八戸市議会 2019-03-05 平成31年 3月 定例会-03月05日-03号
先般亡くなった堺屋太一さんが、困ったときは歴史に聞けと言っています。最近特に感じることですが、おかげさまとか、お互いさまとかという言葉を聞かなくなりました。自分をへりくだらせて、相手を立てる表現です。江戸しぐさにおける傘かしげや肩引きなども、相手に対する思いやりの動作です。利己ファーストではなく、利他ファーストの社会をつくり上げることが大事なのではないでしょうか。
先般亡くなった堺屋太一さんが、困ったときは歴史に聞けと言っています。最近特に感じることですが、おかげさまとか、お互いさまとかという言葉を聞かなくなりました。自分をへりくだらせて、相手を立てる表現です。江戸しぐさにおける傘かしげや肩引きなども、相手に対する思いやりの動作です。利己ファーストではなく、利他ファーストの社会をつくり上げることが大事なのではないでしょうか。
通商産業省にいた堺屋太一さんも、迷ったときとかいろいろなときは過去の事例を参考にしながら前に進んでいこうというようなことを提唱しているのですが、なかなかそういうことすらもわかっていない人たちが非常に多いのです。 まさしく教育長が言ったみたいに、勉強されている人たちは多少はそのことはわかるのですが、でも全体的に見ると、物すごい勉強されている方々は少数派なのです。
きのう、ちょっとテレビを見ていたら堺屋太一先生がこんなことを言っていました。今、国会に公務員制度改革が上程されています。堺屋太一先生がいわく公務員というのは身分だ、しかし、これからは職業に変えていかないと、公務員がどんどんふえてくる。そうすると、幾らお金があってもやり切れないのではないだろうかと。
次に、現代美術館についてですが、堺屋太一さんの本の中の一文ですが、芸術のある暮らし、それこそ至福の人生だ、今やそう言い切れるだろう。そして、実際人々の幸せが物財の豊かさではなく、本人の満足だとすれば、山盛りのビフテキや大型の乗用車や広い住宅よりも1枚の絵画や1基の彫刻がずっと大きな効果を上げることがある。少なくともそう感じる人もいる。
団塊の世代とは、作家、評論家の堺屋太一氏が著書「団塊の世代」で命名した言葉であり、第2次世界大戦後の第1次ベビーブームに生まれた、およそ昭和22年から24年生まれの世代のことを言うそうでありますが、この世代が2007年から順次60歳の定年を迎え、大量の退職が発生することにより、我が国の社会、経済に大きな影響を与えるものと懸念されています。
堺屋太一氏が称するいわゆる団塊の世代も、その流れの中に飲み込まれていきました。氏は、団塊の世代が高校生のころはハイティーンブームを起こし、20代のころはヤングと呼ばれ、ファッション産業やファストフードの市場となった。結婚適齢期を迎えるとニューファミリーと呼ばれて、マイカーの需要が伸び、40代になると住宅ブームを引き起こした。
ご承知のとおり、2007年問題とは、堺屋太一氏の造語として広く知られる、昭和22年以降に生まれた世代である「団塊の世代」が60歳の定年退職を迎え、会社等の社会組織から大量に排出されることによる、日本の企業と日本の社会の活力低下を危惧する問題であります。
大臣でありました堺屋太一氏は、ある著書の中で上に立つ者は自制心と中庸心がなければならないと述べております。中野渡市長には、まさしくこの2つの心があると思うのであります。また、今定例会初日における市長の平成17年度の施政方針に対し、私は強力に賛同するものであります。 さて、平成17年1月1日、十和田市と十和田湖町は歴史的な瞬間を迎え、感動創造都市建設に向け、駿馬のごとくスタートを切ったのであります。
自民党政府は、二兎を追う者は一兎をも得ずと財政再建策には手を触れず、景気浮揚策を第1に掲げ、平成の高橋是清こと宮澤喜一氏を大蔵大臣に、また経済学者の堺屋太一氏を経済企画庁長官に据えましたが、しかし、景気は今なお不透明感を増すばかりであります。