状況につきましては、開札調書を御覧いただきたいと思います。
入札におきましては、3社から応募があり、うち1社が辞退し、2社での入札となり、最低価格者である京葉産業株式会社を落札者として決定いたしました。
入札書記載金額2,930万円に消費税を加えた金額3,223万円で、契約することとなります。
補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
35 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第9号及び議案第10号の説明を求めます。
総務部長。
36 ◯総務部長(石橋和記君) それでは、議案第9号につきまして、補足説明を申し上げます。
令和4年度山武市一般会計補正予算(第2号)は、補正前の予算総額237億3,978万5,000円に歳入歳出それぞれ5,208万8,000円を追加し、補正後の予算総額を237億9,187万3,000円と予定いたしました。
歳出予算の補正につきましては、民生費は、
新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、食費等の物価高騰等に直面する低所得の子育て世帯に対し、その実情を踏まえた生活の支援として、児童1人当たり一律5万円の子育て世帯生活支援特別給付金を支給するため、子育て世帯生活支援特別給付金支給事業などに、5,208万8,000円の追加を予定いたしました。
歳入予算の補正につきましては、国庫支出金は、子育て世帯生活支援特別給付金の支給に係る財源として、国庫補助金5,208万8,000円を予定いたしました。
続きまして、議案第10号につきまして、補足説明をいたします。
令和4年度山武市一般会計補正予算(第3号)は、補正前の予算総額237億9,187万3,000円に、歳入歳出それぞれ1,610万6,000円を追加し、補正後の予算総額を238億797万9,000円と予定いたしました。
歳出予算の主な補正につきましては、総務費は、市内の篤志家からの寄附を公共施設整備基金へ積み立て、公共施設の整備に活用するため、基金管理事業150万円の追加を予定いたしました。
民生費は、市内の篤志家からの寄附を活用し、こども園で使用する備品を購入するため、まつおこども園及びおおひらこども園運営事業に合わせて、61万1,000円の追加を予定いたしました。
衛生費は、国民健康保険特別会計における医師業務委託料の増額に伴い、国民健康保険特別会計直営診療所施設勘定繰出金559万2,000円の追加を予定いたしました。
農林水産業費は、浦安市と締結した森林整備の実施に係る連携協定に基づく事業を実施するため、自治体連携森林整備事業、500万円の追加を予定いたしました。
教育費は、市内の篤志家からの寄附を活用し、小中学校で使用する備品等を購入するため、小学校用備品整備事業145万1,000円、中学校用備品整備事業101万3,000円の追加を予定いたしました。
歳入予算の主な補正につきましては、寄附金は、市内の篤志家からの寄附として、一般寄附金450万円を予定いたしました。
諸収入は、浦安市との連携協定に基づき実施する事業の財源として、自治体連携森林整備事業負担金500万円を予定いたしました。不足する643万5,000円は、財政調整基金繰入金を予定いたしました。
以上でございます。
37 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、議案第11号の説明を求めます。
保健福祉部長。
38 ◯保健福祉部長(竹宮哲哉君) 議案第11号について補足説明をいたします。
令和4年度山武市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の直営診療施設勘定予算は、補正前の予算総額6,300万円に歳入歳出それぞれ559万2,000円を追加し、補正後の予算総額を6,859万2,000円と予定しました。
歳出予算の補正につきましては、総務費は、国保診療所管理費に559万2,000円の追加を予定しました。
これは、令和4年4月から、さん
む医療センターより派遣される医師が変更になったこと、また、新型コロナウイルスワクチン接種及びPCR検査の実施等、コロナ禍における診療体制の充実を図るため、委託料の追加を予定するものでございます。
歳入予算の補正につきましては、繰入金は一般会計繰入金559万2,000円の追加を予定しました。
議案第11号の補足説明は、以上でございます。
39 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、報告第1号ないし報告第3号の説明を求めます。
総務部長。
40 ◯総務部長(石橋和記君) 報告第1号につきまして、補足説明をいたします。
報告第1号は、令和3年度山武市一般会計継続費繰越計算書についてです。
7款2項道路橋りょう費の松尾駅周辺排水対策事業及び9款2項小学校費の松尾小学校新校舎整備事業について、令和3年度支出済額が確定したことから、翌年度逓次繰越額を報告するものでございます。
続きまして、報告第2号について、補足説明をいたします。
報告第2号は、令和3年度山武市一般会計繰越明許費繰越計算書についてです。
令和3年度山武市一般会計補正予算において、繰越明許費の議決をいただいた26事業について、翌年度に繰り越して使用する金額が確定しましたので、翌年度繰越額を報告するものでございます。
内容につきましては、補正予算を議決いただいたとおりでございますが、主に
新型コロナウイルス感染症の影響による事業の進捗の遅れから、年度内の完了が困難となることや、国の令和3年度補正予算等による事業で、実施が翌年度になるため、繰越しをしたものでございます。
続きまして、報告第3号につきまして、補足説明をいたします。
報告第3号は、令和3年度山武市一般会計事故繰越し繰越計算書についてです。
9款1項教育総務費の小中学校閉校・開校事業について、
新型コロナウイルス感染症の影響により、受注事業者の作業に想定以上の期間を要し、年度内に事業を完了することが困難となったため、繰越しをさせていただいたものでございます。
以上でございます。
41 ◯議長(能勢秋吉君) 次に、報告第4号の説明を求めます。
保健福祉部長。
42 ◯保健福祉部長(竹宮哲哉君) 報告第4号について、補足説明をいたします。
報告第4号は、令和3年度山武市
地方独立行政法人さん
む医療センター公債管理特別会計繰越明許費繰越計算書についてです。
令和3年度補正予算において繰越明許費の議決をいただいたさん
む医療センター貸付金について、翌年度に繰り越して使用する金額が確定しましたので、翌年度繰越額を報告するものです。
内容につきましては、新病院建設に係る貸付金の支払いが翌年度になるため、繰り越したものです。
報告第4号の補足説明は以上でございます。
66 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。よって、補充員の順序は、議長が指名した順序により、第1順位、川島要江氏、第2順位、石橋等氏、第3順位、藤田進久氏、第4順位、川島稔氏、以上のとおり決定いたしました。
────────────────────────────────────
67 ◯議長(能勢秋吉君) 日程第14、山武郡市広域水道企業団議会議員の選挙を行います。
お諮りいたします。選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選の方法によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
68 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。
続いて、お諮りいたします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
69 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決定いたしました。
山武郡市広域水道企業団議会議員に、私、能勢秋吉を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長が指名しました能勢秋吉を、山武郡市広域水道企業団議会議員の当選人と認めることに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
70 ◯議長(能勢秋吉君) 御異議なしと認めます。よって、ただいまの選挙の結果、能勢秋吉が当選いたしました。
────────────────────────────────────
71 ◯議長(能勢秋吉君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。
次の会議は、6月9日、一般質問を行いますので、定刻までに御参集願います。
本日は、これにて散会といたします。御苦労さまでした。
午前11時34分 散会
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